農機具を売るときは出張買取を依頼するのが楽だ。店頭へ持ち運ぶには手間がかかるが、出張買取であれば自宅まで引取りに来てくれるため、店舗まで運べない人でも気軽に売却できる。だが、どこの業者がおすすめなのかわからない人も多いだろう。
そこで当コラムでは、宮崎の農機具出張買取業者を比較していく。宮崎で農機具を売却しようとしている人は、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
(2024年4月26日更新)
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農機具買取業者を選ぶときのチェックポイント
農機具買取業者を紹介してきたが、その中からどういう風に選べばよいのか気になる人もいるだろう。実際、買取業者は選び方が大事であり、自分に合った業者を選ばなければならない。
以下では、農機具買取業者を選ぶときのチェックポイントを解説していく。業者の選び方が知りたい人は、ぜひチェックしてみよう。
販売ルートに着目
農機具の買取業者は、まず販売ルートに着目してみよう。というのも、業者によって買取した農機具をどうするのかが異なっており、農機具の状態によって国内で再販するのか海外へ流すのか変わってくる。
たとえば、比較的新しい年式の農機具であれば、国内で再販するケースが多い。一方、古い農機具の場合は海外へ流すほうが多くなっている。そのため、自分が売る農機具の状態によって、最適な業者が変わるのだ。
年式が新しい農機具を売る場合は、国内での再販に強い業者を選ぶのがおすすめ。古い農機具の場合は海外への販路を確保している業者で売るほうが高値がつきやすい。業者選びでは販売ルートも大事なチェックポイントなのを覚えておこう。
買取にかかる手数料
最近の業者のほとんどは買取にかかる手数料は無料となっている。だが、中には手数料がかかる業者もあるので、しっかりとチェックしておくのが大事だ。
たとえば、出張買取業者では主に出張費や査定料、査定額に納得いかない場合のキャンセル料などが挙げられる。こうした手数料が無料となっているのは珍しくないが、業者によっては出張費とは別に引取り料がかかるケースがあるのだ。
手数料はあまり気にしない人が多いかもしれないが、少しでも高い価格で売りたいのであれば、出張費以外にも引取り料や買取できない場合の処分費用といった部分まできちんとチェックしておこう。
実績が多いほど安心
忘れがちだが、買取実績にも注目しておこう。買取実績が豊富な業者のほうが安心して査定を任せられる。実績が豊富である業者ほど、たくさんの農機具を査定しているので査定力が高く、相場に適正な価格で買取してもらえる可能性が高い。
一方、実績が少ない業者の場合は相場に関する知識が曖昧なことがあり、他店より安値で買取されるケースがある。もちろん、実績が少ないから絶対にダメというわけではないが、安心して売りたいなら実績が豊富な業者を選んで査定へ出してみよう。
農機具を高く売る方法
最後に、農機具を高く売る方法をいくつか紹介しておこう。農機具は古くても買取してもらえるが、できることなら高い価格で売りたい。そのために気をつける点がいくつかあり、適当に売れば後悔することにもなりかねない。
農機具を高く売りたい人、買取価格を高める方法が知りたい人は参考にしてほしい。
需要が高くなるときに売る
農機具は需要によって買取価格が変わる。たとえば、田植え機は田植え機の時期に需要が増し、コンバインは稲刈りの時期に需要が増す。需要が増せば業者は買取を強化するため、通常よりもお得な価格で売れることが多いのだ。
トラクターの場合は冬以外の季節であれば安定した価格で売れるため、あまり気にしなくてもよい。だが、ほかの農機具に関しては需要が増すタイミングを見計らって査定に出すほうが高値がつきやすいことを覚えておこう。
できるだけ早く売る
車を売るときに年式が大事であるように、農機具も新しい年式のもののほうが高く売れる。農機具は古いものなら10年~20年近く使えるが、こうしたものは買取価格も低くなりがちだ。比較的状態が良くても、新しい農機具には勝てないだろう。
そのため、高く売りたいなら使っていない農機具は倉庫に保管しておくのではなく、すぐに買取へ出すのがよい。もし、査定額に納得できない場合でもキャンセルすればよいので、まずは金額だけでも聞いてみるのがおすすめだ。
使っていないでそのままにしていると、買取価格はどんどん下がっていくのでもったいない。
相場を知っておく
農機具を売るときは、ある程度の相場を把握しておくのがおすすめだ。相場を知らないと業者が提示した価格が正しいと思ってしまい、本当はもっと価値があるのに安値で売却することにもなりかねない。
実際、買取業者によって価格は大きく異なり、場合によっては数十万円以上の差がつくこともあるので注意が必要だ。相場を知っておけば明らかに低い価格を提示されたときに、断ったり価格交渉したりができる。
業者によっては価格交渉を歓迎しているところもあるので、これから売る農機具の相場は大体でよいので把握しておくようにしよう。
