ネジ打ちの際に便利なターボドライバーだが、買い替えなどで売却を検討している人も多いだろう。ターボドライバーを扱っている業者はたくさんあるが、どこに出せばいいのかわからないと悩むこともあるはずだ。
今回は、ターボドライバーの買取相場を紹介するとともに、業者選びのポイントや査定に出す前の準備について紹介していく。これから買取を利用しようと考えている人は、ぜひチェックしてみてほしい。
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作業効率アップに役立つターボドライバー
ターボドライバーは、ビス打ち機やネジ打ち機とも呼ばれる。自動でネジを充填(じゅうてん)してハイパワーで打ち込めるため、作業の手間を大幅に減らせるのだ。
また、メーカーによっても特徴が異なり、本体のサイズや重量、対応するビスやネジのサイズも製品によって異なる。内装の職人や大工にとっては、まさに必需品とも呼べるアイテムだ。以下では、需要が高いターボドライバーの特徴やメーカーについて紹介していく。
人気のメーカー
ターボドライバーを買取に出す場合、どのメーカーの製品であるかも重要な査定ポイントとなる。基本的にターボドライバーを扱っているメーカーは、日立工機(ハイコーキ)・マキタ・マックスの3社だ。
上記したメーカーの製品は人気が高いので、多少型落ちをしていたとしても買取可能なケースが多い。特にハイコーキとマックスの製品は需要が高い。手元で眠っている製品が見つかった場合には、できる限り早い段階で売却した方が良いだろう。
売れやすいターボドライバー
ターボドライバーの売れやすい製品を把握しておくことも大切だ。最新モデルであれば、中古市場に出回っている数が少ないので査定額は高くなる。ただし、限定モデルの場合は最新機種や型落ち品に限らず、高額で売れる可能性が高いだろう。
さらに、バッテリーの容量や電圧なども重要な査定ポイントとなる。バッテリーの容量・電圧が大きい方がハイパワーで稼働時間も長いため、低容量・低電圧のバッテリーと比較すると高額査定につながりやすいのだ。
また、高圧用か常圧用かという点でも需要は変化する。どちらの方が需要が高いかというのは、一概にはいえない。ただ、高圧用は、常圧用に比べて打ち込みスピードが速いため、多くの職人さんは高圧用を使用する傾向にあるようだ。
ターボドライバーの買取相場
では、ターボドライバーの買取価格は、どのようになっているのか紹介していく。下記に業者ごとの価格の比較を記載したので、売却を検討している方は、ぜひチェックしてみよう。
ちなみに、以下で紹介した買取価格は2020年9月時点で確認できたものになるため、査定時期によっては変動していることは留意しておいてほしい。
ツールオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
- ・MAX ターボドライバ HV-R41G4-G:25,000円
- ・HiKOKI 高圧ネジ打ち機 WF4H3:28,000円
- ・マキタ 高圧ビス打ち機 AR411HR:23,000円
ツールオフでのターボドライバーの中古買取相場は、20,000円〜30,000円ほどとなっている。専用ケースに入った製品や新品であれば、上記した相場価格よりも高価買取が期待できるだろう。
ツールオフは、工具専門の買取・販売業者だ。現在はオリンピック需要が高まっているため、工具の買取価格も上がってきている。また、工具修理のプロが在籍しているため、故障している製品でも買取が可能だ。動作不良製品の破棄を検討している方も利用しやすいだろう。
店頭買取のほか、宅配買取や出張買取にも対応している。出張買取は出張料などの手数料もかからず、宅配買取での送料・査定料も無料だ。店舗は東京や神奈川、千葉や埼玉などの首都圏のほか、関西では大阪にも複数あるので訪れやすいだろう。
アクトツール
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
- ・マックス HV-R41G4(G・R):30,000円
