ドン・ペリニヨンは、シャンパーニュの生産で有名なフランスのモエ・エ・シャンドン社(Moet et Chandon)が造っている、世界最高級といわれるシャンパーニュである。
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モエ・エ・シャンドンとは?
世界最大規模のシャンパーニュメーカーであるモエ・エ・シャンドンは、1743年創業の老舗である。
日本でも有名な、「MOET」と書かれているシャンパーニュを生産しているメーカーだ。現在はLVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトングループ傘下に入っている。
フランス・シャンパーニュ地方で最も広い面積のぶどう畑を所有しており、その50パーセントは特級畑(グラン・クリュ)、25パーセントが1級畑(プルミエ・クリュ)である。
また、そのセラーもシャンパーニュで最大規模を誇る。
モエ・エ・シャンドンは、非常に恵まれた環境で造られている高品質シャンパーニュなのである。
ドン・ペリニヨンとは?
高級シャンパーニュ「ドン・ペリニヨン」の名前は、人の名前からつけられたものである。
シャンパーニュ地方の「オーヴィレール修道院」というところの修道士であったドン・ピエール・ペリニヨン氏は、白ワイン、そしてシャンパーニュの開発に貢献した人物と言われている。
始まりは修道院のぶどう畑から
ペリニヨン氏がぶどうの栽培、シャンパーニュの開発をしていたのは、「オーヴィレール修道院」のぶどう畑であった。
この修道院とぶどう畑、そして「ドン・ペリニヨン」の商標権をモエ・エ・シャンドン社が所有したことにより、最高級シャンパーニュ「ドン・ペリニヨン」が誕生したのである。
高品質なぶどうが採れた年のみ造られるシャンパーニュ
品質が良く人気の高いモエ・エ・シャンドンのシャンパーニュの中でも、特に高品質なグラン・クリュとプルミエ・クリュが採れた年にのみ、それらをブレンドしてドン・ペリニヨンが造られる。
そして、生産後は約8年のあいだ熟成させてから販売されているのである。
ドン・ペリニヨンの種類と買取価格相場
製法や熟成期間により、いくつかの種類のドン・ペリニヨンが販売されている。それぞれの特徴と買取相場を紹介していこう。
ドン・ペリニヨン
「ドンペリ白」ともよばれる、一般に知られているドン・ペリニヨンである。
生産後、8年間専用セラーで熟成させた、高級シャンパーニュだ。
ドン・ペリニヨン ロゼ
「ドンペリ・ピンク」として知られているロゼは、非常に綺麗なピンク色をしている。
ドン・ペリニヨンは、シャルドネ種とピノ・ノワール種のぶどうをブレンドして造られているが、そのピノ・ノワール種がよく熟成した年にはロゼが作られる。
発売されてもすぐに売り切れてしまうこともあるというロゼは、希少でとても人気が高いシャンパーニュだ。
ドン・ペリニヨン エノテーク
「ドンペリ・ブラック」とよばれる、長期熟成シャンパーニュである。
「エノテーク」という名前のつけられた特別なセラーで、長くて16年程度熟成させてから発売される、ドン・ペリニヨンの中でもさらに高級なシャンパーニュだ。
ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ドゥ・ラベイ
ドン・ペリニヨンを20年間熟成させたシャンパーニュ。エノテークよりもさらに上級で高値がつけられている。「ドンペリ・ゴールド」という名前で知られている。
フランスと日本には少し出回っているが、その他の国にはほとんど出回っていないという非常に希少なシャンパーニュである。
ゴールドという呼び名は、シャンパーニュの色ではなく、ラベルの色からきていると言われれいる。
ドン・ペリニヨン プラチナ
最高級のドン・ペリニヨンと言われるのが、プラチナである。
エノテークをさらに熟成させたもので、生産してから約40年熟成させている。かなりワインに詳しい人でもなかなか見かけることのない、貴重なシャンパーニュである。
買取価格・相場
人気が高く、各買取店が積極的に買い取っている人気のドン・ペリニヨン。参考買取価格を見ていこう。
●ドン・ペリニヨン 7,000円~10,000円
●ドン・ペリニヨン ロゼ 14,000円~30,000円
●ドン・ペリニヨン エノテーク 17,000円~20,000円
●ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ドゥ・ラベイ 60,000円~80,000円
●ドン・ペリニヨン プラチナ 130,000円~150,000円
シャンパーニュを高く売る3つの方法
ドン・ペリニヨンに限らず、シャンパーニュはとても繊細なお酒である。保管の難しいワインよりもさらに気を配る必要があると言われている。
高級なシャンパーニュを少しでも高く売るコツを紹介するので、査定前にはぜひ参考にしてみてほしい。
1.品質が劣化する前に買取に出そう
シャンパーニュは、保存状態が良ければ100年でも保管できると言われている。
しかし、家などで保管するのは難しく、少しの温度変化・光の変化で味や風味が変わってしまうため、購入したらなるべく早く飲むようにと言われている。
つまり、家で長く保管すればするほど品質が下がり、買取価格も下がってしまうのである。
長く置いておいてヴィンテージとして売りに出すというのは、よほど良い環境で保管できる場合以外は難しいだろう。もし売りに出すのであればなるべく早く買取店に持っていくことをおすすめする。
2.箱は必ず保管しよう
ドン・ペリニヨンは、種類によっては、刻印のついた木箱、そしてさらに紙の箱に入っているものがある。
そういった箱は紛失したりしないよう、すべてきれいに取っておきたい。買い取りに出す時、その箱があるかどうかで価格差がついてしまうためだ。
ほこりがついたり、汚れたりすると価値が下がってしまう可能性もあるので、できる限り大切に保管しよう。
3.家庭で保管するなら野菜室で
ワインやシャンパーニュは、冷蔵庫に入れると温度が低すぎるため品質が低下していく。
しかし、ワインセラーのない環境であれば、暖かいところに置いてしまうよりは、冷蔵庫の中でも温度が高めの野菜室で保管する方が良いだろう。
ただし、野菜室は常温よりは良いというだけであって、環境として最適なわけではない。
冷蔵庫は開け閉めをするため温度が変わりやすく、他の食品と一緒に保管するというのも良い環境とは言えない。入手したらできるだけ早く飲んでしまうに越したことはないだろう。
また、コルクが乾燥すると劣化するため、寝かせて保管することもお忘れなく。
4.売るならお酒専門買取店へ
少しでもお酒を断悪売りたいのであれば、お酒専門店に売るのが1番だろう。そこで、お酒専門買取業者「ストックラボ」を紹介する。
ストックラボは知名度の高い有名なものから流通の少ない希少なものまで、お酒であれば幅広く買取ってくれる。状態が悪いお酒でも買取可なので、まず簡単査定に出してみてはいかがだろうか。
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