楽天モバイルのスーパーホーダイとは?料金情報まとめ

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更新日:2018/03/24
公開日:2018/03/21
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携帯電話やスマートフォンなどで通話やデータ通信をする場合、通信会社との契約が必要となるが、その契約先として、MVNOが選択されることが増えてきている。

MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、仮想移動体通信事業者と呼ばれる通信会社のことである。

MVNOの最大の特徴は、自前の通信回線を持たないで、大手通信会社から通信回線を借りて、通信事業を運営している点である。

通信回線を借りることは、通信速度や通信の安定性などといった通信回線の品質が、借りる通信会社の回線に依存するなどのデメリットもあるが、通信回線の建設や維持に必要な費用が必要なくなるため、それらの資金を利用料金の引き下げに回すことができるというメリットもある。

MVNOは、そのメリットを利用して利用料金を大手通信会社より安く設定しており、そのため、携帯電話やスマートフォンの利用者は、安い利用料金に惹かれて、契約先としてMVNOが選択することが増えているのである。

現在、MVNOには、通信会社だけでなく、通信業界以外から多くの企業が参入したため、激しい競争が起こっており、各MVNOが他のMVNOと差別化を図るために、料金の安さ以外にもMVNOとしての特徴を持つようになっている。

MVNOとの契約を考えているときは、事前に各MVNOの特徴を確認して、自分の使用環境に合っているか検討したうえで、契約した方がいいと言える。MVNOの特徴が、自分の使用環境に合っていなければ、MVNOと契約したメリットが薄れる場合もあるからである。

そこで、今回は、楽天モバイルと楽天モバイルの特徴の1つである、楽天モバイルが提供しているプランの「スーパーホーダイ」について記載する。

引用:https://mobile.rakuten.co.jp/fee/super_hodai/

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楽天モバイルとは

楽天モバイルは、楽天市場など多くのインターネットサービスを提供しているIT企業の楽天が運営するMVNOである。

楽天モバイルは、NTTドコモを利用したMVNOで、通信速度は、下り最大500Mbps 上り最大50Mbpsと、高速の通信サービスを提供している。また、通話SIM、050データSIM、データSIMなどのSIMの種類のほか、高速データ通信容量別の複数のプランを用意しており、ユーザーが自分に合ったプランを選択することができる

また、楽天傘下の楽天モバイルならではのサービスもあり、楽天モバイルを利用することで、楽天が提供するインターネットサービスに利用できる楽天スーパーポイントを貯めることが出来るほか、貯めた楽天スーパーポイントで楽天モバイルの利用料金を支払うこともできる。

さらに、楽天モバイルユーザーが、楽天が提供するインターネットサービスを利用した場合、通常より多くの楽天スーパーポイントを通常より多く貰えるなどもあり、MVNOの中のシェアで上位に位置するなど、人気のMVNOとなっている。

スーパーホーダイとは

スーパーホーダイは、楽天モバイルが、2017年9月1日より提供を開始した、通信プランである。

スーパーホーダイの大きな特徴は、契約した通信容量の上限を超えても、最大1Mbpsの通信速度で通信ができることである。

通常、使用した通信容量が、契約した通信容量の上限を超えた場合、通信速度に制限がかかる。これは、NTTドコモやau、ソフトバンクのような大手通信会社でも楽天モバイルのようなMVNOでも同様で、通信速度に制限がかかると、最大200Kbpsのようなかなり低速の通信速度となる。

しかし、楽天モバイルのスーパーホーダイを選択すると、契約した通信容量の上限を超えた場合でも最大1Mbpsという通信速度で通信が可能となる。

最大1Mbpsという通信速度は、前述のこれまでの制限された通信速度最大200Kbpsの5倍であり、SNSや通常のwebの閲覧はもちろんのこと、最大200Kbpsの通信速度では、難しかった動画の視聴なども、高画質の動画はやや苦しいが、標準画質の動画であればストレスなく見る事ができる速度であり、通常に使用するには十分な速度である。

つまり、スーパーホーダイは、契約した通信容量の上限を超えても、普通に使用することができるプランといえる。

さらに、スーパーホーダイには、楽天モバイルが提供する「5分かけ放題」というサービスも付属する。この5分かけ放題と言うサービスは、相手が国内で5分以内の通話であれば、誰でも何度かけても利用料金がかからない、というサービスである。

つまり、通話を常に5分以内に抑えれば、基本料金以上の料金は発生せず、利用料金を抑えることが出来る、といえる。

スーパーホーダイの月額利用料金について

スーパーホーダイの月額利用料金は以下のようになる。

プランSプランMプランL
高速データ通信容量2GB6GB14GB
楽天会員1980円2980円4980円
楽天ダイヤモンド会員1480円2480円4480円
楽天会員以外2980円3980円5980円

