大手キャリアであるauの端末は人気が高い。他社と同じ国内外の機種を販売しているのはもちろんのこと、auならではのオリジナル機種や、シニアまたはジュニア向けのラインナップも充実している。すでにSIMカードを持っている人などは、auの端末のみ購入したいという方も少なくない。
そこで今回は、ショップやECサイトでauの端末のみを格安で購入する方法はないか調べてまとめてみた。au端末の購入を考えている人は参考にしてみてほしい。
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auショップで端末のみ購入することはできない？
端末を購入する場所として、真っ先に思い浮かぶのはauショップだろう。だが、残念ながらauショップでは端末のみを購入することはできない。auショップで端末を購入しようとした場合、キャリア（この場合au)と契約をする必要がある。
キャリアショップを利用したことがある人なら、2年縛りのあるプランを必ず購入しなければいけないことをよくご存知だろう。キャリアの利用料金は高い。もし端末のみを新品で購入できたとしても、7、8万円、高ければ10万円近くするので注意が必要だ。
回線ごと契約したいと考えている方なら、auショップを利用する方法も有効だが、端末のみを格安で購入したいならキャリアショップ利用は避けたほうが無難である。
auの端末のみを格安で購入する方法と注意点
auの端末のみを購入する方法は大きく分けると3つある。
1.オークションサイトを利用する方法
ヤフーオークションなどを覗いてみると、auの端末のみが売られている。しかも、比較的安いものが多い。もちろん、商品の状態はまちまちなので、よく確認しないといけないが、状態にこだわりが少ないなら、掘り出し物をゲットできる可能性がある。
オークションに出品されているのは、いわゆる中古のau端末である。出品者の多くは使わなくなったau端末を持っている個人のユーザーだ。オークションは手軽に利用できるので、手頃なau端末のみを安く購入したいと考えているのなら、使ってみると良いだろう。
ただし注意点がある。あくまで中古品であることを忘れないことが肝心だ。事前に商品状態をよく確認して、納得のできるものかどうか見定めてから購入する必要がある。中古ショップなどと違い、個人が出品しているオークションは、商品説明が不十分である場合がある。また残念ながら騙す目的で悪質な利用をしている人がいないとは言い切れない。きちんとした知識があり、自衛ができる人なら、利用することがおすすめと言える。
2.フリマアプリを利用する方法
オークションサイトよりさらに気軽に利用できるのがフリマアプリである。メルカリやラクマなど知名度の高いフリマアプリは利用者数も多く、au端末の出品も少なくない。状態によって違いはあるが、概ね安い金額で取引される傾向がある点も魅力的だ。
オークションサイトと違って売る金額は売り手側が決めている。ただし、値引き交渉などに応じてくれる可能性もあるので、うまくすれば相場よりも安い値段でau端末を手に入れられる場合もある。利用者は、若年層や女性が多いと言われており、サクサク話が進む傾向があることも高評価ポイントだろう。
ただし、こちらも注意が必要である。利用者数の大半は個人だ。しかも、オークションサイトよりもさらに説明が不十分である場合がある。出品者が商品状態に関しての知識があやふやでトラブルになってしまうケースがゼロとは言えない。
トラブルを未然に防ぐためにも、購入者側に端末に関する正確な知識と、やり取りが完遂できるだけの交渉力が必要だ。難しく考えて気構えて利用しなくて良い点が魅力的なフリマアプリだが、携帯電話のような電子機器は、事前に不明点をしっかりと確認して、しっかり動作する商品を選んで購入する必要があるので、気をつけよう。
3.ECサイトを利用する方法
中古のau端末を扱っているECサイトを利用する方法もある。ECサイトは、専門知識が豊富なプロが運営を行っているので、取引に慣れていない人でも安心して取引可能だ。わかりにくいところは、プロに確認できるというメリットも大きい。ECサイトを利用した場合、掘り出し物を見つける可能性は低いが、相場通りの適正な金額でやり取りできる可能性が高いので、利用することはおすすめだ。
注意点としては、比較検討することを忘れないことである。中古のau端末を扱っているECサイトは複数ある。中には残念ながら詐欺目的のあやしいサイトが混じっていることもあるので気をつける大切だ。悪質なお店にひっかからないためにも、複数社から見積もりをとって内容を比較検討しよう。値段だけでなく対応スピードや補償内容なども吟味すると、信頼できるお店で取引できる可能性が高まる。
最低でも3社程度は比較検討することを推奨する。比較と聞くと難しいように感じるかもしれないが、電話1本すれば無料の見積もりを送ってくれるECサイトは少なくない。ほんの少しだけ注意することを、後悔のない取引につながる可能性が高まるので、しっかり対応することがおすすめだ。
白ロムって何？
端末を探していると、「白ロム」という言葉をよく聞く。白ロムとは、SIMカードが入っていない端末のことである。SIMカードをさせばすぐに使えるようになる。中古のau端末を購入するなら白ロムを購入しよう。
なお、似たような言葉で赤ロムという言葉もある。赤ロムとは、携帯料金の未払いなどが原因で制限がかかり使えなくなった状態の携帯である。事前に赤ロムではないこと、携帯料金の支払いが完了しているのかなども確認しておくと良いだろう。
ショップで購入するなら「赤ロム保証」がついているものを選ぶことが大事である。赤ロム保証とは白ロムに残債有って赤ロムになってしまった場合、同じ製品か同等品に交換してくれる保証のことだ。保証内容は各お店によって違いがあることがあるので、事前によく確認しておくことを推奨する。
傷のあるau端末が狙い目
中古であっても商品状態が美麗であるほうが好ましいという人は多い。だが、美麗な中古端末は購入希望者が多く値段が高い傾向がある。格安で購入したいなら、あえて傷があるau端末を狙って見る方法もおすすめだ。一口に傷と言っても状態に差がある。