- ・ハイコーキ WF4HS:27,000円
- ・マキタ AR411HR:22,000円
アクトツールでのネジ打ち機(ビス打ち機)の中古買取相場としては、25,000〜30,000円ほどだ。ただし、型落ち製品や生産終了モデルに関しては、さらに低い買取価格になるだろう。
アクトツールは中古工具の買取をおこなっている業者だ。店頭販売はもちろん、リピーターも多い自社の通販サイトを持っている。販路が整っているため、高価買取が期待できるのだ。また、自社でのメンテナンスも可能なので、動作不良品の買取も可能になっている。
買取方法には、店頭買取・宅配買取・出張買取の3つ。宅配・出張買取にかかる費用は無料だが、出張エリアは限られているので利用する際は確認しておこう。埼玉や神奈川、千葉や東京などの首都圏を中心に展開しているが、博多などにも店舗があるので地方の人でも利用しやすい。
ハンドランド
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
- ・マックス HV-R32G1:12,500円
- ・マキタ AR411HR 41mm:26,500円
- ・ハイコーキ 90mm NV90HMC:23,000円
ハンドランドでのネジ打ち機(ビス打ち機)の中古買取相場は、15,000〜30,000円ほどだ。新品や最新モデル、ケースに入ったセットになっている製品であれば、さらに高い買取価格が期待できる。
ハンドランドはDIY用や業務用問わず、電動工具の買取をおこなっている業者だ。買取対象のメーカーや工具の種類も多く、工場やオフィスの撤去・解体・在庫処分もおこなっている。ジャンク品でも、しっかりと対応してくれるので安心だ。
基本的に出張・宅配買取に対応しているが、事前予約をしておけば埼玉県にある店舗での買取も可能。送料やキャンセル返送料も無料で、出張料もかからない。また、さまざまなサイズの梱包資材(段ボール)も無料で届けてくれるため、買取利用の初心者も利用しやすいだろう。
ターボドライバーの買取業者を選ぶポイント
工具の買取をおこなっている業者は多く、どの業者を利用すれば良いのか迷う方も多いだろう。ターボドライバーを売却する際に、どのようなポイントに気をつけて買取業者を選べばよいのかを紹介する。自分にあった買取業者を利用するためにも、以下のポイントを確認してみよう。
買取方法が選べる
業者によっては、さまざまな買取方法を設定している場合がある。お店に行ける場合は、買取では店頭買取が便利で現金化も早い。また、店が遠かったり査定に出しに行く時間が取れない場合に役に立つのが、店頭買取以外の方法だ。
例えば、宅配買取は商品を送付するだけで査定をおこなってもらえるので遠方の方や時間がない方に向いている。また、出張買取は重たいものや大型のも、大量に売却したい場合におすすめだ。このように、自分の利用したい買取方法が選べる業者を選択肢にいれておくことは重要になる。
査定にかかる時間
業者を選ぶ際には、査定にかかる時間も確認しておこう。業者によって査定にかかる時間は異なるが、だいたいの目安を確認して把握しておくとストレスもかかりにくい。また、査定にかかる時間は、どの査定方法を選ぶかによっても変わってくる。
例えば、店頭買取はその場で査定してもらうので、短時間で終わることがほとんどだ。また、宅配買取の場合は、商品が業者に届いてから3~5日の営業日以内など、ある程度の時間がかかることもある。
すぐに現金が必要な方は店頭買取や出張買取がある業者を選択し、時間に余裕がある方は宅配買取がある業者を利用するといった選び方もできるのだ。
査定にかかる費用
査定にかかる費用も業者によって異なるので、査定に出す前にきちんと確認しておくことが大切だ。査定料を無料にしている業者は多いが、別に費用がかかる場合もある。
宅配買取の場合、送料やキャンセル返送料が依頼者負担になる業者もあるのだ。また、出張買取の場合に出張費を負担しなければならないこともあるので確認しておこう。
