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メルカリで中古車は売りにくい?配送はどうする?

読了目安:9分
更新日:2018/12/27
公開日:2018/12/27
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ネットの個人売買サービスのなかでも、「メルカリ」は初心者でも簡単に扱うことができるフリマアプリとして人気が高い。ファッションや家電などはもちろん、中古車の売買も可能だ。

これまでは、中古車を売却をする場合はディーラーや買取専門業者に依頼するしか選択肢がなかったが、「メルカリ」などの登場によって誰もが個人売買をできるという時代になったのだ。しかし、本当にメルカリは中古車の売却に向いているサービスなのだろうか。

この記事では、メルカリで中古車を売るメリットやデメリット、配送の問題などについて解説していくので参考にしてほしい。

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今野杏南さん

気軽に出品できる「メルカリ」

メルカリで自動車を売却

「メルカリ」は気軽に出品ができることが特徴のフリマアプリだ。アプリとしての機能が大変に優れており、難しい操作が不要であることが人気の秘密である。スマートフォンのカメラと連動しているため、写真を撮ってすぐに出品することが可能なのだ。

自動車を売却する場合でも同様で、わずか3分で出品することができる。これまでのように、わざわざ自動車ディーラーや買取専門業者に出向く必要もないため、自動車を気軽に売却したいという人にとっては非常にうれしいサービスである。

また、「メルカリ」などのサービスは、出品者と落札者の間の個人売買ということが最大の特徴である。つまり、自動車販売業者などを一切通さないため、中間マージンが発生しないというメリットが生まれるのだ。

そのため、出品者は相場よりも高く売ることができるし、落札者は相場よりも安く買うことができるという理屈になる。フリマアプリの気軽さだけでなく、こういった個人売買の特性に魅力を感じて「メルカリ」を利用する人も少なくない。

ディーラーでは値段がつかない状態でも売れる

通常は廃車扱いされてしまうような車が盛んに取引されることもネットオークションやフリマアプリ特有の現象である。一般的に、走行距離が10万Kmを超えるものは「過走行車」と呼ばれており、ディーラーなどに持ち込んでも査定がゼロ円ということが珍しくない。たしかに、10万Kmというのは自動車の寿命を計るひとつの目安である。

消耗品だけでなく、エンジンやミッションなど主要機関の交換なども考えなくてはいけない時期だからだ。一部の希少価値がある車種を除けば、わざわざ大金を払って修理するよりも新車に買い替えてしまった方が合理的なのだ。

しかし、最近の車は10万kmを超えてもまだまだ走れる状態であることが多い。「とりあえず走ればよい」という人からのニーズがあるため、ネットではこういった車に値段がつくのである。塗装がはげていたり、キズやヘコミが多くディーラーではとても値段がつかないような状態の車も同様だ。

「メルカリ」のコストは安くない

利用手数料が発生

フリマアプリとしては既に日本最大の規模となっている「メルカリ」であるが、中古車の売買では必ずしも有利といえない点も多い。フリマアプリやネットオークションは中間マージンが発生しないとはいえ、サービスの利用手数料が発生することに注意が必要である。

この手数料はサービスによってかなり差があるため、利用する前に必ず確認しておくことが大切だ。例えば「Yahoo!オークション」の場合は、落札価格がいくらであろうと約6,000円に手数料が固定されている。

一方、「メルカリ」の場合は「販売価格の10%」という決まりである。そのため、販売価格が60,000円を超えると「メルカリ」の手数料の方が高くなってしまう。

いわゆる「ジャンク品」のような中古車であればこのような価格に収まることもあるかもしれないが、一般的に中古車の価格帯は数十万円から数百万円である。例えば落札価格が200万円であった場合、「メルカリ」では20万円もの手数料を請求されてしまうのだ。

慎重に検討する必要がある

たしかに、「メルカリ」は6,000万ダウンロードを突破している最大規模のフリマアプリであるため、非常に多くのアクセスが期待できる。そのため、希望の価格で売れる可能性が非常に高い。成約までのスピードもかなり早いといえる。

しかし、それが20万円分の手数料に値するかどうかは慎重に検討する必要がある。もちろん、販売価格から20万円を引いたとしても、ディーラーや買取専門業者の査定額よりも高いケースが多い。しかし、「Yahoo!オークション」などの手数料と直接比較をしてしまうと、「メルカリ」はかなり分が悪くなってしまう。

「メルカリ」で起こりやすいトラブル

自動車売買を理解していないユーザーも

登録してすぐにフリマに参加できる「メルカリ」は、参入障壁が非常に低いという特徴がある。誰でも利用できるという手軽さから、若年層のユーザーが非常に多いことでも知られている。

しかし、その分だけ中古車の個人売買を理解していない人が多いということに注意が必要である。中古車の個人売買は、一般の販売店のように「お金を払って終わり」というものではなく、名義変更なども自分で行う必要があるからだ。

しかし、「メルカリ」のような敷居の低いフリマアプリの利用者には、名義変更などについては全く知識がない人も一定数みられる。そのため、「メルカリ」を利用して中古車の売却をする場合には、名義変更のトラブルについて十分に注意しておく必要があるのだ。

名義変更がスムーズに行われなかった場合のリスク

名義変更がスムーズに行われなかった場合、もっとも損害を被るのは出品者である。購入した人が名義変更を行わないまま事故などを起こした場合、車検証の「使用者・所有者」である出品者の管理責任が問われるケースがあるからだ。もちろん事故そのものの責任を負う必要は全くないのだが、管理責任というのは非常にやっかいな問題である。

