木材と木材をつなぎとめる際に活躍するアイテムが、釘打ち機だ。電動で釘を打ち込んでくれるので、金槌を使うより効率良く打ち込み作業をおこなうことができるので、頻繁に釘打ちをするのであれば持っている人も多いだろう。
そんな釘打ち機だが、不要になった場合、ゴミとして処分してしまっていないだろうか。近年DIYが流行っていることもあり、プロだけでなく趣味用としても中古の需要があるのだ。ということで今回は、釘打ち機の買取相場とともに、おすすめの買取業者についてもピックアップして紹介していこう。
なお、ここで紹介している情報は2020年10月20日現在のものとなるので、注意していただきたい。
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仕事の効率化に役立つ釘打ち機
作業現場で使用する釘打ち機は主に「高圧式」というものが使われているが、中には「常圧式」というものも存在する。
高圧式も常圧式の違いとしては、釘を打ち込む際の圧の違いである。どちらも釘をスピーディーに打つために便利なものなので、建築現場などはもちろん、自宅で趣味のDIYに使用する人もいる。
初めて釘打ち機を購入しようと考えている人は、使いこなせるか不安ということもあり、手頃な金額で買える中古品を探す傾向にある。そのため、買取業者としても注目している商品であり、高額査定の対象となっていることが多いのだ。
釘打ち機の買取相場は?
では、釘打ち機の実際の買取相場はどの程度だろうか。種類や状態によって大きく差が出るが、新品であれば25,000~70,000円程度、中古品の場合は6,000〜40,000円程度で買い取られているのが確認できた。
なかにはもっと高く買い取ってもらえるケースもあり、特に「マキタ」や「日立」「MAX」などの大手有名メーカーの商品は人気だ。耐久性やパワーの強さ、操作感、信頼性などが高く評価されるので、中古でも高値で売れやすい。該当するメーカーの釘打ち機を持っているなら、ぜひ査定に出してみてほしい。
なお、新製品の需要が高いため、新しいモデルであればあるほど、高く買い取られやすい傾向にある。型落ちの商品はどうしても査定額が上がりにくいので、少しでも高く売りたいなら複数の業者に査定を依頼し、1番高く買い取ってくれるところを探そう。
業者によっては他社の見積もりを持ち込むことで、価格交渉可能なこともあるので、型が古いからといって諦めないでほしい。ヒカカク!の一括査定サービスを利用すれば、簡単に査定額の比較ができるので、利用してみてはいかがだろうか。
釘打ち機の売却におすすめの買取業者
釘打ち機を高く売るには、買取業者選びが重要だ。一口に釘打ち機買取業者と言っても、それぞれ特徴が異なるため悩んでしまうだろう。そこで、まずはチェックしておきたい、おすすめの業者を紹介する。
テイクハンズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
テイクハンズは中部地区最大級の工具専門店というだけあって、取り扱っている製品の幅が広いのが特徴。新品・中古品・故障品問わず買い取ってもらえるのは大きなポイントだ。釘打ち機も、人気のマキタ・日立・MAXに対応している。
石川県野々市市に店を構えており、近場であれば店頭買取を利用するのが便利だが、店まで行くのには少し遠いという場合には、出張買取も便利である。その場で査定し、即現金支払いをしてもらえるので、急な入り用時でも安心だ。
テイクハンズの買取相場を調べたところ、新品が30,000〜55,000円ほど、中古品の場合は7,000〜35,000円ほどとなっていた。以下は買取価格の例だ。
- ・マキタ AN935H(新品) 40,000円
- ・日立/ハイコーキ NV50HR2(S) (新品)40,000円
- ・MAX HN-R38D1(中古)22,000円
- ・日立/ハイコーキ NV65HR2(S)(中古)35,000円
工具UP
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
電動工具に特化して買い取っている工具UPでは、専門知識豊富なスタッフが正確な査定をおこなってくれる。常に市場の動きを調査しているうえ、売り手の立場になって対応してくれるので、納得の取引ができるだろう。
