iPhoneやAndroid等のスマホ用フリマアプリのメルカリでの高額カード取引に関わる詐欺の手法と、詐欺を回避、もしくはあわないようにするための対策についてまとめたものである。
メルカリだけでなくヤフオク!、フリル、ラクマなどのインターネットを使った個人間フリーマーケット取引においてはそれなりの確率でトラブルが起きてしまうのが悩みの種だろう。
悪意があるわけではなく、お互いの思い違いで起きるトラブルのケースであれば、解決しようと努力する行動を当事者間で起こすため、影響も、比較的軽度なもので済むことが多いのだが、悪意を持って相手を騙し、詐欺の手法で利益を得ようとする「だまし」にあったケースにはかなりのダメージを負うことになる。
きちんと注意して高額カード取引することで、できる限り詐欺を回避し、金銭トラブルにあわないようにし、かりに詐欺にあったケースに備えて前もって対策をしておくことがとても重要になってくる。
今回はメルカリで起こり得るまたはすでに起きている高額カード取引詐欺の方法と、どうすれば高額カード取引詐欺にあわずに済むかを考え、対策について紹介したい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
購入側で巻き込まれる詐欺のパターンは?
購入者が詐欺に遭ってしまうというケースは、ほとんどの場合において「メルカリ経由で、高額カード取引をおこない、お金を支払ったにも関わらず、商品が届かない状況のこと」を言う。
メルカリにおいて購入者がこのような高額カード取引詐欺に遭ってしまうケースは、大きく次のパターンが考えられる。
メルカリ以外で直接取引を提案される
メルカリ以外の場所での高額カード取引(直接取引)を提案されるパターンだ。
メルカリの取引では代金を一旦メルカリがキープし、商品を購入者が受取ったのちに、出品者を評価するところまで完了することで出品者にお金が入るスキームが組まれている。このスキームにより高い安全性が保たれるようになっているのである。
そのスキームが組まれているため購入者が商品を受け取れなかったケースでは、出品者は代金を受け取ることも当然できないので詐欺をおこなうこともできないのだ。
高額カード取引に限らず、詐欺をしようとする人間はメルカリでの仲介をさせずに代金を直接口座に先払いするように進めるのがおおくみられる手口なので、こういった手法を覚えておいて回避することが大事である。
直接取引には、断固たる思いで、絶対応じないスタイルを貫くことが大事である。
商品が未到着でも受取評価を求められる
商品が届いていないにも関わらず、受取評価をするように求められるパターンもある。前の項目でも述べたとおりではあるが、メルカリでは、購入者が受取評価を完了すると、出品者に入金がおこなわれるスキームになっている。
つまり、出品者がメルカリを通して詐欺をしようとするケースにおいては、ほぼ必ず購入者に前もって評価をさせるように仕組んでくるのでとても注意が必要となる。
とても古典的であるのだが、例えば「急に親が入院することになったので、お金が早急に必要になっています。売上金を現金化したいから商品が届く前になんとか評価をつけてもらえないか」といったメッセージが届くこともある。
優しい方だと、これにシンパシーをかんじて、商品が届く前に評価を完了させてしまうと、相手には売上金が入り、こちらにはおそらく何も届かないのである。
そして、それが詐欺であろうがなかろうが、お互いが評価を済ませてしまっているケースにおいては、その高額カード取引はストレスなく完了したとみなされるのである。運営事務局も基本的には取り合わず、問題が解決されることもほとんどないということがみられる。
写真や説明文とかなり違う状態の商品を送りつけてくる
また、上記と違ういかさまのパターンとして、写真や説明文とかなり違う状態の商品を送りつけてくるというケースもある。この狙いは、中身を確認することなく購入者が評価をしたり、または中身を確認した上で悪い評価をすることに重きを置いている。
これらのケースは、必ず以下の2点を意識しておくことで回避が出来るようになる。
- ・商品が届き、中身を確認するまでは何があっても評価をしない
- ・商品が届くまでは、3日に1回はメッセージをかならず送る
ひとつめに関しては、評価が完了してしまうと詐欺であろうがなかろうが、売上金が出品者に入るため、商品に問題がないことがわかるまでは評価完了をしてはならないということである。
後者に関しては、発送通知から7日以上経過し、購入者から72時間以上メッセージがきていないケースにおいては出品者はメルカリの運営にリクエストして、評価を強制的につけてもらうことができるため、それを阻止するというねらいがあるのだ。
前者については知っている人が多いのだが、後者の勝手に評価をつけられてしまうことに関してはおもったよりも知られていないため注意しておかなければならない。
出品者側で巻き込まれる詐欺のパターンは?
