スマートフォンや通信機能付きタブレットを使用するには、ほとんどの場合通信会社と通信回線を利用する契約を結ぶ。毎日のように利用する通信機器だが、その契約日や契約しているプランなどの契約内容は、契約後ほとんど確認することはないだろう。
しかし、契約しているプランを変更する時や、解約する時は、契約内容の確認が必要となる場合がある。
特に、解約する場合は、契約しているプランや、契約していた時期、契約期間により、解約にかかる費用が変わってくる場合がある。確認をせずにいきなり解約してしまうと余分に費用がかかってしまう可能性もあるのだ。
せっかく自分にあった契約に変更するのに、必要以上の金額は払いたくないだろう。そのため、契約内容の確認が必須といえる。
そこで今回当コラムでは、UQモバイルの契約日・更新月や契約期間の確認方法について記載していく。
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UQモバイルとは
UQモバイル(ユーキューモバイル)は、UQコミュニケーションズが運営するMVNOのブランドである。
MVNOとはMobile Virtual Network Operatorの頭文字をとった略称で、日本語では仮想移動体通信事業者と言う。MVNOは自社の基地局を持たずにDocomo、au、Softbankといったキャリアから有料で回線を借りて通信を可能にしている。
UQモバイルの場合、大手通信会社でUQコミュニケーションズの親会社となるKDDIの移動体通信のブランド“au”の回線を利用したMVNOを展開している。2016年には雑誌「家電批評」の格安SIM部門でベストバイ・オブ・ザ・イヤーを受賞した。顧客満足度も高いブランドと言える。
なぜ契約内容の確認は必要か
契約内容を確認する必要があるタイミングは、契約しているプランを変更する場合や解約する場合が多いだろう。
現在、契約しているプランの月額利用料金やオプション、内容に不満が生じた時に、より自分に合ったプランに変更しようと考えることがあるだろう。
>顧客満足度88%(2016年11月以降に契約中となっている顧客に対する調査より)を達成しているUQモバイル。とはいえ、利用者によっては使用してみた上でプランの変更や解約を望むこともあり得る。
CMで見た新しいプランや、他社のプランの方がよりお得にスマートフォンやタブレットを利用できるかもしれない。また、技術の発展や自分の進学・転職など生活スタイルの変化に伴い、契約時とは端末の使い方が変化することもあるかもしれない。当初の契約内容が利用状況に見合わなくなったというようなこともあるだろう。
そうなって契約の変更を検討しようとなればその時は、事前に契約しているプランの内容を確認する必要がある。
なぜなら、契約しているプランや、契約していた時期、契約期間などによっては解約時に料金がかかってしまうからだ。
具体的には
例えば、UQモバイルの音声通話プランを契約しているときに解約したいと思ったとしよう。
こちらは最低利用期間が12ヶ月と決まっている。そのため利用開始日から12か月以内に解約する場合は、9,500円(税別)の契約解除料が必要となる。
同じように、ぴたっとプラン/たっぷりプランは契約期間が24ヶ月と指定されている。つまりこちらのプランを利用開始日から24か月以内に解約する場合は、9,500円(税別)の契約解除料が必要となる。
そのうえ、ぴたっとプラン/たっぷりプランは、24か月の契約が自動的に更新される。そのため、利用開始日から25か月目の契約の更新月に解約しないと、次の24ヶ月間が過ぎるまでの解約には前述の契約解除料が必要となってしまう。
さらに、端末購入アシスト(契約期間25か月)やUQ購入サポート(契約期間12か月)に加入している場合も同様である。
いずれも契約時点での端末の購入をしやすくするサービスだが、期間途中で解約すると、機種や契約期間に応じた契約解除料が必要となってくる。契約期間が長ければ長いほど、契約解除料は低く設定されている。
なお、データ通信プランの場合は、契約期間に関わらず解約する時の契約解除料は必要ない。ただし端末購入アシストやUQ購入サポートを利用している場合は、その分の契約解除料が必要な場合もある。
つまり、解約の場合は、契約しているプランや契約期間などを把握しておかないと、解約する時期によっては余計な出費が必要となる。そのため事前に契約内容を確認することが重要なのである。
なお、端末購入アシストは2017年6月7日で受付を終了している。現在、契約時の初期費用が抑えられるサービスとしては前述のUQ購入サポートの他に分割払い購入(割賦契約)がある。
