モノグラム・ダミエ・エピと言えば、ルイヴィトンを思い出す人は多いだろう。人気の定番ラインの他にも、今でも探し求めている人の多い季節限定コレクションがある。今回紹介するカバ・アンブルもその一つだ。
ルイヴィトンのカバ・アンブルは、オーソドックスなデザインでありながら、現代的なビニール素材を取り入れていてとても洗練されている。エレガントなスタイルにも、カジュアルなデニムにも合うだろう。
そんなカバ・アンブルは、業者での買取価格は元値の6割程度、オークションでは7〜8割で落札されている、受けが良い商品だ。今回は、発売から10年以上が過ぎても人気の衰えないルイヴィトン カバ・アンブルの詳細や買取相場について紹介する。
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こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
ルイヴィトンの基本情報
ルイヴィトンは、1854年にルイ・ヴィトンによって設立されたフランスのファッションブランドである。創始者のルイ・ヴィトンは、もともとスーツケース職人（マルティエ）だった。
ルイヴィトンの歴史
ルイヴィトンは、ルイがスーツケース職人だったため、トランク工場として始動した。ルイが結婚した1854年に、妻のエミリーとともに旅行用かばんの専門店をパリに開いた。3年後には、後に跡を継ぐことになる息子のジョルジュが生まれた。
そして、同社は1859年にアトリエをアニエールに構え、着々と規模を拡大し、1867年のパリ万国博覧会では銅メダルに輝いた。世界的に知名度を上げたルイヴィトンは、エジプト総督のイスマーイール・パシャ、ロシアのニコライ皇太子（後のニコライ2世）からもトランクの注文を受けるようになる。
当時のルイヴィトンの技法はコピーされやすかったため、模造品も多く出回った。しかし、新しい布地を採用するなどして対抗策を取り、順調に売り上げを伸ばしていった。1885年のロンドン進出の際もコピー商品対策として、現在でも有名なダミエ・ラインの布地を取り入れた。
1892年にはハンドバッグの販売も開始し、創業者のルイが他界した後には息子のジョルジュがトップの座に就いた。ジョルジュは、翌年のシカゴ万国博覧会への出店を始めとして、模造品対策に新たにモノグラム・ラインを発表するなど、事業を広げていった。
その後、ジョルジュはアメリカ旅行中にも自社製品を売り歩き、1904年にはセントルイス万国博覧会の議長を務めた。70年代に入ってからは日本進出を果たし、90年代には中国進出とアジアへのビジネスを拡大した。
ルイヴィトンの品質
バッグのようなファッションアイテムは、大量消費を想定して製造コストをカットするのが一般的だ。それは高級ブランドでも変わらない。しかし、ルイヴィトンでは職人が作ったようなこだわりを残していて、代表的なラインのモノグラムはLVの柄の配置にルールがある。
使用している素材は、エピ・タイガなどは牛革、モノグラム・ダミエは塩化ビニル樹脂（PVC）とさまざまだ。2000年以降に生産効率を重視するようになり、それ以前より品質が低下したと言われているが、革素材の耐久性は未だに優れている。
ルイヴィトンのブランド力
そして、エルメスやグッチなどと比べて抜きん出ているのは、それらのブランドの倍以上の売り上げを誇っているルイヴィトンのブランド力だろう。LVMHグループ内にはフェンディやセリーヌなどのファッションブランドの他に、ドン・ペリニヨンのような超高級ワインブランドまである。
質の良い製品を作り続け、長い間ブランド力が衰えないというのは素晴らしいことだ。その一因として、プロダクト・価格・流通・販売促進という一連のマーケティング活動についての姿勢が一貫されていることが挙げられる。アウトレットには出展しないなど、価値を大切にする姿勢も影響しているだろう。
ルイヴィトン カバ・アンブルとは？
カバ・アンブルは、クリアなビニール素材のモノグラム・パターンをフィーチュアしていて、2004年のクルーズコレクションで発表された。過去にも、ビニール素材やビニールコーティングを施したラインはあったが、ベーシックなモノグラム・パターンを使用しているバックは初めてだ。
カバ・アンブルの仕様
本体はトート型で3種類のサイズがあり、ハンドル部分はヌメ革とべっ甲製のチェーンで作られている。さらに、レザーポーチが3サイズすべてに付いていて、かわいらしさが増している。ビニール素材ならではの軽やかさが、夏のお出かけにピッタリだ。
最も大きなサイズは、バスタオルも入る容量でプールに行くときなどにも使える。バケツ型のミドルサイズの物は、雑誌なども入れることのできる大きさで、ミニサイズでもペットボトル程度の高さの物は入る。
ルイヴィトン カバ・アンブルは高く売れる？
