ライフスタイルの変化によって不要になることも多い香水は、使いかけや中古品であっても売却可能な商品だ。多くの専門店で使いかけ香水の買取対応を始めた近頃では、高額査定対象ブランドや査定基準の把握もしやすくなった。高く売れる条件に合った保管や取扱いを行えば、香水の品質維持にも繋がるため、各社の査定基準を把握することは意外なメリットを生むと捉えても良いだろう。今回は、使いかけの香水という少し変わった商品について、査定情報や買取相場などを確認していきたい。
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使いかけ香水を高額査定に繋げるコツと注意点
新品と比べて遥かに価値の低い使いかけの香水は、買取店各社が求める商品を持ち込むことが高価買取の条件となる。このポイントを知らずに適当な扱いをしていると、人気ブランドの香水であっても買取NGになることもあるため、注意が必要だ。まずは、買取業者の多くが公開する査定基準から、使いかけの香水の売却に適した心掛けを5つ紹介していこう。
使わないなら1日でも早く売る
香料とエタノールなどを混ぜて製造する香水は、意外と変質や劣化の生じやすい商品だ。20~30年以上前に製造された香水の中にはアンティーク品の扱いになる商品も存在する。これに対して大量生産された市販品の場合は、長期保管することで生じる希少性や付加価値はつきにくいと捉えた方が良いだろう。特に高温多湿な環境が多い日本の住宅では香水や化粧品の経年劣化が進みやすいため、1日でも早く手放すのが現金化に繋がる良策と言えそうだ。
買取可能な残量はショップによって異なる
香水の残量は、買取価格を左右する大事な査定基準のひとつだ。一般的なショップでは、50%以上の残量がある香水を買取対象としている。これに対して柔軟な対応を行なう業者の中には、3分の1以上の香水が残っていれば最低保証価格で買取を行なうところもあるようだ。香料をアルコールで溶解する香水は、非常に揮発性が高い傾向があるため、少しでも早めに買取査定にチャレンジすることが売却先の選択肢を増やす良策になると言えるだろう。
高額査定対象はハイブランド・高級コスメブランドが中心
大半のショップで高く売れるのは、シャネル、ゲラン、シャンパトゥ、クロエ、アニックグタールといった高級ブランドの香水が中心だ。人気ブランド・メーカーで新品未使用の香水であれば、業者のホームページから買取上限額を調べることもできる。これに対してドラッグストアなどで販売されているお手頃価格のフレグランスの場合は、ブランドといった価値がない時点で買取はかなり厳しいと捉えた方が良いだろう。
使いかけ香水と使いかけ化粧品をセット売りする
使いかけの香水の買取のできるショップの大半は、使いかけ化粧品の査定にも積極的だ。こういった業者に不要なコスメを大量に持ち込めば、香水の残量が若干少なくても引き取りや僅かの買値が付きやすくなる。また香水や化粧品は多くの買取実績がセット売りとなっているため、スムーズな取引を進めるためにもある程度の数やボリュームがあった方が良いと言えるだろう。
複数ショップに問合せをしてみる
各社のサービスが充実している今の時代は、買取業者のホームページからオンライン査定やメール査定を使って香水買取の問合せがしやすくなっている。こうしたサービスで買取業者に香水の残量把握のできる写真を送付すると、直接店頭に行かなくても買取の可否判断やおおよその買取額がわかりやすくなる。また確実に高く売れるハイブランドの香水については相見積もりも可能となるため、高額査定を狙う皆さんにとっても問い合わせは重要だと言えるだろう。
使いかけ香水の買取相場
複数・大量持ち込みによる査定の多い使いかけの香水は、具体的な買取価格の公開がほとんど行なわれていない。しかし実際に売却にチャレンジした人たちのブログなどを見ていると、残量の多い海外ブランドの香水であれば定価の10~30%と書いているユーザが多いことに気付かされる。
残量が少ない場合は1本100円前後になることも
残量が少ない、ブランドとしての人気や知名度が低いといった減額要素ばかりの使いかけ香水は、1本数十円~数百円前後の査定しか付かないケースも非常に多く見受けられる。また買値の低い使いかけの香水は、1点のみの買取が難しい傾向があるため、ショップに問い合わせをする際には査定額だけでなく買取条件なども確認するべきだと言えるだろう。
高額査定が狙えるのは限定品のみ
高く売れにくいと言われている使いかけの香水の中でも、希少性や話題性の高い限定品や、ボトルや歴史に特別な価値のあるアンティーク品の場合は、10,000円近い高額査定で買取られることもある。こういった種類の香水はオークションサイトでも高い価格で出品されているため、買取相場の調査についても比較的進めやすい存在と捉えて良さそうだ。
