コクヨと聞けば文房具。そのイメージを持っている人も少なくない。
しかし、実はオフィス用品も売り出しているのだ。そして、そのオフィス用品は中古市場での需要が大きかったりする。
ここではコクヨのオフィス用品の買取相場を徹底調査した。同時に売却を検討しているあなたに向けて、高く売却するためのコツも解説していく。
CONTENTS
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コクヨのオフィス用品とは
コクヨは文房具をはじめ、オフィス家具も売り出しており、それぞれで人気が高い。文房具は国内・海外で根強い人気がある一方、オフィス家具においては、国内で高い評価を受けている。
国内オフィス用品の4大メーカーとして、コクヨ・イトーキ・ウチダ・オカムラが有名だ。競争メーカーとなるそれぞれのメーカーについて、中古市場での人気を踏まえた上で、簡単に解説をする。
コクヨとは
コクヨは、文房具やオフィス家具を製造販売している会社だ。キャンパスノートなどが有名だが、オフィス家具をトータルコーディネートできるような、幅広い商品数が魅力である。
中古市場では、新BSシリーズに属するオフィスデスクをはじめ、演台や書庫などの買取実績がある。また、ネームバリューの大きさから、他社のオフィス用品より中古市場での人気が大きく買取されやすいのが特徴だ。
イトーキとは
イトーキでは、事務用スチール家具を中心に製造販売を実施。医療施設やセキュリティー機器など、幅広い事業展開が魅力の会社だ。オフィスの空間設計もおこなっている。
中古市場では、売れ筋のオフィスチェア torte-R(トルテRチェア)やeSなどの目地のそろったロッカーに人気が集中している。高機能な商品が、買取されやすい傾向にある。
ウチダとは
ウチダでは、単体でのオフィス用品の売却より、空間単位でのオフィス用品の売却を得意としている。また、複数のモデルがリリースされていて、型数の多さがウチダの特徴だ。
しかし、中古市場においては、単体でオフィス用品が売却されていることも多い。実績には、パルス(pulse)などのオフィスチェアやHSといった収納ロッカーがある。
オカムラとは
オカムラは、家具や産業用機器を製造するメーカーだ。オフィス家具自体の売り上げは世界第4位で、国内では上記の3社を抑え、トップシェアをほこっている。
中古市場では、sylphy(シルフィー)などの小型オフィスチェアが台頭。オフィス以外にも一般家庭で利用できるため、他メーカーのオフィス用品と比較して、需要の母数が大きいことがあげられる。
買取されるコクヨのオフィス用品とは
コクヨに限らず、オフィス用品は範囲が広い。オフィスデスクやキャビネットなどの大型オフィス家具もあれば、ノートや鉛筆といった文房具も存在する。
ここでは、中古で売却できるコクヨのオフィス用品をジャンルごとにあげ、まとめた。コクヨで買取されるオフィス用品は、以下の通りだ。なお、すべてがこの限りではないことは、留意しておいてほしい。
- ・オフィスデスク
- ・オフィスチェア
- ・テーブル
- ・会議イス
- ・ホワイトボード
- ・ロッカー
- ・キャビネット
- ・ラック
- ・間仕切り
- ・ローパーテーション
- ・カウンター
買取相場を比較
ここでは、各買取業者で公表されているコクヨのオフィス用品をまとめた。ここで紹介する買取価格は店舗によって変わるため、すべての店舗においてこの限りではない。そのため、利用を検討している店舗があれば、詳細な価格を問い合わせる必要がある。なお、相場は2020年9月22日時点を参考にしているため、その点は留意しておいてほしい。
コクヨのオフィスチェア
一般的なオフィスチェアの買取相場は、20,000円前後だと言われている。以下で紹介しているコクヨのオフィスチェアは、10,000円周辺でまとまっているが、すべての商品がこの限りではない。定価が高額なものであったり、人気の高いものであれば、中には相場の2倍以上の値段がつくものもある。
商品名 | 買取相場(一例) | |
---|---|---|
1 | ing(イング)オリーブイエロー CRS-G3202E6 | ¥12000 |
2 | ing(イング)ソフトグレー CRS-G3202E6 | ¥10000 |
3 | Wizard2(ウィザード2) 青 | ¥3000 |
コクヨのロッカー
