買取ボーナスキャンペーン

Nexusの売却時にデータ削除・フォーマットをきちんと行う方法

読了目安:13分
更新日:2022/10/13
公開日:2018/06/26
3のお客様が役に立ったと考えています

2010年~2016年にかけてGoogleより発売されていたNexusは、売却時のフォーマットによるデータ削除をきちんと行うことで高価買取を狙えるスマートフォンだ。スマホ買取の得意な専門店には、2018年5月現在においても10,000円を超える高額査定実績がある。

またこうした査定額の多くが端末のコンディションに左右される実態から考えると、納得の取引に繋げるためには、フォーマットを中心とした売却準備をしっかり行うべきだと言えるだろう。

今回は、Nexusの売却時にフォーマットによるデータ削除をきちんと行う方法とその重要性について、読者の皆さんと一緒に考えていきたい。

買取比較サービス「ヒカカク!」で最大20社一括見積もり

CONTENTS

このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。

Nexus売却時に行うべきフォーマット

Nexusのフォーマットとは、スマホの中に入ったデータを削除することで工場出荷状態に戻す処理の総称だ。この処理を流すとユーザ自身が入れたデータやアプリが消えるだけでなく、OSの再インストールが行われる形となる。そのため、フォーマットを行なった後のスマートフォンは、中古スマホ専門店に並ぶものとほとんど同じ状態になる仕組みだ。

工場出荷状態に戻ればどんな方法を使っても良いの?

愛用のNexusを工場出荷状態に戻すには、単純にファイルやフォルダ、アプリを消すだけでなくユーザ自身が行った細かな設定なども元に戻す必要がある。そのため、ユーザが手動でデータを削除するだけでは、工場出荷状態に戻せない

またNexusの中には本人が気付かないうちにスパムウェアなどが入り込んでいる可能性もあるため、こうした悪質なファイルなども削除できる一括処理的なもので行うべきだと言えるだろう。

フォーマットの処理はAndroidスマホだけで行われているもの?

フォーマットと呼ばれる処理は、記憶装置や記憶媒体を備えた家電やコンピュータなどでも古くから行われている。例えば、買ったばかりのSDカードをスマホやデジタルカメラで認識させるために行う処理も、フォーマットの一種となる。

またWindowsやMacパソコンやiPhoneなどでも用いられるフォーマットは、今回初めてNexusで作業をする人でも意外と過去に行った経験のある処理と言えるかも知れない。

異なる言葉で説明されることもあるフォーマット

フォーマットに関する話は、初期化やリカバリ、再インストールといった言葉で解説されることもある。そのため、Yahoo!やGoogleなどを使ってNexusのフォーマット情報などを調べる時には、他のキーワードを併用して検索してみるとよいだろう。

またショップの買取条件内では初期化という言葉が使われることもあるため、この処理の理解度を深めるためには類義語の存在を頭に入れておく習慣もおすすめとなりそうだ。

どうして売ってしまうNexusにフォーマットをする必要があるの?

買取専門店に売却するNexusは、多くのユーザにとって不要な存在と考えられる。そのため、業者の買取条件を見た時に、「なぜ要らないスマホのフォーマットをする必要があるのだろうか?」といった疑問を抱くユーザは意外と多い実態があるようだ。こうした皆さんの違和感を解消するために、ここではまず買取市場でNexusのフォーマットがお願いされる理由やその意味を少し詳しくみていこう。

個人情報や機密情報によるトラブルを防ぐため

買取業者がサイト内でフォーマットのお願いをする最大の理由は、引き取ったスマホからデータ流出などのトラブルを防ぎたいからだ。専門店では一般的に買い取った商品を自社内で初期化してから、再販売する流れをとっている。

しかし特殊なデータ管理ソフトの増える近頃では、悪質な購入者などによって復元されるリスクを低減させるために、ユーザ自身にフォーマットをしてもらうシステムにする専門店が増えている。

フォーマットを買取条件に含める業者もある

買取市場の中には、フォーマット済のNexusのみを査定対象とする専門店も多く存在している。こうしたショップに未フォーマットの端末を持ち込めば、店頭で買取を断られる可能性もある。また近頃人気の高い宅配買取サービスを使った場合は、買取条件を満たさないという理由でNexusスマホが返送されてくる可能性もあるだろう。

こうした勘違いによる返送時の送料は基本的にユーザ負担となるため、業者の買取ルールはきちんと目を通すようにして欲しい。

フォーマットをしないNexusの売却はできる?