割賦契約は24ヶ月間の分割払いの形になっている。解約した場合でも全額完済まで分割支払金を払う義務があるが、解約と同時に分割支払金の残りを一括払いで完済することも可能となっている。
端末購入アシスト、UQ購入サポート、割賦契約のいずれにしろ、契約期間中に解約しようとすると余計な出費があることを覚えておこう。
UQモバイルの契約内容の確認方法について
ここまでで契約内容の確認の必要性は理解していただけたかと思う。それではUQモバイルの契約内容の確認方法を説明していこう。
UQモバイルの契約内容は、UQモバイルのホームページ内にある「my UQ mobile」にて確認することが出来る。
利用者用オンラインサービスの「my UQ mobile」では、契約内容の確認ほか、契約しているプランの変更も可能となっている。
my UQ mobile は、お手持ちのスマートフォンやPCのブラウザから接続できるほか、UQモバイルが展開しているスマートフォンアプリである「UQ mobileポータルアプリ」からも接続することができる。
「My UQ」と書いてあるアイコンからアクセスできるようになっている。my UQ mobile IDと、パスワードを入力してログインしよう。
確認後の解約手続きについて
ここでmy UQ mobileの利用に関して注意して頂きたい点が二つある。
まず一点目だが、契約内容の確認と変更はmy UQ mobile内でできるものの、解約はmy UQ mobileでは実施できない。解約するにはUQお客様サポートセンサーへ電話して、解約の手続きをする必要がある。
二点目はMNPへの対応についてである。
2017年7月12日以前は、my UQ mobileでのMNP転出受付も可能であった。しかし現在はそれはできない。解約時と同様にUQお客様サポートセンサーに電話して手続きを行い、MNP予約番号を取得する必要がある。
このように契約内容は、契約しているプランや契約期間などが、解約時に契約解除料が必要か否かなどの点において重要となっている。契約の変更や解除に伴う料金や、その後スマートフォン・通信機器付きタブレットなどの快適な利用のためには、しっかり確認したほうがいいだろう。
更新月の確認について
ぴたっとプラン/たっぷりプランなどの自動更新があるプランについても、my UQ mobileにて契約期間を確認して更新月かどうか確認できる。そちらで更新月であることを確認して、契約を継続するか、解約するか検討することができる。
なお、前述のように解約する時はUQお客様サポートセンサーに電話する必要があるが、月末は、UQお客様サポートセンサーに電話が集中して繋がらない場合がある。
ぴたっとプラン/たっぷりプランの解約は、更新月に解約しないと契約解除料が必要となるため特に注意が必要だ。
更新月の月末にUQお客様サポートセンサーと電話が繋がらないと、更新月中に解約できず、翌月から新たに24か月の契約が自動的に更新されてしまう。更新月に解約する時は、月の早めにUQお客様サポートセンサーに電話をすることをおすすめしたい。
MNP転出する際は早めの連絡を
また、MNPで転出する時も、早めの連絡をおすすめする。
MNP転出では、転出先の通信会社のMNP転入手続きが終わる事で、UQモバイルが解約となる。UQモバイルでMNP予約番号を取得していても、万が一転入手続きが月末までに済まないとなると、翌月転出の扱いになりUQモバイルの解約料が発生してしまう。こちらも解約する時と同じ理由で、早めに実施したほうがいいだろう。
UQモバイルの契約内容の確認方法について記載してきたが、my UQ mobileは、契約内容のほか、月額利用料金なども確認できるので、こまめに確認して、現状の契約でよいのか、確認したほうがいいだろう。
現状、MVNOは、多くの企業が参入して激しい競争が起こっており、料金の引き下げや新しいサービスなど、日進月歩で変化している。もっと安い料金の通信会社や良いサービスのプランが出てくるなどなどの理由により、今、契約している通信会社、プランが、常に最適とは限らない。
常に自分の契約と新しいサービスとを照らし合わせられるよう、契約内容を確認し、最適なタイミングで契約変更や解除ができるようにするといいだろう。
解約を機にスマホを買い替えるなら
UQモバイルの解約を機にスマホを新しくしようと考えているなら、スマホのマーケット(スママ)を参考にしてみてはいかがだろうか。
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