日本のウイスキーはアイルランドやスコットランド、カナダ、アメリカと共に並ぶ世界5代ウイスキーの中の1つである。スコッチウイスキーに近い物から、口当たりがよく食事と共に楽しめるものまで豊富な種類がそろっており、愛飲者が多い。現在は世界的に評価が高いため、日本のウイスキーは世界でも国内でも品薄と言われている。
そんな人気のある日本のウイスキーの中でも華やかでリッチな雰囲気を持ち、世界でも類をみないほど原酒の造り分けをおこなっているのが、サントリー山崎だ。山崎は、名水の地である大阪府三島郡にある、水生野に建てられたサントリーの山崎蒸溜所にて生まれたシングルモルトウイスキーである。味わいはどっしりとバランスがとれており、しっかりと熟成されている。
そんな山崎にはいくつかのラインナップがあり、その中でも人気なのが山崎12年。その山崎12年の中でも手に入りにくく、価格がかなり高騰しているのが山崎12年ピュアモルトだ。山崎12年ピュアモルトはすでに終売品であり、手に入らないラベルである。
そのため、コレクターや国産ウイスキーをこよなく愛する方の中では、山崎12年ピュアモルトを喉から手が出るほどほしい方も多く、手に入れるためには高額を投じても惜しくないという人も少なくない。また、大人気となったテレビドラマ「マッサン」の影響で国産ウイスキーの人気が高まっていることもあり、買取価格はかなり上昇している。
いつか大切なときに飲もうと、または手放そうと山崎ピュアモルトを大切に保管されている方は、一度買取業者で査定してみてはどうだろう。想像以上に高値の買取価格になる可能性が高く、まさに売りどきと言えるのだ。
今回は、注目のウイスキーである山崎12年ピュアモルトの魅力について、そして買取相場・査定情報について話を進めていこう。
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山崎12年ピュアモルトについて
山崎12年ピュアモルトは、1984年に発売が開始された。1923年に山崎蒸溜所の建設が始まり、1924年の12月からウイスキー造りをはじめたので、ウイスキー造り60周年を記念して発売されたと言われている。
1923年以来の伝統を持つ山崎蒸溜所で作られた、酒齢12年を超えるモルト原酒のみを使用した貴重なウイスキーであり、香りは華やかでノーブル。まろやかで重厚な味わいと熟成樽由来の木香が口の中で広がり、深い余韻を作る。ボトルのラベルには、「最高の香りと味わいを楽しむために、最初の1杯はストレートでお試しください」と表記されている。
山崎12年ピュアモルトの中身はシングルモルトウイスキーだが、2004年まで表記はピュアモルト表記になっており、それ以降はスコッチウイスキーと合わせてシングルモルト表記になった。特級表記時代の内容量は760mlだが、1000年代前半から中盤にかけては750ml、それ以降はEUの世界基準に合わせ700mlへと変遷している。
山崎12年ピュアモルトを売る方法
大切に保管している山崎12年ピュアモルトを売る方法としては、お酒の買取業者・リサイクルショップ・ネットオークション・メルカリなどのフリマアプリなどが挙げられる。それぞれのメリット・デメリットについて紹介しよう。
お酒を取り扱う買取業者
お酒を取り扱う買取業者でお酒を買い取ってもらうメリットは、手間がかからないことだ。買取業者での買取方法には、店頭買取・出張買取・宅配買取がある。
店頭買取・出張買取の場合は梱包する必要がない。宅配買取の場合も、宅配専用梱包材などを無料で送ってくれる業者であれば、梱包材量を用意する手間もかからず、難しい梱包は必要としない。配送の際にトラブルが起きても保険に加入している業者であれば補償してくれる。また、ネットオークションでお酒を売る際に摘発される可能性というのも無い。
デメリットとしては、買取価格は買取業者によって大きく差が出るため、より高く売るためには複数の業者に査定をしてもらう必要があることがあげられる。また、ネットオークションやフリマアプリなどは、より低い買取金額になる可能性が高い。
リサイクルショップ
お酒も取り扱うが、そのほかの商品も数多く買い取ってもらえる総合リサイクルショップのメリットは、買取率が高く、全国的に多数存在し気軽に持ち運びができること、自宅で不要なものと一緒に査定してもらえることだ。
