Gショックは、カシオから1983年に発売が開始された。海外でも非常に人気を博しているが、その理由はGショックならではの特徴にある。
Gショックの特徴とは、堅牢性。タフさを追求して作られた為、非常に頑丈な作りになっている。その他にも、機能性や操作性を兼ね備えている点が支持を集めている所以だ。近年ではよりタフさを追求して、衝撃力、遠心力、振動の重力加速度にも耐えられるような構造にもなった。
ここまで堅牢性が優れていると故障という概念が薄れがちだが、やはり精密機器であるがゆえに、どうしても故障というリスクは生じてしまうもの。むしろ、Gショックのように頑丈なものという印象が強いために、いつの間にか乱暴に扱ってしまっており、知らず知らずのうちに不具合につながりかねない小さなほころびが蓄積されてしまうのかもしれない。
堅牢性に長けたGショックだからこそ、故障してしまった時の対応はどうしたらいいか迷う人もいるかもしれない。そこで今回は、Gショックが故障した時の修理方法や費用を紹介していこう。メーカー修理はもちろんのこと、メーカー以外での修理方法も紹介するので参考にしてみると良いだろう。
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修理を請け負ってくれる場所とは
Gショックなどの腕時計の製造技術は時を経つごとに向上しているため、なかなか故障するといったケースに遭遇することが減ってきている。そのため、故障してしまい「いざ修理に出そうとしてもどうしたらいいか分からない…」というケースも見受けられる。
Gショックなどの特殊な機能がついた腕時計などは、長年愛用しているケースが多いものだ。そのため、故障してしまっても、新しい腕時計に変え買えるのではなく、修理をしてまた使いたいという人が多いように見受けられる。
そこで、下記では修理する際の方法を紹介する。修理するためにも様々な方法があるので参考にしてみると良いだろう。
メーカー
Gショックが故障してしまった時は、どこに修理に出そうか悩むもの。大方の人が、まず思いつくのはメーカー修理ではないだろうか。
腕時計を購入する際は保証書がついてくるので、まず修理に出す場所という認識が強いだろう。また、メーカー修理という高い信頼性の元、修理を依頼したい人が多い。特に、特殊な腕時計はメーカーでしか修理ができないといったケースがあるので、まずはやはりメーカーに修理をしてもらえるかどうかを確認するのが良いだろう。
しかし、メーカーも随分前に発売された腕時計は修理対象外してしまっている場合もあるので、注意が必要だ。
修理専門店
Gショックが故障してしまった際は、メーカー以外にも修理を請け負ってくれるところがあるのはご存知だろうか。それは、腕時計などの修理を専門的に請け負っている修理専門店だ。
修理専門店だと、メーカーよりも技術が劣ると思われがちですし、良く分からなくて利用したことが無い人いますが、技術が高い人がやっているので、メーカーとは遜色ないくらいといわれている。
何よりも、メーカーで断られてしまった故障品でも引き受けてくれることが多いので、最後の砦といった役割も担っている。
ただ、修理専門店は数が多く、どこが信頼できる場所なのかが分かりづらい面もある。また、修理費用を高く請求されてしまうケースもあるので、口コミなどをしっかり見て、どこに依頼すべきか吟味する必要がある。
メーカーにGショックの修理を依頼した場合
メーカーにGショックの修理を依頼する場合は、まずは故障診断を受けてみると良いだろう。カシオのホームページにタフソーラー故障診断というページがあるので、故障とみられる症状に合わせて、まずは該当する症状を選択肢から選んでみる。故障の症状ごとに対処法が明記されているので、その対処法で直ることもある。
しかし、この対処法を実践しても変化が見られない場合は、故障していることになるので修理の申し込みをしなければならない。
メーカー修理の流れ
メーカー修理での依頼は、WEBからの受け付けが推奨されている。修理までの流れは、一般的なメーカー修理とほぼ変わらない。
修理料金を確認、メールアドレスの登録、修理をする際に必要な情報の登録、修理してもらうGショックを送る（もしくは持ち込む）、修理、支払い、修理が完了したGショックを受け取るといった流れになっている。
WEBで修理依頼するとメリットが多い
WEBから申し込みをすることが推奨されているのは、メリットがあるからだ。WEBからの申し込みをするのであれば、まず、修理費用を把握することができる。修理に出す際に一番気になるのは費用。それを修理依頼前に知ることができる。
