田中敦子(たなか あつこ)は、世界的に知られている日本の画家である。
特に抽象画が有名で、2005年の没後も展覧会などが開かれてる。
日本や世界のさまざまな具体美術の展覧会に出品されているほか、2011年にはイギリスやスペインなどを巡回する個展、そして翌2012年には東京都現代美術館で回顧展などが開かれている。
またドイツで定期的に開かれている展覧会の出品作品に選ばれるなど、今でもその作品は世界で注目されている。
引用:http://www.shibayama-co-ltd.co.jp/9398/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%95%A6%E5%AD%90/%E4%BD%9C%E5%93%81
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田中敦子とは?
1932年に大阪で生まれ、主に関西を拠点に絵を描いていた画家である。
夫で抽象画家の金山明のすすめにより抽象画を描き始め、1955年に吉原治良率いる「具体美術協会」に参加。
一般的な絵だけでなく、さまざまな素材を組み合わせてできあがる独創的な作品などを多く制作した。
作品の特徴
田中敦子は、前衛的でユニークな作品の多い「具体美術協会」のなかでも突出した独創性を持ち、特徴のある作品を多く制作している。
絵を描く、ものを造るというだけでなく、音や照明などを取り入れて表現するといった新しい美術作品を数多く発表しており、独自の世界観を作り出している。
下記で、なかでも田中敦子らしい作品を紹介しよう。
電気を使った作品
カラフルな電気を使って洋服のようにした「電気服」は、田中敦子の名を有名にした作品と言えるだろう。
展覧会で電気を点灯したまま着用し、大きな話題をよんだ。また、その電気服の雰囲気をペイントで表現した絵画も発表されている。
様々な大きさのカラフルな円とコードを組み合わせた絵を多く描いており、代表的な作品として人気がある。
両面絵画
1961年に発表された作品は、幅4メートル、高さ2メートル弱という大きな絵画であった。
海外で有名になるきっかけとなった作品
表裏の両面に絵が描かれており、片面が黒、もう片面は赤やオレンジ色がベースになっている。
この絵は、海外で具体美術を知ってもらうきっかけを作った作品となった。
展示会の目玉
両面絵画は日本でも話題にはなっていたが、展示がとても難しかったため、表か裏かどちらかのみが展示されていた。
そして、ニューヨークの美術館で催された具体美術の展示会で、はじめて両面が見える状態で展示された。
巨大な絵画を関西からニューヨークまで運び、特注の台に固定されたその絵画は、展示会の目玉ともいうべき存在感の大きい作品であった。
ベルを使った作品
壁などに取り付けた数多くのベル。
それだけでも立派なアートだが、さらにそれが順番に鳴り響くという独創的な作品を作り上げている。
田中敦子は、一見美術とは縁が遠そうな素材を作って多くの美術品を制作したことで、世界的にも評価されている画家であった。
作品の評価と買取価格相場
田中敦子の作品には、絵画、映像作品、オブジェなどさまざまな形態のものがある。
多く出品されるのはやはり絵画
なかでもアートオークションなどに多く出品されているのは、カラフルな絵画である。
数百万円から1千万円以上で落札されているケースが多いが、人気作品になるとさらに高額で取引されている。
高額落札された絵画
229.2×183.9cmというサイズのキャンバスにカラフルな円をいくつも描き、そこに線がからまっているという田中敦子らしい作品が、2016年にシンワオークションに出品された。
落札予想価格は1億円~1億5千万円として告知された。
価値の高い美術品とは
絵画の価値は、その画家の人気度や、作品のサイズ、作品が生まれた背景や作品にまつわる歴史的価値など様々な要因に左右され、買取価格はそのときの相場などに照らして決定される。
また、絵画は趣味で購入されるケースが多いが、なかには低価格で手に入るときに購入し、価値が上がったときに売却するという資産運用目的で購入されることもある。
状態の良い絵画は高く売れる
絵画の買取価格は、その絵の状態により変わってくる。
絵画は、温度や湿度などの環境を適度に保っておかないと少しずつ劣化してしまうが、気をつけて良い状態で保管されている作品は高額で買い取ってもらえるので、注意して保管するよう心がけたい。
普段はしまってある作品もときどき出して空気に触れさせ、状態を確認するとともに風を通すようこころがけたい。
破損や汚れがある絵画の価値
長い間保管していると、時とともに劣化し、日焼け、汚れなどで状態が悪くなってしまうこともあるが、田中敦子作品のような人気絵画は、そのような作品でも予想よりも高く買い取ってもらえる傾向がある。
有名な作品は、多少の劣化があっても買い手がつくので、高額買取も可能なのである。
そういった作品は買取店によって評価が変わる可能性が高いので、複数の業者に査定をしてもらってそれぞれの査定額を比較してみると、条件の良い店が見つかるだろう。
美術作品の売却方法
絵画などの美術品の買取方法は、店に持ち込んで買い取ってもらう方法、自宅まで出張買取に来てもらう方法、宅配で送る方法などがある。
特に大きな作品になると持ち運びも難しいため、出張買取が便利で利用しやすいだろう。
手軽に利用できる出張買取
インターネットや電話などで出張買取を依頼すると、業者から査定士が直接自宅に来て査定をしてもらえる。
美術品買取に適した方法
買取金額はその場で金額が提示され、合意すれば、金額にもよるがその場で現金で支払ってもらえることもある。
作品もそのまま持って帰ってもらえるので、梱包や持ち運びの必要もなく、美術品買取にマッチした方法と言えるだろう。
査定だけしてもらうこともOK
なお、家に来てもらったら必ず購入しなければならないというわけではないので、金額に合意できなかった場合や、他社にも査定をしてもらいたいという場合には、ひとまず査定だけをしてもらうことも可能である。
ただし、その場合は出張料やキャンセル料などの費用が発生しないかどうかを事前に確認しておこう。
無料査定をスタートしよう
作品の価値をまずは知るために無料で鑑定して貰おう。価値を知ってから売るかどうかは決めればよい。まずは電話やメールで無料査定が出来る総合美術買取センターで問い合わせてみよう。
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