出品者側が詐欺にまきこまれるというパターンは、「商品を相手におくったにもかかわらず、その代金を受け取れないシチュエーションのこと」ということができる。
メルカリにおいて、出品者がこのような詐欺にまきこまれるケースは、次の2パターンにわけられると考えられる。
メルカリ以外で直接取引を提案される
購入者側のケースとほとんど同じだが、メルカリ以外の場所での高額カード取引(直接取引)を提案されるパターンだ。
購入者は代金を先にメルカリに支払わない限りにおいては商品を送ってもらえない。それゆえ、直接取引において、出品者に対し後払いをするように持ちかけてくることが多い。
出品者のケースでも、購入者でも、基本的にはなにがあっても、絶対にメルカリを通さない、個人間の直接取引はおこなわないようにすることが求められる。
商品を受け取っているのに返金をせまる
本当は高額カードを受け取っているのにもかかわらず、商品を受け取っていないと嘘でごまかし、返金をせまってくるパターンもある。
購入者は商品が届かなければ返金を受けることができるようなスキームが組まれているのだが、これを意図的に悪用して商品が届いているにもかかわらず、商品が届いていないとはったりをきかせることで、返金をさせようとするケースがある。
このような嘘をみやぶるためには、追跡可能な発送方法をセレクトすれば、問題がすっきりとなくなる。具体的な発送方法としては、下記のものがあるので参考にしてほしい。
- ・らくらくメルカリ便 宅配便
- ・らくらくメルカリ便 宅配便コンパクト
- ・らくらくメルカリ便 ネコポス
- ・ヤマト運輸 宅配便
- ・ヤマト運輸 宅配便コンパクト
- ・ヤマト運輸 ネコポス
- ・ヤマト運輸 はこBOON
- ・日本郵便 ゆうパック
- ・日本郵便 レターパックライト
- ・日本郵便 レターパックプラス
- ・日本郵便 クリックポスト
- ・日本郵便 簡易書留
- ・佐川急便 飛脚宅配便
これらの発送手段は、商品をきちんと送ったという証拠が残るため、いざというときに、相手の嘘を跳ねのけることができるので、確実に利用したい。
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詐欺にあわないためには
詐欺をする人のじょうとうくに注意して高額カード取引を安全にしたいものだ。ここでは、メルカリで詐欺にあわないために詐欺の事例や対応方法を紹介していく。
詐欺の事例
メルカリに限った話ではないが、詐欺をする人がひんぱんに使う手口として「親が病気になった」「けがをして入院している」「子供が事故にあった」などのようなよいひとのメンタルをゆさぶるようなメッセージをつかい、かつ緊急性をもたすことで、当該人の判断力を誤らせる方向にもっていこうとすることが多い。
上述したが、購入者に対して詐欺をおこなうケースにおいては、発送通知から7日間が過ぎ、購入者からのメッセージが72時間以上届かないケースにあたるのであれば、メルカリ運営を巻き込んで、詐欺を成立させて、お金をだまし取ることができるようになるのだ。
発送通知を送った後に、下記のようなメッセージが来たとする。
「申し訳ありませんが、意図せずに発送通知を送ってしまいました。ですが、今は子供が風邪をひいてしまい、すぐには発送ができないのですが、なにがあっても、一週間以内には、発送いたしますので、少しだけお待ちいただけませんでしょうか。」
良い人であれば、「大変ですね、お大事に」とだけメッセージを送って、何もすることなく1週間程度は待つこともかなりのケースにおいて、あり得るだろう。
詐欺を成立させない
何のメッセージもせずに1週間経ってしまうと、「発送通知から7日が経過」、「購入者が72時間以上メッセージを送っていない」というケースの2要件を満たすことになり、商品が届かなくても、出品者にお金が入って、詐欺が成立してしまう。
もちろん、メッセージにおいて発送通知を送ったにもかかわらず、商品が届かない理由は「間違って押した」「配送事故」「配送先誤記入」などの詐欺ではないパターンもあるかもしれない。