ルイヴィトンの定番ラインは安定した人気を保っているが、カバ・アンブルのような季節限定の商品も高く売れる。毎年その季節になると購入者が現れるのは、人気ブランドの商品ならではのことだ。
おすすめ買取業者
カバ・アンブルは、2004年のクルーズコレクションライン限定商品のため買取実績が少ないが、参考買取価格を掲載している業者は多数ある。さらに、ルイヴィトンはほとんどの業者で買取品目に入っているので、コンディションに極端な問題がなければ売却できる可能性は高いだろう。
BRAND REVALUE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
BRAND REVALUEは、買取実績が40億円を突破した老舗のブランド品買取業者だ。査定は当日、翌日振込みで、業界最速級である。出張・店頭買取なら即現金払いもおこなってくれる。急いでいる場合は店舗に持ち込むことをおすすめする。
2019年6月24日に確認できた買取実績は次の通りだ。
- ・カバ・アンブルPM（M92502）50,000円
- ・カバ・アンブルMM（M92501）36,000円
- ・カバ・アンブルGM（M92500）53,000円
リファスタ（Refasta）
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ウイルス
対策
リファスタ（Refasta）は、ブランドバッグ・洋服・財布などを幅広く買い取ってくれる業者だ。無料宅配買取は、査定料・配送料・キャンセル料・振込料が無料で、成約した場合、最短当日振込をおこなってくれる。
2019年6月24日に確認できた買取価格は次の通りだ。
- ・Sランクのカバ・アンブルMM（M92501） 45,000円～68,000円
- ・Bランクのカバ・アンブルMM（M92501）21,000円～39,000円
ブランディア
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ウイルス
対策
ブランディアはCMでもお馴染みの買取業者だ。ブランド品の買取には定評があり、サービスも良いという口コミが多い。
ルイヴィトン カバ・アンブルは2007年07月21日に買取実績がある。コンディションレベル7.5のカバ・アンブルMM（M92501）の買取金額は55,000円となっている。
ザ・ゴールド
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ウイルス
対策
ザ・ゴールドは、北海道から四国まで全国に店舗を構える大型チェーンの買取業者だ。俳優の梅沢富美男さんがイメージキャラクターに就任したばかりだ（2019年6月）。2019年4月23日にカバ・アンブルPM（M92502）の買取実績がある。金額は公開されていないが、カバ・アンブルを買い取ってもらえることは確実だ。
ブランド買取ネット
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ウイルス
対策
ブランド買取ネットは、グループ全体で月間50,000件以上の査定を実施し、買取承諾率が96.3%と非常に高い。3点以上買取を申し込むと査定額が10%アップするので、他にも売れるものがあればまとめて査定に出すのがおすすめだ。
ルイ・ヴィトン買取リストの中にクルーズ・コレクションの表記がある。
エコリング
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手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
エコリングは、不用品の買取を通じて”エコロジーの輪を広げる会社”として、約37万人に利用されている。国内店舗数は78店舗、在籍鑑定士は200名以上なので、安心してブランド品の査定を依頼できる会社だ。
エコリングの買取実績は下記の通りだ。
- ・カバ・アンブル（型番不明）27,500円（2017年7月）
- ・カバ・アンブルGM（M92500） 型崩れや表面の汚れあり 30,000円（2017年3月13日）
- ・カバ・アンブルGM（M92500） 細部に目立つダメージあり 15,000円（2016年6月）
オークションサイトでの取引状況
ルイヴィトン カバ・アンブルの取引金額は、オークション・フリマアプリともに、買取業者より高値になっている物が多い。季節や流行に左右される可能性もあるが、出品を検討してもいいだろう。
ヤフーオークション
ヤフオクでは、PM（M92502）とMM（M92501）がの型番の商品が多数だ。
- ・2019年5月カバ・アンブルPM（M92502）（落札）56,800円