例えばカバーなどをすればほとんど気にならない傷であれば、もしあったとしても普段の使用に影響がでることはほとんどない。傷の内容を確認してみると良いだろう。中には機能的には問題が全く無いにもかかわらず少しの傷があるために安くなっているアイテムもある。
あえて傷のあるau端末を狙う時は、できれば事前に直接目視で状態を確かめられるものを選ぶことが望ましい。路面店の中古ショップを利用するなどの方法を選択すれば、傷の状態を確認して購入することができる。
裏技として、商品状態を店頭で確認した後で、その店舗のECショップでau端末を購入する方法も有効だ。店頭価格よりもさらに安い値段で販売されていることも少なくない。また、宅配を選択すれば、店頭に足を運ばなくとも商品を家まで届けてもらえるというメリットもある。
au端末のみを購入することは魅力的
端末のみを購入したいという方は、格安SIMなどの利用を考えている人も多いだろう。auの端末であれば、機能がしっかりしている可能性が高いので、安心して利用できる。また、auの回線を使っている格安SIMであればSIMロックを解除しなくても利用できるというメリットもある。
SIMロックは回線の契約者本人でないとロック解除が基本的にできないので、もしau回線以外のSIMカードを使う予定があるという場合は、事前にSIMロックが解除されているかよく確認しよう。なお、SIMフリー版のスマホなどであれば、SIMロックを気にすることなく、対応しているどの格安SIMも使うことができる。
au回線を利用している格安SIMは多い。今後も増減はあるかもしれないがなくなることはないだろう。auの端末のみをゲットしておくと、今後も便利に利用できる可能性が高い。
購入がおすすめの時期は？
なるべく安い価格でau端末のみを購入したいなら、時期に注意することも効果的だ。一般的に多くの人が携帯電話を購入する年末年始や4月、ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇時は、セールが開催されて端末の値段が下がる傾向がある。中古端末であってもセールが実施されいてることが多いので、購入時期にこだわりがないのなら、狙ってみるのも良いだろう。
セールを逃さないためには情報収集が大切だ。狙っている機種があるお店のメルマガなどに登録しておき、セールが始まったらなるべく早めに該当商品をゲットすると、安く購入できる可能性が高い。路面店なら、店員を仲良くなっておくと、お得な情報を事前に教えてくれる場合もある。
携帯電話に詳しい人の情報サイトをチェックする方法も効果的だろう。セールは、不定期に開催される場合もある。情報収集できる体制を整えておくと、安い値段で目的の端末を購入できる確率が高くなる。
現代はブログやSNS、メルマガなど、ショップ側が情報発信をしてくれているので便利だ。気になるものは無料の登録だけしておくのも良いだろう。お得な情報をショップ側から届けられるので、見逃すリスクが少ない。ただし、あまりたくさん登録しすぎると、肝心の情報が埋もれてしまう場合もあるので注意しよう。
格安SIMを使いたいなら対応機種かどうかチェックしておく
au端末と言っても全てのau回線格安SIMに対応しているとは限らない。もし格安SIMを使いたいと考えているなら、自分が使用予定の格安SIMが購入するau端末に対応しているのか事前に確認を済ませておこう。対応していないのならば格安SIMを変えるか、au端末を別の機種にすることが必要だ。
格安SIMの数は今やとても多い。自分の好みや希望に応じて最適の格安SIMを選ぶことができるだろう。なお、格安SIMを選ぶときには、メリットだけでなくデメリットにも注目することがポイントである。デメリットを考慮した上で、利用するほうがメリットが大きいと判断できるなら、その格安SIMを購入する価値があると言えるだろう。
基本的に格安SIMは2年縛りなどの契約がない場合が多い。複数所持して用途に応じて使い分ける方法もある。自分の目的を明確化して、最適の格安SIMを見つけると良いだろう。複数所持する方法も有効である。利用してみて不満がある時は、気軽に変えられる点も魅力的だ。
シェア文化を活かす方法
カーシェアリングが一般的になったように、シェア文化が浸透している。ジモティなどのサイトを除くと、比較的安い値段でau端末を譲るというユーザーもいる。端末のシェアに関しては、車などと違って個人のプライバシーに深く関わる情報を扱うので難しい側面があるが、いずれはもっと実用的になる可能性もあるので、チェックしておいてもよいだろう。
なお、もしau携帯端末を使う場面が限られているなら、レンタルを使う方法も検討してみることをおすすめする。au端末をレンタルするサービスもあるので、利用期間が限られている人は利用してみると良いだろう。新しい端末を購入する前にお試しでレンタル品を使用する方法もある。ただしレンタルの場合は、利用できる機種が限られている上に最新機種が利用できる可能性は低いので、気をつけよう。
まとめ
au端末のみを格安で購入したいなら、中古の端末を購入する方法が一般的だ。
auショップを利用すると回線契約とセットでしか端末を入手できない。中古のau端末はオークションやフリマアプリ、中古携帯専門店のECショップなどを活用して入手しよう。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の希望や知識などに応じて利用場所を選ぶ方法を推奨する。
あえて傷のあるau端末を選んでみても良いだろう。ケースなどで隠せば問題なく使用できる端末が、傷ありで安く販売されていることもあるので狙い目だ。
大型連休や新生活を始める人が多い4月などは、セールが開催され通常よりも安い値段でau端末を購入できる場合もある。事前に気になる機種を持っているショップのメルマガなどに登録して情報収集をしておくことがおすすめだ。
