DIYブームで建材・管材を持っている、建築会社で建材・管材が不良在庫としてあまっているといった状況や問題を抱えている人はいるだろうか。建材・管材なんて売れないと思っている人が大半だろう。しかし、建材・管材の買取業者は存在している。
今回の記事は、建材・管材を売りたいと考えている個人や法人担当者に向けて執筆したものだ。初心者でもわかりやすい構成であり、建材・管材の買取相場からおすすめの買取業者までを網羅している。高額買取のポイントも載っているので活用してほしい。
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建材・管材は買い取ってもらえるのか
建材・管材の買取は可能だ。昨今のDIYブームで国内の需要はもちろん、海外からの需要も高い。地震でもびくともせず、かつ湿気にも強い日本の建材・管材は世界からも高い評価を受けている。以下では、建材・管材の国内と海外の需要を見ていこう。
DIYブームで需要が高い
DIYという言葉を耳にしたことはあるだろうか。DIYとは、1言で簡単に言うと日曜大工である。例えば棚や椅子を制作したり、極めた人になると家のリフォームをするような人もいる。したがって、DIYをする人は個人でも建材・管材を利用することがあるため利用者の多さ故に中古市場が活発になる。
地震でもびくともしない
日本が地震大国であることはご存知のことだろう。だからこそ、多少の地震ではびくともしない家を建設しなければならない。そのために建設技法を始め、建材・管材のような材料に至るまで高品質な物を用意している。
海外でも日本の建材・管材が高品質なことを知っていて、かつメイドインジャパンは海外でも大人気だ。そのため日本の建築資材は海外でも人気がある。
湿気も耐え切る
日本の建材・管材が人気なのは、地震のおかげだけではない。日本は東アジアに属しているが故に高温多湿だ。高温多湿は、金属である管材はともかく、木材などの建材には大ダメージを与える。
しかし日本の家の築年数は長く、災害で崩壊しない限りはいつまでも姿をとどめている。そんな日本の建材は海外でも高い評価を受けていて需要がある。
建材・管材とは
建材・管材とも建築資材の1つである。建築資材とは呼んで字のごとく、建物を立てる際に使用する材料のことだ。大きなくくりで言うと、コンクリートやベニヤ板などが建築資材に該当する。以下では、より詳しく建材・管材とは何かに焦点をあてて、具体的にどういった物があるのかを紹介していこう。
建材とは
建材には、大きく分けて2つの種類がある。それを以下のように定義する。
- ・仕上げ材
- ・下地材
仕上げ材は、家の外装や内装の直接目につく部分のことをいう。例えば外装は、瓦などの屋根や外壁に塗られているモルタルなどが該当する。対して内装は、画鋲が刺しやすい壁やフローリングなどの床が該当する。
下地材は、仕上げ材がきれいに見え、かつ機能性を与えるために利用される建材である。例えば脱衣所の下地材は、水が染み込んでいかないようにタイルの下に耐水性の高いボードが埋め込まれていることがある。
管材とは
管材は、大きく分けて3つの種類がある。それを以下のように定義する。
- ・給水管
- ・排水管
- ・継ぎ手
今回、紹介するのは給排水設備の3つだが管状の建築資材のことをすべて管材と呼ぶため、例外もあることを覚えておこう。それでは、3つそれぞれについて紹介していこう。
まず給水管は、自宅に水を送り届ける管のことで有名なものでいうと塩化ビニル管が該当する。サビの心配がないので現在の給水管の主流だ。次に排水管は、屋内の排水を屋外に流すための管のことで洗面所にあるU管などが該当する。最後に継ぎ手は、給水管や排水管を分岐させたり接続させたりして使うものだ。
建材・管材の買取相場
以下では、建材・管材の買取相場を紹介しよう。なお、どちらも中古品だと買取されないため注意が必要である。また、新品未使用品でもメーカーや保存状態によって値段が大きく変動するため、おおよそ何割での相場を提示しよう。
建材の買取相場
建材の買取相場は、仕上げ材も下地材も7割~5割である。1つあたりの単価が安い場合は買取の対象にならないため、まとめて買取を依頼しよう。
