中古自動車の出張買取時には何が起こる？査定の流れと注意点まとめ

タイミングこそバラバラなものの、自動車を買取してもらって新しい新車に乗り換えるがあるという人がほどんどなこの世の中。自動車を買取してもらうのは自動車を購入する場合同様大きなお金が動くため慎重に行動したいものだ。そんな自動車を買取してもらいたいという人でも、査定に行く時間がなかなか取れないなどと言った理由で買取依頼を遅らせてしまっているも少なくはないだろう。今回ヒカカク！では、そんな仕事が忙しくて時間が取れない、などと時間がないことが理由で買取に踏み出せないという人におすすめの出張査定・買取という自動車査定・買取方法を紹介していきたい。希望の日時を指定して待つだけで済むところがこの出張査定・買取サービスのメリットである。査定を行う者が、自宅でも職場でも指定の場所に来てくれるので行き来の時間はもちろん、待ち時間などの開いてしまう時間がカットできるため大変便利である。そんな、自動車の出張査定・買取の流れは次のようになる。今後の自動車を買取に出そうと思っている人は参考にしてほしい。

car park / ChrisPerriman

そもそもなぜ出張買取なのか

出張買取とは買取サービスの主流の買取方法の一つであり、業者の方からこちらの指定した日時場所に出向いてもらい査定や買取を行なってもらうタイプのサービスである。自動車といった大きな商品になってくる場合などであればこのように業者側の方からこちらに来てくれるタイプのものの方がスムーズな取引ができるに加え、負担も少なく済む。

ステップ1. 申込フォームや電話から査定申込

自動車の買取をしてもらうにあたり、まずしなければならないのがパソコンや電話での査定申し込み。申し込みをすることで買取業車側と出張査定の希望日時を決めル事ができる。パソコンの無料査定フォームからの申し込みでも買取をしてもらいたい自動車のメーカー、車種、年式、走行距離、色、オトーマチックかマニュアルかどうかなど細かい指定ができるため、簡単に自分の自動車の査定見積金額をあらかじめ把握する事ができる。その後、折り返し買取業車から問い合わせが来て、さらなる詳しい詳細などの提示や希望出張査定の日時などの確認を行い出張査定日が確定する。

電話からの申し込みでは、パソコンからの無料査定フォームからの申し込み同様に簡単な車の情報と希望日時を伝えることで簡単に申し込みを行うことができる。二つの大きな違いといえば、パソコンからの申し込みのほうが予め詳細な情報を伝えておけるので便利といえるが、時間などに余裕がないなどという理由でいつくるかわからない返事を待つのが嫌だという方は電話から申し込みをする方が合っているといえる。

ステップ2. 出張スタッフを待ち、査定を受ける

Harry assesses the new Jeep / IainCameron

申し込みが完了してしまえば、あとは指定の日時に買取出張査定を行うスタッフが指定した場所に来てくれるので、自動車の鍵と自動車検証を準備し、スタッフが来るのを待つだけである。自動車の査定は、年式、走行距離、内装、エンジンルームといった車の状態を確認し、場合に寄っては車のアピールポイントを聞いてくれる場合もあるため、瞬時に答えられるよう事前に少し考えておいた方がいいだろう。

ステップ3. 査定見積金額を提示して貰い、同意するかどうか選ぶ

査定が終了した段階で査定見積金額の提案を受ける内容へと話が進む。出張スタッフの査定を元に、全国のオークション市場価格の相場データから最新情報を受信して、査定見積金額を算出して金額を提示する。ここでさらに知っておきたいのが査定見積金額の相場である。自動車の査定見積金額はその時々の市場価格の相場の影響は受けることは大前提としてあるが、査定見積金額には日本自動車査定協会によって毎年更新される一定の基準を元に捻出している額なため、大幅の値段交渉は避けた方がいいということだ。またこの時、査定額に関する説明がスタッフよりされる場合がある。その提示した価格に納得がいったら買取契約が成立となり、諸手続きを行うことになる。その後、買取金額の支払いが行われ、自動車の買取取引が完了となる。

