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カルティエ財布の偽物と本物の見分け方を徹底解説

読了目安:9分
更新日:2022/09/12
公開日:2019/02/16
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多くの人が憧れる最高級ブランドがカルティエだ。カルティエといえば指輪や宝石といったイメージがある人も多いだろうが、バッグや時計などのファッションアイテムも取り扱っている。その中でも気品あるデザインで人気なのが、カルティエの財布である。しかし、人気の高さから偽物やコピー品も多く市場に出回っている。せっかく高いお金を出して購入するのだから、本物を持ちたいと思うだろう。

そこで今回は、カルティエ財布の偽物と本物の見分け方を徹底解説する。

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カルティエとは

カルティエ(Cartier)は1847年に宝石職人のルイ・フランソワ・カルティエが創業したフランスのジュエリーブランドだ。フランスの権力が絶大だった19世紀に当時の王族・貴族から絶大な支持を受けていた高級ブランドだが、その洗練されたデザインと王室御用達というブランド力は現在でも多くの人を魅了している。ハリー・ウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペル、ブルガリ、ティファニーとならび「世界5大ジュエラー」と称されるほどだ。

カルティエのはじまり

カルティエの歴史は、ルイ・フランソワ・カルティエが師であるアドルフ・ピカールから、モントルゲイユ通り29番地の工房を引き継ぐことで始まる。ルイ・フランソワ・カルティエが宝石職人をしていた19世紀中頃は「アールヌーヴォー・スタイル」というデザインが流行っていた。アールヌーヴォー・スタイルとは、花や植物をモチーフとし、鉄やガラスを素材として自然の曲線をデザインに取り入れる手法だが、ルイ・フランソワ・カルティエはこのスタイルを否定した。

ルイ・フランソワ・カルティエは「左右対称」「ガーランド模様(花網)」が最も王族にふさわしいとし、独自の「ガーランド・スタイル」というデザインを打ち立てたのである。

フランスから世界へ

レースを透かしたような高貴で洗練されたガーランド・スタイルは、当時のフランス社交界に受け入れられた。もともと、アドルフ・ピカールが王族御用達の宝石職人としてジュエリーを作っていたことから、ルイ・フランソワ・カルティエが作る宝石には、根源的な格式の高さと気品さが宿っていたからだ。

そして、当時のイギリス国王エドワード7世から「Jeweller of kings , king of jewellers(王の宝石商、宝石商の王)」という言葉を授けられるほど、確固たる地位を築いたのである。

その後、ナポレオン3世の王妃であるユゥジェニー皇后からオーダーを受けたことをきっかけに、フランス国外にもカルティエの名は広がることとなる。スペイン・ロシア・ギリシャなど、世界中の王室御用達ジュエラーとなったカルティエは名実ともに「世界のジュエリーブランド」へと成長した。

カルティエ・スタイル

現代では「カルティエ・スタイル」と呼ばれる直線的かつシンプルなデザインは、世界各国の王族が身に着けてきたジュエリーに起源がある。現在では、ジュエリー以外にも指輪や時計、財布といった皮革製品も製造しているが、すべての製品にこれまでの伝統が受け継がれているのだ。

こうした根源的な気品や優美さが、今もなお多くの人を引き付けるカルティエの魅力といえるだろう。

偽物にはランクがある

カルティエのような世界的にも有名な高級ブランドともなると、偽物やコピー商品はかなりの数が市場に出回っている。なかには偽物と知らずに高いお金を出してカルティエを買ってしまった人もいるだろう。

だが、本物と間違って買ってしまうのも無理はない。現在ではコピー技術が非常に発展しており、素人には違いが全く分からないほど精巧に作られた偽物が出回っているからだ。

ランクは「A」から「N」まで4種類

偽物は、そのコピー精度に応じて「A」「S」「SS」「N」という4つのランクに分けられている。コピー商品という前提でブランド品を販売しているネットショップでは、「N商品」「SS商品」といった表記でランク付けしているのだ。もちろん、コピー商品ということを認識した上でブランド品を購入することは問題ないが、本物だと勘違いして購入してしまう人も少なからずいる。

そこで、このランクごとの違いについて解説するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

Aランクについて

まず「A」というランクは、最もコピー精度が低い偽物のことだ。いわゆる「バッタ品」と呼ばれるもので、ブランドに詳しくない素人が見ても偽物だと分かる作りをしている。ロゴの文字やマークが少し違ったり、モデルの形とは異なったデザインが施されていたりする。

もちろん、材質や縫製は手抜きのことが多く、パッと見ただけで安物だと分かるだろう。Aランクの商品を本物と間違えることはないだろうが、心配であれば本物の商品画像と見比べてみてほしい。違いがすぐにわかるはずだ。

Sランクについて

次に「S」ランクの商品は、Aランクよりは本物に似せているが、原材料や素材が安いものを使っている偽物のことをいう。パッと見ただけでは本物と見分けがつかないが、よく見てみると違いが分かる程度だ。

革を使っている財布の場合、Sランク商品は本革や天然革を使っているが、品質が悪いため経年劣化が激しい。この点、高級ブランドの皮革製品は使っている素材も一級品のため耐久性があり、経年劣化にも強い。大事に使えば、何年でも使うことができるだろう。

しかし、Sランクの商品は使うほどに劣化が進み、縫製糸のほつれや色あせが目立ってくる。また、ファスナーやスタッズなどの金属部分も安物を使っているため、本物と見比べれば一目瞭然だ。

SSランクについて

次に、「SS」ランクの商品はより本物に近い商品になる。Sランクよりも素材の品質、縫製にこだわっており素人目には本物と見分けがつかない。SSランクの商品は次に紹介する「N」ランクの商品が出るまで最高ランクのコピー商品だった。価格も偽物とは思えないほど高額なので、「本物と間違えて購入してしまった」という人もいるだろう。

