使わなくなったビデオカメラは、捨てるよりも売ってしまったほうがいい。高性能なビデオカメラであれば高値で売ることができるため、得した気分になるだろう。ビデオカメラの買取方法は複数あるため、自分の都合のいい方法を選ぶといい。
ここでは、ヤフオクで中古ビデオカメラを売買するときの落札相場や、ビデオカメラを高く売るコツなどについて紹介する。事前にビデオカメラの相場や売却方法を知っておけば損する心配もないので、安心して売却できるだろう。
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ビデオカメラを高く売る方法
実際にビデオカメラを売りたくても、どのような方法で売ればいいかわからず、悩んでしまう人もいるだろう。ビデオカメラの売り方を間違えてしまうと、相場より安い価格で買取される可能性もあるので注意が必要だ。まずはビデオカメラの売却方法を知って、自分に適した方法を選んでみるといいだろう。
カメラ買取専門店に持ち込む
カメラの買取専門店であれば、ビデオカメラの価値がわかるスタッフが在籍しているため、適正価格をつけてもらいやすい。専門店であれば、需要のある販売ルートを確保しているため、高価買取が期待できる。安値で買い叩かれる心配がないので、初めての人でも安心して利用できるだろう。
手早く売りたい人は店頭買取が便利
店頭買取の場合、早ければ数分程度で査定が終了するため、長時間待たされる心配がない。混雑していると査定結果が出るまで30分以上かかることもあるが、その日のうちに現金化することができるため、急いでいる人にとっては便利な売却方法だと言えるだろう。
宅配買取で手間をかけずに売却
最近は宅配買取を実施している買取専門店も多いので、自宅近くに店舗がない人でも気軽に利用することができる。宅配買取の場合、自宅ですべての手続きを済ませることができるため、店まで出向く手間がかからない。店まで行く時間がない忙しい人も、宅配買取であれば楽に利用できるだろう。
ただし、業者によって買取価格が異なるため、事前に複数の業者の査定額を比較してから売りに出すといいだろう。
ネットオークションで売る
買取業者にビデオカメラを売るのが面倒な場合は、ネットオークションを利用して自分で売る方法もある。ネットオークションであれば、ネット上ですべてのやり取りを済ませることができるから便利だ。実際にビデオカメラを出品する際は、写真撮影や商品説明を記載する手間がかかるが、決して難しいものではないので、誰でも気軽にチャレンジできる。
特に国内最大級のネットオークションである「ヤフオク」には、大勢の買い手がいるため、多少状態の悪いものでも相場以上の価格で売れる可能性がある。買い手さえ見つかればジャンク品でも売ることができるので、手間をかけて出品するだけの価値はあると言えるだろう。
リサイクルショップは利用しないほうがいい
要らなくなったビデオカメラを売るときに、リサイクルショップに持ち込もうとする人がいるが、これはやめておいた方がいい。専門の買取業者と違い、リサイクルショップはカメラ専門の査定スタッフがいないため、安値で買い叩かれる可能性が高い。
せっかく高値で売れたものが安値で買取されてしまってはもったいないので、別の売却方法を選んだほうがいいだろう。
ビデオカメラの落札相場をチェック
ビデオカメラを売るときは、事前に相場を知っておく必要がある。相場がわかっていれば、安値で買い叩かれる心配もなく満足のいく取引ができるだろう。
一口にビデオカメラと言っても、さまざまなメーカーや種類があるので、それぞれの相場をチェックしておく必要がある。ここでは、ヤフオクの落札相場を紹介する。
業務用ビデオカメラは高値で落札されやすい
高性能な業務用ビデオカメラは、定価が高いこともあって高値で落札されやすい傾向がある。数ある業務用ビデオカメラの中でも特に人気が高いのは、ソニーのデジタル4Kビデオカメラだ。美品であれば20万円前後の価格で落札されている。
業務用ビデオカメラの相場は安定しているため、状態のいいものであれば高値での落札を期待できるだろう。
4K対応の家庭用カメラも高値で落札可能
家庭用カメラでも、4K対応の性能のいいビデオカメラであれば、高値で落札されやすい。例えば、ソニーのFDR-AX60は、中古でも7万円前後の価格で落札されている。
一般的なデジタルビデオカメラでも、美品であれば4~5万円の価格で落札されているので、買取業者に依頼するよりも高値で売れる可能性が高い。
GoProの人気が急上昇
最近はカメラで自撮りする人が増えるとともに、小型で軽いGoProなどのアクションカメラの人気が急上昇している。中古でもアクションカメラの人気は高く、ヤフオクの落札相場も比較的高い。美品であれば5万円前後の価格で落札されるため、他の業者に売るよりもお得だと言える。
出品する前に最新の相場をチェック
ビデオカメラは毎年新しいモデルが登場しているため、相場の変動が激しい。ヤフオクでビデオカメラを売りたい場合は、事前に最新の相場をチェックして、適正価格を知っておく必要がある。