自動車査定時の注意点

Autócsodák a roncstelepről / lwpkommunikacio

買取の流れは上述の通りだ。

以下では、自動車査定時の注意点についていくつかポイントにまとめていくので抜け目なくチェックしておくようにしてほしい。ここでの注意が1万円の買取価格差に結び付くかもしれない。

ポイント1. 内装・外装などわかりやすい見た目に気を配ろう

inside l'or blanc / Benoit cars

まず注意すべき点として、査定の時に重要となるのが内装、外装の状態である。車がどれだけ大事にされていたかも判断基準となるため、最低でも車を洗車しておいたり、車内を清掃しておいたり、トランクなども綺麗にしておくと査定ポイントのアップに繋がる。

ポイント2. 中古車の買取相場は季節で変動する

また、中古車市場は変動が激しく、2～3週間で10～20万円ほどの値段が変動するということも普通にある。夏と冬のボーナスシーズンに需要が高まる 為、買取をしてもらうにはこの時期を狙った方が賢い。また、年数は年をまたいでの更新となるため、年をまたぐか跨がないかでも査定時の年数に大きく変化が出てくるため気をつけておきたいポイントだ。しかし車を一度買い取ってもらうと決めたならば、相場が日々変動している為、早めの決断をすることが望ましい。

ポイント3. 付属品を合わせ、まとめて売ろう

車の購入時に搭載されていた付属品を大切に保管しておくことも車を買取してもらう際には重要な要素となる。高年式の車の場合はディーラーからの保証を、特に取り扱い説明書、整備手帳（保険書）は車の査定時に必要となる為、なくてはならないと言える。メーカー以外のハンドル、マフラー、アルミ等に交換した場合も、純正部品を保管しておくことで査定額を上げることができるため用意をしておこう。

ポイント4. 下取りか買取を比較しよう

Nacmias Auto Sales, Service, and Repairs / Nacmias Auto Sales, Service, and Repairs

下取りか買取かを選択することも重要で、ディーラーに下取りに出す場合は下取り基本価格表をベースに価格が算出されるが、買取業者に買い取ってもらう場合はオークション動向に反映された価格となる為、どちらに買い取ってもらうかを比較検討することも賢い売り方といえる。

買取業者に査定をしてもらって、すぐに買取契約を成約させずに検討する旨を伝えた場合、中古車の査定見積金額は日々変動している為、後日検討して買取してもらうよりも、査定金額が希望額に近ければ即決してしまったほうが良いといえる。査定金額の上昇の変動を待つというのはモデルの型落ちが進むということもさしているため、よっぽどの人気機種や限定モデルといったものでない限り増額の方向へ持っていくのは厳しいと言えるだろう。そうするのであればオプションのアイテムなどをうまく使い交渉をして見るなどとした方がよりスピーディにより高い値段での買取契約を成立させられるだろうと言える。

ポイント5. 車買取時の必要書類

いざ車を買取してもらうとなった際、用意しておくべき書類がある。1つ目は自動車検証である。万が一紛失してしまったという場合は、運輸支局で再交付してもらう事ができるのでそこで再発行の手続きが必要がある。2つ目は自動車税納税証明書である。紛失した場合は、各都道府県の税事務所に出向いて再発行してもらう必要がある。3つ目は自賠責保険証である。この自賠責保険証の有効期限が切れていた場合、売却ができないということもあるため、有効期限が切れていたり紛失した場合は保険会社に申請し、必ず再交付してもらおう。

自動車を買取してもらう際に知っておくべき出張買取の流れ

上記が自動車を買取出張査定に査定を依頼するときの流れと注意点である。いかにして高い値段で買取を行なってもらえるかを十分注意し日頃からのメンテナンスを欠かさず行なっていざ買取してもらうとなった時に万全の状態でいられるように準備しておこう。また、必要書類はどんな状態の自動車でもどんな買取業者であっても必ず用意しなければならないものが3つあるため忘れずに用意をしよう。これらの注意を全て気をつけ、準備が全て揃ったら、あとはもう電話もしくはパソコンから査定を申し込むだけである。どちらがいいかは人それぞれ変わってくるため自分に一番合った業者で一番適切なサービスを行えるよう査定・買取を行なってもらう際には事前にリサーチを怠らないようにしよう。

実際に査定申込するなら、自動車の査定業者一覧もチェックしよう。