管材の買取相場
管材の買取相場は、7割~5割である。給水管、排水管、継ぎ手も1つだけでは買取の対象にならないため、まとめての買取を依頼しよう。
建材・管材の高額買取のポイント
以下では、建材・管材の高額買取のポイントを紹介しよう。
単品で売るよりなるべくまとめて売る
建材・管材を売るときはなるべくまとめて売ろう。なぜなら、買取業者がまとめて品物を買うことによって買取にかかる手数料を省くことができるので、その分を売値に還元しやすいからだ。
また、買取業者によってはまとめ売りキャンペーンを実施している。このキャンペーンでは、買取総額の何%かを特典として付加されることが期待できる。
国内メーカーや製造年が新しければ買取額が高い
建材・管材は、国内メーカーや製造年が新しければ買取額が高くなる。日本で売っているものは国内メーカーばかりで、むしろ海外製の方が希少なため気にしなくても良いが、製造年に関しては注意をしよう。なぜなら建材・管材も日進月歩なので、製造年が新しければ新しいほど買取額が高くなるからだ。注意のしようがないため、製造年に関しては覚えておくと良いだろう。
合わせて電材も売ると買取額が高くなる
まとめ売りの考え方に近いが、建材と合わして電材も売ると買取額が高くなる。なぜならどちらも海外からの需要が大きく、量が多ければ多いほど電材・建材1つあたりにかかる輸出のコストが小さくなるからだ。したがって、建材に付随するような建築資材を合わせて売ると買取額が高くなるので実施してみると良いだろう。
電材は量が多くなければ売れないと思われるかもしれないが、電材は少量からでも買取が可能である。具体的には、1巻きからでも売却が可能だ。したがって、少量でも電材がある場合は買取業者に事前査定の依頼をしてみるのが良いだろう。
複数の買取業者に査定の依頼をしよう
複数の買取業者に査定の依頼をすることを相見積もりを取ると言う。相見積もりを取ることで、買取額が最も高い買取業者が明らかとなる。相見積もりは、高額買取の基本テクニックの1つなので必ず実践するようにしよう。
特定の査定方法を利用すれば、買取額がアップするキャンペーンをおこなっている買取業者が存在する。例えば、次の章で紹介するTOOL OFFは、LINEでの査定をすることで買取額が10%アップするキャンペーンをおこなっている。キャンペーンを利用することによって、買取額の向上が見込めるため、積極的に利用していくことが高額買取への近道である。
無料の買取方法を利用しよう
無料の買取方法利用することによって、手元に残るお金が多くなる。すなわち、高額買取と同じ結果が得られる。以下では、買取業者の基本である3つの買取方法についてそれぞれ紹介をしていこう。
店頭買取
店頭買取は買取業者の店頭に商品を持ち込み、買取をしてもらう方法である。ほとんどの買取業者で査定から買取までを無料で実施してくれる。
メリットは、その場での買取になるため比較的に早く現金化できる。一方デメリットは、店頭までの持ち込みに手間がかかることだ。
出張買取
出張買取は、買取業者が商品を自宅まで買取に来てくれる方法である。ほとんどの買取業者で、引き取りから買取まで無料だが、ときどき有料の業者が存在しているので、ホームページで確かめてみるのが良いだろう。
メリットは、重い荷物を持ち運びしなくて良いことだ。一方デメリットは、買取業者の出張買取対応エリア内でないと、出張サービスが受けられないことだ。
宅配買取
宅配買取は、買取業者の宅配キットを利用し自宅から買取業者に宅配をする方法である。宅配にかかる送料は、買取業者負担か個人負担かは半々程度のため、事前にホームページの確認は必須だ。
メリットは、好きな時間に作業をし集荷を依頼できるところだ。一方デメリットは有料のパターンがあることと、重い段ボールを持たなければならないことだ。
建材・管材のおすすめ買取業者
以下では、建材・管材のおすすめの買取業者を紹介しよう。
建材買取専門店
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
