ミス・ディオールといえば女性ならばまず想像するのは香水ではないだろうか。ディオールの香水は女性が憧れる香りと、相応の値段を備えたまさにブランド品だ。
しかしミス・ディオールの歴史をひも解くと、香水ではなくファッションブランドとしての立ち上がりが見えてくる。今回はそんなミス・ディオール財布の買取相場や査定情報、またディオールの歴史も紹介する。歴史を知ることで、手持ちのディオールの香水に愛着がわくこともあるかもしれない。
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ディオールの始まりはデザイナーから
ディオールというブランドを立ち上げたのはクリスチャン・ディオールということは製品名にもあるように皆が知るところにある。ただ、クリスチャン・ディオール自身はディオールが創立された1946年から12年後の1957年に死去しており、彼がディオールのトップにいたのはわずか12年という短いものだった。
しかしこの12年間にクリスチャン・ディオールは世界に強烈に爪痕を残し世を去っていくことになる。まずは歴史を紹介する。
ディオール家の波乱万丈な変遷
ディオールは5人兄弟の次男としてイギリス・ノルマンディの裕福な家庭に生まれた。もともと引っ込み思案だった彼は、外で遊ぶよりも、キラキラしたものや花模様のものや細工の美しい物に惹かれる空想が大好きな男の子だった。
1920年、一家はフランス・パリに引っ越した。そこで当時の流行であったバッスル、コルセット、ペプラムジャケット、ダッチスサテンレース、そしてリボンを幼いディオールは想像していたが、モダニズムの台頭により、現代建築の合理的な作りと華やかさがディオールの目に焼き付くことになった。
ディオールはその後、父の言いつけを守り、パリの政治学院に進学したものの、勉強よりも芸術活動に夢中になり、ついにはディオール家の名前を出さないことを条件に現代美術を扱うギャラリーをオープンした。
しかし、1930年のディオールが25歳の頃、弟と母親を立て続けに亡くし、さらにその年代に起こった大恐慌により父が破産し、裕福な暮らしから一転、無一文のホームレス状態になってしまった。さらに彼自身も結核を患い、1930年から1年間療養のためにサナトリウムに入ることを余儀なくされた。
ディオールを救ったマルセル・ブサック
1938年、サナトリウムからパリにもどってきた彼は、ファッションの世界への憧れを強く抱くようになり、ロベール・ピゲにスケッチを認められ、第二次世界大戦が始まるまではピゲのオートクチュールメゾンで働くことになった。
やがて戦火は激しくなり、ディオールも兵役に1年間つくことになったが、兵役から戻ってきた1942年、パリのピエール・バルマンとともにアシスタントデザイナーをすることになる。1945年にはピエール・バルマンは自身のメゾンを開くが、ディオールはメゾンを開くほどの実力が自分にあるのかわからず葛藤していた。
そんな彼のもとへ1946年にテキスタイル界で有名なマルセル・ブサックが現れ、彼のファッションに関する情熱や自分のメゾンに関して熱く語る当時全く無名のディオールに、クリスチャン・ディオールというデザイナーのメゾン設立に600万フランを投資することを決めた。
この時すでにディオールは41歳で、この莫大な投資額から広くその名が知れ渡ることになった。遅咲きではあったが、デビュー前から一目置かれる人物となり、まさにどん底からのシンデレラストーリーと言える。
クリスチャン・ディオールのデビュー
1947年2月、クリスチャン・ディオールのメゾンはデビューした。オートクチュール界の重鎮や、ファッション誌の編集長などそうそうたるメンバーが入り、パリの街はちょっとしたお祭り騒ぎになった。
外の喧騒とは正反対で、金のイスやきらびやかなシャンデリアなど、19世紀を彷彿とさせる豪奢な装飾が施され、開催されたコレクションではパリで流行していたか配ったデザインを廃し、肩のなだらかなラインを強調するフェミニンな女性らしいスタイルを復活させるドレスが発表された。
一枚のドレスに41メートルものシルクを使うなど、富の象徴としての一着をコレクションに参加している人に見せつけた。
