性能の高さや燃費の良さで安定した人気を維持している三菱ふそうのトラック。日本だけでなくアジアでも高く評価され、最大の輸出国であるインドネシアでは45年間トップシェアを守り続けている。
現在はトラック販売の世界最大手ダイムラー社の傘下だ。以下では、安定した人気を誇る三菱ふそう・中古トラックの買取相場や査定情報について紹介していく。売却を検討している自分のトラックが人気車種にあたるのかチェックしてほしい。
Mitsubishi Fuso Fighter / JLaw45
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
三菱ふそうの買取価格相場
買取価格はカスタムの状態や走行距離などの条件によって変わるが、人気車種の平均的な相場を紹介しよう。
キャンターガッツ 平均買取価格:54万円
世界各国で販売され、さまざまな用途に使われている1.5tトラックである。長年にわたり製造・販売している過程で改善を繰り返しているため、安定感があって小回りがきき、点検や操作もしやすくて快適に走行できる。中古車の需要が多く、値崩れしにくい車種だ。
スーパーグレート 平均買取価格:360万円
世界でトップクラスのクリーンなディーゼルエンジンを搭載した大型トラック。一部の国ではショーグン(Shogun)という名前で販売されている。2014年のマイナーチェンジの際に、名前がスーパーグレートVへと変更された。視界が良く、ハンドリングなどの性能が高い、ゆれが少なく安定して走れる車種である。
キャンター 平均買取価格:136万円
国内・海外ともに販売実績が多く、インドネシアでは小型商用車のシェア50パーセント以上をほこる車種である。パワーがあって加速や乗り心地も良く、新車、中古車ともに人気がある。
また2016年に発表された新型車は燃費性能が向上し、坂道発進時に下がるのを防ぐ「ヒルスタートアシスト」を搭載するなど大きく進化している。エンジン音は好みが分かれるところだが、総合評価の高い車種と言えるだろう。
ファイター 平均買取価格:273万円
6気筒エンジンを採用しているパワフルな中型トラック。排出ガス規制、低排出ガス車認定車、優低公害車などの基準をクリアした環境性能の高さも評価されている。乗り心地が良く快適に運転できる王道のトラックだ。
2021年現在の買取相場をチェック
続いて、2021年11月現在の買取相場をチェックしていこう。買取価格は常に変動しているため、買取に出すのあれば最新の相場情報を頭に入れておくのが大事である。
以下では、三菱ふそうのトラック買取相場を、車種ごとにまとめているのでぜひチェックしてみよう。
キャンター
キャンターの買取相場だ。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
キャンター 3.0 ダンプ 全低床 ディーゼル | 2019年式 | 1万km | 274万円 |
キャンター クレーン | 2014年式 | 16万km | 272.5万円 |
キャンター 車載車 | 2014年式 | 22万km | 270万円 |
キャンター 高所作業車 | 2009年式 | 5万km | 268.9万円 |
キャンター(ベースグレード) | 2014年式 | 10万km | 266.6万円 |
ファイター
ファイターの買取相場。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
ファイター アルミバン | 2018年式 | 11万km | 471万円 |
ファイター コンテナ車 | 2018年式 | 9万km | 467万円 |
ファイター(ベースグレード) | 2017年式 | 24万km | 457.9万円 |
ファイター ウイング | 2016年式 | 7万km | 457.5万円 |
スーパーグレード
スーパーグレードの買取相場だ。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
スーパーグレード ウイング | 2018年式 | 16万km | 857万円 |
スーパーグレード ウイング | 2018年式 | 28万km | 820万円 |
スーパーグレード ダンプ | 2014年式 | 10万km | 836万円 |
スーパーグレード ダンプ | 2016年式 | 10万km | 843.2万円 |
スーパーグレード スーパーグレード | 2001年式 | 46万km | 813.5万円 |
キャンターガッツ
キャンターガッツの買取相場だ。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
キャンターガッツ3.0 ダブルキャブ 全低床 DXディーゼル | 2005年式 | 9万km | 64.3万円 |
キャンターガッツ3.0 ダブルキャブロング 全低床 DXディーゼル 4WD | 2014年式 | 2万km | 61.7万円 |
キャンターガッツ キャンターガッツ | 2005年式 | 3万km | 63万円 |
キャンターガッツ キャンターガッツ | 2003年式 | 9万km | 61.5万円 |
キャンターガッツ(ベースグレード) | 2001年式 | 5万km | 62.3万円 |
ミニヨン
ミニヨンの買取相場だ。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
