車の買い替えを行うベストなタイミングとはいつだろうか。何かしらの部品が壊れ、修理費用が掛かるタイミングか、それとも乗り潰したほうが良いのか。廃車しないで済む車の買取について、ベストなタイミングやその相場を紹介する。
Scrap Cars / kieranwhite599
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乗り潰すという選択肢
まず限界まで乗り潰す人には2種類のタイプいる。それはその車に愛着が湧いてしまって手放せなくなってしまった人と、経済的な理由から新しい車を購入できない人である。貯金をはたいて購入したようなずっと手にいれたかった車ならば、その車は一種の自分の頑張りの証でもあり、気軽には手放せないであろう。
また購入した当時、そこまで思い入れがなかったけれど、長い間を共に過ごしていくうちにその車が思い出の一部のようになってしまった人も、なかなか買い替える踏ん切りがつけられない傾向にある。
日本車は頑丈なので、乗り潰すまで飽きずに同じ車に乗り続けるということは現実的ではないかもしれない。また、ある程度の時期をすぎるとメンテナンス費用が高くなるため、そのことも考慮に入れると良いだろう。
13年目をすぎると税金が上がる
車は、新車登録から13年経過した車は税金が15パーセントも高くなる。たとえば2000ccの車に乗っている場合は、通常の自動車税は年間39,500円であるが、13年を経過している車については43,400円になり、3900円高く支払う事になる。
現在の自動車は全般的に耐久性にすぐれているが、排気量が大きくなるほど自動車税が高くなっていくため、その差額もまた大きく変動していく。車検や自動車税の支払額が上がって、維持費が掛かってしまうため、ここをひとつの売却の目安と考えることができる。
自動車税だけでなく、重量税も高くなる。
高くなるのは自動車税だけではなく、車検時にかかる重量税も割増になる。たとえば普通車のセダンなどは1500kgほどであるが、通常の重量税は24,600円になる。しかし、13年経過で30,000円、18年経過では37,800円となる。2年に1度のこととはいえ、自動車税のアップと合わせると出費額が大きく変わっていく。
また重量税は車検を受ける際に払うのだが、車検費用は車の点検・整備費や車検代行手数料の他、自賠責保険料、重量税なども含まれた金額を請求される。つまり2年に1度払っていることになるのだが、払っていることにすら気づいていない人も多い。
修理代もかかるようになる
日本車は優秀ではあるが、13年ほど経過すると、故障はなくとも様々な箇所の修理が必要になってくる。例えば、パワーウィンドウやワイパーの動きが遅くなったり、ウォッシャーに勢いがなくなったりする。また、様々なパーツの劣化やひび割れ、破れ、変色などといったことが起こってくるため、細々とした出費がかかるようになってくる。
こういった事情から、13年目の車検をどうするかという時期には、大きな故障などは無くとも車の乗り換えを考えた方が良い可能性もある。
買い替えという選択肢
買い替え派は車にそこまでの愛着が湧かない人や、常に新しい車に乗っていたい、という人に多い。不具合が出る前に気軽に買い替えていろんな車種を楽しむ、そんな車の乗り方も、車好きにはたまらないことだろう。
理想の走行距離は?
高額買取となるのは、前述のとおり「新車から3年未満、走行距離も3万キロ未満」であるが、3年目未満で売るのはさすがにもったいない。ならば、それなりに愛車を利用してから高額買取を狙うにはどの程度の走行距離が理想なのだろうか?