商品検索をすれば、現在出品されている商品の価格を調べることができるので、一度チェックしておくといいだろう。過去の落札価格を調べたいときは、検索結果ページの上部にある「落札相場を調べる」をクリックすれば、過去120日分の落札価格を簡単にチェックすることができる。
自分の出品しようと思っているビデオカメラが過去に高値で落札されているなら、需要がある証拠なので、試しにヤフオクに出品してみるといいだろう。
ビデオカメラの価格を上げる方法
中古のビデオカメラは、少し工夫するだけで高値で売ることができる。ちょっとしたポイントに気をつけるだけで価格が大きく変動するため、多少面倒でも手間をかけたほうがいい。
売る前に綺麗な状態にする
中古のビデオカメラを高く売りたいなら、買ったときの状態に少しでも近づけることが大事だ。見た目が綺麗であれば高値がつきやすいため、ビデオカメラを売る前に一度掃除しておくといいだろう。
レンズや液晶画面に付いているホコリは、メガネ拭きの布などを使って優しく取り除いておこう。外装についた目立つ汚れは、ブラシなどを使えば簡単に落とすことができる。身近なものを使えば簡単に掃除できるので、特別に何か掃除道具を買う必要はない。
製造から5年以内に売る
ビデオカメラなどの電化製品は、製造から5年以上が経つと故障などのリスクが高まるため、高値をつけてもらうのが難しくなってしまう。5年以上経過したビデオカメラは、見た目の状態が良くても数千円程度の価値しかつかなくなってしまうので要注意だ。10年以上が経過したものは、ほとんど値段がつかないため、ゴミ扱いされてしまうこともある。
逆に、製造から5年以内の比較的新しいビデオカメラであれば、5万円以上の高値で売ることが可能になるため、できるだけ早く売りに出したほうがいい。使わなくなったビデオカメラを家に保管していても、価値は下がっていく一方なので、「もう要らない」と判断したなら1日でも早く売ってしまったほうがいいだろう。
売るタイミングが大事
中古のビデオカメラは新モデルが発売される前に売ったほうがいい。新モデルが発売された後は、旧モデルの相場が急落してしまうので注意が必要だ。もし、新モデルが発売される情報があるなら、早めに売却を検討したほうがいいだろう。
1年の中でビデオカメラの需要が高まるのは秋の行楽シーズンだ。この時期は運動会や文化祭など学校行事が多いため、中古ビデオカメラの需要も高まる。通常よりも高値で売れる可能性があるため、この時期を狙って売るのも一つの方法だ。
付属品をそろえる
ビデオカメラを購入したときにあった保証書、取扱説明書、アクセサリーや外箱は、ビデオカメラ本体と一緒に売ったほうが高値がつきやすい。付属品が一つでも欠けていると、価値が大きく下がってしまうこともあるので、家の中に残っていないか一度探してみるといいだろう。
ビデオカメラを売るときの注意点
ビデオカメラを売るときは、個人情報の流出やデータ消去などに気をつけなければならない。何の対策もせずに売ってしまうと、自分の大事なプライベートな動画が流出してしまう可能性もあるので注意が必要だ。
データ削除をする
ビデオカメラを売る前に、SDカードは必ず抜き取っておくようにしよう。買取業者に売る場合は、業者側がSDカードの存在に気づいて返送してくれる場合もあるが、ヤフオクなどで個人取引をする場合は、他人に自分の動画を見られてしまう可能性もあるので注意しなければならない。
SDカード内蔵型のビデオカメラであれば、カメラに記録されているデータを事前に削除してから売りに出すべきだ。大事な自分の個人情報が外部に漏れることがないように、データ削除は必ずおこなうようにしよう。
バックアップをする
データ削除をする前に、バックアップをしておくことも大事だ。大切な思い出まで削除してしまわないように、必ずバックアップをしてからビデオカメラを売ったほうがいい。
保管状態に気をつける
ビデオカメラを少しでも高値で売りたいなら、日頃から保管方法に気をつける必要がある。ビデオカメラは湿気に弱いため、湿度の高い場所に保管しておくとカビが発生してしまう。カビが生えてしまったビデオカメラはニーズがほぼないため、売ることは諦めなければならない。
ビデオカメラにカビを生えさせないようにするには、日頃から湿気のない場所に保管することが大事だ。ビデオカメラを使わないときは専用のケースに入れて、湿気や日光を避けて保存しておけば、劣化を防ぐことができる。
また、ビデオカメラを使用した後に、クロスなどを使用して汚れを落としておけば、綺麗な状態を維持できる。特に雨天時や水辺で撮影したときや、汗でビデオカメラを濡らしてしまったときは、布で拭いて乾かしてから保管したほうがいい。濡れたまま保管してしまうと、カビやサビが発生してしまうので注意しなければならない。日頃からビデオカメラを丁寧に扱っていれば、売るときに苦労しないで済むだろう。
まとめ
ヤフオクで中古ビデオカメラを売買するときの落札相場と高く売るコツをご紹介した。ヤフオクでは、美品であれば買取業者よりも高く売れる可能性がある。
もし売却をお考えなら、できるだけ綺麗に掃除して、早めに出品することをおすすめする。その際は付属品の有無、新モデルの発売時期や需要の多いシーズンなどにも気をつけたい。また、バックアップやデータの消去は必ずおこなうようにしよう。