投資用マンション・アパートの売却・買取業者を徹底比較してみた

投資用マンションやアパートを購入したものの、思ったような利益を得られず、売却しようと考える人は多い。そこで今回は、投資用マンションやアパートなどの収益物件の売却・買取を専門に扱うサイトと業者を集めてみた。

収益物件の売却・買取は専門のサイトや業者に依頼しよう！

投資用マンションやアパートなどの収益物件を売るなら、収益物件の売却・買取を専門に扱うサイトや業者に依頼することをおすすめしたい。「近くの不動産業者でいい」と思う人もいるだろうが、収益物件の扱いは一般的な不動産とは多少異なるため、収益物件は扱っていないという不動産業者も少なくないのだ。

投資用物件を売却する際の注意点

投資用アパートやマンションなどの物件には、入居者がいるパターンが多い。ここが一般的な不動産取引とは異なる点だ。

入居者がいる場合、家賃などの滞納問題や契約書の内容など、一般的な不動産売却や買取では注意する必要のない点が複数存在する。

買取専門業者のメリット

投資用マンションやアパートなどの売却・買取を専門に扱う業者なら、それらの点にも的確に対応してくれる。投資用物件の売却や買取は、専門性があり、経験豊富な業者に依頼するのが一番なのだ。

投資用マンション・アパートを売却するときは数社に依頼すべき！

投資用マンションやアパートを高値で売るためには、1社にだけ依頼するのではなく、数社にまず無料査定を依頼することが大切である。査定額を比較したうえで、どのサイトや業者に依頼するかを決めるべきだ。査定価格は会社によって異なり、100万円単位の差が出るケースも珍しくない。

数社に依頼することで悪徳な業者に引っかからない

さらに、査定を数社に依頼することで、悪徳な業者に引っかかる可能性を減らすことが出来る。悪徳な業者は、相場よりもかなり高い査定価格を提示し、売り手がその業者に依頼した後で、さまざまな理由をつけて売却価格を下げていく。最終的に相場よりも低い価格になったというケースは多数存在する。

数社の査定価格を比較することで、悪徳業者の不自然な点に気づけるはずだ。

オンラインの一括査定サイト

最近は無料のオンライン査定が一般化しており、査定に必要な項目の入力も簡略されているため、時間はかからない。このようなサイトを有効に活用するのもいいだろう。一社にだけ依頼するのではなく、必ず査定は数社に依頼してほしい。

それでは、投資用物件の売却・買取を専門に扱うサイトと業者を比較してみよう。

いえカツLIFE

いえカツLIFEは異なる売却方法で不動産売却査定額を一括比較できるサイトだ。仲介・業者買取・リースバック、これら3つの売却プランにて最大6社を徹底比較。あらゆる特殊なノウハウを取り揃えているため、一般的な不動産物件はもちろん、訳あり不動産物件まで売却方法ごとに売却査定してくれる。

専門知識がないと取り扱えない物件にも対応しており、多種多様な不動産を売却査定を可能としている。完全無料にて各売却方法の側面から不動産の専門家が相談に応じてくれるので、最適な業者が探し出せるだろう。気になる方はまず無料査定に申し込んでみてほしい。

すむたす買取

すむたす買取は、中古物件の買取再販をおこなう不動産会社だ。簡単にすばやく物件を売却できる買取サービスを展開している。査定から入金までは最短2日で完結する。オンラインで申し込む査定は無料、1時間ほどで価格がわかるため、気軽に申し込んでみるといいだろう。

カウル

マンションの売買を扱っているカウル。こちらは人件費・広告費を抑えているので、仲介手数料が半額で利用できる。

カウルは大手の不動産サイトの無料掲載を保証しているため、他社に比べ圧倒的な集客力があり、その会員数はなんと1万5千人。

また、購入者の集客から契約書作成、引き渡しまでの面倒な手続きをカウルが対応してくれるので、簡単に売却が完了する。査定も24時間以内に完了するので、スピーディに対応してくれるだろう。相談だけでも受け付けているので、まずは気軽に無料見積もりをしてみてほしい。

収益物件買取.com

収益物件の買取を専門に扱うサイト。対応エリアは東京都や埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、長野県、新潟県、福島県の1都8県である。

収益物件買取.comでは、売りたい投資用マンションやアパートなどの物件を、最短5日で現金化できるという、スピード買取が特徴だ。そのため、確実に売りたいと考える人やすぐに現金がほしい人におすすめ。迅速な対応で、入居者や管理者にも内緒で売却ができる。