しかし、高級なお酒を買い取ってもらうという点でデメリットとなるのが、お酒に詳しい査定員がいないということ。大型リサイクルショップなどはある一定の査定基準で専門知識のないアルバイトが査定する場合もあるため、見た目に古いというだけで高級酒が二束三文となってしまう可能性がある。
ごく一般的な貴重品ではないものを売るときには適していると言える。しかし、貴重で価値のあるブランド物や高級酒の場合、査定するのは良いが、総合リサイクルショップでの買取はおすすめしない。
ネットオークションやフリマ
ネットオークションやフリマアプリでお酒を売るメリットは、多くの山崎12年に興味のある方が注目し、自分で価格を設定することができるため高価買取が期待できることだ。オークションは落札競争によってほしい方が集中すると価格が吊り上がり、設定価格よりも大幅アップして落札される可能性がある。
デメリットは、
- ・出品する際にはいろいろな設定があり出品に手間と時間がかかること
- ・売れた場合は相手との取引・梱包・発送もおこなわなければならないこと
- ・相手とのトラブルも自分で責任を負わなければならないこと
- ・複数売ると営利目的と判断されてしまい、生活用動産として認められず課税対象とされてしまう可能性があること
などがあり、最悪の場合、摘発され二度と売ることができなくなる可能性もある。
山崎12年ピュアモルトの買取相場
山崎12年ピュアモルトは高価買取が期待できる貴重なお酒であるが、高価買取を実現するためにはまず、今現在の買取相場と査定相場を知ることが重要だ。
実際に現在どのくらいの価値があるのかは、高価買取で人気の買取業者の参考価格を調べるとよくわかる。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
お酒専門査定員在籍の大黒屋は、国産ウイスキーを特別買取強化中。全国210店舗あり、信頼と実績のある買取業者で、年間買取実績は150万件以上である。山崎12年ピュアモルトを査定してもらう価値は大きい。2019年3月4日現在の買取参考価格は、特級表記760mlのものが30,000円となっている。
買取キング東大宮店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取キング東大宮店は、店頭買取・出張買取・宅配買取をおこなっており、日本中のお酒を買取してくれる買取業者である。お酒の買取相場を日々調査しているため、適正価格で高価買取が可能だ。
買い取りキング東大宮店では、山崎12年ピュアモルト木箱入り750mlの買取実績は35,000円。ここでも高価買取が期待できるので、査定する価値は大いにある。
MARUKA(マルカ)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
MARUKAは、ブランドバッグや宝石貴金属、骨とう品など、高価買取を行っていると評判の買取業者。遺品整理士や宝石鑑定士、就活カウンセラーなど有資格者が多数在籍しており、安心して査定依頼ができる。お酒のことにも詳しく、山崎12年ピュアモルトの中古相場目安は30,000円~45,000円となっている。
ヤフーオークション・フリマアプリの相場
続いて、ヤフーオークションの落札相場を見てみると、木箱入りの山崎12年ピュアモルト760ml特級表記となっているものが最も高く落札されており、2019年2月23日には50,000円で落札されている。それより前では60,000円以上で落札されていたこともある。山崎12年ピュアモルト750mlの木箱入りの物は平均30,000円、紙の箱のもので20,000円、ボトル未開栓の物は17,000円で落札されている。
フリマアプリのメルカリでは、サントリー ピュアモルトウイスキー山崎12年 ミレニアム2000記念ラベルのものが70,000円でSOLD OUTになっており、木箱入りのものが40,000円~50,000円、箱入りのものが20,000円前後、ボトルのみが15,000円~20,000円ほどで売られている。特別ラベルや記念のものだとより高く売られる可能性が高い。
お酒買取ランキングにも注目!