2時間ほどのコレクションではあったが、サロンに入ってきたディオールは惜しみない拍手で迎えられた。丸くやわらかな彼の建築的なデザインの服はニュールックと言われ、ファッション界の重鎮にファッションの革命だと言わせしめるほどの人気を誇った。
ディオールとフレグランスの関係
ディオールがメゾンを立ち上げた1947年から、すでに香水の生産が始まっていた。ニュールックが前述の成功を収めたコレクションで、彼自身、香りもディオールらしい革命を起こそうと考えていた。幼い頃グランヴィルで花々に囲まれて育った彼は、花のことを知り尽くしていた。
幼いころの彼の内向的な性格は、のちに香りに関してのインスピレーションに貢献することになる。そうして同年1947年にディオールからミス・ディオールという最初の香水が生み出された。彼の妹の名前を冠してつけられた最初のフレグランスである。
ディオールはドレスをデザインするのと同様に、フレグランスにも常に革新を求め、試行錯誤を繰り返してきた。ディオールと香水というのは切っても切れない関係にある。オートクチュールのファッションの時代を共にしたシャネルもディオールとよく比較されるが、シャネルも香水へ深く根付いている。
ミス・ディオールの買取について
香水として知られるディオールの立ち上がりにファッションがあったことと、そこから彼の香水とファッションの関係を紹介した。ディオールの製品の買取となるといくつか気をつけるべき点と、チェックすべき点がある。ここではディオールの買取にあたって事前に知っておくと買取に出しやすい情報を紹介する。
ミス・ディオール財布の価格相場
ミス・ディオール財布の価格相場は2019年4月現在131,000円ほどで販売されている。中古でも50,000~35,000円程で、中古相場になっても価格水準は高い。
ミス・ディオール財布の買取相場
ミス・ディオール財布の買取相場は2019年4月現在、なんぼやにて130,000円となっていた。ミス・ディオール財布という大きなくくりでは販売価格にバリエーションがあり、もちろん買取価格にもバリエーションがある。ただし買取に出す商品の状態によって査定額は変わってくるので注意しよう。
ブランド品の買取の一般論
ブランド商品を買取に出す場合、一般的に言われているのは購入時の半額、もしくは3割程度の査定額になるということだ。もちろん商品の状態がきれいであることも前提条件としてあるので、前述した価格相場と買取相場を見てみると実際に買取額は半額以下になっている。これはブランド品の買取の時には理解しておくべき条件だろう。
もし手持ちのブランド品に愛着があり、買取に出すか迷っている場合はこの金額が商品に対しての愛着と見合っているかどうかを一度考える必要がある。
ミス・ディオール財布を買取に出すときのコツ
フレグランスとしても知られるところにあるミス・ディオールだが、財布となると手入れの方法によっては査定額が変わってくることもある。使わずにいる財布があれば、メンテナンスをしてから買取に出した方が高値がつく場合もある。
自分でできるメンテナンスはしよう
買取価格が決まる要因として、製品の状態も大きなポイントとなる。査定してもらう前にデリケートクリームなどで汚れを落としたり、財布のラッチのくすみを落とすなど、ひと手間かけることで買取額もアップする。
もし買取に出そうとしている財布が型崩れを起こしていたら、中に詰め物をして数日間おいておき、形を整えておこう。
ただしディオール以外のハイブランドも言えることだが、こういった製品のクリーニングや手入れは難しい。ブランド専門店でも古い製品になるとリペアできる技師がいないので断られることがあるように、素人が手を加えて生地にダメージを与えてしまうことはよくある。
十分な基礎知識がない場合は、無理に手入れをせずにいた方がいい場合もある。
買取相場や中古販売価格の相場を調べておこう
これから買取に出す製品が中古市場でいくらで取引されているのかや、買取相場を調べることによって、ある程度査定額が適正かどうかがわかるようになる。相場を知っておけば、買取業者が提示した額が相場に合っているかどうかもわかるうえ、別の買取業者に頼む一つの指標もなる。