いずれにしても、あとあとトラブルになる可能性があるので、あらかじめ利用する業者に確認しておくと安心だ。査定料=総費用にはならないということを注意してほしい。
買取強化中の製品はあるか
業者によっては、買取強化中の製品を設定している。いろいろな業者を比較しても、どの業者を選んだら良いか分からない場合に、こうしたキャンペーンやサービスを実施している業者を利用してみるのもおすすめだ。
たとえば、電動工具のように大きな枠で買取強化をしている場合やターボドライバーやメーカーをピンポイントで強化をしているケースもある。この買取強化枠を利用して、ターボドライバーの高価買取を目指すことも可能だ。
範囲を狭めて買取強化をしている場合には、買取額も大きくアップしていることもあるため、お得に売却できる。このように、さまざまな観点で各業者を比較して、よりお得に利用できる業者を選ぶのもひとつの作戦といえるだろう。
ターボドライバーを高値で売るポイント
ここまで、ターボドライバーを扱っている業者の選び方について紹介してきた。いざ業者が決まったら、少しでも高く売るために準備をしておくと良いことがあるので紹介していく。買取価格を左右するポイントにもなるので、ぜひチェックしてほしい。
付属品もそろえておく
ターボドライバーを買取に出す場合は、本体はもちろんだが付属品も忘れずにそろえておきたい。付属品が無いと、ほとんどの場合で買取額は下がってしまうので注意が必要だ。紛失してしまった場合は仕方がないが買取後に見つけたというような、もったいないことにならないように事前に準備をしておこう。
メーカーによって異なるが、ターボドライバーの付属品としてはバッテリーや六角レンチ、保護メガネ、専用ケースなどがある。これらを一緒に売却することで査定額が上がりやすいので、持っている場合は忘れずに査定に出そう。
また、意外と忘れがちなのが説明書や保証書だ。この2つの有無は査定額に大きく影響するため、一緒に準備をしておこう。特に、保証書は保証期間内であれば、さらに高く売れることもあるので日付をきちんと確認しておくことも大切だ。
ボディの手入れをおこなう
査定に出す場合は、少しでも綺麗な状態にしておいたほうが査定額は上がりやすい。そのため、査定に出す前に、傷や汚れがないかを確認しておこう。細かな汚れがある場合には、拭き取って綺麗にしよう。
少しの油汚れなどであれば、ふき取るだけでクリーニングできる。なかなか汚れが落ちない場合には、専用のクリーナーを使って拭き掃除をしよう。
傷は落とそうとして落ちるものではないため、諦めて査定に出すしかない。ただし、工具に傷は付きものなので小さな傷程度であれば、さほど査定に影響しないだろう。しかし、大きく深い傷がある場合には、査定額は下がってしまう可能性が高い。
不要な工具はまとめ売りする
もし、自宅や職場に使わない電動工具がある場合は、まとめ売りがおすすめだ。使わない工具を持っていても宝の持ち腐れになってしまうため、思い切って不要な工具はすべて査定に出してみると良いだろう。
ターボドライバーと他の製品を一緒に査定に出すことで、より査定額を上げることが可能だ。ターボドライバーとセットで使うような電動工具を一緒に査定に出すと、需要が高いのでさらに高値で買い取ってもらえる可能性が高い。
また、買取業者側も1度の買取でまとめて仕入れができるため、多少のコスト削減にもつながる。そのため、まとめ売りすると数%ほど買取価格に上乗せしてくれる業者も多いのだ。仕事で工具を使う機会が多い方は、今1度工具の整理をして使わないものはまとめて買取に出してしまおう。
まとめ
今回は、ターボドライバーの買取相場や買取業者について紹介してきた。ターボドライバーは建設現場などで必要な電動工具なので需要も高いが、業者選びも重要なポイントとなる。買取強化している業者を選べば、より高い価格で買い取ってもらうことができる。
また、査定にかかる時間・手数料・買取方法をチェックした上で、自分が利用しやすいところを選ぼう。あわせて、当記事で紹介した高く売るための準備も忘れずに実行しておくことをおすすめする。業者の買取サービスや当記事をうまく活用して、ターボドライバーをお得に売却しよう。