買取ボーナスキャンペーン

杉本一文 版画・作品の買取相場・価値まとめ

読了目安:8分
更新日:2019/08/28
公開日:2019/07/26
0のお客様が役に立ったと考えています

杉本一文は横溝正史の装画で知られているイラストレーターであり、銅板画家でもあることを知られている。横溝正史の小説を読んだことがある人の中には、杉本一文の作品を手に取ったこともあるのではないだろうか。その杉本一文の作品を買い取ってもらうなら、どのくらいが相場なのか、どのような価値があると判断されるのかを紹介する。

杉本一文 版画・作品の買取相場・価値まとめ

あなたの版画の買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

人間や動物を深く掘り下げた作品が魅力

杉本一文は書籍を中心にイラストレーターとして活躍し、50歳以降は銅版画家としても活躍するようになった人である。海外でも高い評価を得ている画家であり、多くのファンが彼の絵や銅版に感銘を受けている。彼の作品は光と影を操る力に長けており、その作風は秀越、驚異的であるという。

また、版画作品はデューラーともレンブラントのようだとたとえる人もいる。どちらもバロック期やルネサンス期の有名な画家であり、多くの人に愛される作品を生み出していることで知られている。彼の作風はバロック期の画家たちに大きな影響を与えたカラヴァッジョのようだという人も多い。

杉本一文を有名にした小説

そんな彼を有名にしたのは、やはり横溝正史の小説だろう。推理小説の金字塔として多くの人々を今も虜にしている。その装画を担当していたのが杉本一文である。

彼の独特の構図とグロテスクともいえるイラストは、横溝の小説をさらに魅力的に感じさせる欠かせないものである。よくある「怖い絵」というイメージさながらの装画は、新しい小説が出るたびに読者をさらにどこか不気味な世界へ誘うのだ。小説の世界感をさらに引き寄せる役目を持つ装画をこれほど忠実に行っているイラストを杉本一文は描いている。

ところが驚いたことに、杉本一文は横溝の小説をまともに読まずに装画を描いているという。本人いわく「読まないからこそ描ける」だそうだ。

50歳を過ぎての挑戦

杉本一文は銅版画家でもある。銅版に挑戦し始めたのは50歳を過ぎてからであり、それまでとは少し違った世界に楽しみを見出した。海外からも注目され、多くのファンを持つ杉本の作品であるが、実は作品を制作し始めた頃にはすでに日本でも注目されていたという。杉本の銅版はエッチングというペンで掘っていくという方法で作られている。

動物や人間を掘り下げていくようなその作風は、装画のように多くの人々を想像の世界へ誘うような雰囲気がある。それ故、多くのファンを虜にして離すことがないのだろう。

買取はお店を比較して決める

初版は高額で買い取られているレア商品

杉本一文の作品は多くあるが、横溝正史の八つ墓村の初版はとても高額で買い取られている。オークションなどでも高値がつきやすく、本数が多いと数万円から10万近くするものもある。特に初版が混ざっているものなどは、それだけで数万円するものもある。

初期の杉本一文の作品はファンにとって、よだれ物であるという。また、古本屋や買取専門店などに持ち込まれる横溝正史の小説には、販売されている装画とは違うものなどもあるので、品物によっては高額査定で買い取られているという。

オークションと古本屋などの買取専門店

杉本一文の画集や銅版画集などを買い取ってほしい場合、オークションか古本屋などの専門店かどちらへ持ち込むべきだろうか。オークションは個人が買取価格を設定できる。そのため、購入するためにはその価格で購入しなければならない。

すでに店頭では販売されていないものが欲しいというときに便利なオークションだが、なかには高額すぎるというものも見かける。そのため、手が出ないと諦めてしまう人もいるようだ。古本屋などで欲しいものを探していると、ときにはとてもレアなものを発見することもある。

杉本一文のものも同じだ。初版のものを見つけることができる可能性もある。古本屋などの買取専門店の良いところは、専門知識を持ったプロがその本を鑑定してくれるというところだ。リサイクルショップなどで本の買取をしているところも増えたが、その査定をしているのは何の知識も持っていない社員やパートアルバイトである。

ネットの相場などを参考に買い取られてしまうので、想像よりも安価で買い取られたということはないだろうか。そのようなことがないためにも、出来れば専門家がいる買取専門店への持ち込みをおすすめする。

比較をして自分が納得できるところへ持ち込む

買取をしてもらうところはいくつかのお店を探し、買取価格などの実績を確認してから決めるべきである。なぜなら、ひとつのお店だけで決めてしまうと本当にその価格が適正であるか、そして最も高額な買取価格であるかの判断がしにくいからだ。いくつかのお店を探し、その鑑定結果や査定金額を比較することで自分が納得できる査定額で売ることができる。

ひとつのお店だけで決めてしまうと、本当はもっと高額になるはずのものが安価で買い取られてしまったと後悔する可能性もある。そのようなことがないように、買取実績のあるお店を比較して持ち込むことをおすすめする。

査定の方法は3つある

杉本一文は画集と銅版画集を出している。それらを買い取ってほしいというときは、はじめにそのお店の買取方法を確認するといい。買取方法によっては自宅からお店へ送ることも可能だからだ。

一般的に本を買い取ってもらうときには店頭へ持ち込むことが多い。これを店頭買取という。これ以外にも、お店によってではあるが「出張買取」「郵送買取」というものがある。