農機具の買取価格
買取業者を比較する前に、まずは農機具の買取価格を見ていこう。さまざまな農機具があるが、相場を知っておくことで査定の不安を和らげたり、相場よりも安い価格を提示されたときに交渉しやすくなる。これから売ろうと思っている人は、要チェックだ。
なお、以下で記載している価格はすべて2023年1月時点のものである。2024年4月時点では買取価格は問合せが必要となっていた。
トラクター
農機具といえばトラクター。買取価格は以下のとおり。
商品名 | 2023/1 |
---|---|
コバシ RM750F | 18万円 |
スガノ RQY124 | 10万円 |
三菱 MT156 | 30万円 |
ヤンマー AF220S | 40万円 |
ヤンマー Ke-50 | 10.5万円 |
ホンダ FF300 | 1.2万円 |
イセキ TL1901F | 4万 |
イセキ TQ13 | 25.2万円 |
また、トラクターのおすすめ買取業者については以下のコラムを参照。
コンバイン
農機具の中でも安定した人気があるコンバイン。買取価格は以下のとおり。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
イセキ HF441G-ZAW | 17万円 |
クボタARN323 | 35万円 |
クボタ AR320GHDW-S50 | 25.5万円 |
ヤンマー AJ217 | 85万円 |
ヤンマー GC441 | 20万円 |
ヤンマー GC328 | 32万円 |
ヤンマー YH590 | 300万円 |
三菱 VY446 | 70万円 |
また、コンバインの高額査定や買取情報については以下のコラムを読んでみよう。
トレーラー・運搬車
トレーラーや運搬車も農作業には欠かせない。買取価格は以下のとおり。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
ヤンマー 運搬車 CD171 | 6万円 |
ヤンマー 野菜作業車 NC13 | 10万円 |
筑水キャニコム 運搬車 BFC615 | 8万円 |
アデックス 運搬車 XG250 | 1万円 |
サンワ トレーラー MHT-3BB | 5万円 |
サンワ トレーラー MHT-23G | 9万円 |
スター トレーラー TMT3520 | 17万円 |
冨士トレーラー GC-33 | 18万円 |
草刈り機
農業の必需品とも言える草刈り機。買取価格は以下のとおり。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
クボタ 畦畔草刈機 GC604R | 8万円 |
クボタ 自走式草刈機 GC-K402EX | 10万円 |
ニプロ スライドモア TDC1200 | 30万円 |
佐藤 ロータリーモア― RS610 | 2万円 |
オーレック シャトルモアー SH51 | 7万円 |
オーレック ハンマーナイフローター HRT661 | 8万円 |
共立 ハンマーナイフモア HR663 | 13万円 |
アグリップ ウイングモア WM716 | 4万円 |
籾摺機・計量器
米農家に欠かせない籾摺機(もみすりき)。買取価格は以下のとおり。
商品名 | 買取価格 |
---|---|
サタケ 籾摺機 NPS450 | 14万円 |
サタケ 籾摺機 NRZ550 | 25万円 |
イセキ 籾摺機 MG43-DAK | 8万円 |
大島 籾摺機 MR305J-G | 10万円 |
カンリウ 籾摺機 SRH510 | 1万円 |
タイガー 自動選別計量器 CRV-32A | 8万円 |
タイガー 自動選別計量器 XRV-32A | 15万円 |
イセキ 自動選別計量器 LTB35-AL | 7万円 |
宮崎の農機具出張買取業者を比較
宮崎で農機具を売ろうと思ったとき、どこの業者へ依頼すればよいのかわからない人は多い。調べてみてもどこがおすすめか分からず、不安を抱えたまま査定に出す人もいるだろう。
そこで以下では、宮崎に出張買取をおこなっている農機具買取業者を比較していく。以下の業者はすべて宮崎への出張が可能なので、ぜひ参考にしてみよう。もっと詳しく農機具出張買取業者について知りたい人は、以下のコラムを参照。
農機具王
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具王は、中古農機具の買取販売専門店だ。中古農機具の買取は出張買取専門におこなっており、使わなくなった農機具や壊れたパーツも買取している。トラクターやコンバインをはじめ、小型の農機具の買取にも対応しているので、いらないものはまとめて査定に出してみよう。
買取は、全国30以上の店舗から出張査定をおこなっており、出張買取をメインとしている。店頭でも対応可能だ。対応エリアは、北海道、沖縄、離島一部の地域を除く全国に対応。業界歴10年以上の買取実績があり、他社から断られた農機具でも丁寧に査定してくれる。出張費・査定料もかからず、安心安全の無料査定が人気だ。お客様満足度も99.7%と高く、はじめての人でも利用しやすいだろう。