建材買取専門店は、東京都に本社所在地があり、大量にある法人の不良在庫も買取している業者である。宅配買取は、商品到着から48時間以内に連絡があり、そこで買取金額に納得されたら48時間以内に査定金額の振込がある。
利用するメリット
建材買取専門店を利用するメリットは、日本全国から宅配買取が可能なことである。また、あらゆる建材を買取っているためお手持ちの建材・管材も売ることができるだろう。
利用するデメリット
建材買取専門店の買取対象品は原則未使用未開封品のみである。また、買取商品の商品価値によってはまとめて数点から数百点ないと買取できない商品もある。
TOOL OFF
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
TOOL OFFは、東京に本社所在地があり、関東に6店舗展開している買取業者である。LINE査定を実施しており他社と比べて特典が多いのが特徴だ。また宅配買取も2万円以上の中古品を売った場合に限り、1,000円のキャッシュバックを実施している。
利用するメリット
TOOL OFFでは、おまとめ査定と呼ばれる事前査定を実施しており、特定の商品プラス1点以上の買取で買取価格が何%かアップするキャンペーンを実施している。また、LINEで査定をすると買取価格に5%~10%を上乗せしてくれるのでおすすめだ。
利用するデメリット
TOOL OFFを利用するデメリットは、電動工具の買取を強みとしているため建材・管材の買取専門店より買取範囲が狭いことである。しかし、電材などの買取は強い。
建材買取.com
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
建材買取.comは埼玉県に本社所在地を置いており、埼玉に2店舗を展開している買取業者である。事前にメーカー・型番・年式を把握しておくと、査定の際に概算金額を教えてくれる。また、宅配買取では宅配業者の指定がないところは他社にはない強みである。
利用するメリット
建材買取.comを利用するメリットは、閉店時間である。他の買取業者の営業が終わる時間は19時が多いが、建材買取.comは20時に営業を終了する。したがって、電話対応も1時間長いため会社勤めの人からするとありがたい営業時間である。
利用するデメリット
建材買取.comの買取は、原則すべて未使用品のみである。建材・管材なら何でも買取できるわけではなく、市場の需要応じているため1点や数点では買取できない物もある。
リサイクルショップ鑑三郎
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
リサイクルショップ鑑三郎は愛知県に本社所在地を置き、4店舗の展開している買取業者である。また、事前査定方法の窓口が多いのが特色である。出張買取では店舗数の割に出張買取の対応範囲が広く、東海4県を初めとして滋賀、大阪、京都、兵庫、神奈川、東京、埼玉に対応している。
利用するメリット
リサイクルショップ鑑三郎を利用するメリットは、総合リサイクルショップのため、資材・管材以外にも売るものがある場合にまとめて買取をしてもらえるところである。また、当日での査定を心掛けており買取をスピード感をもって実施できる。
利用するデメリット
リサイクルショップ鑑三郎の店舗では、買取対象が決まっているところがある。例えば、2018年6月にオープンした建材館は、建材・電材に特化した店舗であるため、その他の物は買取されない。ただ、建材館のおかげで建材・電材の需要が大きくなったのはいうまでもない。
まとめ
建材・管材は、新品未使用であれば売ることができる。しかし、中古品は売れないので注意が必要だ。今回紹介した建材・管材の買取相場はこの記事で定義した建材・管材が中心で、その多くが消耗品である。
建材は、広い意味で取るとトイレの便座なども該当するので、お手持ちの消耗品でない建材・管材の査定額が知りたい場合は、買取業者に相談するのが1番である。査定の問い合せや買取については、どの買取業者も無料でサービスを提供しているため気軽に電話やメール、LINEから相談してみよう。おすすめの買取業者を利用し、高額買取のポイントを意識することで高い値段で建材・管材を売ることができるだろう。