エクステリアの中古買取相場・査定情報まとめ

多種多彩な物が含まれるエクステリアは、査定情報や中古買取相場を調べる上でどういった専門店のサイトを見たら良いのかわかりにくい商品カテゴリーだ。また初めて買取サービスの利用をする人の場合、自分が売ろうとする対象がエクステリアであることに気づかないケースも非常に多い実態がある。

そのため、自宅に眠っている不用品の売却をする際には、エクステリアに限らずその品物の特徴や中古市場における位置づけを知る作業も非常に重要となるだろう。今回は、まず皆さんと一緒に買取市場でエクステリアとして扱われる商品の種類や特徴を把握し、こういったカテゴリーの取り扱いに強い専門店の査定情報を細かくチェックしていきたい。

エクステリアとは？

エクステリアとは本来、自動車などの乗り物や住居の外側を意味するインテリアの対義語だ。マイカーのエクステリア関連商品を売る際には、カー用品専門店や総合リサイクルショップなどを利用するのがおすすめとなる。これに対してリフォームや断捨離などで生じる住宅敷地まわりのエクステリアには、下記のような物が対象となるようだ。

• ・屋外構造物（塀、門扉、車庫、外柵）
• ・ウッドデッキ
• ・植栽
• ・トレリス

意外にカテゴリーの広い敷地周りのエクステリア

また、福祉住環境コーディネーターや建築ブロックエクステリア基幹技能者といった専門資格や外構に関する各種団体のサイトなどに目を通すと団体によっては、建材製品もエクステリアに分類している実態に気付かされる。

またさらに建材の買取業者の中には、ガス給湯器やインターフォン、ウォシュレットトイレといった住宅設備品と一緒にエクステリアの買取査定をおこなうところも多い傾向があるようだ。したがって、売却先や取り扱い事業者の所属する団体によっては、エクステリアに分類される品物の範囲が若干広くなることもあると捉えて良いだろう。

エクステリア製品を高価買取につなげる上で注意すべきこと

このように団体や専門店によって定義が若干異なるエクステリアを売却処分したいには、まず買取業者に問い合わせをおこない、自分が売りたい品物の取り扱いができるかを確認するのが理想となる。また業者によって得意・不得意分野のあるエクステリアの場合、複数の専門店に買取相談をして相見積もりをとるのもおすすめ度の高い売り方となるだろう。

こうした方法で売却準備をおこなうと、理想的な売却先の選定もしやすくなる。また相見積もりを通してその品物の中古買取相場がわかると、専門店の比較がスムーズになるだけでなく、査定士とのコミュニケーションも効率よく図りやすくなることだろう。ここからは、エクステリア買取のできるいくつかの専門店の査定情報をより詳しく見ていきたい。

リサイクルショップ 鑑三郎

建設現場の不用品買取ページを開設する鑑三郎は、エクステリアだけでなく自宅の内装に用いるインテリア関連商品まで買い取れる人気のリサイクルショップだ。こうした専門店を利用すれば、リフォーム専門店の店舗在庫や自宅の改修工事をする際に余った建材などの売却処分もスムーズにおこなえる。

鑑三郎で買い取れるエクステリアの種類、特徴

この業者の買取品目一覧には、下記のようなエクステリア製品が並べられている。

• ・人工芝
• ・物置
• ・ブロック、レンガ
• ・ガーデニング用品
• ・園芸用品
• ・円柱、ポール、フェンス
• ・玉砂利

前述の買取商品に目を通してみると鑑三郎では、自分で施工のできない一般の皆さんにとっては扱いの難しい住宅建材から物置やプレハブといった非常に大きなものまで、多彩なエクステリアを取り扱える実態に気付かされる。またエクステリアとインテリアの両方を買い取れる鑑三郎なら、今抱えている不用品の分類がわからない方々でも気軽に買取相談ができることだろう。

鑑三郎で買い取れるエクステリアの買取条件、査定基準

このリサイクルショップでは、商品カテゴリーごとに異なる買取基準を設定している。例えば、ショートパイル、砂入り、リアルといった多彩な種類を買い取れる人工芝では、メーカー名や製品名、製造年式が明確で購入から5年以内といった条件が書かれている。また当然のことながら、変色や破損のないメンテナンスされたものが買取対象となるようだ。