また、独自の強力な販売ルートを保有していることや、自社で整備ができることも、高価買取を可能としている理由のひとつ。傷や汚れがあるものでも買い取ってくれるので、気軽に相談してみてほしい。
買取方法は、東京都葛飾区にある店頭でのほかに、出張買取や宅配買取にも対応。送料や出張費用などの手数料は発生しないが、出張買取の場合は50,000円以上からの受付となっており、対象地域も東京23区と埼玉、千葉の一部地域となっているので、注意しておこう。
工具UPでの釘打ち機の買取相場は、新品は50,000〜80,000円ほど、中古品が10,000~30,000円程度となっていた。以下は買取価格の例だ。
- ・マキタ/JPF GN420C(新品) 54,000円
- ・日立 NC40GA(新品) 70,000円
- ・マキタ/JPF TF-1100JQ(ロング)セット(中古) 11,500円
- ・日立 NC40GA(中古) 20,500円
質屋さんドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
質預かりと買取のサービスをおこなっている質屋さんドットコムでは、電動工具だけでなく貴金属類やブランド品、家電など幅広いジャンルのアイテムに対応している。そのため、釘打ち機と一緒に不要になったものを、まとめて売ることができるのが魅力だ。
高価買取へのこだわりも強く、独自のネットワークや膨大な取引データを駆使して、専門店に負けない金額を提示している。法人取引にも対応しているので、大量の在庫処分も任せられるだろう。
買取方法は、店頭・宅配の2種類を用意している。千葉県のJR稲毛駅すぐに位置する店舗は、ヨーロピアンテイストのおしゃれな佇まい。明るい雰囲気なので、初めて利用する人でも安心して訪れることができるだろう。宅配買取の場合は、事前に会員登録をしておくと送料が無料になるので、お得に利用したいならチェックしておきたい。
質屋さんドットコムでの釘打ち機の買取相場は、新品が20,000~65,000円ほど、中古良品では9,000~30,000円ほどとなっていた。以下は買取価格の例だ。
- ・マキタ AN731H(新品) 39,000円
- ・マキタ AN731H(中古良品) 14,900円
- ・MAX CN-785(新品) 64,000円
- ・MAX CN-785(中古良品) 24,400円
- ・日立 NV65HR2(N)(新品) 39,000円
- ・日立 NV65HR2(N)(中古良品) 14,900円
買取業者を選ぶ際のポイント
釘打ち機の買取業者にもさまざまなところがあるので、少しでも自分の納得する条件で買取をしてもらえるところを選ぶことが大切だ。そこで、買取業者を選ぶ際にチェックすべきポイントについて紹介していくので、参考にしてほしい。
査定にかかる費用
少しでも高く売りたいなら、買取価格だけでなく各種手数料の扱いも確認しておくことが大切だ。基本的に釘打ち機の査定自体は、無料である場合がほとんど。しかし、業者を呼んで査定してもらう場合の出張料や、宅配での査定依頼時の送料など、細々とした手数料が発生することがある。
特に宅配買取の際に見落としがちなのが、キャンセル時の返送料だ。送料無料と謳っていても、返送は有料としている業者もあるので、知らずに申し込んでしまい後悔するケースも多い。さらに、買取代金の支払いが振込の場合、振込手数料が売り手側負担になることもあるので、こちらも気をつけておこう。
買取業者の実績
釘打ち機の買取に対応していると言っても、業者によって得意不得意はある。やはり専門知識や取り扱い経験が豊富な業者のほうが目利きはしっかりしているし、納得のいく価格で買い取ってもらえる可能性が高いので、業者を選ぶ際は買取実績を確認しよう。
「買取実績〇件突破」「高額買取実績あり」などのように謳っている業者や、実際に実績を載せているところもあるので、何社か比較してみるのがおすすめだ。もちろん、必ずしも買取実績の豊富さが良い結果につながるとは限らないが、多くの件数を扱っているというポイントは安心できるかどうかの判断材料となるだろう。
買取方法の種類
業者を探す際には、その業者にどんな買取方法が用意されているかを確認しておくことが大切だ。買取方法としては、店頭・宅配・出張買取が一般的だが、業者によって対応しているかどうかは異なる。
