金と比べて扱いが難しい側面のある銀投資を行うなら、銀の相場推移やチャートを公開するサイトを使った動向予測も欠かせない作業となる。
金・銀・プラチナ・パラジウムといった人気貴金属の相場情報を公開するサイトの増えた近頃では、自分のニーズに合った情報源を見つけやすい時代となっている。
また、乱高下の生じやすい銀投資をする上では、金以上に相場推移や経済情勢、市場動向といった多くの情報に目を向ける必要が出てくる。そのため、使い勝手の良いツールやサイトに出逢うことが効率的な投資に繋がると捉えて良さそうだ。
そこで当コラムでは今回、銀の相場推移やチャートの閲覧ができるサイトの特徴をチェックしながら、チャートを見るときに心掛けて欲しいポイントを整理していく。ぜひ、参考にしてみてほしい。
CONTENTS
こちらのページには広告パートナーが含まれる場合があります。掲載されている買取価格は公開日のみ有効で、その後の相場変動、各企業の在庫状況、実物の状態などにより変動する可能性があります。
リファスタ(Refasta)
https://kinkaimasu.jp/metaltable/
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
貴金属買取を得意とするリファスタ(Refasta)のサイトでは、シルバーの買取価格などの情報を詳しく公開している。ここで、いくつかリファスタ(Refasta)の特徴などについて詳しくみていこうと思う。
貴金属買取価格シミュレーションツール
リファスタ(Refasta)のサイトには、金銀プラチナといった貴金属のシミュレーションツールが設置されている。
地金品位の部分でSVインゴット、SV1000、SV925のいずれかを選び、銀地金などの重量を入力すれば、リファスタ(Refasta)で買取を行う場合の見積もり金額が表示される仕組みとなっている。
また、このツールの選択項目にはプラチナと金のコンビといった品位も用意されている。そのため、貴金属ジュエリーを買取してもらいたいと考えている皆さんでも気軽に目安となる買取価格の調査ができることだろう。
リファスタ(Refasta)は銀製品の高価買取が可能
リファスタ(Refasta)は、銀製品を高く買い取ることで定評のある専門店だ。その仕組みを詳しく説明しよう。
この業者では本日の買取価格と重量から導き出された金額に、ブランドやデザイン費といった付加価値を付けて査定額を出してくれる。
0.1g単位から買取価格をつけてくれるため、どんなに小さいものでもしっかりとした値段で買取してもらうことができる。
また、査定料、目減り料、見積料、査定後のキャンセル料なども完全無料となっている。そのため、細かな装飾によって相場の把握が難しいシルバーアクセサリーなどであってもリファスタ(Refasta)なら気軽に問い合わせができると言えるだろう。
リファスタ(Refasta)の買取方法のご紹介
銀を買取してもらいたい人のために、もう少し詳しくリファスタ(Refasta)での買取についてご紹介していこう。
買取方法は宅配買取、店舗買取、出張買取の最もメジャーな三種類がある。中でも使いやすいのは宅配買取と店舗買取の二種類だ。
宅配買取
宅配買取には二種類のタイプがある。二つのタイプの違いを比較していくので、ぜひ検討する際によく見比べてみてほしい。
まず一つ目に、スピーディータイプというものがある。このスピーディータイプは、宅配キットや梱包キットの不要な人におすすめの宅配買取方法だ。
宅配キットなどがない分、よりスピーディーに買取を完了させることができる。最短一日で取引ができるので、ぜひ急いでいる人は利用してみてほしい。
二つ目はベーシックタイプという宅配買取方法だ。宅配キットや梱包キットが必要な方はこちらのタイプの宅配買取を利用するようにしよう。このベーシックタイプであれば、梱包キットから何から何まで全て業者が揃えてくれるので、利用しやすいだろう。
スピーディータイプに比べるとそれほどスピーディーではないが、最短二日で取引を完了させることができるので、梱包キットなどがなくても、こちらの利用をおすすめする。
宅配買取は全国どこからでも受け付けてくれるため、なかなか店舗に出向けない人にも利用しやすいサービスである。
店舗買取
もし、店舗に出向くことができるのであれば店舗買取を利用することをおすすめする。店舗買取は来店から取引完了まで最短10分で完了させることができる。査定時間はわずか2分とかなりスピーディーだ。
出張買取
全国どこへでも出張買取しに来てくれるリファスタ(Refasta)だが、それには少し条件がある。リファスタ(Refasta)で出張買取をしてもらうためには、事前の見積もりで50万円以上と査定された場合のみだ。必ず事前見積もりを忘れないように行うようにしよう。
ISHIFUKU(石福金属工業)
