丸いヘッドライトとポップなカラーが特徴的なハスラーは、SUVと軽トールワゴンの要素を上手に掛けあわせたスズキの大人気車種である。ハスラーに興味を示す人の中には、スズキのロングセラー車・ジムニーを愛するファンもたくさんいるため、15年以上続いた「軽自動車=トールワゴン」というイメージに新たな風を吹き込む車と捉えて良いだろう。
今回は軽ユーザたちをワクワクさせるハスラーについて、高価買取に繋げる秘策を徹底解説していきたい。
Suzuki Hustler / kemeko1971
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何をすれば愛車のハスラーが高価買取されるのか？
ハスラーの売却や買い替えを検討しているなら、高価買取に成功した多くのユーザが実践している下記の方法にトライをしてみて欲しい。
普通車売却の固定概念を一掃する
ハスラーのように最近発売された軽自動車は、普通車よりも遥かに高値で買い取られる車種となっている。特にきちんとメンテナンスされている軽自動車は、走行距離が20万キロ以上に到達しても十分な安全性と走行性能が維持できるため、普通車のように「10万キロを超えたら買取が難しくなるかもしれない」という固定概念を捨てて積極的に買取査定を受けるようにして欲しい。
軽自動車買取を得意とする業者を見つける
ハスラーの売却をする際には、複数ショップに見積り依頼をしながら「軽自動車買取に積極的な業者」を見つけるのが理想となる。また、複数の買取業者に査定に出すことで、他買取業者はもっと高く査定したという比較材料を持つこともでき、交渉に役立てることもできる。
しかし、複数の買取業者に買取査定を申し込むのは手間と時間が非常にかかる。今では最大10社まで一括で査定できる一括査定サイトが存在す流。ひとつひとつの買取業者にわざわざ申し込まなくても一括ででき、どこが高額で買い取ってくれるかすぐにわかる。
ただし、一括査定サイトでもデメリットはたくさんの業者から電話がかかってくるという点だ。そこを避けたいのであれば、カーセンサーであればメールのみの連絡を選択できるので、そこを選択して一括査定を申し込むのもオススメだ。
発表から3年しか経っていないハスラーは、どの店でもまだ品薄状態のため、売り手市場のピークであることを自信に変えて査定依頼にチャレンジすべきと言えそうだ。
売却前の掃除やメンテナンスを忘れずに
査定依頼前に行う掃除や簡易メンテナンスは、高額査定を狙う全てのユーザが行っているもはや常識的なことである。この作業を省いて泥だらけのハスラーを買取店に持ち込んでしまうと、不潔なイメージによってマイナス査定に繋がることもあるため注意が必要だ。
掃除だが、簡単に1,000円程度で掃除してくれる業者もある、そういうのを使うのも手である。しかし、傷や凹みなどが見られた場合、修理業者に出すというのはあまり賛成できない。高額な費用がかかってしまい、査定額がたとえ上がったとしても結果的にあまり特にならない、ひどい場合にはマイナスになってしまうこともあり得るからだ。
また、自分で修理することも避けてほしい。水拭きをし、小さな傷をコンパウンドで磨く程度はしておいた方が良いが、それ以上はオススメできない。下手にキズを隠そうとして逆に目立たせてしまったりし兼ねない。万が一そうなってしまった場合、買取業者は他にも何か隠そうとしていることがあるのではと疑い深くなり、印象が下がってしまうかもしれない。
装備の動作をチェック
車に搭載されているオーディオ機器、エアコン、カーナビゲーションなどはプラス査定の対象となる。特にカーナビは今や必須の人気アイテムであり、付いているか否かで査定時のポイントが変わってくるのだ。こうした各種装備の動作を点検し、きちんと作動するか確認しておくことが大切なのである。
また、きちんと動作していなくても、こちらもキズと同様下手に修理を自分でしない方が良いだろう。逆に壊してしまう可能性もあるので要注意だ。
車内の臭いに注意
車の外装・内装をキレイに掃除していざ査定に！、と、その前に車内の臭いを確認してほしい。普段乗っている人にとっては案外気にならないものだが、臭いは査定額を左右する重要なポイントである。クリーニングしてもなかなか消えない悪臭がする場合はマイナス査定になってしまうのだ。
タバコやペットの臭いには日ごろから気を配り、こまめなクリーニングを心掛けるようにしよう。脱臭剤や消臭剤を活用し風通しをよくして、少しでも臭気を緩和するようにしてほしい。
付属品は保管しておく
