電動工具は社会のさまざまな現場で活用されている。工事現場や建設現場での解体作業で必需品ともいえる電動工具のひとつが電動ハンマだ。この記事では電動ハンマの買取相場や業者に高く買取ってもらうコツなどについて述べている。
条件の良い取引をするためには押さえておきたい注意点がいくつかある。本記事を読むことでそれらもひととおり把握できるため、自宅や倉庫に使用しなくなった電動ハンマがある人はぜひ参考にしてほしい。
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電動ハンマの特徴
電動ハンマは別名ハツリハンマとも称される。強力な破砕力をもってコンクリート破壊するハツリ作業をおこなうための電動工具だ。ハツリ作業のほかには、先端工具を取り付けることにより地固め、土堀り、単管打ち込みなど幅広い用途で使用可能だ。それらの作業を効率よく進められるよう打撃力が大きい大型機種は一定の需要がある。一方で、作業者にとって負担の少ない低振動タイプの機種も人気が高い。
電動ハンマのメーカーとしては、マキタやハイコーキ、ボッシュ、リョービといった有名メーカーの製品は買取市場においても高く評価されている。職人によっては特定のメーカーの製品しか使わないといわれるが、それだけ有名メーカーの製品は安全性やデザイン性、機能性など信頼が置かれている。
電動ハンマの買取相場について
電動ハンマの買取相場はどれぐらいの価格が相場なのだろう。電動ハンマの買取参考価格をいくつか紹介する。
- ・マキタ 電動ハンマ HM1812:51,000〜60,000円
- ・マキタ 電動ハンマ HM1500:38,000〜41,000円
- ・ハイコーキ 電動ハンマ H 41SA:13,000〜17,000円
- ・ハイコーキ 電動ハンマ H 70SA:36,000〜46,000円
- ・ボッシュ 電動ハンマ GSH 5XN:9,000〜14,000円
- ・ボッシュ 電動ハンマ GSH 5CE/N2:18,000〜28,000円
上記した買取相場は2020年9月現在のものである。
マキタ、ハイコーキはじめ人気メーカーの製品で中古品の場合、9,000円~50,000円台での買取価格が設定されていることが多い。新品の場合は、10,000円台~60,000万円台と相場は上がる。見た目や動作状況、付属品の有無などによって買取価格はさらに差が生じてくる。まずは、電動工具の買取実績がある業者への査定を考えてみることをおすすめする。
電動ハンマ買取におすすめの業者
電動ハンマは工事現場などで幅広く使われている電動工具のため買取をおこなっている業者はいろいろある。とはいえ、同じ製品を査定に出しても、業者によって査定額には差が出るのが現状だ。
全体的な傾向として、高い査定額を提示してくれるのは電動工具に関する買取実績が豊富な業者である。なぜなら、電動工具の取引が多い業者は電動ハンマの価値を見抜く力があり買取相場をもとに適正な査定をおこなってくれる可能性が高いからだ。その観点からおすすめの買取業者を数社紹介する。電動ハンマの売却を検討している人はぜひ参考にしてほしい。
ツールオフ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ツールオフは整備士や鑑定師が多数在籍している専門性の高い業者のひとつである。修理調整が自社内で可能なので不具合があっても高価買取をしてくれるケースもあるようだ。買取実績も豊富で、積み重ねられた膨大なデーターや最新のトレンドをもとに精度の高い査定をしてくれると評判。
即金可能な店頭買取のほか、出張買取や宅配買取にも対応している。このような製品売れるはずがないと思ってあきらめてしまうような製品が意外と高く売れたというケースもあるので気軽に問い合わせをしてみよう。
アクトツール
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
アクトツールは創業40年以上の株式会社アクトが運営している買取業者である。電動工具に精通した熟練のスタッフが多数在籍。建設現場などにたずさわるプロ職人たちからの信頼が厚いことでも知られる。中古工具に関しての買取は国内最大級だ。
店舗に製品を持ち込んで査定してもらう店頭買取においてはその場で換金してくれるので何かと便利だ。店舗は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、福岡県にある。店舗が近くにない人は宅急便を活用した宅配買取やスタッフがトラックで自宅や倉庫に来てくれる出張買取がおすすめ。
工具男子
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
工具男子は電動ハンマなどといった電動工具の買取実績が豊富にある業者のひとつである。電動工具に関する知識に長けたスタッフが多数在籍しており、自社内での整備にも対応してくれるので安心だ。動作不良を起こしているジャンク品でも意外と高い値段で売れてしまうということも少なくない。
工具男子で人気の高い買取方法は出張買取。倉庫にたくさん工具があって倉庫整理をしたい人は特に便利だ。出張買取は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、福岡県に対応。製品を直接店舗に持ち込む店頭買取は埼玉県と福岡県にある全国3店舗にて実施している。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大黒屋は中古ブランドの買取店として最大手を誇り、全国に幅広いネットワークを持っている業者である。ネットワークを活かして電動工具に関する買取にも力を入れており、実績も豊富。対応にスピード感があると評判だ。
店頭買取の場合、全国200店舗以上で電動工具の査定に対応。近くに店舗がない人は宅配買取が便利だ。大黒屋の場合、無料の宅配キットを用意してくれるので自分でダンボールなどを用意する手間が省けるのもうれしい。送料やキャンセル料、査定料なども一切かからないので気軽に問い合わせをしてみよう。