https://www.ishifuku.co.jp/market/index.html
買取価格
スピード
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許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
貴金属の総合メーカー石福金属興業のサイトでは、銀の相場推移調査に活用できるさまざまな情報やサービスを提供している。
過去の銀相場推移は1981年分から公開
ISHIFUKUのサイトは、貴金属の相場推移における情報量の多さでも定評がある。例えば1981年の情報を検索すると、その日時点の小売価格とともに1年間の見やすいチャートが表示される。
また、過去10年間の情報については日本の銀相場だけでなく海外相場についてもチャート化されている。そのため、国内外の情報から銀価格の予測や分析をする皆さんにとっても使い勝手の良いサイトになることだろう。
貴金属ニュースも必見
ISHIFUKUでは、1日2回ほどのペースで金銀プラチナの価格に影響をもたらす世界情勢などについてわかりやすいコメントを公開している。この内容を毎日読めば、貴金属の価格に関係するニュースについてもそのポイントを掴みやすくなる。
また、日付の隣には、反落、続伸、少反発といった表現も書かれている。そのため、じっくりチャートを見る余裕のない投資家にとっても貴金属ニュースは容易に相場推移のイメージのできるサービスとなるだろう。
銀地金相場をメールで配信
銀の相場推移情報を見落としやすい人には、ISHIFUKUで発行している相場メールマガジンの活用がおすすめだ。このメール配信に申し込みをすれば、当日10時に発表された金銀プラチナの買取価格と小売価格をメールで受け取ることができる。
また、同日内に改定が生じた場合も随時メールでお知らせをしてくれる。よって、最新の情報を確実に受け取れるといった意味でもこのサービスに申し込みをするメリットは非常に高いと言えそうだ。
銀買取ネット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
銀製品全般の買取を行う「銀買取ネット」でも、銀の買取相場とチャートを公開している。
海外のライブチャートを公開
銀買取ネットのサイトで公開されているのは、グラムあたりの銀相場と海外市場の銀チャートだ。トップページのチャートを押すと、金、銀、プラチナ、パラジウムのライブチャートを閲覧できる海外サイトが開く仕組みとなっている。
サンプル分析も可能
銀の取扱いを得意とする銀買取ネットでは、20gの検体を使ったサンプル分析を無料で行っている。このサービスを使えば、現段階で銀かどうか確信ができない地金についても簡単に成分や価値判断が行える。
さらに、宅配買取や無料オンライン査定サービスも行っている。そのため、銀買取ネットは、相場推移から「今が売り時!」と感じた場合の取引もスムーズ行える業者になることだろう。
銀などの貴金属は買取してもらうタイミングで買取価格が簡単に変わってしまう。よって、「今買取してもらいたい」というときにスムーズに買取してもらえるのはありがたいサービスであると言えるだろう。
Fuji Gold(フジゴールド)
http://www.fuji-gold.co.jp/graph/graph03.html
買取価格
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手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
銀の買取相場推移の過去データを求める皆さんには、Fuji Goldのサイト活用もおすすめだ。
Fuji Goldの過去データは1997年分から公開
Fuji Goldの相場推移は、1997年分から公開されている。例えば、1997年1月のデータを開いてみると、大変見やすい1ヶ月間のチャートと税込み買取価格、前日比買取価格を表形式で確認できる。
また、その下には、1997年1月の最高値と最安値、平均買取価格も出てくる。そのため、ユーザが自分で集計する必要がないといった意味でも使い勝手の良い内容と言えるだろう。
三菱マテリアル
http://gold.mmc.co.jp/market/silver-price/
買取価格
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ウイルス
対策
貴金属メーカー・三菱マテリアルのサイトでも、銀価格の推移情報を公開している。
長期の銀投資をする人におすすめ
1984年からの銀価格チャートを公開する三菱マテリアルのサイトは、長期的な銀投資を考える皆さんにおすすめ度の高い内容だ。長期(1984年~現在)と書かれた期間を選ぶと、海外価格と国内価格のチャートが表示される。