これに対してコンクリートやALCボード、サイディングボードといった外壁材は、人気メーカーかつ購入から5年以内といった条件の他に外見に汚れがキズ、破損がないものといった条件となる。したがって鑑三郎でエクステリア製品の売却をするときには、各商品の詳細ページを見てどんな品物が買取対象であるか確認をしてみて欲しい。

片付け堂

不要になったものを少しでも買い取って欲しいというお客様の想いに寄り添う片付け堂は、不用品回収から解体、外構・エクステリアに関するサービスまでおこなえる少し特殊な専門店だ。内装や外構の取り壊しから補修、リフォームもできる片付け堂なら、自宅の改修工事で出たさまざまなエクステリアも簡単に処分できると言えそうだ。

不用品回収と買取のワンストップサービス

不用品買取と回収の両方ができる片付け堂には、価値あるエクステリアなどを売ったお金で要らないものの処分費用を安くできるワンストップサービスならではの大きなメリットがある。また自宅などにある不用品を片付け堂の担当者に見てもらえれば、買取業者と不用品回収業者のそれぞれと調整する手間も解消できることだろう。

このように売り手にとって、さまざまなメリットをもたらすワンストップサービスのできる専門店は、近年の買取市場で注目度を高めている。

エクステリアショップBEC

サンルーム、門扉、玄関、カーポート、デッキといった各種エクステリアの販売施工をおこなうBECでも、不要になった品物の下取り・買取依頼を受け付けている。エクステリア商品に対して大切に使えば長く使用できると考えるこの専門店では、回収業者に任せてお金をかけて捨ててしまうケースにもったいないとコメントしている。

したがって、自宅の改修などをする際に捨てるか売るかを悩み中の中古エクステリア商品がある場合は、お金を払って解体処分をする前にBECに相談をしてみても良いかもしれない。

中古エクステリアを買い取れるBEC

エクステリアBECには、倉庫などに眠っていた余剰品や在庫品だけでなく、中古品の買取・下取りもできる大きな魅力がある。2019年6月現在における国内の買取市場では、多くの専門店が状態の良い新品や未使用品のエクステリアを中心に歓迎する実態がある。

これに対してエコへの貢献やリユースに力を入れるBECでは、フェンスやオーニングなどの中古品の買取強化キャンペーンをおこなうこともある。したがって現時点で捨てる方向で検討していた中古エクステリアに関しても、諦めずにBECのような専門店に相談をすれば意外な高価買取につながる可能性もあると捉えて良いかもしれない。

BECにおけるエクステリア買取の条件、査定基準

この専門店では、再利用・再販売できるコンディションのエクステリアを買取対象としている。したがって、取り付けから10年以上経過していたり、特殊取り付けや変形加工されたエクステリアは、当然のことながら買取NGとなってしまう。

またスチールや木材、波板といった耐久性の低い材質や本来の機能が達成できないほど劣化やサビの進んだエクステリアも査定対象から外れる形となる。そのため、中古品でも歓迎するBECにおいてもコンディションを重視する買取市場の基本的な考え方は他店と同じであると言えるだろう。

建材買取専門店

住宅設備やリフォームで使う不要な未使用品建材を歓迎するこの業者でも、ホームページ内にエクステリアの買取ページを開設している。

建材買取専門店で買い取れるエクステリアの種類

建材買取専門店の取り扱い商品一覧には、下記のように非常に多彩なエクステリア製品が並べられている。

• ・郵便ポスト
• ・サンルーム
• ・テラス
• ・機能門柱
• ・屋根
• ・スポットライト

また人気メーカーのエクステリアを大歓迎するこの業者では、高価買取の期待できるブランドや会社名の公開もおこなっているようだ。

• ・トステム
• ・三協立山
• ・パナソニック
• ・キョーセラ
• ・ミツビシ
• ・ソーラーフロンティア

こうした形で買取可能な商品情報の充実した建材買取専門店のサイトは、買取市場で歓迎されるエクステリアの特徴や種類を把握する上でも参考にしやすい情報量となるだろう。

3種類の買取方法

東京品川区にあるこの専門店では、店頭・出張・宅配の3方法でお客様のエクステリアや建材などを受け付けている。東京都23区内と武蔵野市や小金井市などの5市を対応エリアとする出張買取では、午前8時〜深夜0時という長時間の自宅訪問を可能としている。