買取業者を選ぶコツ
電動ハンマの買取におけるおすすめの業者をいくつか挙げてきた。それ以外にも行き届いたサービスをおこなってくれる業者はいろいろある。人によってどの業者がベストなのかは、製品の状態や居住地域、査定に出したい製品の数などによっても異なってくる。
そこで、電動ハンマの買取において業者選択の際にチェックしておいたら良い点をまとめておく。自分で業者を選びたいという人もぜひ参考にしていただきたい。
電動工具に詳しいスタッフがいるかどうか
電動ハンマは専門性の高い電動工具である。したがって、業者選びをする上でまず重要なのは、電動工具に詳しいスタッフが在籍している業者かどうかを確認することだ。
動かないなど動作不良を起こしている製品を買取ってもらいたい場合は、整備士も在籍している業者を選ぶのが良いだろう。
スムーズな買取をしてもらえるかどうか
製品を業者に買取ってもらう際、提示される査定額はもちろん重要ではあるが、スムーズに査定に出せるかも重要な要素である。というのは、どれだけ査定額が高くても遠方にある店舗まで店頭買取をしてもらいに行くのは負担がかかるし、宅配買取の場合、梱包作業の問題もあるからだ。
買取実績が多いかどうか
電動ハンマをはじめ電動工具の買取をおこなっている業者は数多くある。その中でも電動工具関連の買取実績が豊富であるかどうかは着目したい。なぜなら、買取実績がたくさんあるということはそれだけユーザーからの信頼が厚い可能性が高いからだ。
また、買取実績が多い業者は積み重ねた膨大なデータがあるため、相場をもとに精度の高い査定をしてくれる可能性も高いと考えられるのだ。
とはいっても、買取実績が多くなくても優良な業者はあるし、買取実績が多いからといって必ずしも行き届いたサービスを提供してくれるとは限らない。最終的には条件を比較して総合的に判断することが必要である。
手数料を確認しておく
電動工具を査定に出すとき、査定額に真っ先に目がいきがちである。しかし、手数料についても細かくチェックしておくことをおすすめしたい。それは、意外なところでトラブルにならないように備える意味もある。
例えば、出張買取の場合、買取業者はトラックなどを使って査定申込者の自宅や倉庫に来てくれるわけだが、ときには遠方から出張してくれる場合もあるだろう。そのようなこともふまえ、出張費や仮に売買が成立しなかったときのキャンセル料など追加料金がかからないかどうかを確認しておくようにしよう。
また、売りたい製品を業者に送って査定をしてもらう宅配買取の場合においても、キャンセル料や返送料はかからないのかについて確認しておきたい。支払いが振込の場合は、振込手数料についてもチェックしておくようにしよう。
高く売るためにチェックしておきたいこと
電動ハンマを業者に買取ってもらうとき、せっかく愛用していた製品を手放すなら1円でも高い値段で買ってもらいたいと誰でも考えることだろう。そこで、以下では買取業者がどのような視点で製品を査定しているかもふまえ、少しでも高く買取ってもらうためのポイントについてまとめる。高価買取を目指している人はぜひチェックしておこう。
掃除をしてから査定に出す
買取業者は製品を買取った後それを再販することを視野に入れていることがほとんどだ。つまり、すぐに再販できるようなきれいな状態にある製品は高く買取ってくれる可能性が高い。
したがって、まずは表面についているホコリや汚れなどは可能な範囲で掃除をしておこう。また、動作状況についても確認しておきたい。特に長期間にわたって保管していたような電動工具の場合、保管状態によっては動作不良を起こしてしまうケースもある。その場合、可能な範囲でメンテナンスをしてから査定に出す方が高い査定額が見込まれる可能性もあると考えておこう。
付属品も一緒に査定に出す
電動工具を査定に出すとき、製品のみ単独で出してしまいがちであるが少し待ってほしい。もし、自宅や倉庫に購入したときについていた、外箱や保証書、取扱説明書といった付属品が残っていればそれらも一緒に査定に出そう。
なぜなら、付属品が一緒にあることで査定額がアップすることが多いからだ。逆に言うと付属品が1点でも欠けていると査定額は下がってしまうと考えておこう。
まとめて査定してみる
倉庫に使わない電動工具をいろいろ持っている人は、倉庫の整理も兼ねてまとめて査定に出してみよう。
というのは、まとめて査定に出すことで査定額がアップすることがあるからだ。もちろん、業者によりけりであるが、アップしてくれる業者の場合、大まか10%近く上がるケースが多い。まとめて査定に出す場合、まずは、業者がどのようなジャンルの製品を買取っているかどうかをあらかじめ調べておこう。
なお、まとめて査定をしてもらう場合、買取方法の中では出張買取が最も便利な手段である。出張買取はトラックなどで買取業者が自宅や倉庫まで来てその場で査定してくれる買取方法だ。居住地域に対応している買取業者をがないかどうかインターネットなどで調べてみよう。
いくつかの業者を候補に考えておく
買取業者に製品を買取ってもらうとき、最初に問い合わせをした業者に売らなければならないと考える人も少なくない。ただ、1円でも高く売る場合は焦ってすぐには売らないことだ。まずは、数社の業者を候補として残して比較することをおすすめする。
なぜなら、評判の良い買取業者があっても査定に対応するスタッフの熟練度によって製品の価値が見抜けない場合もあるからだ。あるいは、業者が自社の利益を優先するあまり相場よりも格安の査定額を提示してくる可能性もある。
そういったことを避けるために、まずは、数社の業者をピックアップしておきその中で最も高い査定額を提示してくれる業者に絞るのが賢明といえるだろう。
まとめ
本コラムでは電動ハンマの買取相場などについて述べてきた。電動ハンマは工事現場などでの解体作業で欠かせない電動工具であり、一定の需要がある。マキタやハイコーキなど有名メーカーの製品は特に人気が高い。
買取業者に買取ってもらうなら電動工具の買取実績が豊富にある業者が望ましい。査定に出す前に状態を整えておくことや数社の業者を比較することなどで高価買取を目指そう。