ほとんどの人にとって人生最大の買い物が戸建てやマンションなどの不動産購入だろう。大金が動く不動産売買では、事前に多くの情報を得て自分に不利にならないようにしておくことが重要だ。
とはいえ、家の住み替えや買い替えのように、前々から計画ができる売買であれば時間をかけてたくさんの情報を集めることができるが、相続など思いがけず不動産を取得した時には、情報をたくさん得るのはなかなか難しい。そんな時に、短い時間で多くの情報を得られるのが「不動産買取業者ランキング」だ。
ここでは、いろいろな不動産買取ランキングで上位に入っている企業について、その人気の理由と業者の特徴を紹介していこう。
マンション / june29
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不動産買取業者を選ぶポイント
戸建てや土地、マンションなどの不動産を売買する方法には、不動産仲介業者を利用して買い手を探す方法と不動産買取業者に売却する方法、自分で買い手を探す方法の3つがある。そのうち短期間で現金化できるのが不動産買取業者に買い取ってもらう方法だ。しかし、業者選びを間違えると損をすることもあり、業者の選定には慎重さも必要。そこで、人気の不動産買取業者について説明する前に、まずは買取業者を選ぶポイントを知っておこう。
ポイント1:買取実績を確認
不動産の売却を考えた時に、最初に情報を求める先は、インターネットではないだろうか。現在は知りたい情報のほとんどがインターネット上にあり、不動産買取業者の情報もその例外ではない。不動産買取業者の多くは自社のサイトを持っており、これまでの買取実績や会社の規模などを公開しているので、情報を得ることができる。
また、気になる業者があれば、その企業名の口コミや評判といった言葉を検索すると実際に不動産売却をおこなった人の感想などが書かれたサイトも出てくるので、そのようなサイトもぜひ参考にするとよいだろう。
ポイント2:複数の業者の査定額を比較する
インターネット上にある役立つ情報源としては、前項で述べた自社サイトや口コミサイトのほかに一括査定サイトがある。複数の不動産買取業者の査定額を一括で見たり、比較することができるので、短時間で希望買取額が相場と比べて安いのか高いのか、また希望の金額に近い評価額を出してくる業者があるのかを知ることができる。 場所と時間を選ぶことなく、日本全国にあるたくさんの買取業者の中から数社になるまで絞ることができるので、ぜひとも上手に利用していただきたい。
ポイント3:査定額の値段交渉は可能か
不動産買取業者を選定するにあたって多くの情報を得られるインターネットは非常に便利だが、ある程度の数の業者に絞り込んだ後は実際に業者を訪れ、インターネット上では得られない業者や担当者の雰囲気なども確かめることが必要だ。気になっていることを遠慮なく質問し、不安や疑問を払拭するべきである。この時にぜひ聞いてほしいのが、査定額が出てから値段交渉ができるかどうかだ。
不動産業者によっては建物の状況や築年数などの条件だけで査定額を出すところもある。しかし不動産の価値というのは周辺の環境などにも左右される。周辺環境の情報を提出することで査定額が変わることもあるので、業者が出した査定額を鵜呑みにせず、交渉できるのであればぜひおこなってほしい。
不動産買取業者ランキングで上位に入る業者
前項でインターネットを利用して業者を絞り込むことができるという話をしたが、その過程で重宝するのが一括査定サイトと不動産買取業者ランキングサイトである。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
一括査定サイトは、大きなものなら何百もの業者と提携していて、多くの業者の中から希望の査定額に近い金額を提示する業者を選ぶことができる。しかし大抵の一括査定サイトでは、提携しているすべての業者の査定額を一括で表示することはできない。そこで先にチェックしておきたいのが、不動産買取業者ランキングサイトだ。ここからは、さまざまなランキングサイトの中で上位に入る業者について説明しよう。
いえカツLIFE
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
3つの売却プランから最適な不動産業者を探すことができるいえカツLIFE。「仲介」「業者買取」「リースバック」と売却方法ごとに査定価格と売却適正期間が分かるサービスを行っており、査定を申し込むだけで最大6社の査定額をチェックすることができる。もちろん査定料は無料。気になったらまずは査定を依頼してみよう。
すむたす買取
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
不動産の売却を早くシンプルに進めたいなら、すむたす買取がおすすめだ。同社の特徴は査定から入金までの期間が短いこと。最短2日で買取が完了する。査定にはAIなど最新テクノロジーを活用し、物件の正確な評価をおこなってくれるため、適正価格の提示が期待できるだろう。
カチタス
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
近年全国各地でCMが放送され知名度が上がった買取業者。本社は群馬県桐生市にあるのだが、全国に100以上の拠点を持っているので地方都市での中古物件買取にも強いというのが魅力だ。また全国に拠点を持つ業者の多くが仲介業をメインとしているのだが、カチタスは自社で買取って再販するというスタイルの買取専門業者である。