山崎12年ピュアモルトを売る際には、買取相場・査定相場を知るだけでなく、お酒買取ランキング、お酒高価買取口コミランキングなどを複数見るのも高価買取店を見つける参考になるのでおすすめだ。
ランキングサイトによってランキングが異なるが、その中でも上位に常にランキングしている買取店・買取業者であれば、高価買取が期待できるので無料査定をおこなうとよいだろう。主な上位にランキングしている買取業者を紹介しよう。
バイセル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
テレビCMでもおなじみのバイセルは、早く高くお酒を買い取ってくれると評判である。他店より買取金額が1円でも安ければ全部返却という自信をもっている。
ファイブニーズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ファイブニーズは、お酒の買取1本で勝負しているお酒のプロフェッショナル。全国対応可能で無料出張にも対応している。ソムリエ在中であり、24時間受付可能。電話査定・LINE査定・オンライン査定と好きな方法で査定してもらえる。
買取プレミアム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取プレミアムは日本全国スピード査定。幅広い種類のお酒の買取に対応しており、顧客満足度ナンバー1を目指し、満足する価格で買い取る自信を持っている買取業者である。
山崎12年ピュアモルトを高く売るコツ
これからご紹介する5つのコツを実践すれば、満足の行く高値で売却することができるだろう。
付属品で査定価格アップが期待できる
山崎12年ピュアモルトは、ボトルだけでも非常に高価な品であるため高価買取が期待できるが、さらに高価買取のためには付属品がそろっていることが大きなポイントとなる。山崎12年ピュアモルトの付属品として大切なのが、ボトルを納める箱である。この箱にはいくつかの種類が存在しているが、大きく分けると紙箱でできたものと木箱でできたものにわけられる。
箱タイプのものはボトルと同じラベルのデザインが施されているものなどいくつかの種類があり、木箱は高級贈答品として大切な方に贈るお中元・お歳暮として多くの方に使用された。これらの箱や記念のカードや説明文などの付属品が、状態の良いままで保管されていればかなりの査定アップが期待できる。
査定の際には高価買取が期待できる信頼度の高い買取業者に、箱などの付属品があると無いとではどのくらいの金額の差があるのかを問い合わせてみることをおすすめする。
できるだけ綺麗な状態で売りに出す
どの商品を売る際にも言えることだが、売りに出すときにはできるだけ綺麗な状態にすることが大切だ。汚れやほこりは拭き取り、買い取る方が不快な思いをせず、手間がかからず、気持ちよく査定できるようにすることを心がけよう。すぐに店頭に出せる状態で売りに出すとその分手間がかからないため、買取額アップが期待できるのだ。
また、ネットオークションやフリマアプリで出品する際にも、できるだけ綺麗な状態で撮影すれば見た目に良いし、好印象を与えることができる。時間が経過した商品でもきちんと配慮していることが画像で理解できれば、入札率アップにつながるのだ。
独自販売ルートが多数ある買取業者がおすすめ
買取業者を選ぶときは、幅広い販売ルートがある業者の方が高価買取してくれる確率が高いことを覚えておくと良い。ネット販売、業者への卸販売、海外マーケット販売、顧客販売などをおこなっていれば、相場を熟知しているほか、販売先も豊富なので高価買取が可能なのだ。
まとめて買取査定に出す
買取業者に買取を依頼する場合は、お酒を複数点まとめて出すのがおすすめ。買取業者にとっては手間が省け、コスト削減につながるので、その分買取価格をアップしてくれるのだ。
まとめて依頼する場合は、その買取業者がまとめ売りだと買取アップ対象になるかどうかを、ホームページでチェックしてみよう。また、気になるようであれば気軽に問い合わせてみると良い。
オークションやフリマアプリの場合
オークションやフリマアプリでお酒を売る場合は、まとめて売るよりも単品で売る方が高く売れる可能性が高い。しかし、免許を持たずに何度も続けて出品すると摘発される可能性があるため、1本売れたらまたしばらくしてから売るようにすれば問題ない。くれぐれも営利目的と思われないように、出品することが大切である。
家で飲まない余りもののお酒を出品しているというのであれば問題ないので、リスクの高い連続出品は避けたほうが良い。不安であれば一番高く売れるであろうと思われるお酒のみを出品し、残りは買取業者に買い取ってもらえば安心だ。
まとめ
国産ウイスキーであり、終売となっている山崎12年ピュアモルト。買取に出す前には、まず山崎ウイスキーの価値や買取業者・ネットオークション・フリマアプリの相場、それぞれのメリット・デメリット、高く売れるコツなどの情報を総合的に知っておくことが高額買取の大きなカギとなる。後悔のないよう、1円でも高く売るための手間を惜しまず、できるだけのことをし、納得価格となってから山崎12年ピュアモルトを手放すことにしよう。
まず第一歩として、いくつかの買取業者で無料査定をおこない、買取金額を比較することをおすすめする。