未フォーマットのNexus買取への対応は、業者によって大きな開きがある。そのため例えば、コンディションの悪いスマホでも歓迎するショップでは、減額査定ジャンク品扱いとして対応をしてくれることもある。しかし多くの専門店の買取条件にフォーマットが書かれる今の時代は、ショップ側の指示に従う心掛けが高額査定に欠かせないと捉えた方が良いだろう。

リスク回避のためにもユーザ自身がフォーマットをするのが理想

データトラブルや買取価格の減額といったさまざまな要素を考えると、やはりユーザ自身が自宅でデータ削除を行なった上で買取業者にNexus端末を持ち込むのが理想となるだろう。またトラブル防止目的で買取条件が厳しくなっている今の時代は、愛用のNexusスマホを高額査定に繋げるために、余裕を持ったスケジュールで買取査定に向けた準備をする必要があると言えそうだ。

Nexusのフォーマットは売却時だけで行われるもの?

Nexusを高値で売る上で欠かせないフォーマットには、下記のように売却時以外の幅広いシーンでメリットをもたらす処理となっている。また自分のスマホに生じたトラブルに対して「フォーマットする必要があるのか?」といった疑問が生じた時には、データを入れたままで端末を扱い続けることにより生じるリスクやトラブルを予測するのがおすすめとなるだろう。

Nexusを他人にあげる時

不要となったNexusを友人知人にあげる時には、贈与者側がフォーマットを行なった上で端末を渡すのが理想とされている。この流れで取引を行なえば、スマホ内に入っていたデータが受贈者に渡ることもない。

また個人情報の取扱いにおける厳密なルールのない個人同士の取引では、慎重にデータを消去してくれる買取業者を相手にする売却以上に慎重な準備が必要となるだろう。

Nexusを捨てる時

Nexusスマホの処分は、下記2方法のいずれかで行うのが一般的だ。

  • ・小型家電リサイクル法にもとづく回収BOXに入れる
  • ・買取専門店に無料で引き取ってもらう(もしくはジャンク品扱いで買い取ってもらう)

こうした形で第三者に預ける方法で処分するNexusは、ユーザ自身にとって価値のない古い端末であっても、データを消す心掛けが必要となるだろう。また回収BOXに入れた後、どんな流れで取り扱われるかわからない前者については、買取専門店への売却よりも遥かにデータ削除などの準備を行う必要があると言えそうだ。

Nexusを他人からもらった時

友達や家族からNexusをもらった時にも、自分が使い始める前にフォーマットをするのがおすすめとなる。自分にスマホをくれる人がAndroid端末の取扱いに慣れていて、正しい流れで初期化をしてくれた場合は、フォーマットをしなくても使用開始できるかもしれない。

しかし贈与者にあまりスマホ知識がなく、手動でアプリやファイルを消すレベルの準備をしてきた可能性のある場合は、端末内に潜んだウイルスやスパムウェアなどの被害に遭わないためにも、念には念を入れるという意味で自分でフォーマットするのが理想と言えそうだ。

Nexusの動作が不安定な時

Nexusスマホの動きが遅い、アプリの起動が不安定になってきた、購入直後と比べて調子が悪い気がする・・・。こんなトラブルが生じた時の対処方法としても、Nexusのフォーマットはおすすめとなる。

上記のトラブルがメモリ不足やソフトウェア障害によって起きていた場合は、Nexusのデータ削除で症状改善することもある。また初期化は基本的に無料で行える処理となるため、お金をかけずにNexusの不調を直したいと考える皆さんにもおすすめ度の高い選択であると言えそうだ。

3役に立った

Nexusのフォーマット・データ削除を行う最も基本的な方法とは?