しかし、高級ブランドに精通している鑑定士やブランドを愛用している人から見れば違いが分かる。特に、ファスナーや金具、スタッズといった金属部分の品質や加工方法に違いが出てくるのだ。ブランドを知っている人から見れば違いはすぐに分かるため、SSランクを本物だと思って持ち歩くのはかなり恥ずかしい。もし、すでに持っている財布が偽物かもしれないと心配であれば、鑑定士に鑑定してもらう。

Nランクについて

最後に、偽物の中でも最高級の品質を誇るのが「N」ランクの商品だ。Nランクの商品は、本物と同じ原材料や素材を使用しており、縫製もほとんど本物と変わらないほどの仕上がりを実現している。Nランクはここ数年で認知され始めた商品であり、かなり精巧に作られているため鑑定士でも騙される場合があるほどだ。

金属部分の品質や加工方法も本物とほぼ同じ仕上がりであり、素人目には違いが全く分からない。しかし、ブランドに精通した一流の鑑定士は「縫製のほつれ」や「金属部分の仕上がり」から本物と偽物の違いを見分けることができる。鑑定士やブランドを長年愛用している人にしか違いは分からないため、不安であれば鑑定士から「鑑定証明書」をもらおう。

偽物と本物を見分けるコツ

偽物を作る技術は年々発達しており、素人目には見分けがつかない商品もたくさん出回っているのが現状だ。そんななかでも、偽物を掴まされず本物を購入するコツはある。具体的には「安すぎる商品には手を出さない」「品質保証書(ギャランティカード)が付いているかどうか」というものだ。

値引きしているものは疑う

まず、誰でも知っているような高級ブランドは基本的に値引きをしない。一般的な商品の値引きセールといったものは行わないのである。もちろん、小売店が独自に値引きを行っている場合もあるが、一定以上の値引きをしている商品は偽物の可能性が高い。

まずは、購入したい商品の定価を正規店のホームページから確認しよう。定価から2割以上割引している商品は偽物の可能性が高いだろう。中古の商品や型遅れのデザインで割引が入っている場合でも、2割~3割以上の値引きが入っている場合は要注意だ。よほど目立つ汚れや備品が足りないなどの場合を除いて、中古であっても高級ブランドの価値はそれほど下がらない。特に、人気モデルであればなおさらだ。

ギャランティカードの有無をチェック

そして、購入する商品に品質保証書(ギャランティカード)が付いているかどうかもポイントだ。高級ブランドの正規店もしくは正規代理店では、製品の品質を保証するギャランティカードが付いてくる。ギャランティカードには購入者の情報、正規店の店名、購入日時が記載されており、正規店が「この商品は本物ですよ」という保証をする意味合いがある。

一方、本物を並行輸入で販売している小売店やネットショップでは、ギャランティカードは付いてこない。こういった店舗は偽物を売っているわけではないが、購入者からすれば見分けがつかない。

また、中古品を購入するときにギャランティカードが付いているかどうかも重要なポイントだ。ギャランティカードが付いていれば高い確率で本物だろう。もっとも、ギャランティカードも偽造している場合もあるため注意しておこう。

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カルティエ財布の偽物と本物の違い

代表的な高級ブランドの1つであるカルティエにも偽物は数多く出回っている。その中でも財布は素人には見分けがつきにくく、知らず知らずのうちに偽物を持っている人もいるかもしれない。

そこで、ここではカルティエ財布の中でも最も人気のあるマストラインの見分け方を紹介する。マストラインの偽物と本物を見分ける違いは「ロゴ」「金属部分」「付属品」だ。

ロゴの見分け方

まず「ロゴ」についてだが、長財布を開けた右下に「Cartier PARIS」というロゴが金色でプリントされている。このロゴのフォントが偽物と本物では違うのだ。本物はシャープでエレガントな字体だが、偽物は少し太くやぼったい印象を与える。本物と見比べれば一目瞭然なので、気になる人は本物の画像と見比べてみよう。

金属部分の見分け方

次に、財布の角にある金属部分だ。マストラインは財布の四つ角に金色の金具がはめ込まれている。本物ははめ込むときの加工跡は一切残っていないが、偽物はペンチではめ込まれたような跡が残っている。傷がついている場合もあるので、注意して見てほしい。

付属品の見分け方

最後に、カルティエの財布は基本的に布製の袋に包まれて箱に入っているが、この袋のプリントが偽物と本物では違うのだ。マストラインが入っている袋には本物は少し濃いめの赤紫色にカルティエのロゴマークがプリントされている。しかし、偽物は赤紫色がまばらにプリントされ、中央のロゴも線が太い。これも見比べれば一目で違いが分かるだろう。

まとめ

偽物は値段が安く本物よりも手に入れやすいものだ。しかし、安く買おうと考えれば考えるほど偽物を買ってしまう可能性が高くなる。特に、今ではNランク商品という鑑定士でも騙されるほど精巧な偽物が出回っているのでさらに注意が必要だ。

しかし、長年ブランドを愛用している人や一流の鑑定士であれば偽物と本物の違いはすぐに分かる。せっかく高いお金を出すのであれば、確実に本物が購入できる正規店で購入するのが一番安心だろう。

また、偽物と分かっていて購入するのはブランドを傷つけることにもつながる。カルティエは世界的にも有名な高級ブランドだ。ここまで世界的なブランドになるまで途方もない努力を重ねた結果が今のカルティエの地位を築いている。こうしたブランドに対して敬意を払うためにも、正規店で購入するのが一番だろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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