それは、「新車から5年未満、走行距離が3万キロ未満」。これ位の時期が、売却のタイミングとしてはベストである可能性がある。日本車は優秀なので、5年以内であればトラブルが発生するとことも少なく、重要部品のメーカー保証も残っているため万が一のことがあっても安心である。
まだそれほどメンテナンス代や車検代が掛かる時期ではなく、ランニングコストが低く抑えられているため、一番の売り時であるといえる。ただ、3万キロを多少オーバーしている程度ならば問題はないのだが、5キロを超えてしまっているようなケースでは一気に値段が下がることもあるので注意が必要である。
ある程度の価格がつくのは「新車から7年未満、走行距離8万キロ」まで
これ位の車になると、売却後のトラブルが生じることも考慮されてしまい、買取り価格が安くなってしまう。業者側は、15万円で買い取った車を30万円で販売するといった売り方で中古車を販売する。7年くらいになると、半値かそれ以下の値段しか付かないことが多い。
価格が下がる走行距離の目安は
「新車から7年以上、走行距離8万キロ以上」である。一部高級車やSUV系の車など例外はあるが、基本的には7年を超えると買取価格は非常に低くなってしまう。そのため、それであれば乗り潰して廃車業者に売り渡すことを考えるのも良いだろう。
なお、9年目以降となると、一般的には買取店では普通値段は付かなくなり、ディーラーの方が高く引き取ってくれる場合もある。
結論としていつ売るのが良いのか
2種類の選択肢があるといえる。ひとつは、廃車寸前になるまで乗り潰すことである。もうひとつは、「新車から5年未満で走行距離が3万キロ未満」の間で売却をすることである。
廃車寸前まで乗り潰す場合、車へかなりの愛が必要なことだろう。まだ年式が若いうちは大きなトラブルもなく普通のメンテナンスで済むが、これが10年10万kmを超えてくるとそうもいかなくなり、安全性能に大きな影響を与える足回りや消耗品などはこのあたりを目安に性能が衰えてくる。
もちろん、電気系統のチェックも欠かせない。この時点で数十万円以上かかってしまう可能性もある。これらのメンテナンスを済ませたとしても、次に待っているのがエンジントラブルである。
車の部品の中で耐久年数が一番長く設定されているエンジンであっても、十何年と乗っていれば不調をきたすことがある。そうなるとエンジンのオーバーホールや、費用見合いでは積み替えなどを行わなければならなくなり、数十万円から、高性能エンジンの車の場合には100万円近い整備費がかることもあるため、経済面での覚悟がないと出来ないことだ。
車を5年で買い換える場合は、新車購入時は特別保証の対象期間内であり、2度目の車検を通す前に売却出来るという事が大きいメリットである。
車を購入する際に基本的に3年以内、6万km未満までのメーカー保証がほとんどの場合付き、これは車を構成する部品におきた不具合を期間内なら無料で修理してくれるというものなのだ。しかし、ほとんどのメーカーで5年以内、10万km保証の条件が適用される特別保証と言うのが整備されている。
これは、通常のメーカー保証と同じ条件で5年に延長されるものなのだが、常に5年以内に新車を乗り替える事で、この特別保証を受け続ける事が出来る。中古車などはやはり不具合も多く、修理に多額な費用がかかる場合もあるが、新車を5年で乗り替える事でこのようなメリットを受ける事も出来る。
しかし、一般的に市場で人気のない車でも3年落ちならまだ新車同然の扱いを受けるため需要があるが、5年落ちの場合、思った以上に査定額が下落している可能性もある。
5年と言うのは車を売却する上ではかなり査定額が大きく変わるポイントなので、思った以上に査定額が低いと感じた場合は買い取り一括査定に出して複数社に見てもらわないと通常の価値で評価されない可能性もあり、過走行車の場合もかなり査定額が悪くなる可能性もあるだろう。
通常自動車は1年で1万km走るのが平均的だと言われているが、1年で1万5千km~2万km走っている車は一般的には走りすぎていると判断される。そうなると5年で10万km近く走っている事となりますので、査定額にもかなり悪く影響してくる可能性がある。
上記のように、メリットもデミリットもあるが、最大の価値が残っていて買い取りの値段が高く付き、尚且つ保有していてコストが掛からないという5年目の車検前くらいの時期は、車を買い替えるのにはベストなタイミングといえる。
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対策
廃車ドットコムは車専門の業者で他者で価格が付かなかった走行距離が10万キロを超えた車でも買い取ってもらえる買取業者だ。ボンネットが凹んでしまった事故車や廃車でさえも買取対象となる。
なぜかというと動かなくなった車でもパーツやメタル資源として再利用してもらえるため、買取が可能なのだ。
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