だが、こうした詐欺の事例がとても増えていることを考えると、直接取引はしないことと、3日以上は間隔をあけないで、メッセージを送ることで、上述の2要件を成立させないようにすることが大切になってくる。
では、トレカの個人間取引はやめた方がいいのかというとそうではない。高額カード取引も安全におこなえるC2Cのサービスがリリースされたので、紹介したい。トレカに特化したフリマアプリのmagi(マギ)だ。
高額カード取引を安全におこなうならmagi
magi(マギ)は「遊戯王」「ポケモンカード」などの人気トレカの売買に特化した、C2Cフリマサービスである。
トレカユーザーの多くが、上述の通りカードショップでの売買やオークションサービス、フリマサービスなどの二次流通サービスを利用しているのにもかかわらず、トレカ専門のC2C取引に特化したアプリがないことに目をつけて、作られたサービスだ。
magiでのトレカの出品はシンプルだ。
- ・トレカの写真を撮る
- ・商品名を入力する
- ・商品状態を入力する
- ・金額を設定する
また、高額カード売買の取引頻度が高く、サービス利用者の間で買い手と売り手が転換しやすいこともあり、市況もかんばしい状態である。
今後は特化型のサービスとしてのメリットを活かして、取引の利便性だけでなく、トレカ対戦のようなオフラインのコミュニケーションが活発なトレカ市場から抜け出るために、オンライン上でのコミュニティ活性化に力を入れようとしている。具体的には、掲示板機能のリリースをおこなう予定だ。
トレカ特化のフリマアプリmagiの特徴
magiのサービスには5つの特徴があるので紹介していく。
商品カテゴリー
まずは商品カテゴリーだ。magiの商品カテゴリーは数多くのトレカタイトルが並び、目的のトレカを簡単に見つけることが可能となっている。
タグ設定
次にトレカならではのタグ設定でより探しやすく、たとえば、遊戯王であれば「モンスター」「魔法」「罠」「トークン」や属性や種族などのタグ設定が可能となっており、トレカ専用アプリならではの、検索のしやすさは、かなり使い勝手がいいといえる。
状態設定
次の特徴は、状態設定だ。トレカの状態もとても簡単でわかりやすく、商品状態も「微キズ」「プレイ用」などトレカならではの設定がこまかくできるようになっている。
ポイント付与
売っても、買っても、金額に応じたポイント(取引額の1%)が付与されるので、ポイントを使用して商品の購入をおこなうことができるようになるので、メリットも大きい。
関連商品
トレカ関連商品も見つけやすく、カードだけでなく、プレイマットやスリーブなどトレカとはきってもきりはなせない関連商品のカテゴリも用意されている。
ぜひmagiをためしてほしい。
magi(マギ)|https://magi.camp/
主な取り扱いトレカタイトル
主な取り扱いトレカタイトルは次の通りだ。
遊戯王/ポケモンカード/マジック・ザ・ギャザリング/デュエル・マスターズ/カードファイト‼ヴァンガード/バトルスピリッツ/バディファイ/WCCF/ヴァイスシュヴァルツ/アイカツ/WIXOSS/Z/X/ラブライブ!スクールアイドルコレクション/ファイアーエムブレム0/Chaos/白猫プロジェクト/リセ オーバーチュア トなど
まとめ
メルカリでトレカ売買をした際のトラブル事例や、トレカの売買でおすすめのフリマアプリmagiを紹介した。メルカリは手軽に個人間取引ができるメリットがあるが、今回紹介したように詐欺やトラブルもあるので注意が必要だ。
magiは、「売って終わり」「買って終わり」のメルカリとは違い、コミュニティの活性化にも力を入れていく。その点でも安心して取引ができるとともに、トレカプレイヤーにとっても楽しい場になるのではないだろうか。
本コラムを参考にしていただき、納得のいく取引をしてほしい。
magi(マギ)|https://magi.camp/