現在、ネットオークションやフリマアプリなど、簡単に誰でも売ることが出来る時代となった。売る市場はどんどん大きなマーケットとなり、様々な新しいサービスも立ち上がっている。時代とともに売り手の市場が変わっていくなかで、それに応じた今までになかったモノが出来ることで、新たに需要を産み、価値が出てきているものがいくつかある。
そこで、今回はネット上にいくつも存在する「アプリ」について取り上げる。このアプリ、知識が必要ではあるが誰でも簡単に作れるような時代になった。ブログやHP、メディアサイト、ECサイトなど、個人で簡単に作ることが出来るようになったことも要因となり、沢山のアプリやサイトなどがネット上に存在している。さて、実はそういったアプリは売ることが出来るのを知っているだろうか。
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「アプリが売れる」とはどういうことなのか?
上記で述べたように、アプリが売れるということだが、このことについて解説をしておこう。もしも、アプリを売りたいと考えているのなら、なぜ売れるのかについて知っておいたほうが、アプリの価値も正しく理解でき、実際にアプリを売るとき役立つものとなるだろう。
アプリそのものは売れる商材
「アプリが売れる」とはどういうことなのか、よくわからないという人も多いと思うが、自分で作ったアプリは本当に売れるのだ。現在、アプリは簡単に誰でも作れることから、副業などでアプリを作って売り、アフィリエイトなどの副収入などを得ている人たちがいる。そういった、人や企業が作ったアプリなどは、そのもの自体を売ることができる。もっといえば売れる商材でもある。
誰に需要があるのか?
では、どういった人が買い手となるのか、また需要があるのかだが。例えば、そのようなアプリを買い取って、新事業を始めたいと考えている人や企業などに、アプリが売れるのだ。なぜ、アプリがこのような人たちに売れるのかいうことだが、まず、新たにアプリを作るというと、どうしても時間や費用がかかってしまう。
また、作る以前に知識やスキルなども必要だ。多くの時間と労力を費やすことになるだろう。そんなときに、アプリを作るのではなく、元々ある既存のアプリを買い取って事業をスタートしたほうが、時間や費用をアプリの構築に掛けることなく、効率的にアプリ運営が出来るのである。
アプリを買い取って運営を行うほうが、時間の掛かる作業を省略でき、早く本格的な事業にもなりやすい。これはアプリを買う上で最大のメリットだろう。どういったアプリが売れるのか?
ここまで、アプリが売れる理由について簡単ではあるが、解説してきた。次は、どういったアプリが売れるのか、買い取って貰えるのか について解説していこう。
既存のアプリを使って事業を始める
上記で、どういった人がアプリの買い手となるのかについて触れたが、買い手になる人の立場で考えるとわかりやすい。買い手となる人たちの中には、何かアプリで事業をやりたいと考えたとき、時間がなかったり、アプリの作り方がわからなかったりする人もいる。こういった人たちは既存のアプリを買ってアプリ事業を始めたいと考える。
収益が出ているアプリは買い取られやすい
このときどういったアプリを選ぶかだが、ある程度完成度の高いアプリ、さらにはダウンロード数が多いなど、収益が見込める、あるいは既に収益が出ているというようなアプリを選ぶため、買取となりやすいのだ。つまり、アプリの現状が買取査定のポイントとなっており、事業になりやすいアプリかどうかもポイントなっているのだ。
どれくらいで売れるか?
アプリはどれくらいで売れるのかについてだが、各アプリやアプリ自体の実績などもあるため、買取金額の相場というのは決まってないとは言える。既存のサイトでは商談で買取金額を決める流れになっていることが多いようで、金額については明確に公表されてない。細かな金額はわからないが、高額な金額で買取をされることは十分にあるだろう。
アプリの買取を行っているところを紹介
ここで、アプリの買取を行っているオススメサイトを紹介しよう。
アプリM&A.jp
スマートフォンアプリの売りたい・買いたいを繋げる老舗マッチングサイトである。M&A.jpのサイトに登録している買い手はもちろん、サイト運営側でも売却対象サイトを必要としそうな企業をピックアップして紹介してくれる。姉妹サイトにブローカーとソフトウェアの売買仲介サイトも運営している。
料金形態は、売買成約料が一切ない代わりに月額10,000円で掲載する「有料掲載プラン」、売買成約時に売買価格の10%~(下限設定あり)を支払う「無料掲載プラン」、初期手数料30万円~・成約手数料ありでメルマガ会員等へ情報発信するなどして積極的に売却オファーをする「ご商談アポ保証プラン」の3つだ。
M.BROTHERS
スマートフォンアプリの買取専門サイトである。個人が作成したアプリであれば、既に市場に出回っているものでも買取可能としている。料金形態等については記載がないため、問い合わせフォームから連絡してみることが必要である。会社自体はインフラ構築・ネットワーク構築・プログラム開発といったIT事業の他、放射線量計の業務提携、モデル事務所の運営などもしている。
まとめ
今回は、アプリ売買について簡単ではあるが解説してきた。ここである程度のことは覚えておこう。今の時代、アプリは売れる。 アプリを作ったけど時間がなくて運営できてない、違うアプリを作りたいなど、アプリを閉鎖する考えがあるなら売りに出してみるといいかもしれない。もしかしたら、その作ったアプリが大きな事業になると考え、高額な金額で買い取って貰えるかもしれない。もしも、アプリを作って上手くいかなかった場合は、アプリを売るというアプリ売買を考えてみるといいだろう。