ミニヨン ダンプ | 1996年式 | 15万km | 169.5万円 |
ミニヨン ダンプ | 1994年式 | 14万km | 162.5万円 |
ミニヨン クレーン | 1993年式 | 16万km | 169万円 |
ミニヨン クレーン | 1995年式 | 18万km | 169.5万円 |
ミニヨン ミニヨン | 1994年式 | 6万km | 160万円 |
ザ・グレート
ザ・グレートの買取相場だ。
商品名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
ザ・グレート ダンプ | 1994年式 | 99万km | 194万円 |
ザ・グレート クレーン | 1993年式 | 1万km | 194万円 |
ザ・グレート ハイジャッキ | 1990年式 | 23万km | 185万円 |
ザ・グレート 車載車 | 1990年式 | 1万km | 182.5万円 |
ザ・グレート ザ・グレート | 1992年式 | 1万km | 171.5万円 |
三菱ふそうの中古トラックおすすめ買取店
三菱ふそうのトラックは多くの業者で高価買取されているが、買取に出すならしっかりと高値で売れる業者を選ぶのが大事だ。買取価格は業者によって異なっているため、できるだけトラック専門店で売ったほうが高値がつきやすいだろう。
以下では、三菱ふそうの中古トラックおすすめ買取店を紹介していく。業者選びに迷っている人は、ぜひ参考にしてみよう。また、一括査定サイトについて知りたい人は、以下のコラムを読んでみよう。
出張買取のトラック王国
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お客様満足度90.3%と高い数字を獲得しているトラック買取業者、それがトラック王国だ。トラック王国は、中古トラックと重機の買取を専門にしており、業界ではナンバーワンの知名度を持つ業者である。不動車や冠水車、事故車や過走行車などさまざまなトラックを買取し、廃車で料金がかかるトラックでも親切に相談に乗ってくれる。
買取は出張買取での対応なので、わざわざ店頭へ運ぶ必要もなくて楽だ。出張費や査定料といった手数料もかからないので、売却リピーターも続出している。業界のパイオニアだからこそ可能な高額査定は、はじめて利用する人でも安心してトラックを売れるだろう。
福島の株式会社シマ商会
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
株式会社シマ商会は、トラックや建機を買取している業者だ。海外輸出事業が好調なため、トラックの買取は特に強化されている。年間買取台数は8000台を超え、買取満足度も94%と申し分ない。100か国以上に販売するルートを確保しているため、他社よりも高い金額での買取が可能となっている。他社より安いと価格相談もできるので、安値で買い叩かれることもないだろう。
買取は店頭・出張の2つの方法だ。取引の際のめんどう手続きはすべて代行してもらえるので、手間がかからずスムーズに売却できる。すぐにトラックを売りたい人にもおすすめとなっており、査定額から減額もされないので安心して買取依頼が可能だ。中間マージンも一切なし、廃車寸前でも買取してもらえる魅力的な業者である。
出張買取ならトラックファイブ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トラックファイブは、トラックやバス、重機の買取専門店だ。業界では高価買取店として知られており、他社よりも高い金額での買取が期待できる。年間買取台数は1万台を超え、利用者の満足度も高い。査定士は国土交通省の査定試験に合格したスタッフが在籍し、加点式の査定をおこなっているので高価買取につながっている。トラックを少しでも高く売りたい人におすすめ。
買取は出張買取で対応。全国に8店舗ある支店から、全国どこでも出張買取に駆け付けてくれるので、簡単に査定へ出せる。すべての手数料が無料で、最短で申し込み当日に現金化が可能なスピード性も人気だ。めんどうな手続きなどもすべて代行してもらえ、忙しい人でも安心してトラックを売却できるだろう。
千葉のステアリンク
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ステアリンクは、中古トラックを専門に扱っている業者だ。ウイング車や冷凍車、クレーンやダンプなど、基本的にはどんな形状のトラックでも買取をおこなっている。在庫の回転率が速く、中間マージンが発生しないため、高価買取につながっている。車検が切れたトラックや古い年式のトラックでも売却が可能なので、処分に困っているトラックも相談してみよう。
買取は出張・店頭の2つ。出張は日本全国どこでも無料で査定に駆け付けてくれる。万が一、査定額に納得いかなかった場合でも、キャンセル料などはかからないので気軽に依頼が可能だ。他社より価格が低かった場合は買取相談も可能。中古トラック市場を熟知したスタッフが在籍しているのも魅力。
出張買取のトラックジャパン
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トラック・重機の買取で有名なのがトラックジャパンだ。中古トラックから重機、バスまで買取をおこなっており、どこよりも高い価格での買取をモットーにしている。オークションや海外輸出など他社よりも多くの販路を持っているため、高価買取が期待できる。査定実績55000件以上の信頼と実績は、トラックの売却に不安がある人でも安心だ。