複数の買取業者に見せてみよう
査定額を提示されて高値だと思っても、実は他の買取業者ならもっと高いこともあるのがブランド品の買取のポイントだ。買取業者のスタッフの鑑識眼によるところが多いので、同じ店でも鑑定員により査定額が違ってくることもしばしばだ。複数の買取業者に見てもらい、一番高い査定額を提示してくれるところに頼むのがいいだろう。
おすすめの買取業者の紹介
ミス・ディオールのようなハイブランドには高級ブランド専門の買取業者から、広く一般のブランドを買取ってくれるお店もあり、どこを選べばいいかわからないこともあるだろう。いかに一例を紹介するので、参考にしてほしい。
Brand Peace
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
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ブランド買取店として東京、大阪、奈良、和歌山に展開しているBrand Peaceは一流の鑑識眼を持ったプロが査定をおこなってくれる。買取方法も豊富で、店頭買取、出張買取、宅配買取に対応している。以下に詳しく紹介する。
店頭買取
東京都内に1店舗、大阪府内に3店舗、奈良に2店舗、和歌山に1店舗あり、直接持ち込むことができる。買取は3ステップでおこない、無料査定、買取依頼、支払いと非常に簡単だ。無料査定の金額に納得できればすぐに店頭で現金で買取ってもらえる。さらにスタッフとの交渉や買取に関しての相談事など、対応してくれる内容の幅が広いことも特徴の一つだ。
買取の際には身分証明書が必要なので注意しよう。また、査定が一日で終わらなくても鑑定士が変わることはない。鑑定士が変わることで査定額が変わることがない安心感がある。
出張買取
出張買取では鑑定士が自宅に直接訪問し、商品を鑑定してくれる。重いキャリーケースに入れて店頭に持ち込むこともなく、非常に助かる鑑定方法だ。これはBrand Peaceのメールフォーム、または電話から依頼することになるが、スケジュールはこちらで調節が可能なうえ、玄関先でも買取ってくれるので、とても親切なサービスだ。
さらに事前に依頼しなかった商品の買取もその場で査定してもらえるので、ついでにこれもという依頼にこたえてくれる。支払いは店頭買取同様、その場で現金で買取ってもらえる。
宅配買取
近くに店舗がない場合は非常に助かるサービスとして宅配買取もおこなっている。インターネットからの申し込みは24時間対応で、他には電話やLINEを使った申し込みにも対応している。申し込みが終わったら、後日郵送キットが送られてくるので、商品と本人確認書類のコピーを同封して郵送するだけだ。
商品はBrand Peaceに到着したその日に査定され、納得の金額なら銀行振り込みで支払われる。もし査定額に納得できなければ、返送代無料で返品してくれる。
ブランド通販のRECLO(リクロ)
買取価格
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対策
RECLOは商品を引き取った後専任鑑定士が査定し、プロのカメラマンが商品を撮影するなど、販売や梱包に至るまで全ての作業をプロが代行してくれる。 また、RECLOは、取引実績を考慮した価格で販売しており、販売価格(税込)の50%から業界最高水準の90%と高い還元率が魅力的だ。
RECLOは入会費、年会費などが一切かからないので手軽に利用できるだろう。ディオールの財布を高値で売りたいのであれば、買取サービスだけでなくRECLOなどの委託販売サービスも検討してみよう。
まとめ
ミス・ディオール財布の簡単な歴史と買取相場や査定情報を紹介した。元々の値段が高い商品なので、中古相場や買取相場も高い水準になっている。ブランド品の査定に関しては鑑定士がしっかりしているところで、納得の値段で買取ってもらうことが一番だ。ある程度の予備知識があれば、買取額が妥当なものかどうかの判断がつくので、ぜひ参考にしてみてほしい。