楽天会員かどうかで月額利用料金に差があり、楽天会員であれば、楽天会員以外より1,000円安く、楽天ダイヤモンド会員は、さらに500円安い料金設定となっている。

ただ、楽天会員の月額利用料金が安いのは、1年目のみで、2年目以降の月額利用料金は、楽天会員以外と同じ料金となる。

最低利用期間は1年間で、1年以内に解約した場合は、契約解除金が必要になる。

長期契約を結んだ場合は、契約期間に応じて、2年契約で10,000円、3年契約で20,000円のキャッシュバックがあるが、最低利用期間もそれぞれ2年、3年と伸びることになる。

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スーパーホーダイの注意点について

スーパーホーダイ契約時の注意点について記載する。

スーパーホーダイの対象は、通話SIMのみで、050データSIMやデータSIMでは、スーパーホーダイとして契約することはできない。

スーパーホーダイは、1年間の最低利用期間が設定されており、その間に解約した場合は、契約解除料として、9,800円を支払う必要がある。

さらに長期契約の場合は、2年契約の場合、1年目に解約した場合は19,800円、2年目に解約した場合は9,800円の契約解除料を、3年契約の場合は、1年目に解約した場合は29,800円、2年目に解約した場合は19,800円、3年目の解約した場合は9,800円の契約解除料を、それぞれ支払う必要がある。

ただし、大手通信会社のように契約は自動更新されず、最低利用期間が終了した後は、いつ解約しても契約解除料は発生しない

前述のようにスーパーホーダイは、契約した通信容量の上限を超えても最大1Mbpsの通信速度で通信ができるが、毎日12:00~13:00と18:00~19:00の間は、最大300Kbpsとなる。

12:00~13:00と18:00~19:00と言う時間帯は、大手通信会社の通信量が多くなり、その影響を受けて大手通信会社の回線を借りているMVNOの通信速度が遅くなる時間帯であるため、スーパーホーダイも通信速度を最大300Kbpsに抑える必要があったものと考えられる。

プランの変更は、プランSからプランMへの変更などスーパーホーダイ内であれば可能であるが、スーパーホーダイから通常のプランへの変更はできない。ただし、スーパーホーダイの契約期間が終了していれば、通常のプランへの変更をすることができる。

スーパーホーダイのネットの評判は

スーパーホーダイのネットの評判について確認してみると、やはりスーパーホーダイの特徴である契約した通信容量の上限を超えても、最大1Mbpsの通信速度で通信ができる事に関する口コミが多く、おおむね通信速度に問題ない旨の口コミであるが、速度が安定しない、速度が思ったより遅い、という口コミも若干ながら存在する。

そして、やや目立つのが、最大1Mbpsの通信速度を維持できるか懸念する口コミである。

スーパーホーダイの契約者が増え、最大1Mbpsの通信速度での利用者が増えれば、楽天モバイルの回線を圧迫することになる。もし、最大1Mbpsの通信速度を維持できなくなるほどスーパーホーダイの契約者が増えれば、最大1Mbpsの通信速度をもっと遅い速度に変更する可能性もなくはない。

もちろん仮定の話であり、最大1Mbpsの通信速度がなくなると決まったわけではないが、最大1Mbpsの通信速度がそれだけ素晴らしい仕組みであり、それを失うのが怖いというユーザー心理が働いた結果とも考えられる。

つまり、最大1Mbpsの通信速度を維持できるか懸念する口コミは、不満ではなく、最大1Mbpsの通信速度の仕組みが素晴らしいことの裏返しかもしれない。

楽天モバイルとスーパーホーダイについて記載したが、スーパーホーダイは、低速でも最大1Mbpsの通信速度5分かけ放題など、これまでにないコストパフォーマンスが高いプランかもしれない。

ただ、最大1Mbpsの通信速度や5分かけ放題が必要ない人にとっては、スーパーホーダイは必要なく、同じ楽天モバイルの最大200Kbpsの通信速度ながら月額1,250円の通話SIMベーシックプランを選択した方がいい場合もある。

そのため、楽天モバイルと契約する場合は、どのプランが良いか、自分の使用環境を考えてから選択したほうがいいだろう。

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運営会社

会社名
株式会社ジラフ/ Jiraffe Inc.
設立
2014年10月29日
資本金
11.6億円(資本金・資本準備金含む)
株主
East Ventures、TLM、アドウェイズ、ドリームインキュベータ、アナグラム、ポケラボ創業者 佐々木俊介、アイ・マーキュリーキャピタル、GREE、アドベンチャー、メルカリ、hey代表取締役 佐藤裕介、Amazon Japan創業者 西野伸一郎、DGベンチャーズなど
E-mail
info@jiraffe.co.jp
代表者
代表取締役社長 麻生輝明
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ218号
企業理念
2030年のスタンダードをつくる
事業内容
インターネットサービスの企画、開発、運営
従業員数
40名
古物商許可番号
東京都公安委員会 第303311606477号
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