農機good
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機goodは、宮崎を本社とする中古トラクターの買取に力を入れている業者だ。倉庫整理などの相談に乗っているため、不要な農機具や壊れた農機具の処分にも対応してくれる。九州の農機具買取業者の中でも人気が高く、買取実績も豊富なので安心。
買取は店頭・出張の2つ。出張エリアは九州全域をカバーしており、電話一本で迅速に駆け付けてくれる。出張費や引き取り料、その他手数料はすべて無料だ。買取金額も「すぐにお支払い」としているので、現金化を急いでいる人にもおすすめ。
カーズマート
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カーズマートは、車の買取専門店だが、農機具の買取にも力を入れており、特にトラクターや耕運機、ディーゼルエンジンなどを出張買取をメインに高値買取している。専門知識が豊富なスタッフが査定をおこなうので、きちんと価値を見極めてくれるだろう。
買取は出張買取での対応。宮崎県内であれば電話一本ですぐに駆け付けてくれる。もちろん、出張費は無料でコストがかからない。地域一番の高額査定を謳っているので、期待以上の価格で買取してもらえるだろう。
ウルトラファーム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ウルトラファームは、大阪を拠点に全国出張買取をしている農機具専門の買取業者だ。トラクターやコンバイン、耕運機やコンプレッサー、さらには重機や故障した農機具やパーツのみ、倉庫の中全部にも対応している。農機具に特化したスタッフが在籍しているので、丁寧な査定で高価買取が期待できるだろう。
買取は出張買取になり、九州宮崎でも出張費や査定料、キャンセル料といった費用も0円。離島は問合せが必要だ。また一部査定料が発生するものがあるので査定時に確認しよう。簡易査定はLINE査定の依頼が24時間受付ている。価格を知りたいだけでも問合せでき、受付時間内に専用フリーダイヤルからも問合せ可能だ。国内外への豊富な販路を確保しているのも魅力。
クロバト農機買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
クロバト農機買取は、埼玉を拠点に全国エリアに対応した農機具買取業者だ。非訪問型のネット査定と買取ができるので、コストを削減した買取システムによって高価買取を実現できる。また経験豊富なスタッフがリアルタイムの市場価格を把握しているため、適正価格で売却できるだろう。
買取の流れは、WEB査定フォームやLINE査定から非訪問型査定後、見積額の提示があり買取成立の意向を伝えると、農機具の詳細情報の申請後に相違がなければ、引取買取となる。人気メーカーは強化買取、故障していても問題なく対応してもらえる。
植村農機産業
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
植村農機産業は、宮崎を拠点に農機具や重機の買取・販売をおこなっている業者だ。ほかにも買替えや下取りといったサービスもおこなっている。中古農機具を高価買取しており、使わなくなったものや倉庫に放置しているもの、故障や不動でも喜んで対応してくれる。
買取は出張買取での対応しており、査定料は無料だ。都城市に店舗があるが出張エリアは記載されていないので、事前に確認しておくとよいだろう。特にトラクターは強化買取アイテムとなっている。
農機具高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
農機具高く売れるドットコムは、全国エリアを対応とした農機具の買取専門業者だ。宮崎県の買取は、福岡リユースセンターが担当している。定番メーカーのトラクターやコンバイン、耕運機といった人気農機具は高価買取、ほかにもフォークリフトやショベルや故障していても売却可能だ。
買取は出張買取となっており、出張手数料や査定料も無料となっている。年中無休で査定受付しているのも魅力のひとつ。査定依頼はFAXや、専用フリーダイヤル、公式サイトのWEB査定フォームから依頼が可能だ。利用者の満足度が高い業者でもあるので、はじめて売る人でも不安なく利用できるだろう。
まとめ
当コラムでは、宮崎の農機具出張買取業者を紹介してきた。宮崎には農機具出張買取業者がいくつかあるが、今回の記事ではおすすめの出張買取業者を厳選して紹介した。どの業者も出張買取に対応しており、買取価格も高いと評判なので安心して依頼できるだろう。
業者選びのポイントとしては、販路ルートや売るタイミング、買取実績が大切になる。おおまかな相場も把握しておくと安心だ。宮崎で農機具を売ろうと思っている人は、ぜひ今回紹介した情報を参考にして、納得のいく価格で売ってほしい。
参考サイト