現在、モバイル端末の進化やネットの普及などによって、Webサービスが急激に増えてきている。
そんな時代のなかで買取市場も変わってきており、今まで売れないようなものも売れ始めている。特に故障品に関しては売れるものも多くなっているようだ。
そこで、本コラムでは「故障した白ロム」をテーマに取り上げて、売れるのかどうか、また、買取相場や買取業者について述べていくので、参考にして欲しい。
Droid Eris meets pavement / robertnelson
CONTENTS
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まず、白ロムとは何か?
本コラムでは、故障した白ロムの買取について述べていくわけだが、その前に白ロムとは何かを知っているだろうか。
なんとなく聞いたことがある言葉で、意味をあまり知らない人も多いだろう。そこで、まず最初に白ロムとは何かについて説明しておこう。
第三者でも同じキャリア・MVNOで使える端末が白ロム
では、この「白ロム」とは何なのかをまず説明しておこう。
SIMカードを抜いた端末
白ロム端末やガラケーには、電話番号・メールアドレスなどの契約者の個人情報が記載されているカードが差し込んであり、そのカードを「SIMカード」という。
このSIMカードを、購入した白ロム端末やガラケーに差し込んで使う。
そうすることで、そのままMNP制度を利用して、同じ電話番号・メールアドレスを新たに購入した端末でも使うことができるのである。
つまり、このような個人情報が書き込まれているSIMカードを抜いた白ロム端末やガラケーのことを白ロムというのである。
白ロムの逆は赤ロム
ただし、基本的にはそのまま第三者が同じキャリアや提携しているキャリアで使える端末であるものだけを白ロム端末というので注意しておこう。
その逆で、SIMカードを抜いた状態で使えない端末を赤ロムという。
注意しなければいけない赤ロムとは…
ここで、なぜ赤ロムの状態になってしまうのかを説明しよう。
盗難にあってしまったため盗難届けが出されている端末、契約時に嘘の申請がされており不正契約となってしまった端末、また端末ローンの決済がまだ済んでおらずローンが残っている端末などは、キャリアが端末自体に利用制限をかけており、使用できない端末が赤ロム端末になってしまうのである。
この赤ロム端末はSIMカードを変えても利用ができない端末で、価値がない端末のため売れる業者も限られてくる。
白ロム端末を売るのであれば、この赤ロムには気をつけておくべきだろう。
故障した白ロムが売れる業者やサービスと買取相場について
では、次にこの故障した白ロム端末を売れる業者やサービスについて触れていこう。
また、買取相場がどれくらいなのかについても紹介するので、押さえておくといいだろう。
スマホやガラケーを買い取っている業者で売れる
この故障した白ロム端末だが、ネットで検索してみるとすぐに出てくるが、故障した白ロム端末の買取は、スマホやケータイの買取を専門に行っている買取業者で売ることができて、その業者数も多い。
増加しているモバイル端末を取り扱う業者
現在、ネットサービスの普及に伴い、特にこのようなモバイル端末の買取を行っている業者、さらにはモバイル端末の修理を事業としている業者が増加傾向にあるようだ。
修理をして再販・部品やパーツを売れる
つまり、このような業者では故障していたとしても、修理をしたり、また修理業者に使える部品やパーツを売ったりすることができる環境が整っているため、故障した白ロム端末の買取を積極的に行っている。
このように、買取市場では故障した白ロム端末を買い取っている業者があり、故障した白ロム端末であっても売ることができるのである。
また、ネットオークションやフリアアプリでも売れる
また、故障した白ロム端末はネットオークションやフリマアプリなどでも売れていた。
出品、落札ともに多い故障した白ロム
ネットオークションやフリマアプリ内で検索してみると、水没や画面割れになったジャンク品である白ロム端末端末を出品している人は多い印象だ。さらにそのなかでも、売れている白ロム端末も多くあった。
つまり、ネットオークションやフリマアプリで、ジャンク品の白ロム端末を購入する人は多いのである。
個人で修理する人も多い
また、故障した白ロム端末であっても、自分で修理を行って使うコアなユーザーも多いようだ。
このようなユーザーも多くいるので、ネットオークションやフリマでも売ることも視野に入れていいだろう。それだけ白ロム端末の需要は高いのである。
故障した白ロムの買取相場は0円〜2,000円くらい
ではここで、故障した白ロムの買取相場について述べていこう。
機種や故障した度合いなどによって白ロム端末の買取金額は変わってくるので、一概にいくらになるかは言いにくく、実際は査定をしてみないとわからないが、平均的な金額は0円〜2,000円くらいの買取金額となるようだ。
レアな端末や最新の端末であれば数万円の買取価格もあるが、故障した白ロム端末であれば、基本はそこまでの高い買取金額となり難いと考えておくのがいいだろう。
高い買取金額となりやすい端末がある?
