吉原通雄(よしはらみちお)は、具体美術協会のリーダーとして有名な、抽象画家の吉原治良の息子である。美術家、造形作家として具体美術協会に参加し、父親とともに積極的に活動していた芸術家だ。
引用:http://kabutoyama.exblog.jp/15258116/
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吉原通雄の作品とは
油絵だけでなく、さまざまな素材を使った立体作品も多く発表されている。詳しく見ていこう。
土をテーマにした作品
父親の影響もあり、幼少の頃から美術に親しんでいた吉原通雄は、早くから具体美術作品を製作していた。初期の頃は、土などをよく用いていた。土や砂に電球を埋め込んだ作品や、コールタールに石や砂を配置たものなど、土や石を使ってさまざまなものを表現している。また、キャンバスに描いた油彩の上に灰をまいた作品なども発表し、話題になった。
ライトをつかった作品も得意
吉原通雄には、電球を使った作品も多く見られる。電球を板に貼り付けたものや、蛍光灯で表現するライト・アートなど、さまざまなものを発表した。展示会でも目立つ作品であった。
その他の美術作品
廃材を使って表現した作品や、紙テープを使ったもの、色紙を使ったものなども特徴がある。色紙を丸めて額に入れたり、紙テープを高いところから吊り下げたりといった方法で展示した作品は、いままでなかった発想でまわりを驚かせた。また、具体美術協会のメンバーである嶋本昭三とともに「前衛美術協会」をたちあげ、その展示会にも多くの作品を出品している。
音楽との融合も
バンドを組んで音楽活動をしていた吉原通雄は、音楽を使った作品も発表し、独自の芸術を作り上げている。また、具体美術展「舞台を使用する具体美術」「だいじょうぶ月はおちない」そして、大阪万博の「具体美術まつり」などで音楽を担当した。単なる音楽の域を超え、音と美術を融合して自由に表現する舞台に仕上げた。
吉原通雄の作品の買取価格相場
さまざまな色をつかって矢印を大量に描いた絵などユニークな作品が多い吉原通雄作品。特に、キャンバスに3色~5色のカラーで描かれたシンプルな絵は、吉原通雄の代表的な絵画の雰囲気と言えるだろう。アートオークションでは、100万円台から400万円台を中心に取引されている。
良い買取業者を選ぶ方法
美術作品の査定額は業者によって違うので、少しでも高額査定してもらえる店に売却できるよう、吉原通雄作品の価値をきちんと理解している業者に買い取りに出すのが理想である。良い買取店を見つける方法を紹介しよう。
老舗有名画廊
いちばん安心して持ち込めるのは、名の知れた有名な画廊だろう。少し敷居が高いイメージがあるかもしれないが、吉原通雄のような有名画家の作品はもちろん、あまり知られていない作家の作品であってもしっかり絵の価値を見極めて査定をするのは、実は老舗画廊が得意とするところなのである。
また、老舗画廊は査定をしたらそのまま売却しなければならないと思われるかもしれないが、それについても心配する必要は全くない。宅配便で査定に出した場合でも、送料は自己負担になることが多いが、そのまま売却しないのであれば返送もしてもらえる。長年培ってきた知識と経験、そして目利きで、絵を正しく査定してもらえる老舗画廊はとても頼りになる業者なので、ぜひ問い合わせてみると良いだろう。
ただし、老舗画廊はメールなどのインターネットに対応していないことが多い。また、作者のわからない作品は買い取ってもらえないことが多いが、いたしかたないところだろう。
Web査定を行なっている買取店
いまは、手軽に査定を依頼できる業者が増えている。インターネットで絵の情報を入力し、作品の写真を送るだけでおおよその査定額を教えてもらえるサービスが多く出ているので、ぜひ活用しよう。
入力フォームに、作者名、作品の名前、大きさ、特徴、作品の状態などを入力して送ると査定額の連絡が来るので、その金額で良いと納得すれば、実際に絵を持って行って本査定をしてもらう。大きすぎたり、遠方のため自分で運べないという場合は宅配便で送ることも可能である。送る際も、宅配業者の絵画宅配サービスを利用すれば、梱包もしてもらえるので安心して出せるだろう。
買取価格比較は必須
査定は1店舗だけでなく複数店に依頼するのが基本である。各店の買取価格を比較し最高額を提示してもらえた業者を選びたい。複数店に作品を持ち込むのが難しければ、出張査定を利用するのも良いだろう。出張査定は、自宅に査定士にきてもらい、その場で査定をしてもらう方法である。業者によって出張費がかかる場合があるので、予約の際に確認をしておこう。また、その場で買い取ってもらわない場合にキャンセル料がかかることもあるので、あわせて確認しておきたい。
絵画の状態を確認しよう
査定に出す前の絵画の手入れについて知っておこう。
よごれをチェックしよう
査定に出す前に、よごれがないかチェックしておこう。ほこりを落とし、倉庫に入れっぱなしになっていた作品はいったん取り出して風を通し、良い状態にしてから査定をしてもらうことをおすすめする。乾燥した部屋に約1日置いておくだけでもかなり状態は良くなる。直射日光と風が当たらない場所を選ぼう。
破損があったらどうするか
欠けや破損がある場合は、無理に修復するのは避け、専門業者に修復を依頼するか、そのまま査定に出すのが良いだろう。小さい欠けだからと素人が修復すると、かえってマイナス査定になる可能性が非常に高いので注意したい。
基本的に、絵画の買取業者は自社で修復もできることが多いので、自分で高額な代金を払って修復に出すよりも、そのまま売りに出した方が費用がかからずにすむことが多いのである。
必要書類をそろえよう
査定を依頼する際、本人確認書類が必要になるので準備しておこう。他にも必要なものがあれば準備しておいた方がスムーズに査定を進められるので、予約をするときなどに必要書類の確認をして、しっかり準備してから査定にのぞもう。
無料査定をスタートしよう
作品の価値をまずは知るために無料で鑑定して貰おう。価値を知ってから売るかどうかは決めればよい。まずは電話やメールで無料査定が出来る総合美術買取センターで問い合わせてみよう。
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