低年式のバス（登録から10年以上が経過している）、過走行のバス（走行距離10万キロ以上）、ぼろぼろのバス（故障車や不動車を含む）など、廃車にしてしまいそうなバスでも条件を満たせば買取してもらうことが出来る。古くてぼろぼろだから価値がないと思ってしまい、廃車にしてしまうということは実に勿体ないのだ。
bus / allenthepostman
今回は そんなバスを買取してもらうコツについて紹介したい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク！」と「magi」の紹介も含まれています。
普通車とバスは別物として考えよう
普通車の場合では価値がないケースでも、バスとなるとその状態に関係なく買い手が付くことがある。その理由は、海外需要が高いところにある。バスの多くがディーゼル車であることや、エンジンが丈夫で、高品質な日本車は発展途上国などで好まれ、大変人気がある。
品質の高い日本のバスを安く仕入れるという目的で、廃車寸前の中古バスに人気が集中しているのだ。海外で日本の幼稚園バスが走っていた、などということはよく見られる光景なのだ。
勿論、そこまでぼろぼろになっていない普通の中古のバスも国内で大変需要がある。状態の良いバスであれば、第二の活路を見出すこととなる。
バスを高く売るには
バスを高く売るには、一括査定サイトを利用することをおすすめする。通常バス専門の販売・買取店自体が少なく、バスを専門に扱う業者もとても少ないため、買取価格比較が難しかったり、情報が少なく買手市場となり高額売却が難しくなるからである。
一括査定を利用すれば、バス買取を得意とした買取店に一括で査定依頼ができ、バス専門の買取業者が競争入札をするので査定の最高額がわかることや、複数の業者が競合するために買い取ってもらう側の交渉力を高めやすい。
一括査定を利用するにも、地域によっては査定可能な業者にばらつきがあり、少ない地域では1～2社、多い地域では10社など幅があったり、車種によっては査定自体を断られるケースもあったりするので、複数の一括査定サービスを利用することをお勧めする。
最低でも4～5社の業者に査定を行ってもらうようにすることが高額買取のためには必須である。
査定基準はどのようになっているか
低年式、過走行、バッテリー切れ、廃車寸前のバスでも売却が可能である。修理をして動く可能性があれば海外での需要が見込めるため、基本買取は行われると考えて良い。勿論国内で再利用されることも見込まれる。
査定基準としては、バスの形式、メーカー、車種名、型式、車検の有無、年式、走行距離、燃料（ディーゼルかガソリンか）、車体の色、最大積載量、シフト（オートマチックかミッションか）、運転席のハンドル（右ハンドルか左ハンドルか）であったり、売却予定時期であったりといったことを目安としている。
買取相場はどのくらいか
安いものでは車椅子リフト車、車椅子スロープ車、回転昇降シート車などの小型バスが10万円台から買い取られている。高いものではトヨタコースター、日産シビリアン、三菱ローザ、日野リエッセ、いすゞジャニーバスなどの大型・中型マイクロバスで100万円弱～200万円弱と幅広く買い取られている。値段の安いものは福祉車両などの小型のバスで、値段の高いものは観光バス、路線バス、各種送迎バスなどの大型・中型のマイクロバスとなっていることがわかる。
低年式のバス（登録から10年以上が経過している）、過走行のバス（走行距離10万キロ以上）、ぼろぼろのバス（故障車や不動車を含む）など、廃車寸前のバスの場合はあまり高額の買い取りは期待できず、海外で安く売ることや修理が必要なことから大体5万円～10万円程度で買い取られれば良いと見てよいだろう。
一括買取サイトの紹介
中古バスの一括買取サイトのおすすめのものを紹介する。
トラック一括査定王
https://www.truck-ikkatsusatei.com/
日本全国の402の買取業者から厳選した優良5社の業者に一括査定を依頼できる。総合満足度96.3％の高い水準を誇っている。
ホームページでは査定額アップのコツや売却準備の方法まで、様々な情報が提示されている。情報収集にも適したサイトといえるだろう。
厳選された業者を紹介しているが、その基準を紹介しておく。ここでは、独自の掲載条件、各社の買取実績、クチコミ評価をポイント化し、その合計ポイントが掲載基準を満たした業者を掲載している。
厳選条件は、対応地域が日本全国であること、口コミが5点中3.8点以上であること、支払い対応、引き取り後の要望に柔軟であることなどがある。これらの条件をクリアした業者が掲載されているので、安心して利用できる。買取業者の一覧がホームページに掲載されているので、確認して欲しい。
査定見積もりを代行してくれるサービスを行っている。ホームページで車種、形状、住んでいる地域を入力して20秒で無料査定を行ってくれる。フリーダイヤルでも査定が可能なので気軽に利用できる。
買取までの手順は、まず査定依頼を行い車両情報と連絡先を入力する。すると一括査定の依頼が完了するので、買取業者から査定金額の連絡がくるのを待つ。その中から査定額の高い業者を選ぶ。他にも条件などを確認して取引業者を決めよう。断る場合はお断り代行サービスを行っているので、断るときには利用して欲しい。
トラック買取.com
トラック買取業者を一括見積もりできるサイト。大手トラック買取業者のランキングが掲載されているので参考にしてほしい。大型車両の買取を行っており、マイクロバス、送迎バスの買取を行っている。
この業者と提携している買取業者は、海外に独自の売却ルートがあり高額買取が可能。また、即日現金払いができる業者だ。手続きを代行してくれる業者がほとんどで、それらの業者に最大20社 まで一括査定依頼ができる。
24時間いつでも簡単に概算査定が行える。1分の入力で複数会社の簡単な見積もりを見ることができるので非常に便利だ。
トラックの買取実績がホームページで掲載されている。最高で320万円の買取価格が掲載されている。バスではないが参考にしてみよう。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トラック買取業者ランキング
https://www.xn--nckde7eya2rc4fb0240gk0wg.biz/
トラック・重機買取業者ランキングから上位5社に一括査定が行えるサイト。高額買取ができる業者は独自の販売ルートを持っており、パーツや部品での販売も行っているので、廃車になるようなものでも買い取ってくれるのだ。
ホームページには高く買い取ってもらうコツを掲載している。まずはメンテナンスをきちんと行うこと。車内や外装を綺麗にしておくと査定時の印象が良くなり、高額査定が期待できる。
しかし、大きなキズなどがある場合は無理に修理しようとすると逆に高くついてしまうことがある。無理をせずにそのままで査定に出してしまおう。
また、複数の業者に査定を依頼することも重要だ。そして業者と即決することは買取額を検討する上でしてはならない。決定を迫られる場合もあるが、じっくりと考え、最高額で買い取ってくれる業者を見極めよう。
買取までの流れについて説明する。まず査定を申し込む。サイトで紹介されている買取業者に電話、オンラインなどで査定を行う。次に業者からの査定金額が連絡されるので、契約成立となると支払いが行われる。手続きが多くなるので、その手続きを引き受けてくれる業者なのかどうかも選ぶポイントとなる。
