バッグや財布などの革製品を購入したり、買取に出す際、その製品の型番(あるいは品番とも呼ばれるがその意味するところは変わらない)を知っていると非常に便利だ。
ここでは、皮革製品の高級ブランドとして知られるコーチ(COACH)の人気商品の1つでもある財布に類する製品の型番の特徴やその調べ方、さらにはモデル名との関係などについて解説していく。なおコーチのバッグ製品の型番に関しては、別の記事があるので、こちらもご参照いただけると幸いだ。
また、コーチの製品の名称や型番については、コーチの日本版公式オンラインストアに記載のものを参照している。ただし、コーチの公式サイトでは型番にあたるナンバーを「品番」と表記しているので、当記事でも以降は品番という呼称を使用する。
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コーチの財布製品のモデル名と型番の特徴
品番とは、各モデルを管理するための番号のこと。コーチのオフィシャルサイトはもちろんのこと、中古品を扱うショッピングサイトやフリマサイトであっても、商品を特定するためのツールとして品番が記載されていることが多い。また、買取査定に出す際にも多くの業者が商品を特定するために品番を聞いてくる。このように商品を扱う立場の人にとっては、品番はとても便利なツールなのである。
そこでまず最初に、コーチの財布製品の品番がどんな構造となっているのか確認するところから始めてみたい。
女性向け財布製品のモデル名称と品番
まずは女性用(ウィメンズ)の財布製品からランダムにピックアップしたモデル名と、その品番について見ていこう。
【長財布】
- ・エンベロープ ウォレット(クラブタンレザー):12134
- ヘザーグレー(BPHGR)/ ビーチウッド(BPEQO) / ダスティローズ(BPDRO)等
- ・アコーディオン ジップ ウォレット(バーニッシュド グラブタン レザー):54812
- ライトサドル(DKLQD)/ デニム(DKDEN)
- ・アコーディオン ジップ ウォレット(メタリック ポリッシュド ペブル レザー):23554
- メタリックグラファイト(SVM4Z) / プラチナ(LILH4)
【折財布】
- ・スモール トライフォールド ウォレット(クラブタンレザー):58851
- ユーティリティ(BPBH4)/ ミッドナイトネイビー(BPBHP)/ブラック(BPBLK)等
- ・ミディアム ジップ アラウンド ウォレット クロスグレイン レザー:58584
- メロン(DKM8J)/ライトゴールド&ブラック(LIBLK)/ダスティローズ(DKDRO)等
【コインケース/キーケース】
- ・レキシー コイン ケース(グラブタン レザー):21093 ユーティリティ(DKBH4)
- ・ユニ コイン ケース(グラブタン レザー):22939 メタリックブラッシュ(DKE45)
- ・ステギー コイン ケース(グラブタン レザー):22938 バーミリオン(DKM3H)
- ・ミニ スキニー ID ケース(グロスグレイン レザー):87077 メタリックブラッシュ(DKE45)
上記リストで、・印をつけたのが商品名。カッコ内は使用されている素材を参考のために記載した。その次の5ケタの数字がコーチの財布製品の品番である。その次行(コインケースはその後ろ)に記載したのがカラー名と、カラー名を示す品番である。5ケタ数字の品番と色を示す5ケタの英数字という形式は、バッグ製品と同じだ。
モデル名称は、基本的にはシンプルな形状と用途を示したものになっており、コレクション名に加えて素材名や形状を長々と説明していたバッグ製品に比べると覚えやすい。とはいえ、素材名が入る場合もあって、そうなるとやはり長いモデル名となってしまう。
男性向け財布製品のモデル名称と品番
次に男性用(メンズ)バッグのラインナップの中からピックアップしたモデル名称と品番を記載する。
【長財布】
- ・アコーディオン ウォレット スポーツ カーフ レザー:57098
- ブラック(BLK)/ ダークサドル(CWH)/ マホガニー(MAH) / ミッドナイト(MID)等
- ・リップ アンド リペア アコーディオン ウォレット バッファロー エンボスド レザー:59274
- ブラック(BLK)/ ファティーグ&ブラック(B01)
【折財布】
- ・カード ウォレット:22840
- ブラック(BLK)/ チェスナット(CHT) / ダークサドル(CWH)等
- ・コイン ウォレット ウィズ ワイルド ビースト プリント:22824
- サープラス(B75) / チャコール(CHR) 等
【小銭入れ】
- ・コイン ケース ウォーター バッファロー レザー:21797
- マホガニー(MAH) / グラファイト(GPH) / フォレスト(FOR) 等
メンズ製品も、品番の基本的な部分はウィメンズ製品と変わりはない。女性用モデルよりスタンダードなカラーバリエーションが多く、その場合の英字によるカラーコードも、ブラックが「BLK」で、 マホガニーが「MAH」と、非常にわかりやすいカラー品番である。
コーチの財布製品のモデル名と品番の特徴
前項で見てきたコーチのバッグ製品のモデル名と品番の特徴をまとめる。