万が一、事故を起こしたまま車を放置して行方不明になってしまった場合は、車の回収などの処理にかかわる責任を問われるという可能性もゼロではない。もっとも注意したいのは「駐車禁止場所違反」などの交通違反である。

こういった交通違反は、いうまでもなく運転している者の責任だ。しかし、道路交通法が改正されて、駐禁などの違反は車検証に記載された「使用者・所有者」にさかのぼって責任が問われるようになったのである。

駐禁を取られた場合、運転した者が出頭して反則金を納めなくてはいけない。しかし、いつまでたっても反則金を納めないような場合、車検証の「使用者・所有者」に警察から請求が来るのだ。

これは「メルカリ」に限らず、あらゆる中古車の個人売買で起こり得るリスクである。しかし、「メルカリ」はこういった問題を起こしやすいユーザー層が多いため、契約時に十分に確認しておく必要がある。

独特の値下げ交渉

「メルカリ」はオークションではなくフリマであるため、独特の値下げ交渉文化があることにも注意が必要だ。価格交渉がこじれてトラブルに発展する恐れがあるからである。特に自動車のような高額商品の場合、双方納得のうえでの合意が大切だ。

しかし、「メルカリ」ではあちらこちらで値下げ交渉が行われているため、「契約」の重みに対する意識が低くなる傾向がある。購入前ならまだしも、現車確認時にあれこれと欠点を指摘して値下げを迫られるケースが少なくない。ひどい場合は、引渡し後に返金を求めてトラブルになることもある。

出品者は、事前にしっかりと説明をして同意を確認することが大切である。また、契約時には必ず売買契約書を取り交わすなど、主体的にトラブル防止に努めるという姿勢が必要である。

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「配送」という問題

ネットでの取引では、宅配便を使って商品を送ることが一般的である。しかし、中古車の売買ではそのようなことは不可能であるため、配送についてはあらかじめ適切な手段を確保しておく必要がある。特に「メルカリ」は送料無料の出品が多いため、購入者は車の引渡しについて安易に考えているケースが非常に多い。

契約の前に車の引渡しについてしっかり合意を取り付けておかないとトラブルの原因となるため、十分に注意しておきたいポイントである。

現車確認が必須

中古車の個人売買は、現車確認が必須である。不具合などについてしっかりと説明する必要があり、また、購入者は疑問点を直接確認することができる。スムーズに売買を行うためには、決して省いてはいけない過程である。

しかし、購入者が遠方の場合には注意が必要だ。中古車の個人売買では、取りに行くことが基本であるが、個人売買を理解していない人は「いざとなれば陸送してもらえばよい」と軽く考えているケースが少なくない。その場合、「現車確認」と「陸送費用」という2つの問題が発生するため、非常に危険な事態といえる。

陸送費用

陸送費用は決して安いものではない。フリマアプリを使って少しでも安く中古車を買いたいというユーザーにとっては、想定を超える金額になる場合が多い。

例えば、本州内だけでも最大10万円前後かかることもある。金額が大きい場合、購入者は値引きなどを求めてくる可能性があるため注意が必要だ。余計なトラブルを避けるためにも、取りに来るのが基本であるということを商品説明欄に明記しておくことが大切である。

個人売買のリスクを避ける方法

「メルカリ」で中古車を売却するリスクのほとんどは、個人売買であることが原因となっている。そのため、「Yahoo!オークション」などほかのサービスを利用したとしても、「メルカリ」と似たようなトラブルが起こるリスクは避けることができない。そのため、自信がない場合は買取専門業者などのプロに任せることが一番安全である。

たしかに中間マージンがないネットでの個人売買は、相場よりも高く売れる可能性がある。しかし、それはさまざまなリスクを自己責任のうえで引き受けるという対価でもあるのだ。

また、フリマアプリやネットオークションで出品したからといって、必ずしも希望の価格で売れるとは限らない点にも注意が必要である。大量のアクセスを誇る「メルカリ」といえども、価格にお得感がなければ見向きもされないという可能性もある。

よほどの希少車でない限り、時間が経つほど車の価値も下がっていく。出来る限り早く車を売却したいのであれば、やはり買取専門業者などに任せることがもっとも安全な方法といえる。「ガリバー」などの大手買取業者であれば、かなりの高額で買い取りしてもらえる可能性もある。まずは気軽に相談してみることをおすすめする。

ガリバー
買取形式
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取扱商品
自動車・バイク、自動車、自動車・バイク用品、カーナビ、カーオーディオ、外車・輸入車・スポーツカー
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ポリシー
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特記事項
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コロナ
ウイルス
対策
未記載
LINE査定
なし

まとめ

メルカリで中古車を売るメリットやデメリット、配送などの問題についてご紹介した。メルカリは難しい操作が不要であるので圧倒的な人気があり、自動車もわずか3分で出品することができる。手軽に利用したいユーザーや、ディーラーでは値段がつかないような状態の車でも売却できるのが魅力の一つである。

しかしその一方で、中古車の個人売買をよく理解していない出品者も多く、購入者も含めてよく注意する必要がある。配送などでも問題があるため、安心して取引したい人や早く車を売却したい人は大手買取業者へ依頼することが賢明であろう。

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自動車の買取業者ランキング・比較表

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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