ただし、白ロム端末のなかでも高額となりやすいものがある。
それは、国内では人気の端末である、iPhoneの白ロム端末だ。
iPhoneの白ロムは故障している端末であっても需要が高く、修理して販売しても売れやすい機種であるため、数万円の金額で売れることが多いだろう。
特にiPhone6s以降のものであれば、SIMロック解除対象の機種であるため、非常に高い金額となるようだ。
故障した白ロムの買取業者を紹介
ここまで、故障した白ロム端末の買取について述べてきたので、なんとなくでも、白ロムというものがどういう端末なのか、またどれくらいの金額で売れるものなのかは把握できただろう。
最後にここで、故障した白ロム端末の買い取りを行っている業者をいくつか紹介していくので、業者選びの参考にするといいだろう。
買取専門店 佐助
http://www.sasuke-kaitori.net/
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取専門店佐助では、故障した携帯の買取にも力を入れている。
発売してから10年以上経っている携帯や2つ折れ・画面割れなどしている携帯も買い取ってくれるようだ。非常に利用しやすい業者と言えるだろう。
充実した買取サービス内容
買取専門店佐助での買取方法だが、店頭買取・出張買取・郵送買取がありサービスは充実している。
またスピーディーな買取ができるのが大きなメリットだ。郵送買取もあるので、忙しく時間がない人にも利用しやすい業者だ。
BOOK・OFF
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
買取市場であればその知名度は非常に高く、業界内でも有名なBOOK・OFF。そんなBOOK・OFF でも中古携帯や白ロム端末の買取など、デジタル機器の買取には力を入れている。
BOOK・OFF では故障した携帯の買取サービスは以前から行われており、故障した白ロム端末の買取でBOOK・OFFを利用する人は多いようだ。
嬉しい最低保証あり
最低100円で故障した携帯の買取を行うという最低保障もあるため、ガラケーなどは非常に多く売られているようだ。
また、まとめて売るにはこのような最低保障がある業者で売ると目安がつけやすいので、BOOK・OFFの買取は人気がある。
大手ならではの安心感
そして、何よりもBOOK・OFFというブランド力に信頼感があり、安心して買取サービスを利用できる業者であることは間違いないだろう。
ゲオモバイル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ゲオは、ゲームやDVDの販売やレンタルで事業を拡大している業者として有名な業者だというイメージがあるかもしれないが、現在、スマホやガラケーなどのモバイル機器事業を大きく展開している。
故障した白ロムの買取にも積極的
そんなゲオでは、ゲオモバイルという事業を展開しており、このゲオモバイルでは、ガラケー・白ロム端末、タブレットなどの買取にも力を入れている。
また故障した白ロム端末の買取にも力を入れており、その買取金額を一律にしたことでも有名で、白ロム端末を売るなら、ゲオモバイルというイメージづけにも成功している業者だ。
ゲオモバイルは、傷、画面割れなど故障した白ロム端末であっても買い取ってくれる。店頭買取だけではなく、宅配買取もサイト内で申し込むことができるようなサービスも設けており、利用もしやすい。
ガラケーは高価買取商品
ガラケーなどの買取では、他社と比べても比較的高い金額で買い取ってくれるので、故障した白ロム端末がガラケーなどであればオススメの業者だ。
スマホステーション
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
スマホステーションがメインに行っている事業は、モバイル機器の修理やデータ復旧などだが、白ロム端末の買取も行っているようだ。
修理事業を行っているのでジャンク品もOK
もちろん、メインの事業が修理なだけに、スマホステーションでは故障した白ロム端末であっても、問題なく買い取ってもらえるので安心していい。
Android端末でも買取可能
また、iPhoneだけでなく、Android端末であっても対応している業者でもある。そのため、買取不可になる可能性が低い業者と言えるだろう。
もしも故障した白ロム端末の状態が酷いと思う場合には、いろいろな端末に対応できるスマホステーションでの買取サービスを利用するといいかもしれない。
スマホ買取ネット
http://www.keitai-kai-tori.net/junk/
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
このスマホ買取ネットは、水没、不動品、画面割れなどの故障した白ロム端末の買取も行っている業者だ。
うれしい梱包キットサービス
買取方法だが、電話やメールフォームから簡単に申し込むことができる。
もちろん、全国の買取にも対応するため、郵送買取サービスもある。梱包キットは無料で提供してくれるので、負担することなく買取サービスを利用できる。
まずは気軽に買取サービスについて問い合わせてみるといいだろう。
まとめ
本コラムでは、故障した白ロムの買取情報を述べてきた。
ここで詳しく解説してきたことでもわかるように、故障した白ロムであっても、買い取っている業者は多い。特に国内において、iPhoneの人気は高く、故障した状態であっても高い金額で売れる白ロム端末である。
また、その他のスマホやガラケーの白ロム端末であっても、買い取りを行っている業者は多いようだ。ただし、故障した白ロム端末を売るときには、ある程度はリサーチをしっかりして買取業者を選ぶ必要があるので、ここで紹介した情報も参考にしながら、自分自身でもリサーチをしておくといいだろう。
なお、以下のコラムも合わせて確認しておくと良いだろう。
スマホのマーケット(スママ)
最後に紹介しておきたいのが、中古スマホの売買をしているスマホのマーケット(スママ)。スママなら中古スマホを買う目的のユーザーが集まるので、売りたい携帯が高値で売れる可能性がある。売る際は、赤ロム端末・水没、落下破損・アクティベーションロックのかかった端末は売れないので注意が必要。売り手と買い手の間にスマホのマーケットが介入するのでトラブルは避けられるので安心して利用できる。スマホ売買するならスママもおススメだ。