特に、売りたいアイテムが多かったり、持ち運びが困難なケースには出張買取を利用したいと考える人が多いだろうが、全国どこにでも出張対応している業者は少ない。ほとんどの場合、対象地域を設定しているので、あらかじめチェックしておこう。
また、事前の見積額〇円以上、といった金額の条件が用意されていることもある。いくら気に入った業者でも買取方法の条件が合わなくては取引がおこなえないので、必ずチェックしておこう。
クチコミ
高額買取を謳っている業者であっても、そのクチコミが乏しければ安心して依頼をすることは難しいもの。クチコミをチェックすると良いクチコミの他に残念なポイントを挙げている人もいる。こうしたマイナスポイントも参考にすることで、より納得して依頼できる業者を見極めることができるのだ。
クチコミで挙げられるポイントはさまざまだが、査定の際の対応なども挙げられる。双方気持ちよく取引をおこなうためにも、買取額以外にリアルな評価をチェックしておくことも大切だ。ヒカカク!では各買取業者のクチコミを確認することができるので、ぜひ活用してほしい。
高く売るためのポイント
買取業者が決まったら、少しでも高く売るために準備をしておくことが大切だ。ここからは、査定に出す前に心がけておくべきポイントについて紹介しよう。
商品の状態
買取後に再販されることを考えると、商品の状態が重要視されることが理解できるだろう。基本的には新品や未使用品の方が高く売れやすいが、中古品でも商品が比較的綺麗であれば、高額査定につながることもある。そのため、少しでも高く売りたいのであれば、状態を良くしておくことが大切だ。
建設作業やDIYなどで使用される釘打ち機は、どうしても汚れやすい。この点は業者側も理解しているが、だからと言って汚れた状態のまま査定に出してしまっては、本来はもっと高く売れる商品でも、査定価格が下がってしまう。
とはいえ特別なクリーニングをする必要はない。自分でできるケアでも十分なので、まずはできることからしてみよう。油汚れがある場合には軽く拭き取り、細部に汚れがある場合にはエアダスターなどを使ってかき出してみよう。精密な機械なので市販の洗剤を使うのではなく、専用のクリーナーを使うのがおすすめだ。
付属品の有無
できるだけ高値で売りたいなら、付属品がそろっているかどうかも重要なポイントだ。未使用品であっても、付属品がなくなっていると一気に査定額が下がってしまう。一方で中古品でも付属品がそろっていれば、ぐんと査定額が上がる可能性もある。
説明書や保証書、ケースなどはもちろん、油さしや保護メガネなどが付属している場合は、そろっている方が高値がつきやすい。また、壊れたり、取れてしまったりした部品があっても、捨てずに一緒に査定に出してみよう。買取業者側で簡単に修理できれば、価値を落とさず査定してもらえる可能性があるのだ。
付属品などは処分してしまうという人も多いだろうが、買取に出すときのことを考えて、日頃からきちんと保管しておくようにしよう。
まとめ売りできるか
釘打ち機は単体で売ることもできるが、さほど大きな買取額にならないこともある。そのため、せっかく買取業者を利用するなら、ほかの工具と一緒にまとめて売りに出すのがおすすめだ。
業者によっては、まとめ売りをすることで買取額がアップするところもあるので、単体で売るよりも買取価格が高くなる。期間限定キャンペーンや買取強化期間を設けていることもあるので、そういった情報をチェックしておくと良いだろう。
また、もし不要な工具がないのであれば、家電や貴金属類などほかのジャンルで売りたいものがないか探してみてほしい。買取業者によっては工具だけでなく、複数のジャンルを扱っているところもあるので、そういった業者を利用すればまとめ売りできるだろう。
まとめ
今回は、釘打ち機の買取相場やおすすめの買取業者について紹介した。釘打ち機はプロの現場で活躍するだけでなく、DIYなどの趣味に使用する人も多い。そのため、専門職以外の人にも売れやすく、意外と需要の高い商品である。
釘打ち機を扱っている買取業者は多数あるが、高価買取のためにはクチコミや買取実績を確認するなどして慎重に業者選びをしてほしい。また、査定に出す前の準備も大切だ。ぜひ今回紹介した内容を参考にして、納得できる取引を目指してほしい。