・コーチの財布製品のモデル名は、基本的にはその形状と用途を説明した形になっており、時に素材名が加わるというのが基本の形式。素材名が加わると長くなりがちな傾向がある。
・コーチの財布製品の品番は、男女ともに5ケタの数字で示される。数字には規則性や法則性はなく、各モデルに単純に割り振られた数字である。
・コーチの財布に気になる製品があったときに、素材名が入ると長くなりがちなモデル名より、品番の5ケタの数字を覚えておいたほうが楽で簡単だ。理想としてはモデル名と品番の両者を覚えておけば正確に商品を特定できるが、品番だけでも問題ない。買取に出す際には、できれば商品タグなどに記載されている商品名と品番、カラー名称がそろっていると好ましい。
・5ケタの数字は製品のカラーバリエーションは反映しておらず、色名か色を示す3~5ケタの品番によって示されている。色名は、「ユーティリティ」のような、名称だけでは色を想像するのがとても難しい色名があるので、特に複数のカラーバリエーションがあるモデルに関しては、色名とカラー品番の両方を覚えておくなり、メモしておいたほうがいいと思われる。
コーチの財布製品の品番の調べ方
コーチの財布製品の品番は、国内正規販売店や公式オンラインストアで購入した製品であれば、製品に付いている商品タグや購入時のレシートなどに記載されていると思われる。また、日本の正規販売店なら保証書を発行してくれるショップがあり、こうした書類にも品番が記載されている。
なお、こうした保証書や商品タグなど、購入時に添付されていたもの、渡されたものは大切に保存しておくことことをおすすめしたい。しっかり保存しておけば、必要になった際にすぐに参照できるはずである。
現行モデルなら品番は公式サイトでも調べられる
商品タグのような、品番を確認できるものがなかった場合はどうしたらよいか。当記事に記載した各製品のモデル名と品番は、全てコーチの公式サイトに記載されている。現行の販売モデルであれば、こちらでも調べることはできるだろう。
ただし、ここで注意しておきたいのが、保証書のような正規販売店が製品の品質を保証する書類は、特に買取に出すようなケースでは非常に重要な“証拠品”となる。買取ショップによってはこうした証拠がないと買取そのものを拒否される場合もある。コーチの製品は、それだけ偽物が横行しているということだろう。買取に出す際には必須のアイテムとして、保証書類は大切に保存しておこう。
公式サイトでも調べがつかない場合
公式サイトでも調べがつかない製品は、品番をどうやって調べたらよいのだろうか。たとえば、購入した店舗に問い合わせることによって判明する可能性がある。ただ購入から時間が経過している場合にはこの方法は使えない。
あるいは、買取査定に出してみるという手もある。買取業者はブランドバッグに関しては非常に豊富な知識を有しているので、商品名や型番まで判明する可能性もあるだろう。ただし前述のように、買取業者も保証書がない製品は査定を受け付けてくれない場合があるので、この方法が通じるかどうかもショップ次第になる。
従って、コーチの財布製品を購入する際には、多少高くついたとしても正規販売店で購入したほうが、後々のことを考えるとメリットが大きいと思われる。
おすすめ買取店
コーチの財布製品の品番の特徴について解説してきたが、こちらではコーチの財布製品の買取におすすめの業者を紹介していく。業者選びに迷っている人は、ぜひ参考にしていただきたい。
BEEGLE総合買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド品の買取が得意なBEEGLE総合買取では、COACHの財布も買取対象だ。20年以上の豊富な知識と実績を持つバイヤーが丁寧に査定してくれるので、スピーディーで正確な査定をしてもらえるだろう。まとめてではなく商品一点毎の査定価格を提示してくれるので、大量に査定依頼する場合でも安心して任せられる。
買取方法は、宅配、店頭、出張買取の3種類で対応しており、買取にかかる費用は基本無料となっている。写真と商品名を送るだけのLINE査定にも対応しているので、気軽に型番や価値を調べられる。COACHの財布やバッグは多数取り扱っており、創立23年の実績があるので、安心して利用できるお店であるといえるだろう。
まとめ
ここまで、コーチの財布製品の品番の特徴と、その調べ方について説明してきた。財布はモデル毎の差異があまりない商品だけに、型番による商品の特定が欠かせない。特にコーチの財布製品は素材名が入るとモデル名が長くなりがちなため、5ケタの数字による品番のほうがむしろ覚えやすいという利点がある。
ただし、コーチの製品の場合、品番だけではカラーバリエーションまで特定できないので、複数のカラバリを持つモデルに関しては、できれば品番とともにカラー名称も確認しておいたほうがいいだろう。
また買取査定に出すときや、フリマに出品するときに、製品を特定するためにも品番は大切な要素となる。購入したコーチ製品には、商品タグや保証書に必ず品番が記されているので、紛失しないようしっかり保存しておきたいところだ。なお、コーチの財布製品を買取に出す際には、以下の関連記事に高く売るためのコツや査定に出す前に注意すべきポイントが詳しく書かれているので、こちらもぜひ参照していただきたい。