- ・2019年4月カバ・アンブルMM（M92501）（落札）48,000円
- ・2019年3月カバ・アンブル（型番不明だがサイズよりMMと推測できる）（落札）45,000円
- ・2019年4月カバ・アンブルPM（M92502）（落札）40,000円
- ・2019年2月カバ・アンブルPM（M92502）（落札）34,358円
- ・2019年6月カバ・アンブルMM（M92501）（落札）29,001円
メルカリ
フリマアプリのメルカリでは、業者での買取価格やオークションでの落札価格より軒並み高額で、SOLDになっている。
- ・カバ・アンブルMM（M92501）（SOLD）80,000円
- ・カバ・アンブル（型番不明だがサイズよりMMと推測できる）（SOLD）70,000円
- ・カバ・アンブルPM（M92502）（SOLD）65,999円
- ・カバ・アンブル（型番不明だがサイズよりPMと推測できる）（SOLD）61,111円
- ・カバ・アンブルPM（M92502）（SOLD）40,000円
- ・カバ・アンブルPM（M92502）（SOLD）39,000円
- ・カバ・アンブルPM（M92502）（SOLD）38,000円
- ・カバ・アンブルPM（M92502）（SOLD）35,000円
その他のフリマアプリ
フリマアプリのラクマでは、カバ・アンブルの出品はないがヴィトンは高額でSOLDOUTになっている。
買取までの流れ
「運命の出会いだ」とまで思って購入したお気に入りのブランド品のバッグでも、今の気分に合わなくなり新しい物に買い替えたくなることがある。ここでは、買取業者に依頼した場合の買取までの流れと、少しでも高く売るためのポイントを紹介する。
準備
最初に注意するポイントは、商品の事前のチェックをしておくことだ。ミニポーチなどの付属品や正規品であることを証明をするためのギャランティカード・外箱の有無を確認する。バッグ本体やハンドル部分の汚れなどは拭き取る。そして、バッグの場合は型崩れ防止のために、梱包材を詰めて整えておくことも重要だ。
査定
ブランド品の買取業者は数多くあり、買取価格はかなりの差が出る。それぞれの公式サイトなどで鑑定士や買取実績を確認し、正当な買取額が算出されている業者を探すことが重要だ。売却予定のブランド品の相場などを把握して、より良い業者を選ぶ判断につなげたい。
査定には、電話・FAX・店頭に加えて、現在はオンライン・LINE査定もある。少しでも速い回答がほしい場合は電話や店頭への持ち込みが最善だが、商品数が多い場合には大変な作業になる。反対に、即回答とはいかないが、オンラインやLINEは、自宅に居ながら多数の業者の査定結果を見ることができる。
「店舗のほうが安心できる」という人は、可能であれば直接店舗へ出向こう。高く買い取ってもらうためには複数の買取業者に査定してもらい、一番高く買い取ってくれるところを選ぶ方法がベストだ。
買取
買取は、宅配・出張・店頭買取が主な方法である。まず、宅配の場合は宅配キットを使用するかしないかで入金までにかかる時間が変わってくる。宅配キットは無料の場合が多いが、キットを取り寄せる必要がある。
出張買取は自宅まで鑑定士が来てくれる。公式サイトの情報などを参考に、安心できる買取業者を選びたい。初めて買取に挑戦する人ならば、店頭買取で直接話すことは今後の参考にもなるだろう。
査定に出す際の注意点
査定金額は各業者によって上限が決められている場合もあり、価格交渉で増額されることは期待できない。さらに、一度買取の契約を結んでしまうとキャンセルできない場合もある。
査定金額に関する事前の調査には最大の注意を払い、査定に臨むときは希望する金額を決めておくこともトラブル回避の方法の一つだ。
出張買取であれば、契約後に納得がいかない場合は、訪問販売のルールが適用されるのでクーリングオフが可能だ。しかし、店頭買取では査定で提示された金額に不満があれば、その場で断るしかないため慎重に判断したい。
宅配買取は買取に出す商品点数が多いときに便利だが、買取における作業プロセスが確認できない不安がある。店頭買取は店舗に出向く手間はかかるが、安心して査定を任せられるというメリットがある。
まとめ
今回は、ルイヴィトン カバ・アンブルの買取相場と査定情報を紹介した。これからの暑い季節に需要が高まるクリアビニール素材のカバ・アンブルは、買い物や通勤のときだけではなく、バカンスにも使える。バカンス用のバックを探し求めている人も多い時期なので、オークションなどに出品してみてもいいだろう。
しかし、結果の不確かなオークションよりは、買取価格を予測しやすい買取業者に売却したほうが確実ではある。その場合はできるだけバックのコンディションを整え、できれば複数の業者に査定してもらうことをおすすめする。
この記事の監修者