大変詳しいデイリー概況
三菱マテリアルのサイトでは、銀の相場概況やその変動に影響する世界情勢に関するコメントをほぼ毎日公開している。このデイリー概況をチェックすれば、銀相場のアップダウンが生じた理由も把握しやすくなる。
また、こうした情報とチャートを照らし合わせることで銀価格が変動するメカニズムもわかるため、銀投資の勉強<>/strongを兼ねて三菱マテリアルのサイトを利用してみても良いだろう。
徳力本店
http://www.tokuriki-kanda.co.jp/goldEtc/
買取価格
スピード
手数料
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ポリシー
ウイルス
対策
工業用貴金属や歯科用材料も取り扱う徳力本店でも、銀の小売価格の推移をまとめている。
過去の銀価格表はPDF公開
徳力本店のサイトでは、1993年以降の銀価格表を公開している。気になる年度をクリックすると、365日の全データがまとまったPDFファイルが表示される。
金買取業者の多くは自社サイト内で閲覧を促す形で価格情報を公開している。そのため、実際にデータを印刷して管理を行う人にとっては徳力本店のサービスがおすすめとなるだろう。
フジデンタル株式会社
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
歯科金属の取扱いで知られるフジデンタルは、多彩な貴金属の相場推移表を公開している。
直近10日間の情報を確認しやすい
フジデンタルのサイトには、直近10日間の小売価格と買取価格の変動を見やすい特徴がある。銀のページを開くといちばん上にチャートが表示されるため、細かな数字や表を見るのが面倒な皆さんでも簡単に変動をチェック可能と言えるだろう。
過去の相場推移については1990年から公開
フジデンタルでも、1990年以降の過去データを公開している。直近10日間と過年度の情報を同じフォーマットで表示するこの企業のサイトを見れば、売り時・買い時の把握に欠かせないポイントも容易につかめると言えそうだ。
マーケットデータも充実
この企業のサイトでは、金・銀・パラジウム・プラチナといった貴金属の海外相場チャートだけでなく、リアルタイムの為替や米国株価、日本市場における株や先物取引の値動きなども公開されている。
こうした情報を総合的に確認すれば、市場規模の小さな銀であってもリスク回避もしやすくなると言えるだろう。
銀のチャートを見る時のポイントとは?
最後に、銀のチャートや相場推移表を見る上での注意点をまとめておこう。
銀の相場は乱高下しやすい
経済情勢や製造分野の動向に左右される銀は、安定性の高い金と比べて相場の乱高下が起こりやすい傾向がある。
また、銀の投資家の中には投機色が強めという意見もあるため、定期的なチャート確認を通して市場の動向を見守る必要性が高いと言えるだろう。
世界経済情報も確認する
金と比べてハイリスク・ハイリターンとも言われる銀投資を始めるなら、世界経済やメキシコ、中国、ペルーといった生産国の動向にも注視する必要がある。こうした情報とチャートを合わせて見ていると、どんな時に相場の乱高下が生じるかを予測しやすくなる。
また、早期の情報分析は、これから起こり得る経済情勢によって早めの銀売却といった対策への判断に繋がるとも言えるだろう。
各社のコメントや概況を参考にする
ISHIFUKUや三菱マテリアルといった大手メーカーでは、金・銀・プラチナなどの人気の高い貴金属について値動きが生じた理由などを分析したコメントや概況を出している。こうした記事を読んでいると、世界のマーケットや銀相場の連動性が見えてくる。
また初心者の皆さんにとっての銀投資は少しリスクが高い存在となるため、大手メーカーの概況に目を向けることも利益拡大に欠かせない良い習慣になることだろう。
銀の相場推移やチャートを閲覧できるサイトの紹介
いかがであったであろうか。当コラムでは上記に渡り、銀の相場推移やチャートを閲覧することのできるサイトをいくつか紹介して来た。
金に比べ相場が不安定な銀のマーケットはかなり取り扱いにリスクが生じやすい。しかし、その分ハイリターンである。そのため、銀の取り扱いを始めるのであれば、必ず事前に相場推移やチャートの見方などを十分に把握しておく必要があるだろう。
基本的に相場推移やチャートを閲覧できるサイトや業者は買取も同時に行なっている。もしも銀を買取してもらうことを考えているのであれば、相場推移やチャートだけに限らず、サイトをくまなく見てみることもした方がいいだろう。
銀の相場はもちろん、どのくらいのものから取り扱っているのか、何円単位まで細かく買取してくれるのかなどは買取してもらうに当たって必ず注意して見ておきたいポイントだ。複数の買取業者を比較し、より良い条件で買取してもらおう。