一般的なロッカーの買取相場は、10,000円前後である。しかし、ロッカーは大型であるため、搬送費用がかかることもあり、手元に残るお金は10,000円を下回るだろう。収納容量においては、6人から12人用のロッカーの需要が大きいため、買取価格が高くなる傾向にある。
商品名 | 買取相場(一例) | |
---|---|---|
1 | 12人用ロッカー シリンダー錠タイプ | 要見積もり |
2 | 9人用ロッカー シリンダー錠タイプ SLK-HT9DLF1 | ¥11000 |
3 | 2人用ロッカー 木目調 | 要見積もり |
4 | 3人用ロッカー LKロッカー LK-3F1C | 要見積もり |
コクヨのホワイトボード
一般的なホワイトボードの買取相場は、1,000円前後だ。壁かけ式や海外製のホワイトボードなら、買取価格がつかないことも多く、一方で、両面式のものや自立タイプなら、買取される可能性が高い。インターフェース付きなら、保管状況によっては1,000円より高い買取価格を目指すこともできる。
商品名 | 買取相場(一例) | |
---|---|---|
1 | ホワイトボード BB-VR436U USBメモリ | ¥0 |
コクヨのオフィス用品を取り扱っている買取業者
ここでは、コクヨのオフィス用品を取り扱っている買取業者を紹介する。買取価格や特徴は、変更があることを留意しておいてほしい。
チェリーズマーケット
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
チェリーズマーケットには、10年で20万件の買取実績がある。その成約率は73%だ。また、信頼できる販売経路があり、高額での買取を可能としている。そのため、他店で安い売却価格を提示された品物も、より高く買い取ることができるのだ。
コクヨの買取では、オフィス家具を中心に買取を実施。具体的な商品名の実績は公表されていないが、法人・一般問わずに買取をしているため、利用者の母数は広い。
ブランド家具買取いちばんドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ブランド家具買取いちばんドットコムでは、ブランド家具やデザイナーズ家具を中心に買取を実施。名古屋を中心に東海3県、関東エリア、関西エリア、福岡県近郊と幅広い範囲で買取をおこなっている。
コクヨの買取では、具体的な商品の買取実績は公表されていない。しかし、コクヨの相場や特徴を熟知している。買取範囲の都合上、利用できる業者がない場合は、ブランド家具買取いちばんドットコムに相談してみてはいかがだろうか。
L-LINE(エルライン)
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
L-LINEは、家具の買取に特化した会社だ。コクヨが扱っている商品はオフィス用品だが、中にはデザイン性の高いものも多い。そうした品物を確かな目利きで査定をおこない、買取を実施してくれるのだ。オフィス用品のみを買い取っている業者とは、違った視点で買取を実施している。
コクヨの買取では、オフィスチェアingの買取を実施。一般家庭にあっても、遜色ないデザインのものを好んでいる。
Holly Hock
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
Holly Hockは、10年以上の実績を積んだバイヤーが複数人在籍。静岡県浜松市を中心に静岡市・名古屋・横浜・東京・大阪での出張買取を実施しているため、本州での買取に強いのだ。
コクヨの買取では、ジャンルを定めない広さが特徴的だ。コクヨブランドのBOOTH(ブース)のワゴンやキャビネット、応接室のソファーセットの買取をおこなっているため、ジャンルで買取拒否された品物があれば、持ち込んでみてはいかがだろうか。
オフィスバスターズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
オフィスバスターズでは、オフィス用品の買取を実施。ブランド家具を専門に扱う業者では、買取されづらいロッカーのようなオフィス用品も買取してくれる。
コクヨの買取では、フォスターチェアをはじめ、iSシリーズといったオフィスデスク、ワゴンやホワイトボードまでを買取の対象としている。品質と製造年月日が新しければ、多くのオフィス用品が買取対象となるため、買取の相談をしてみるといいだろう。
