いらない服を売却したいと考えている人は少なくないだろう。中には、全く着ないまま売ることになる服もあるかもしれない。一般的に買取市場では新品に近いほど価格が高くなるとされているが、実際はどうなのだろうか。
当記事では、新品の服の買取相場や、高値で売る方法、おすすめの買取業者などもまとめていくので、ぜひ参考にしてほしい。なお、ここで紹介する情報は2021年2月15日現在のものである。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
新品の状態の服とは
まず、そもそも新品とはどの状態の服を指すのかを解説していこう。服にはざっくりと分けて4つの状態がある。
- 新品:小売店で売っているもの
- アウトレット品:新品だが、通常のルートで売るには難があるもの(ほつれなどがある)
- 新古品:一度消費者の手に渡った未開封・未着用の服、試着程度の使用感の服
- 中古品:使用したもの
上記を見てわかる通り、新品とは小売店に売っている服を指す。そのため、「購入したが全く着用していない服」は新品ではなく新古品の扱いだ。また、新品として扱われるには、タグなどの付属品も必要である。
新品の服の買取相場とは
それでは、新古品の服の買取相場を見ていこう。今回、新古品の買取価格として参考にするのは、業者が提示している「買取上限価格」である。
買取上限価格とは、売却したものが「最もよい状態である」と査定された際に付けられる買取価格だ。新古品を売却した場合、ほとんどこの価格が付けられる。
- 【A BATHING APE】20SS 1st CAMO CLASSIC RAIN JACKET
- 新品定価:34,980円
- 買取上限価格:12,000円
- 【AVIREX】G-1 TOP GUN 6181013-50
- 新品定価:101,200円
- 買取上限価格:42,000円
- 【BALENCIAGA】20SS LOGO HOODIE 570811THV798077
- 新品定価:97,000円
- 買取上限価格:43,000円
3つの服の新品定価と新古品の買取価格を比べてみたが、新古品は新品定価の2分の1~3分の1程度の価格になるようである。ただ、ここで紹介した服は人気メンズブランドの服なので、ノーブランド品の場合はさらに価格が下がる可能性がある。コラボ商品など希少価値の高いものであれば、定価よりも高く売れる可能性が高い。
服の新古品が新品よりも価格が下がる理由としては、服にはトレンドがあるからだと考えられる。服屋で季節の終わりにセールがあるように、服は新品であっても発売からしばらく経つと価値が下がってしまうのだ。
おすすめの服買取業者3選
続いて、服を売る際におすすめの買取業者を紹介していく。クチコミ評価が高めの業者をピックアップしたので、業者選びの参考にしてほしい。
ここでは3社を紹介しているが、まだまだ買取業者はたくさんある。ヒカカク!を使ってほかにも業者を探してみるとよいだろう。
ビープライス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ビープライスはブランド服を専門に買取している業者だ。メンテナンスもできる洋服のプロフェッショナルが査定してくれるので、相場相応の買取価格が期待できる。
月替わりでキャンペーンをおこなっているので、チェックしておくとよいだろう。たとえば、10点以上のまとめ売りで査定額15%アップなど、お得なキャンペーンが開催されている。
店頭買取・宅配買取・出張買取に対応している。店舗は東京と大阪にあるので、遠方に住んでいる人は送料無料の宅配買取を利用しよう。
BRAND REVALUE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BRAND REVALUEはブランドの服や小物などを買取している業者だ。取り扱い品目が多いので、まとめ売りしやすい。
経費削減を徹底しており、その分買取価格が高く設定されている。細やかなサービスも魅力で、スタッフの対応についても評価が高い。ラグジュアリーな店構えも特徴的である。
店頭買取・宅配買取・出張買取に対応可能。店舗は東京を中心に、関東・中部・関西にある。出張買取・宅配買取ともに無料だ。
ADDICT(アディクト)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ADDICT(アディクト)はメンズブランド専門の買取業者。ブランド知識豊富なスタッフが査定してくれるので、安心して買取を依頼できる。
独自のシステムを導入しており、コストカットを実現している。市場調査も徹底しているので、見積額が高い。査定を3営業日以内におこなってくれるので、すぐに買取してもらいたい人にもぴったりだ。
宅配買取と店頭買取に対応している。店舗は渋谷駅から5分の好立地。宅配買取の場合は無料の梱包材をもらえる。送料もかからないので安心だ。
服を売るときの買取業者選びのポイント
服の買取をしている業者は、上記で紹介した業者以外にもたくさんある。自分で選びたいという人もいるだろう。その場合は、ここで紹介する業者選びのポイントを参考にしていただきたい。
満足のいく取引ができるかどうかは、業者選びによって変わる。じっくりと自分に合った業者を探そう。
服専門の買取業者を選ぶ
服を高値買取してもらいたいなら、服を専門に扱っている業者に売るのがおすすめだ。服以外にもさまざまな品目を買取している業者もあるが、服専門の業者のほうが服の知識が深く、服を高値買取してくれる可能性が高い。
また、リサイクルショップではなく買取専門店に売ることを推奨する。それというのも、リサイクルショップは買取価格が安くなる傾向にあるためだ。
リサイクルショップは販売店舗も持ってることから、経営コストが高い。また、査定をするのが専門知識を持たないスタッフであることもあり、相応の価格が付かないことがある。結果として、買取価格が安くなってしまうのだ。