最もシンプルなNexusのデータ削除は、ホーム画面の設定メニューから行う形となる。しかしこの作業をするためには、下記のように4ステップの準備をしなければならない。

ちなみにこの流れでは多くの買取専門店でも推奨されているため、愛用のNexusを高額査定に繋げる時には多少面倒であっても必ず時間をかけて、この全作業を行うべきだと言えるだろう。

Nexus売却前に欠かせないフル充電

Nexusの売却をする時には、必ず充電を満タンにする必要がある。例えば、フォーマットの最中に電池切れのトラブルが生じると、ユーザ自身では復旧できないレベルの中途半端な状態に陥ってしまうこともある。また買取専門店では査定時に動作確認などのチェックを行う仕組みとなっているため、初期化前だけでなくNexusスマホを持ち込む前にフル充電をすることも忘れないようにして欲しい。

Nexus内のデータをバックアップする

売却前のバックアップは、充電がしっかりできた状態で行うのが理想とされている。Nexusを売った後に他のAndroidスマホへの移行を考えている場合は、基本アプリの設定なども取得できるバックアップ方法の活用がおすすめとなるだろう。

これに対して他端末への買い替え目的ではない場合は、写真や音楽、動画といったファイルだけのバックアップでも十分と言えそうだ。バックアップの処理で取得できるデータはアプリやソフトウェアによって大きく異なる実態があるため、データ複製方法の比較検討をする時には注意をして欲しい。

Googleアカウントを削除する

Googleアカウントのログアウトは、フォーマットとセットで行うべき処理と捉えた方が良い。各種アカウントの削除は、設定メニューから開く「アカウント」の中で行える。

またこの画面の中には今現在ログイン中のアカウントが一覧表示される仕組みとなっているため、売却や譲渡などでNexusスマホを手放す予定のある人は必ずチェックすべき内容と言えるだろう。このメニューで全てのアカウントの削除が終わると、「アカウントの追加」だけが残る形となる。

スマホ内の暗号化

高性能のデータ管理アプリなどの増える今の時代は、中古スマホを入手した悪質なユーザにより、フォーマットによって削除したはずのデータが復元されてしまうトラブルも生まれ始めている。

こうしたリスクより大事なデータを守るためには、スマホに入った情報全てを暗号化した上で初期化するのがおすすめとなる。暗号化の処理は、「設定メニュー」→「セキュリティ」→「端末の暗号化」と画面をタップするだけで行える。しかしこの処理完了までには30分~1時間ほどかかる形となるため、余裕を持って作業を行うようにして欲しい。

設定メニューより行うフォーマット

ここまでの準備を終えた後、「設定メニュー」→「詳細設定」→「バックアップとリセット」→「データの初期化」→「リセット」の順で画面をタップしていくとフォーマットの処理が行える。

リセットのボタンを押した後、多くのモデルでパスワード入力が求められる。ここでは、ユーザが事前に設定していたPIN(4~16桁の数字のみ)もしくはパスワード(4~16桁の英数字)を入力する形となる。

リカバリモードという選択肢

歯車マークのアイコンから入れる設定メニューを起動できない時には、Android OS特有の機能とも言えるリカバリモードを活用して強制初期化を行うしかない。

設定から行うフォーマットとリカバリモードの大きな違いとは?

普通の初期化とリカバリモードを使う方法の大きな違いは、前者がタッチパネルの操作でフォーマットを起動するのに対して、後者は電源ボタンや音量ボタンといった物理的なボタンを押して作業を行うことだ。

そのため、リカバリモードを用いた強制初期化は、ディスプレイ破損によりタッチパネルの操作ができないスマホでも十分に行える。またパスワード忘れによってホーム画面を開けない端末でも、リカバリモードを使えばデータ削除が可能になる可能性は高いと言えるだろう。

多彩な機能を有するリカバリモード

画面のタップのできないAndroid端末で使用するリカバリモードには、ADBやSDカードから行うOSのアップデートやブートローダーの起動、「/system」のマウントといった多彩な機能が備わっている。こうしたメニューは全て英語で書かれているため、リカバリモードより強制初期化をする際には誤った選択を行わないようにして欲しい。

リカバリモードによる強制初期化の流れとは?