買取は出張買取のみの対応。出張エリアは日本全国対応しており、どこからでも依頼できる。査定額に納得いかない場合のキャンセル料も無料なので、まずは査定に出してみるとよいだろう。
神奈川のトラックランド
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
トラックランドは、中古トラックや建機、建設機械の買取をおこなっている業者だ。高価買取を専門にしているため、期待以上の価格での買取が狙える。事故車や不動車、古いトラックから故障しているトラックまで買取が可能で、他社では売れないようなトラックも一度査定に出してみよう。中間流通業者を通していないため、適正な価格での買取が可能となっているのだ。
買取は店頭・出張の2通り。査定受付はいつでも可能なので、仕事で忙しい人でも申込みしやすいだろう。はじめてトラックを売る人にも親切丁寧にサポートしてくれ、専門アドバイザーの買取相談はもっともいい売却手段を提示してくれる。
トラックの高価買取ならトラック買取専門業者
売りに出す場合は、大手の中古車買取業者、またはトラック買取専門業者に持って行くのが一般的だが、買取価格を比較するとトラック買取専門業者の方が高額査定してもらえる場合が多い。
燃費が良く、故障が少ない上に高性能な日本製の中古トラックは、海外での需要も多い。トラック買取専門業者は引き取ったトラックの海外への販売ルートも多く持っているため、高く買取することが可能なのである。
事故車や故障車、過走行車の買取事例
一般的には売却が難しいと思われるような事故車や過走行車でも、ある程度の価格で買取してもらえる場合がある。例をあげると、走行距離50万km超のファイターが80万円、フロント部分が大きく破損しているキャンターの事故車や走行距離100万km超でミッションに不具合のあるキャンターの故障車が、それぞれ20万円で買取された実績がある。
日本製トラックが多く出回っている国では、その修理用パーツとしての中古車の需要もある。廃車予定のトラックであっても、分解してパーツのみ再販できる場合は価格がつく可能性もあるので、条件が悪くても諦めずに、買取してもらえる業者を探そう。
高額査定のために必要な準備
大切にしてきた愛車は高く売りたい。そのためにはちょっとした準備が必要になってくる。ここでは準備しておいてほしいことをまとめたので参考にしてほしい。
自分で直せるキズは直す
長年乗っている車は走行中に小石を跳ね上げて小さなキズができたり、洗車時に細かいキズがついたりしてしまう。しかし、この程度のキズであれば自分で補修できるだろう。査定前には洗車をし、車を細部までチェック。細かいキズが目立つようであればコンパウンドで磨いてキレイにしておこう。
このちょっとした手間で車は見違えるようにキレイになる。ここで注意してほしいのが、大きなキズやヘコミがある場合だ。修理にお金と時間がかかり、直している間に売るタイミングを逃すこともあるので、この場合はそのまま査定に持ち込むようにしよう。
装備の動作をチェック
車に搭載されているオーディオ機器、エアコン、カーナビゲーションなどはプラス査定の対象となる。特にカーナビは今や必須の人気アイテムであり、付いているか否かで査定時のポイントが変わってくるのだ。
こうした各種装備の動作を点検し、きちんと作動するか確認しておくことが大切なのである。
車内の臭いに注意
車の外装・内装をキレイに掃除していざ査定に、と、その前に車内の臭いを確認してほしい。普段乗っている人にとっては案外気にならないものだが、臭いは査定額を左右する重要なポイントである。クリーニングしてもなかなか消えない悪臭がする場合はマイナス査定になってしまうのだ。
タバコやペットの臭いには日ごろから気を配り、こまめなクリーニングを心掛けるようにしよう。脱臭剤や消臭剤を活用し風通しをよくして、少しでも臭気を緩和するようにしてほしい。
モデルチェンジのタイミングを確認
愛車のモデルチェンジのタイミングは要チェック項目である。それは、モデルチェンジ後の相場が著しく下がる可能性があるからだ。新型への乗り換えの需要が高まり、中古車市場へ多く車が供給され値下がりを起こしてしまう。
高額査定のためにはモデルチェンジ前に売ることが大事なので、売りたいと思ったときには、早めに行動してほしい。
付属品は保管しておく
車の購入時に搭載されていた付属品類はしっかり保管しておこう。特に取扱説明書や整備手帳は車を査定する際にも必要になる。こうした付属品の有無が査定時の重要なポイントになるため、社外のハンドル、マフラー、アルミなどに交換した場合も純正部品を必ず保管しておき、売却時に忘れずに持っていこう。
まとめ
トラックの査定額は、買取店によって大きく差が生じる場合がある。売りに出すときは1店舗だけでなく複数業者に査定してもらい、最高額の業者に売却するのが理想だ。トラックを中心に査定している一括査定サイトなども多くあり、手軽に見積もりを依頼できるので利用してみよう。
なお、トラックをきれいにしてから査定に出すだけでも査定額が上がる場合があるので、洗車してから持って行くことをおすすめする。また、ほかの中古トラックの買取相場については、以下のコラムを参照。
参考サイト:【車選びドットコム】