さらにインターネットで24時間、無料査定を実施している。仲介業者ではないため、仲介手数料が一切かからないのも魅力だろう。

リムズ エージェント

投資用マンションの売却に特化しているのがリムズ エージェントだ。築年数問わず全国の物件に対応している。

最大の特徴は、平均1週間ほどで、相場よりも高く売却できる可能性が非常に高いところ。常に購入希望者とコミュニケーションをとり、探している物件や予算を把握している。希望に合う物件があれば必ず購入の申し込みがあるだけでなく、強気の交渉も可能になる。このため、早期での売却と相場以上の価格で売却できる可能性があるというわけだ。

また、無料査定や売却の相談をしたからといって、必ず売却を行うわけではない。売主や投資用マンションの状況によっては売らない方が有益になるケースもあり、売主に合う売却、運用法を提案してくれる。

富士企画

全国の収益物件を扱っているのが富士企画。長年の経験と知識から、入居率や収益を向上させる方法を考えたうえで、投資用物件の資産価値を最大限に評価した査定額での売却が可能。

日本全国の投資用マンション・アパートなどの収益物件を扱っているのが最大の特徴だ。長年の取引実績によって培ってきたデータや経験があるため、地域を問わずに的確な売却サポートができるのも魅力だろう。さらに物件の購入希望者を多く抱えているため、早期売却が可能となる。

債権回収会社や金融機関、弁護士から売却の依頼されることもあり、任意売却物件や競売物件などの権利関係が複雑な物件にも対応している。売主それぞれのリクエストにも応じてくれるという。

ノムコム・プロ

野村不動産アーバンネットが運営する、投資用マンションやアパートなどの投資用不動産を扱うサイト。売りたい物件を不動産投資家がチェックする本サイトに掲載してもらい、アピールすることが可能だ。

投資用不動産の専門家による適性な価格査定と売却戦略が特徴であり、高度な不動産知識とノウハウでサポートしてくれる。サイトでは無料査定や売却相談の他にも、売却や不動産投資に関連する知識を紹介しているため1度覗いてみることをおすすめする。

楽待

扱う収益物件数ナンバー1を誇るのがこの楽待だ。国内最大級のサイトであり、全国の投資用マンション、アパートが対象となる。顧客からの満足度が非常に高く、おすすめできるサイトである。収益物件、投資用不動産を専門に扱う会社5社に、売りたい物件の一括無料査定を依頼することができる。

最大の特徴は、査定依頼状況をリアルタイムで紹介している点だ。どのような投資用マンション、アパートがどの程度の価格になるのかを把握できるので、売却時の参考になるだろう。

ソニー不動産

日本では珍しい「エージェント制」を取り入れている不動産業者。エージェントとは顧客の最大のメリットを追求する不動産取引におけるパートナーのこと。売却なら売主だけの“エージェント”としてオープンに物件情報を公開するので、条件に沿った買主を発掘できる可能性が非常に高まると言われている。対象地域は一都三県（東京・神奈川・埼玉・千葉）となっている。

エージェント制の最大の特徴は、不動産仲介会社が「両手仲介」(売主、買主の双方を一つの会社が担当すること。アメリカでは違法とする州もある）となるよう、他業者に売主の物件を取り扱わせないようにする行為を排除していることだ。ソニー不動産では売却と購入が別組織として動いており、海外では常識の「片手仲介」を実現している。

収益物件には豊富な経験と高度な知識を持った専門の「資産コンサルティングチーム」がサポートしてくれ、投資に関する相談にも乗ってくれる。対象地域が限られるものの、試してみる価値は高そうだ。

一括査定なら「ヒカカク×イエウール」がおすすめ

どこに住んでいても、不動産売却の相談が可能。ヒカカク×イエウールは、全国2300社以上の不動産会社と提携しており、査定リクエストに基づき、最適な売却プランを提案している。地域に密着した不動産会社から、大手まで幅広く比較可能！

＜ヒカカク×イエウールで不動産一括査定をする＞

まとめ

資産運用や税金対策として投資用マンションやアパートを購入する人は増えているが、思っていたような利益が得られずに売却をする人も多い。損失を最小限に抑えるためにも、「うまくいってないな」と思ったらすぐに収益物件、投資用不動産の専門家への相談や査定依頼をおすすめする。もし専門家への相談が面倒だと感じたら、本記事で紹介したヒカカク！×イエウールを利用しても良いだろう。手間と費用をかけずに利用できるため、不動産売却に興味がある方はぜひ1度試してみてほしい。