小出楢重(こいで ならしげ)洋画作品の価値・評価・買取相場・鑑定情報

小出楢重(こいでならしげ)とは

小出楢重(こいでならしげ)とは、大正から昭和にかけて活躍した洋画家である。1907年に東京美術学校(現 東京藝術大学)日本画科への編入し、当初は日本画を学んだが、後に洋画に転向、1919年に二科展にて新人賞といえる樗牛賞を受賞し、翌年には二科賞を受賞するなど、才能を開花させた。

1921年にフランスに渡り洋画を学び、帰国後の1924年には「信濃橋洋画研究所」を設立し若手を指導するなど、日本の洋画界に大きな影響を与えた。

小出楢重は、後年多くの裸体画を描き「裸体画の楢重」と呼ばれるほど、小出楢重の作品の特徴となっている。また、小出楢重は、平面のガラス片に絵を描くガラス絵も多く制作し、ガラス絵についても小出楢重の特徴となっている。

小出楢重の作品の価値は

大正から昭和にかけて活躍した小出楢重の作品は人気が高く、高額で取引される作品もある。

小出楢重の作品としては、油彩、ガラス絵、日本画、水彩画、木炭画、版画などがあり、技法、図柄、作品の状態によって異なるが、数十万円から数百万円で取引されることが多く人気作ともなると、数千万円で取引されることもある。

小出楢重の作品の価値を決めるポイントについて

高額で取引されることもある小出楢重の作品であるが、作品の価値を決める要素は様々なものがあり、それらの中に作品の価値にマイナスとなるようなものがあれば、作品の価値は下がり、それに伴い取引価格も下がる可能性もある。

ここに小出楢重の作品の価値を決めるポイントについて簡単に記載していく。

裸体画、ガラス絵の人気が高い

前述のように小出楢重といえば、後年多く描いた裸体画と、小出楢重が好んで多く制作したガラス絵が特徴であり、同じ小出楢重の作品であっても、裸体画やガラス絵の人気が高く、より高額で取引されているようだ。

技法や図柄がわかっていれば、ある程度取引価格がわかる場合もあるので、事前に所有している小出楢重の作品の図柄や技法について確認をしたほうがいいだろう。

作品中に小出楢重のサインがある場合は需要が高くなる

作品中に小出楢重のサインがある場合は需要が高くなり、取引価格もより高くなる可能性がある。 サインは、作品の制作過程の最後に入れるものであるが、作品によりサインがないものもある。ただ、サインがなくても、作品として完成していれば作品の価値に影響することはない。

しかし、サインがあることで作品は初めて完成する、という考え方の人達もいて、そのような人達は、サインのある作品を好む傾向にある。特に、作品を収集する収集家と呼ばれる人達にそのような傾向があることから、サインがある作品のほうがサインのない作品より需要が高くなり、取引価格も高くなる可能性があるのである。

所有している小出楢重の作品にサインがあるか確認をしたほうがいいだろう。洋画の場合は、作品中だけでなく作品の裏にある場合もあるので、作品の裏も確認をしたほうがいいだろう。

作品の状態は作品の価値に影響する

高額で取引されることもある小出楢重の作品であっても、作品の状態が悪い場合は、作品の価値は下がり、取引価格も下がる可能性が高い。作品の状態は、作品の価値に影響することが多い要素のためである。

作品の状態が悪い例としては、作品に折り目シワがある、作品の一部が欠けている、紫外線を含む外光があたったことにより色あせが発生する、湿気によりシミカビが発生する、温度変化などにより絵具が乖離する、などがある。

これらは、作品が制作されてから長い時間が経過したことにより発生する経年劣化もあるが、作品を保管する環境や取扱いが悪いことにより発生することもある。

作品の状態を悪化させて作品の価値を下落させないためにも、作品を保管する環境や取扱いには十分注意したほうがいいだろう。

鑑定証はとても重要

作品が高額で取引される作家となると、その作家が制作したと偽った贋作が出回ることあがる。小出楢重も例外ではなく、贋作が流通している可能性は否定できない。

贋作は、その作家が制作したと偽っている限り、作品の出来に関係なく作品としても価値は無いに等しく、取引中に贋作であることが判明した場合、取引が中止となるほどである。

もし、贋作を贋作と気づかずに取引した場合、取引に費やした費用は無駄になってしまうだろう。取引に大金を費やした結果、残るのは、価値がない贋作だけになるためである。

そのため、取引の際には、鑑定証が必要になることが多い。鑑定証は、所定の鑑定機関が、これは小出楢重が手掛けた作品である、と鑑定したことを証明するもので、作品と鑑定証が揃っていれば、安心して取引ができるといえる。

取引前に所有している小出楢重の作品の鑑定証を確認したほうがいいだろう。鑑定証については、前述の所定の鑑定機関に依頼すれば取得することは可能であるが、手続きなどが複雑であるため、鑑定証を取得したい場合は、鑑定証の取得を代行する業者に依頼したほうがいいだろう。

小出楢重の作品を売却する場合について

小出楢重の作品を売却する場合についてだが、美術品の取引経験などがない場合は、専門家に取引を依頼したほうがいいだろう。

買取業者であれば、小出楢重のような大正から昭和にかけて活躍した洋画家の作品の取引実績が豊富な業者オークションであれば、専門家が対応するアートオークション、もしくは、出品を代行してくれるオークション出品代行業者などである。

美術品の取引では、複雑な手続きや問い合わせやクレーム対応などにおいて、美術品の取引の豊富な経験や美術品に対する深い知識が必要となる場合が多く、一般人では対応は困難である可能性が高い。経験や知識がある専門家であれば、スムーズに対応でき、より安全により確実に取引できる可能性が高くなるといえる。

専門家に依頼するとそれなりの費用が必要な場合もあるが、安心して取引するためには必要な費用であるといえよう。

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