オフィス用品を高く売るコツ
オフィス用品は会社で利用しているもので、社員の感覚によっては品物状態が悪いことも少なくない。事実、買取に出されるオフィス用品には、激しいヘコミがあったり、大きな傷がついてることが多いのだ。しかし、傷ものだからといって、せっかく高額な買い物だったオフィス用品を安く売りたくないのが人情だろう。
ここでは、あなたの気持ちを踏まえて、オフィス用品を高く売るコツを紹介していく。
掃除をする
オフィス用品には、さまざまな素材が利用されている。たとえば、ロッカーにはスチールが使われ、オフィスチェアには本革やメッシュが使われていたりする。
オフィス用品は、素材ごとに適切な掃除をすることで、再販価値がアップ。すなわち買取価格が上がるのだ。ここでは、数点のオフィス用品を例にあげ、その掃除方法を紹介していく。
オフィスチェア
オフィスチェアは、素材ごとに分けると以下の通りだ。
- ・メッシュ
- ・合皮
- ・本革
- ・布張り
基本的には、それぞれに合った専用クリーナーで清掃するのがよい。布張り以外については、水気を好まないものばかりなので、乾ぶきを推奨する。
背もたれは特に汚れる部分なので、念入りにふきあげるよう心がけよう。
オフィスデスク
オフィスデスクの清掃は、天板と脚にかけて入念にする必要がある。まず天板。細かい部分にはホコリがたまるため、エアダスターなどで吹き飛ばすとよい。天板は、手垢がつきやすい箇所のため、住宅用の洗剤を水に溶かし、タオルで汚れをこするようにふき取ろう。
脚は、スチールでできているオフィスデスクも多い。スチールの清掃は、次のロッカーと同様の清掃方法を実施するとよい。
ロッカー
ロッカーの汚れは意外と落ちづらい。専用のスチールクリーナーがあれば、塗布。その後、研磨剤が入っているため、タオルなどでこするようにふき取るとよい。
専用のクリーナーがない場合は、自動車用の水垢取りクリームを使うことで、汚れを防ぐ皮膜を張ることができる。皮膜は、ロッカーをきれいに保つ役割を持つ。
ホワイトボード
ホワイトボードを長く使っていると、イレーザーで消えない汚れが出てくる。原因は多々あるが、掃除方法は至って簡単だ。
手順は3つで、まずイレーザーで消し、次に硬く絞った濡れ雑巾でふき、最後に乾ぶきである。表面に傷がついている場合、汚れが消えないため、見極めが大切になってくる。掃除のしすぎで、かえって傷を広げないよう注意しよう。
他のオフィス品とまとめて売る
中古のオフィス用品は、新しくオフィスをかまえる会社がまとめて購入していくことも多い。そのため、オフィス用品はまとめて売ると買取額がアップするのだ。
また、オフィス用品の購入者は、オフィスの景観のために、同じデスクやチェアがいくつも必要だったりする。大量の同製品の売却が歓迎される傾向にあるのだ。
相見積もりを利用する
見積もりを複数とることを、相見積もりという。相見積もりを利用することで、買取額がアップするのはもちろん、どの買取業者がどの品物をほしがっているのかを把握できる。そのため、売却を検討しているオフィス用品が大量にある場合、適切な業者に品物を売却することができるのだ。
ヒカカク!の一括査定サービスを利用する
相見積もりは売却に際して、必ず利用したいところだ。しかし、各買取業者に毎回同じ状況を説明するのには、時間がかかる。
この面倒を解消するのが、ヒカカク!の提供する一括査定サービスだ。定型フォームに情報を入力することで、相見積もりが利用できる。そのため、短い時間で高額買取を無料で目指せるコスパ抜群のサービスなのだ。
完品で売る
オフィス用品には、付属のオプションやアタッチメントが存在する。たとえば、オフィスチェアならひじ掛け、ホワイトボードならパソコンに繋ぐ有線などだ。
外箱や説明書などは不要だが、こうしたアタッチメントは人によっては必要のため、査定に出したり、買取に出す際には合わせて出品するよう心がけよう。
まとめ
コクヨのオフィス用品は、ブランドオフィス用品として人気が高い。ノーブランドのオフィス用品と比較すると、その買取価格は大きく異なるのだ。
買取相場は業者によって大きく異なる。業者には、オフィスチェアが得意であったり、ロッカーが得意であったりと、得手不得手があるからだ。
なるべく高く売却するためには、かならず見積もりを比較し、査定前には掃除など、必要最低限の手間はかけるようにしよう。