これに対してお客様自身がエクステリアを持ち込む店頭買取は、査定士とのスケジュール調整や梱包作業などをおこなわずにとにかく早く現金化をしたいと考える方々におすすめ度の高いサービスとなっている。また建材買取専門店の店頭買取では、価格交渉も可能としているようだ。

L-STOCK

住宅用建材の在庫買取に特化したL-STOCKでも、取り扱い商品一覧の中に門扉や玄関ドア、壁材といったエクステリアを並べている。この業者では、建築現場に余ってしまった建材や展示品、在庫処分品、発注ミス商品などの買取を積極的におこなっている。

そのため、自宅のリフォームやガーデニングの際に出てきた不要な中古エクステリアの売却は、基本的に難しいと捉えた方が良いだろう。

L-STOCKにおける在庫エクステリアの出張買取

エクステリアや住宅建材の買取に力を入れるこの業者では、関東を中心に全国規模の出張買取サービスをおこなっている。このシステムを使えば、お客様自身では梱包や運搬の難しい大量の在庫品でも容易に現金化につなげられる。

またお客様のところに来た査定士が1点ずつ丁寧に商品チェックをおこなうこのサービスでは、査定料やキャンセル料も無料となっている。そのため今現在扱いに悩んでいる不要なエクステリアを捨てる前にどのぐらいの価値があるのか聞いてみたいといった方々にとってもL-STOCKは利用のしやすい買取専門店となりそうだ。

多彩な店舗在庫を買い取れるL-STOCK

ちなみにL-STOCKは、住宅建材の他にアパレル品や家具、電化製品といった非常に幅広い在庫品を取り扱える専門店だ。そのため例えば、住宅リフォームがガーデニングの設計施工会社に置かれていた展示品などの家具も場合によっては買い取れることもある。

しかしながらL-STOCKにおいても、重要な付属品の欠品や欠損、本体の破損があるものについては、買取対象外となってしまう。したがって、新品未使用や在庫品のエクステリアを売る予定があるときには、本体だけでなく付属品や取扱説明書、保証書などの取り扱いにも注意をして欲しい。

正咲子の庭

造園工事や庭造りのプランニングを得意とする正咲子の庭でも、庭木や庭石などの買取販売をおこなっている。エクステリアの設計施工やガーデニングを中心事業とするこの業者は、住居の外構に並ぶさまざまな物の扱いにも非常に慣れている。

またリフォームや建築工事、解体工事もできる正咲子の庭であれば、庭のデザインを変える際に不要なものの買取処分をおこなうといった相談もしやすいことだろう。

庭木、庭石の一時預かりも可能

良心的なサービスで定評のある正咲子の庭では、お客様の思い出の染み込んだ庭木や庭石の一時預かりなどもおこなっている。こうした専門店に外構やリフォームの工事依頼をすれば、リフォーム中に動かした大事な庭石などを、作業終了後に元の場所に戻すことも可能となってくる。

また近頃の正咲子の庭には、引越し前の自宅から新居に大事な庭木を動かして欲しいといった相談も多く入っているようだ。したがってこの業者は、単純に不要となったエクステリアの処分や施工をお願いするだけでなく、これまで大切にしてきた物を次のデザインに活かすための相談なども気軽にできる存在と捉えて良いだろう。

まとめ

お手頃価格の住宅リフォームやリユースなどに使われることもあるエクステリアは、建材の中古市場においても注目度の高い商品カテゴリーだ。しかしながら非常に種類の幅広いエクステリアの場合、業者によって買い取りできる品目が大きく異なるケースも多い実態がある。

そのため、不要なエクステリアに適正な価値をつけてもらうためには、いくつかの専門店に買取相談をしながら相見積もりをするのが理想となるだろう。また複数種類のエクステリア売却をするときには、問い合わせ時にその品目を全て伝える心掛けも必要となってくる。