2012年度には中古住宅再生販売市場における買い取り件数全国1位を取得。2016年版不動産買取再販戸数ランキングでも1位に輝いている。買取再販戸数ランキングでは、首都圏を中心とするマンションの買取再販売で数を伸ばしているところが多いのだが、カチタスは再販戸数の95%が戸建てという、戸建てに特化した買取業者。戸建ての売却を希望するのなら、ぜひ査定をしてもらおう。
インテリックス
東京に本社を置くマンション買取専門業者。首都圏を主な対応エリアとしているが、近年では札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡にも拠点を置き、地方都市での売り上げが拡大しているという。こちらの業者は新築並みのアフターサービスを売りにしたリノベーション物件を販売し、高い人気を得ている。したがって買取に関しても積極的との評価が多い。
東急リバブル
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
テレビCMなどでおなじみの大手不動産業者。大手企業だからこその安心感が魅力であり、買取だけでなく仲介も行っているので、買取と仲介で悩んでいるという人にはおすすめだ。首都圏・札幌・仙台・名古屋・福岡・関西圏にも拠点を置いており、仲介と買取のどちらが有利かという相談も受けてくれるという。なので、まずは両方の見積もりを出してもらうとよいだろう。
双日新都市開発株式会社
双日グループのデベロッパー部門を担う会社で、マンション開発・分譲・住宅販売・不動産流通・買取再販などをおこなっている。対応エリアは首都圏のみだが、マンションだけでなく戸建てや土地も取り扱っている。強みは10年以上の経験豊富なスタッフによる適正価格での査定。買取業者にとっても売り手にとっても損が少ない価格を提示してくれるのだ。また、仲介業をおこなっているので、仲介と買取で悩む人にもおすすめである。
フジ住宅
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
大阪府岸和田市に本社を置く「大阪の買取業者の雄」と呼ばれる業者であり、関西の不動産業者なら知らない者はいないと言われる企業だ。現在は岸和田市のある大阪南部だけでなく大阪市・北摂・阪神地域の不動産業者と強いつながりをもっているので、このエリアでの売却を考えている人におすすめだ。
対応エリアはあまり広くないのに、2016年版不動産買取再販戸数ランキングで2位になったほど売り上げが好調な企業で、物件の買取に関しても積極的だ。
一括査定なら「ヒカカク×イエウール」がおすすめ
ヒカカク×イエウールは仲介業者を探す手間を省き、手間をかけずに不動産売却をスムーズに進めたい方へオススメする。ヒカカク!内で査定をリクエストできるので、是非ともこのコラムに掲載されているフォームから不動産一括査定を依頼してみてほしい!
イエウールは、年間20万件以上の売却成立実績がある不動産売却一括査定のWebサービスだ。マンション、一戸建て、土地などの大切な不動産のオンライン査定依頼を可能にし、複数の不動産会社を訪れる手間を省いて一括査定を受けることが可能。全国の2300以上の不動産会社から最大6社と比較ができ、高額な売却価格を実現!
いろいろな角度から業者を見よう
今回紹介した業者の中には、東京や首都圏のみを対応エリアにしているところもあったが、反対に地方都市だけを対応エリアとする業者もある。大手企業のほとんどが全国を対応エリアにしているが、大手だから高く買取るとか、待遇がよいというものではない。中には仲介業を中心におこなっていて、仲介での売却を勧められたり、仲介で売れない物件を買い叩いたりといったようなこともあるという。業者の大小だけではなく、いろいろな角度から業者を見るようにしたい。
ネットの評価や口コミを鵜呑みにしない
もう1つ鵜呑みにしてはいけないのが、インターネットの評価や口コミだ。サイトと提携している業者を良く書くサイトもあれば、ライバル業者がわざと悪い評価を書きこむこともある。やはり気になる業者には足を運んで、実際の様子を知るという行動が必要であろう。
なお、実際に業者を訪れる際には、自分が疑問に思っている点などをまとめていくと、聞き忘れ防止に役立つ。積極的に業者と話して、自分に合った業者選びをしよう。
「売却エージェント」の活用という新たな不動産仲介の手法も
日本では珍しい「エージェント制」を取り入れ、2014年に開業したのがソニー不動産だ。エージェントとは、顧客の最大メリットを追求する不動産取引のエキスパート。売却なら売主だけの“エージェント”としてオープンに物件情報を公開するので、条件に沿った買主を発掘できる可能性が非常に高まると言われている。
エージェント制の最大の特長は、不動産仲介会社が「両手仲介」(売主、買主の双方を一つの会社が担当すること)となるよう他の仲介業者に売主の物件を取り扱わせないようにする行為(囲い込み)を排除していること。ソニー不動産では売却と購入が別組織として動いており、海外では常識の「片手仲介」を実現している。対象地域が一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に限られるものの、試してみる価値は高そうだ。
買取価格
スピード
手数料
許可番号
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ウイルス
対策