使いかけ香水の買取に積極的なおすすめ業者 まとめ
使いかけの香水買取ができるのは、買取品目や査定基準の中で「使いかけ・開封済み・中古香水」を買取可能としている専門店だけとなる。開封済み関して一切言及されていない業者では、新品未使用の香水だけが買取対象と捉えて良いだろう。今回は、これから売却先を探そうとする皆さんのために、使いかけの香水の買取実績の豊富な業者を5つ紹介しておきたい。
リライフクラブ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
香水や化粧品、美容家電などの買取をおこなっているリライフクラブは、使いかけの化粧品の買取を積極的におこなっている。細かな化粧品1点1点をていねいに査定し、できるかぎり個別に査定額を提示してくれる利用者の目線に立った買取店だ。
手数料完全無料の宅配買取は、送料のみならず梱包キッドまで無料で届けてくれるので買取初心者でも利用しやすい。少量でももちろん買取できるが、品物が30点以上ある場合は買取金額が10%アップするので、使用してない香水やコスメがある方はまとめて申し込もう。
Utteco
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
残量5割以上の香水や化粧品、賞味期限経過後3ヶ月以内のサプリメント買取を行なうUttecoは、使いかけフレグランスの売却に大変おすすめの専門店だ。Uttecoの買取品目の中には、香水瓶や試用見本品といった珍しいキーワードも並んでいる。また他店で断られた商品についても相談可能としているため、何かと不安要素の多い使いかけの香水の売却にも適した専門店と捉えて良いだろう。
香水買取.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
香水買取.comでは、出張買取と宅配買取の2方法で使いかけの香水の査定依頼を受け付けている。査定額に納得できなかった場合の返送料については、香水買取.com側での負担になる。また見積もり料についても無料で対応しているため、初めての宅配買取にチャレンジする皆さんにも不安要素の少ない業者になることだろう。
エコリング あざみ野店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品買取のエコリングあざみ野店では、2016年6月まで使いかけの香水の1点100円保証キャンペーンを行っていた。残量が3分の1以上であっても1点100円保証の対象とするこの業者は、たくさん使ってしまった香水の売却において最後の砦とも言える存在になりそうだ。またエコリングでは買取品目の豊富さでも定評があるため、他商品と一緒に持ち込みをして査定額アップを狙ってみても良いだろう。
エーコミュニティ
5~10点以上、1,000円以上の概算で郵送買取を行ってくれるエーコミュニティも、大変おすすめ度の高い専門店だ。この業者のサイト内では、古くて買取の難しい香水のキロ買取に関するお知らせも掲載されている。また買取品目の中にはボディミストや練り香水なども含まれているため、売却先に悩むようなフレグランスであっても査定の付く可能性の高い業者になると言えるだろう。出張買取については何十本単位からの受付となるため、香水コレクションをしていた亡き家族の遺品整理のタイミングで、査定士に来てもらっても良いかもしれない。
ジュエルカフェ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国展開しているジュエルカフェでも、ブランドコスメカテゴリの中で使いかけの香水の買取対応中だ。このショップの買取価格レポートの中には、シャネルのクリスタル パルファムやチャンスの買取実績が公開されている。また実際に香水・化粧品を売却したユーザ達のお客様の声もたくさん書かれているため、このカテゴリの買取をイメージするためにジュエルカフェのサイトをチェックしてみても良いだろう。
使いかけの香水を売るならヒカカク!で賢く一括査定申込み
オークションサイトやフリマアプリなどを使うのは面倒、取引の際のトラブルも不安。「ヒカカク!」は楽に高く売りたい時、様々な買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。
最近では、使いかけの香水などをメルカリやラクマといったフリマアプリに出品するユーザーが増えているようだ。しかし、フリマアプリは個人間での取引となるため、中古品はクレームにつながりやすいというデメリットがある。
実際にトラブルに巻き込まれ、買取業者を利用すればよかったと後悔する方も多いのだ。そこで「ヒカカク!」の一括査定サービスをおすすめしたい。こちらから無料で複数の買取業者の買取価格を比較できるため、使いかけの香水の買取を考えている人はぜひ利用してみてほしい。