買取方法も確認しておく
買取方法には「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つの方法がある。状況によって利用したい方法は異なってくるだろう。そのため、対応している買取方法も確認しておく必要がある。
業者によっては、一部の方法しか対応していないこともあるので注意しよう。それぞれの買取方法の特徴を解説していくので、チェックしてほしい。
店頭買取
店舗に直接持ち込んで買取してもらう方法が店頭買取だ。目の前で査定してもらえるので、安心感がある。業者によっては出張買取や宅配買取よりも高値がつくので、高値で売りたい場合におすすめの方法だ。
ただ、基本的には近場の店舗を利用することになるので、業者の選択肢が少なくなってしまう。また、査定をしている間は待たなければいけないので、時間に余裕を持って店舗に行かなければいけない。業者によっては予約が必要なので、事前に確認しておこう。
出張買取
業者が自宅まで来て、査定および買取をしてくれるのが出張買取だ。自宅から出ることなく買取してもらえるので便利である。売りたい服が何着もある場合に特におすすめだ。
利用する際には、出張対応エリアを確認しておこう。対応エリア外に住んでいる場合は出張買取を利用できない。また、業者によっては出張料がかかるので注意が必要だ。
宅配買取
宅配で店舗に売りたいものを売って買取してもらうのが宅配買取である。自分のペースで取引できるので、なかなか時間が取れないという人にもおすすめだ。住んでいる地域に関係なく、全国の業者を利用できるのも大きなメリットである。業者によっては自宅まで集荷に来てくれることもあるので、チェックしておこう。
送料がかかることがあるので、事前に確認しておこう。送料がかかる業者に着払いで送ると、返送されてしまうので注意が必要だ。また、送る際には、万が一濡れてもよいようにOPP袋などを活用して丁寧に梱包しよう。
手数料がかからない業者を選ぶ
買取の際に送料や出張料、振込手数料などの手数料を取られることがあるので、手数料の有無は事前に確認しておきたい。売却するものによっては、手数料をとられると手元にほとんどお金が入ってこなくなる場合もある。査定額には手数料は含まれていないことがほとんどなので、手数料も考慮した上で査定額を確認しよう。
買取価格や買取点数によって手数料の有無が変わる業者もある。そういった業者を利用する場合は、まとめ売りをするようにしたい。
クチコミもチェックしておこう
業者選びの際にサイトをチェックする人が多いが、自社サイトだけではその業者の本質はわからない。高値買取をうたっているのに実際の買取価格が安いこともあれば、スタッフの対応に不満を持つ場合もある。そういったギャップをなくすためにも、クチコミも調べておこう。利用者目線のリアルな業者の評価がわかる。
クチコミはインターネットで調べることもできるが、ヒカカク!のクチコミがわかりやすい。Googleやクチコミサイトのクチコミは販売店としての評価が多く含まれており、買取サービスについての評価がわからないことがあるが、ヒカカク!のクチコミは買取サービスの評価のみなので、買取業者のクチコミ探しにはヒカカク!の利用をおすすめする。
服を高値買取してもらうために気をつけたいこと
服を売るなら、できる限り高値で買取してもらいたいと考える人が多いだろう。服を高値で買取してもらうには、やみくもに売らず、いくつかのポイントに気をつけてほしい。
最後に、服を高値買取してもらうためにチェックしたいポイントを紹介していく。売却する前にチェックしておこう。
新品はそのまま売る
新古品として持っている服は、開封せずにそのまま売るようにしよう。タグも付けた状態にしておいたほうがよい。開封してしまうと価値が下がる可能性がある。
着用した服を売る場合は、一度洗濯しておくとよい。汚れなどが付いている場合は、できる限り取っておこう。アイロンをかけ、シワも取り除いておくと、評価が上がる可能性がある。
高く売れやすい時期に売る
服は時間が経つと、いわゆる「時代遅れ」になってしまい価値が下がる。そのため、長く家に置いておかずに、なるべく早めに売ったほうがよい。
ただし、売るシーズンは意識したほうがよいだろう。服が高く売れやすいのは、シーズン前である。たとえば、冬服は秋に売ると高値が付きやすくなるのだ。
要らないものをまとめて売る
服を売るときには1着だけ売らずに、何着かをまとめて売るのがおすすめだ。業者によっては、まとめ売りをすると査定額が上がることがある。
また、複数回に分けて売却すると余計な手間がかかってしまう。不要品がいくつもあるなら、なるべくまとめ売りをしよう。後から「これも売っておけばよかった」とならないように、売却前に家の中を見回してみるのがおすすめだ。
付属品も一緒に売る
付属品があれば、一緒に売るようにしよう。新古品の服を売るなら、タグを付けた状態で売ったほうがよい。コラボ商品の場合は、鑑定書やノベルティなども付いてることがあるので確認しておこう。
ヒカカク!を使って効率的に売る
服の買取価格は業者によって差が出やすい傾向にある。そのため、査定額を比較した上で業者を決めるのがおすすめだが、実際に複数の業者に査定依頼するのは手間がかかってしまう。ヒカカク!の一括査定フォームなら、複数の業者にまとめて査定依頼が送ることができる。
買取業者のクチコミや買取についてのコラムなど、役に立つ情報も掲載しており、無料で利用できるので、ぜひアクセスしてほしい。
まとめ
全く着用していない服は、新古品として売ることが可能だ。価格は新品定価の2分の1から3分の1程度で売れることが多いようである。ブランドによって価格が異なるので、一度査定してもらうとよいだろう。査定を依頼するときには、最低でも3社以上は買取価格やサービスを比較して、自身に合ったより良い業者で高価買取を目指してほしい。
参考