カシオのホームページで、製造名やモジュール番号を入力すると、修理費用がどれくらいかかるかが分かる仕組みになっているので、まずは確認してみよう。もし概算の修理費用でも、想像以上に高くなってしまったら、依頼する前に中断することも可能だ。また、他の手段を選ぶことが早い段階でできるようになる。
また、WEBから修理依頼をする際は、情報を入力しているのでそれを印刷すればいいので、面倒な記入なども避けることができる。これは、メーカーとしても修理依頼内容が事前に登録されるため、すぐに修理に取り掛かれる段取りになるので、より早く修理に入ることができる。そのため、修理日数が短くなる。さらに、現在の修理状況などが分かるので便利だ。
修理代金の相場
メーカーに修理依頼をした場合に気になるのは費用。メーカー修理の場合は、どの製品でどんな修理内容かで、費用に変動が出てくる。
費用において、一番大きなポイントは保証期間内か期間外かどうかだ。保証期間内であれば、無料で修理してくれることが多い。特別な修理が必要な場合は、別途費用が発生する場合もあるので確認が必要。
保証期間外に修理依頼をすると、費用が発生する。技術料、防水検査料金、一部部品代を含めた費用が掲示される。Gショックの場合、修理費用は1万円以上はかかることが多いようだ。
メーカーでも修理をしてもらえない場合もある
メーカーだとなんでも直してくれそうなイメージがありますが、実際は修理できるものとできないものがある。修理に必要な部品がない、経年劣化で修理をしても性能が保証でいない、分解された痕跡があるといった場合は、修理を断られる場合がある。自分で無理に修理しようとすると修理を請け負ってもらえなくなるかもしれないので、すぐにメーカーに修理に出した方が無難だろう。
修理専門店にGショックを依頼する場合
メーカーでもあまりにも製造から年月が経ってしまうと、修理に必要な部品がなくなってしまっていることがある。そのため、どうしても修理を請け負えないといった事態も発生してしまう。そうなってしまうと、メーカーでは修理をしてもらうことはできなくなるので、他の方法で修理しなければならない。そこで、修理専門店が活躍するのだ。
修理専門店は近年増加傾向にあるため、街中やインターネットなどで目にしたことがあるのではないだろうか。この修理専門店は、とにかく修理対象にしているものが多い。そのため、メーカーでは修理をしてもらうことができなかったGショックでも請け負ってくれる可能性がある。メーカー修理ではないとはいえ、確かな腕を持った職人が修理を担当してくれるので、修理したいのであれば利用しない手はない。
銀座 紗古夢堂（サコムドウ）
https://www.sacomdo.com/※販売・修理専門店
ここで、修理専門店を1店舗紹介する。参考にしてみると良いだろう。
紗古夢堂は、時計専門店だ。店頭に持ち込むことで修理をしてもらうことができる。メーカー修理と同様に、修理内容で費用は異なりますが、目安として1,000円〜12,000円の間で修理を請け負っているようだ。
また、保証期間がつくので、何かしらの故障に再度見舞われたら、また修理をしてもらえるようになっている。しかし、保証がつけられない場合もあるので、しっかり保証がつくのか、期間はどれくらいなのかは確認しておこう。
修理専門店に依頼する際の注意点
修理専門店を利用する際にはいくつか注意が必要な点がある。それは修理費用が妥当なのかが判断しづらい点だ。不当な費用を請求されて支払ってしまったケースもあるので、注意が必要。できることなら、無料で査定してくれる修理専門店を複数見つけて、査定してもらうと相場が把握できるので、高額請求されても回避することができるようになる。
また、修理費用が事前に把握しているものよりも高くなりすぎてキャンセルしたい場合などにキャンセル料が発生してしまうこともある。依頼する前には、どういった時に費用が加算されるのか、口コミなどをみて把握しておくことをオススメする。
メーカーと修理専門店でも修理がしてもらえなかった場合
メーカーで修理をしてもらえず、修理専門店に掛け合ってみたものの、そちらもダメだったというケースも見受けられる。そんな時は、処分してしまったり、棚にしまって飾ったりする人もいるかもしれない。
もし、処分を検討しているのであれば、捨ててしまう前に、一度故障品でも買い取ってくれる業者に持って行くことをオススメする。故障しているGショックでも部品としての価値が見い出せる場合などは、買い取ってくれるケースもあるのだ。故障したものでも買い取ってくれるのは意外に盲点になっているので、最後の最後で試してみると良いだろう。
