ごみの出し方は地域によって、大きく変わってくる。とくに粗大ごみは普段利用することが少ないため、いざ利用する際に方法がわからない人も少なくない。
そこで、ここでは千代田区で粗大ごみを出す方法を詳しく紹介していく。とくに、家電関係の処分だと買取のほうが得をする場合もあるのでしっかりと理解を深めてほしい。家庭ごみの分別についても解説しているので最後までしっかりと見ていこう。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
申込み先
千代田区では粗大ごみを収集のみで対応しており、持ち込みはできない。粗大ごみを出す際は、粗大ごみ受付センターに連絡して申込むが、連絡方法はインターネットと電話でおこなう。
インターネットでの申し込みは粗大ごみ受付センターのホームページで24時間受付している(メンテナンス及び、年末年始を除く)。電話での申込み先は以下の通りだ。
- 申込先
- 粗大ごみ受付センター
- 電話番号
- 03-5296-7000
- 受付時間
- 月曜日~土曜日:8:00~19:00(日曜日と年末年始(12月29日~1月3日)は休み)
なお、2021年3月時点ではコロナウイルス感染症の関係上、新規の申込みは粗大ごみ受付業務臨時センターを利用するようになっているので注意が必要だ。粗大ごみ受付業務臨時センターの連絡先は以下の通りとなっている。
- 申込先
- 【臨時の窓口】粗大ごみ受付業務臨時センター
- 電話番号
- 0570-03-7000
- 受付時間
- 月曜日~土曜日:8:00~19:00(日曜日と年末年始(12月29日~1月3日)は休み)
申込み手順
電話では廃棄予定の品目や数量、名前や住所などを伝えて申込み、排出日や手数料の確認をおこなう。インターネットでの申込みの手順は以下の通りとなる。
- 1.ごみ受付センターのホームページ下部にある「インターネットお申し込み」をクリック
- 2.メールアドレスの登録をする
- 3.メール記載のURLをクリックし、必要事項を入力
- 4.申込内容を確認後、申込ボタンを押す
- 5.申込完了メールが届く
インターネットでの申込ならば24時間対応で、電話の混雑問題も回避できるのでおすすめだ。
粗大ごみの品目と手数料
千代田区の粗大ごみの手数料は、千代田区有料粗大ごみ処理券を購入するかたちで支払う。有料粗大ごみ処理券にはA券(200円)とB券(300円)があり、手数料分になるように組み合わせて使用する。
購入できる場所は、区内のコンビニか千代田区有料粗大ごみ処理券取扱所で購入できるので確認しておこう。
主な品目や手数料の一部は以下のとおりだ。なお、一度に申込みできるのは10個までなので、10個以上の場合は電話で粗大ごみ受付センターに相談してほしい。
品目 | 手数料 |
---|---|
掃除機 | 300円(B券1枚) |
自転車(16インチ以上) | 600円(B券2枚) |
ソファー(1人用) | 600円(B券2枚) |
ダブルベッド | 1600円(A券2枚・B券4枚) |
二段ベッド | 1800円(B券6枚) |
テレビ台(幅1m未満) | 300円(B券1枚) |
テレビ台(幅1m以上天板ガラス製以外) | 600円(B券2枚) |
サーフボード(180㎝以下に切断) | 300円(B券1枚) |
箱物家具(高さと幅の合計が135cm以下) | 300円(B券1枚) |
箱物家具(高さと幅の合計が270cm以上) | 900円(B券3枚) |
箱物家具(高さと幅の合計が360cm以上) | 2200円(A券2枚・B券6枚) |
上記の中でも、たんすや本棚といった箱物家具はサイズによって手数料が5段階に分けられている。品目別の手数料はこちらからも確認できるのでチェックしておこう。
千代田区で収集できないもの
千代田区で収集できないものは家電リサイクル法に定められた家電をはじめ、以下のとおりである。
- ・テレビ・エアコンなど(家電リサイクル法に定められた対象家電)
- ・パソコン(パソコンリサイクル対象)
- ・土、砂など
- ・塗料、薬品などの有害物
- ・石油類、バッテリーなどの危険物
- ・自動車、オートバイ
- ・耐火金庫、タイヤ、ピアノ
上記の品目は粗大ごみとしては出せず、購入した店舗や回収業者に引き取ってもらう方法や買取してもらう方法で手放せる。買取を利用したい人は、以下の記事も参考にしよう。
千代田区の家庭ごみについて
家庭ごみを出すために必要な情報である、ごみカレンダーの入手方法やゴミの分別区分について紹介していく。また、おすすめのごみ分別アプリについても解説していくのでしっかりと確認してほしい。
ごみカレンダーと分別範囲
家庭ごみの分け方や出し方、収集日を詳しく知りたい場合はごみカレンダーが便利だ。ごみのカレンダーは千代田区のホームページでも確認できるが、全戸を対象に毎年2月~3月に配布される。
分別の情報が記載されたパンフレットとポスターももらえるので、分別に不安を持っている人は活用しよう。また、ごみを出す時間帯は住んでいる住所によって変わるので、カレンダーを参考に指定の日時でおこなうのがベストだ。
分別区分は、5分別(燃やすごみ・燃やさないごみ・資源・その他の紙類)である。ふたつきの容器か、透明または半透明の中身の見えるごみ袋で出すため、指定のごみ袋は必要ない。ただ、細かい分別が必要なものもあるので、分別には厳しい地域といえる。
ごみ分別アプリ「分けちよ!」
スマートフォンからごみ出しについての情報を簡単に入手できるアプリが分けちよ!である。分けちよ!の主な機能は以下のとおりだ。
- ・ゴミ出しカレンダー
- ・ゴミの出し方
- ・ゴミの分別検索
- ・ごみ処理券販売案内
- ・ゴミ出し忘れ防止アラーム
分けちよ!を活用することで外出先でも分別方法やごみ出し日の確認が可能。AndroidとiOSに対応しており、外国語版も配信されている。アプリの利用は無料だが、ダウンロードにかかる通信料は自己負担なので理解した上で活用してみよう。
まとめ
千代田区で粗大ごみを出す場合は、電話かインターネットから申込をおこなおう。ただし、新規の場合は窓口が粗大ごみ受付業務臨時センターとなるので注意が必要だ。
家庭ごみでの情報収集はごみカレンダーも便利だが、専用アプリ「分けちよ!」も活用しやすいのでおすすめだ。ごみを出す前はしっかりと分別方法を確認し、間違いのないようにおこなおう。