車の購入時に搭載されていた付属品類はしっかり保管しておこう。特に「取扱説明書」や「整備手帳」は車を査定する際にも必要になるため失くさないようにしよう。こうした付属品の有無が査定時の重要なポイントになるため、社外のハンドル、マフラー、アルミ等に交換した場合も純正部品を必ず保管しておき、売却時に忘れずに持っていこう。
キャンペーン価格に惑わされない
各ショップで行っている高価買取キャンペーンの中には、「実際の査定額を下げて、キャンペーン価格を上乗せする」といったからくりが多く見受けられるため注意が必要だ。
また、このようなショップでは逆にシビアな査定基準を設けている傾向があるため、キャンペーンという言葉に惑わされずに「他店の買取価格はどうなっているのか？」という角度から冷静に業者選定をする心構えも大事であると言えるだろう。
ハスラーの中でも高く売れるカラーは
一般的にくるまでに人気の高い色で、高く売れることが見込める色はブラックやシルバーだが、ハスラーにおいては色をたくさん豊富に揃えている。ブラックやホワイト以外にも、ブルー、オレンジ、レッドなど。
そのため、買取業者として在庫のあるカラーよりも、持っていないカラーのかスラーを揃えたいのである。つまり、事前に買取業者でどの色揃えているか確認すれば、どこの買取業者が自分のハスラーを高値で買い取ってくれるか予想しやすくなる。
ハスラーの参考買取相場がスゴいことになっている
ハスラーの買取データの一覧を見ていると、「最低でも55万円以上」という一般の軽自動車では考えられない高価買取が連発中であることがわかる。
発売されて間もないハスラーの中古車は、走行距離についても2～3万キロが大半であるため、ロングセラー車のように安全性が問題視されるレベルの車がないということも、市場の活性化に繋がっているのだ。特に走行距離が1万キロに満たないハスラーの多くは、軽自動車市場では珍しい110万円以上の査定額が期待できる。
ハスラーに高値がつく売り時とは？
ハスラーなどの軽自動車を100万円以上の高額査定に繋げるためには、多くても2万5千キロ以内に売却をするのが理想である。ブームが去った軽自動車の場合は、5万キロで新車購入価格の半額以下になるという衝撃データもあるため、これからハスラーを売ろうと考えているなら、距離メーターを確認しながらタイミングを考えるべきと言えるだろう。
また社会的ブームになったハスラーなどの車は、人気が急降下したタイミングで買取相場も一気に下落する傾向があるため注意が必要だ。このような実情から考えると、ハスラーだけの動向だけでなく、他メーカーから発売されている軽自動車も大きくハスラーの買取額を左右する要因であると捉えて、「乗らないなら早めに売ること」を心掛けるようにして欲しい。
年間の中での特にオススメの売り時
やはり、季節によって買取価格が上昇しやすい時期というのは存在する。毎年一番、中古の軽自動車が売れる時期は2月、3月である。4月から新生活を始める人が多く、それに合わせ新しく車を買ったり、買い換える人が増えるからだ。そのため、買取業者もその時期に在庫をたくさん用意したく、1月後半から3月の時期に売ると高額査定が期待できるかもしれない。
また、夏のボーナスでも中古軽自動車が売れ時で、それに合わせ、6月7月も買取相場が上昇する傾向がある。それに加え、9月10月は4WDの需要が多くなる。ハスラーの4WDもこの時期は高値で買取可能かもしれない。
しかし、査定額が下がる時期も注意したい。5月連休後、年末がその時期に当たるので、その時期には売りに出さない方が良いだろう。
まとめ
いかがだっただろうか。ハスラーを高額買取につなげるためには上記挙げた方法などさまざまな方法がある。しかし、もし面倒で全部できないという場合は、必ずこれだけは実践してほしいというのが、複数の買取業社への査定である。
買取査定を申し込むのが面倒であるから下取りに出してしまう人も中にいるが、非常にもったいない。複数の企業のに査定依頼をすれば必ず少しでも高額で買い取る業者があるので、下取りに出さずに買取業社に売りに出してほしい。
また、社会的ブームを起こしたハスラーには、たくさん売れた車であるがゆえに将来的に中古車在庫の余剰という状況が必ず起こると考えられる。いざ高価買取を狙おうとした時に買取店側から歓迎されない状態を回避するためにも、日頃の洗車や定期点検などを通してハスラーのコンディションを高めること、そして使わない、買い換えようとなったらなるべく早く買取業社に売りに出すことが良策であると言えるだろう。