杉本一文が装画を描いた横溝正史の小説やそれ以外の小説も巻数が多いものがたくさんある。それらを一度に買い取ってほしいという場合は店頭へ持ち込むのも一苦労である。だからこそ、これらの買取方法を利用することで楽に査定をしてもらうことをおすすめする。

出張買取とは、自宅までお店のスタッフに来てもらい鑑定をしてもらうという方法だ。巻数が多い、お店まで持ち込むことが出来ないなどの問題があっても、この方法なら楽に古本を買い取ってもらうことができる。その場で査定金額を支払ってもらうことができる場合が多いのも特徴だろう。

郵送買取はその言葉通り、郵送して店舗での鑑定をしてもらい、その後、査定金額を支払ってもらうという方法である。これなら遠方のお店で買い取ってほしいというときにも安心して任せることが可能だ。どの方法を使っても、きちんとプロである査定士が一つひとつ丁寧に確認してくれるので、その本の価値に合った金額を提示してくれる安心感がある。

店頭、出張、郵送の3つから、自分が利用しやすいものを選択ができるのがいい。杉本一文が装画をした小説や画集などは初版がレア本になっているものもあるという。そのため、それらを購入した人の中には仕方がなく手放す際に、しっかりとした金額で買い取ってほしいという希望を持っている人も多い。

ファンならぜひ手に入れたいというレアな本を古本屋で見つけることもあるが、それは持ち主がしっかりと査定をしてくれるという安心感の元に手放したものである。古本屋で欲しいものを見つけると小説ならば発行巻までそろっている場合もあるし、レアなものが一冊だけ売られている場合もある。高額なものもあるが、それだけの価値がある本だとプロが認めたものなので、興味がある人はぜひ手にとってほしい。

0役に立った

本を査定に出す前の3つのチェック項目

ここでは、本を査定に出す前の3つのチェック項目を解説していく。

購入したときの状態に近づける

本を購入したときに帯やしおりがついているものもある。ちょっとしたものだが、これがあるとないとでは査定金額に差が出ることがあることを知っておくべきだ。杉本一文が装画をほどこした小説にも帯が付いたものがいくつもある。

これらは小説をアピールするためにとても良いものだ。実はファンのあいだでは、この帯があるかないかはとても重要なことだという。初版には付いていた帯が次に刷られたものには付いていない、という問題があるからだ。

帯が付いている初版というのもファンにとってはレアなものになる場合もある。また、しおりなどの付属品がそのままになっているというのも買取では査定対象になる。ときには保管目的で付属品が付いているものを読まずに、包装されたままナイロンも破らずにそのまま持ち込む人がいるが、そのような本もしっかりと査定したあとで買い取られている。

このような本は一般的に読まれたあとのものよりも、ほんの少しだけ査定金額が高い場合もあるそうだ。新品同様である、という理由での査定結果だ。このように、買取を希望するなら購入したときの状態に近づけておくほど高額査定を期待ができると覚えておくといい。

汚れやほこりなどは取り除ききれいな状態にする

服やバッグなどを買取査定してもらう際は、できるだけきれいな状態にして持ち込むことが常識である。本も同様で、カバーや中のページに汚れやぶれがあると、その分だけ鑑定結果が落ちてしまう。購入したあとに読んだものも丁寧にほこりを落とし、汚れややぶれがないかを確認して査定をしてもらうことが大切だ。

たとえ古本でも状態が良いものが欲しい、というのは誰でも同じだ。だからこそ、買取をしてもらう前にきちんと汚れやほこり、やぶれなどがないかを確認しておくべきである。

やっぱり初版は人気

杉本一文のファンに限らないが、横溝正史のファンも新しい本が販売されるたびに初版を購入する人は多い。新しい本を早く読みたいという心理からだが、これらの行動は買取のときにも意味を持つことになる。たとえば、杉本一文が装画をほどこした小説の「八つ墓村」などの表紙は、初版とはまったく違うものになっている。

これは出版社が増刷をする際に彼に新しい装画を依頼するからだと言われている。そのため、初版以外にはその装画のものがなく、レアな本としてファンには人気がある。買取のお店でも初版は査定金額が高くなる傾向があるため、買取してもらう際には初版かどうかを確認しておくといいかもしれない。

まとめ

今や世界的にも人気がある画家の杉本一文であるが、彼が装画をした小説や銅版の画集などを買い取ってもらうとどのくらいの査定結果になるのだろう。大切にしていた本を買い取ってもらうのだから、きちんとしたプロに鑑定をしてほしい。そんな人は専門知識がある査定士がいるお店へ持ち込むことをおすすめする。その本の価値に合った金額を提示してくれるので安心だ。

0役に立った
ブックオフ
ゲオ
ハードオフ
  1. 商品を検索
    1商品情報を入力
    分かる範囲でフォームに入力しましょう
  2. 査定依頼
    2査定結果
    最大20社から査定結果がメールで届きます
  3. 買取予約
    3買取価格を比較
    最も金額の高い業者を選びます(キャンセル可)
  4. 買取完了
    4買取申し込み
    商品を買取業者に送って、現金を受け取ろう
あなたの版画の買取価格を
最大20社が一括査定
かんたん1分!
フリマアプリと違い売却時の手数料無料
今野杏南さん

運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
買取業者を周辺から探す

買取業者を地域から探す

このコラムに関連する商品
このコラムに関連するキーワード
  • リサイクルショップ(259)
  • ネットオークション(529)
  • 中古(401)
  • 査定のコツ(113)
  • 査定アップ(253)
  • 相場(813)
  • 版画(29)
  • 絵画(102)
  • 付属品(736)
今すぐ売るならこちら!無料で査定依頼する