粗大ごみの出し方は地域によって異なっているが、実際に詳しく調べたことがある人は少ないだろう。ごみは地域によって申込み手順や費用などが異なり、適当に出すと警告シールを貼られることもあるので注意が必要である。
当コラムでは、そんな東大阪市の粗大ごみの処理費用や申込手順について徹底解説する。これを見れば、東大阪市の粗大ごみの処理費用、処理方法、申込手順がすぐにわかるだろう。
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申込み先
東大阪市で粗大ごみを出す場合には、次の2つの方法がある。市に収集を依頼する方法と、自分で処理施設に持ち込むという方法だ。市に収集を依頼する場合の申込み先は以下のとおり。
- 申込先
- 大型ごみ受付センター
- 電話番号
- 072-962-5374
2回目以降の利用の場合には、インターネットでの申込みも可能なので便利だ。初めての利用や、インターネット受付用の品目一覧にない場合は、大型ごみ受付センターに電話で申込むのが原則である。自己搬入する場合の申込み先は下記のようになっている。
- 申込先
- 東大阪都市清掃施設組合
- 電話番号
- 072-975-5341
- 住所
- 東大阪市水走4-6-25
申込み手順
市に収集を依頼する場合の申込み手順は、次のとおりだ。まず、大型ごみ受付センターへと電話で申込みをする。1回の申込みで10点まで申込み可能なので、まとめて予約しておくのがいいだろう。ただし、畳は1回の申込みで2枚までである。
受付時間は日曜日～金曜日(祝日を含む)の午前9時～午後5時。休業日は土曜日、年末・年始となっている。
処理券を購入したあと
申込みが完了したら、大型ごみ処理券を必要枚数購入する。大型ごみ処理券は、東大阪市内の郵便局、指定のコンビニで購入することが簡単に購入できるので困ることはないだろう。
処理券を購入した後は、大型ごみ1点ごとに貼りつけて、収集日当日の朝9時までに指定の場所に出そう。インターネット申込みを利用する場合には、東大阪市のホームページより外部サイトに移動しておこなう。
- HP
- 東大阪市
自己搬入の場合
自己搬入の場合には、搬入場所の受け入れ時間に直接搬入場所(東大阪都市清掃施設組合 東大阪市水走4-6-25)へ行く。ただし、自己搬入の場合には事前予約制となっているため、必ず事前に予約をする必要がある。詳しい条件は以下のとおり。
- 受付時間
- 持ち込み日の2週間前～2日前までの月～金曜日(土・日、祝日を除く)9時～16時（前日・当日予約は不可）
- 搬入可能日時
- 月～金曜日(平日) 12時45分～15時30分。祝日(土曜日の祝日は可)は9時30分～11時30分、12時45分～15時30分（祝日が日曜日の場合は翌日の月曜日）
予約した後で、搬入可能日に粗大ごみを搬入するという流れだ。
東大阪市で収集できないもの
東大阪市で収集できない主なものは、以下のとおりである。
- ・エアコン
- ・テレビ
- ・冷蔵庫、冷凍庫
- ・洗濯機
- ・衣類乾燥機
- ・危険物(ガスボンベ、塗料、ガソリン、有害な薬品)
- ・処理困難物(タイヤ、オートバイ、原動機付自転車、自動車及び部品、金庫、カーポート、発電機、ピアノ、ドラム缶、ボウリング球、電動車いす、介護用ベッド)
- ・臨時ごみ
- ・事業系ごみ
これらのものは市では収集しないので、業者などに依頼して適切に処理をする必要がある。以下のコラムを合わせて読んでみよう。
家電の処分はリサイクルショップ？回収費用が有料だった時の対処方法
粗大ごみの品目と手数料
東大阪市で、粗大ごみとして出すことができる主な品目と手数料については、下記の通りである。
| 品目 | 手数料 |
|---|---|
| 椅子・座椅子(3m以下) | 400円 |
| オーディオラック(3m以下) | 400円 |
| カラーボックス(3m以下) | 400円 |
| こたつ天板(3m以下) | 400円 |
| こたつ天板(3m超え) | 800円 |
| タンス 大(幅1m以上)(3m以下) | 400円 |
| タンス 大(幅1m以上)(3m超え) | 800円 |
| 机(3m以下) | 400円 |
| 机(3m超え) | 800円 |
| テーブル(3m以下) | 400円 |
| テーブル(3m超え) | 800円 |
市に収集を依頼する場合は、粗大ごみの大きさによって手数料が異なる。3辺の長さの合計が3m以下のものは、1点につき手数料400円だ。3mを超えるものは、1点につき手数料800円である。また、自己搬入する場合のごみ処理料金は、10kgあたり90円となっている。
東大阪市の家庭ごみについて
東大阪市の家庭ごみについてだが、指定のゴミ袋はないので自分で適切な袋を用意して出そう。一般的には、透明・半透明(無色)のゴミ袋(45ℓ)に入れて出すのがいいだろう。また、ゴミ袋は市販のものも利用でき、価格は販売店によって異なるのでできるだけ安い袋を用意しておくのがおすすめだ。
ほかにも、東大阪市では、ごみ分別促進アプリ「さんあ～る」を無料でダウンロードすることができる。ゴミカレンダーの確認、分別方法、ごみの出し方がわかり、スマホにダウンロードしておくと困った時に便利なのでぜひ活用しておこう。
最後に、東大阪市のゴミ分別については、ほかの地域と比べてそれほど厳しくはない。ただし、決められた分別のルールは守る必要があるので、マナーの範囲内できちんとごみを処分しよう。
まとめ
当コラムでは、東大阪市の粗大ごみ費用・申込手順を徹底解説してきた。東大阪市で粗大ごみを出す方法は、市に収集を依頼する方法と自己搬入する方法がある。どちらも有料となるので、ごみの大きさや手数料に応じて適切な方法を選ぼう。
また、どちらの方法を利用するのにも事前に予約が必要であるということに注意が必要だ。予約をしないとどちらの方法も利用することができないので、必ず忘れずにしておこう。以下のコラムもぜひ参考にしていただきたい。
粗大ごみの廃棄時は無料回収ではなく買取サービスに申し込むべき理由
参照サイト：東大阪市