Nexusスマホの大半の機種では、下記の流れで強制初期化の処理を行う。

  1. 1.Nexusスマホの電源をオフにする
  2. 2.電源ボタンと音量ボタン(上・下)の3つを同時に長押しして、画面が変わるまで待つ
  3. 3.ドロイド君が画面に表示されたら、音量ボタンを数回押して「Recovery mode」をハイライト表示にする
  4. 4.電源ボタン使って決定をする
  5. 5.「Recovery mode」と表示されたら、長押しした電源ボタンと音量ボタン(上)を押す
  6. 6.たくさんのコマンドが並んだリカバリモード画面が表示される
  7. 7.音量ボタンを使って「Wipe data / factory reset」を選択し、電源ボタンで決定する
  8. 8.その後の画面で「Yes - erase all user data」を選択、決定するとNexusのフォーマットが始まる

Android5.1以降の端末で強制初期化する時の注意点

端末保護機能の実装されたAndroid5.1以降の端末では、強制初期化の最中にGoogleアカウントの入力が求められることがある。そのため、Googleログインに使用するメールアドレスもしくは電話番号は、必ず覚えておくべき情報となるだろう。

設定やリカバリモードを使ってもNexusのデータ削除ができない時には?

ここまで紹介した基本的な2方法を使ってもNexus内のフォーマットができない時には、「Androidの専門家への相談」もしくは「そのままの状態で売却する」といういずれかの選択をするしかない。

Nexusのフォーマットのトラブルは誰に相談すべき?

Nexusスマホの初期化中に失敗やトラブルが生じたときには、下記3つのいずれかに相談するのが一般的となっている。

  • ・Nexusサポート
  • ・キャリア会社の窓口
  • ・スマホ修理専門店

Nexusスマホのサポートは、基本的に担当者からの折返し電話のみの対応となっている。そのため、フォーマットできないまま手も足も出ない状態になってしまったNexusを早く直すためには、ドコモやSoftBankといったキャリア会社のショップや、Androidスマホの専門店に相談するしかない。

キャリア会社とスマホ修理業者における大きな違いとは?

キャリア会社を利用すると、フォーマットを行う際の処理方法やタップするメニューが見つけられないといった操作方法に関する相談であれば、その場で解決できる可能性が高いとされている。

これに対して街のスマホ修理店の場合は、バックアップやフォーマットといったデータ管理から部品交換まで、その場で対応してもらえるケースも多いようだ。しかし修理専門店は基本的に全サービスが有償対応となるため、利用時には料金の確認を忘れずに行なって欲しい。

3役に立った

まとめ

多くの買取業者が査定条件に並べるNexusのフォーマットも。Androidならではの機能を使えば意外と簡単に行なえると捉えて良いだろう。またトラブル時の相談先も複数存在するNexusスマホの場合、初めてフォーマットを行う皆さんでもサポート担当者の力を借りながら売却可能な状態まできちんと準備できる可能性が高いと言えそうだ。

3役に立った
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
  1. 商品を検索
    1商品情報を入力
    分かる範囲でフォームに入力しましょう
  2. 査定依頼
    2査定結果
    最大20社から査定結果がメールで届きます
  3. 買取予約
    3買取価格を比較
    最も金額の高い業者を選びます(キャンセル可)
  4. 買取完了
    4買取申し込み
    商品を買取業者に送って、現金を受け取ろう
あなたのスマホ・携帯・白ロムの買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
買取業者を周辺から探す

買取業者を地域から探す

このコラムに関連する商品
今すぐ売るならこちら!無料で査定依頼する