エンジンの不具合によって、自然発火してしまい炎上してしまったり、災害によって炎上したり、水没したりして、さまざまな理由で炎上車や災害車になった場合、売れるのか、または売れないので、処分をしたほうがいいのか、本コラムではその点について紹介していこう。
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CONTENTS
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炎上車・災害車は売れるのか
では、最初にここで取り上げている炎上車や災害車が売れるのかという点について述べていこう。いくら、炎上車や災害者を売ろうとしても、どこでも売れないものであれば、探す手間だけかかり意味がない。売れるのかどうかここでしっかりと確認しておくといいだろう。
水没車などの災害車は売りやすい
まず水没車が売れるかどうかを述べていこう。ただ、水没といっても程度があり、軽度の水没であれば売れやすく、また多くの業者も積極的に軽度の水没車は修理が可能なため、積極的に買取も行っている。では、重度の水没車の場合はどうなるのかだが、エンジンやマフラーが完全に水没してしまっているのならば、買取は厳しくなるだろう。エンジンにまで浸水してしまうとどうしても、その後エンジンが不安定な状態となり、最悪の場合火災の危険性もある。そして、マフラーが水没してしまった場合には、臭いやサビで劣化が進んでしまう。そのため、マフラーが水没した場合も買取は厳しくなるだろう。だが、水没の場合にその他の部品が再利用できる可能性が高いので、それでも売れる可能性は高いのである。
炎上車は売れにくい
次は、炎上した車はどうかという点になるが、もしも車が炎上してしまった場合、これも水没と同様に程度によっては買取もできる業者はあるだろう。だが、一度炎上しているとなると水没車に比べると車両の買取は厳しいと言える。また基本的に、車の買取・修理業界で、炎上車の買取を行っている業者は非常に少ない。その少なさが炎上車の需要を物語っている。ただ、この炎上の程度が軽度の場合、部品買取ということで買い取ってくれる業者もあるので、炎上車であっても買取業車に問い合わせてみるといいだろう。とにかく、炎上車であっても、自分で勝手に判断して廃棄処分としてしまうのは非常にもったいないと言える。
炎上車・災害車の買取相場
次は、そんな炎上車や災害車がどれくらいの金額で売れるものなのかをリサーチしてみたので、ここで紹介しておこう。車の買取などは買い叩かれるケースが非常に多く、その金額も数万円〜数十万円になることも多いので、ある程度の相場は把握しておくべきだ。
車両は買取になれば数十万円
ここで相場を述べていくが、基本的に中古車市場では、明確に買取金額を開示している業者は少ないため、確実な相場はわからないので、その点は念頭に入れておいて欲しい。その上で口コミなどでの売れた金額を参考にした、炎上車や水没車などの災害車が、買い取られるケースの相場だが、程度も軽度で車両の買取となった場合は、数万円〜数十万円の相場になっているようだ。非常に状態がいいものであれば、通常の中古車と変わらないくらいの買取金額になることもあるようだ。
部品取りであれば数千円〜数万円
次は、災害車の程度が重度で車両の買取は厳しく、部品取りの買取となった場合の相場を述べていこう。この部品取りも上記の車両買取の相場と同様に、明確な相場はわからない現状だが、口コミなどの相場では、数千円〜数万円で売れると考えておくといいだろう。もちろん、車両買取よりは少ない金額になるが、売れるものではあるので、部品買取となっても廃棄にする処分は避けたほうがいいだろう。
炎上車・災害車の処分情報
では、ここで最後に炎上車や水没車の処分情報について紹介していこう。炎上や水没した車の状態が深刻な場合には、当然買取もできない可能性もあるだろう。そんなときに、どのようにこの炎上車・水没車を処分したらいいのか、わからない人もいるだろう。そこで、ここでその処分方法を調べみたので、参考にするといい。
回収業者であれば無償で回収してくれることも…
炎上車や水没車のような災害車が売れないならば、回収業者で引き取ってもらうといいだろう。調べてみると車の回収業者は多く、事故車や災害車なども回収している業者が多く存在しているようだ。このような業者であれば無償で回収してくれる場合があるようなので、問い合わせをしてみるといい。ただ、状態によっては、どうしても回収が有料になってしまう場合もあるので、回収業者へ依頼するときには、一社だけでなく複数社に問い合わせをして、都合のいい業者で回収を依頼するといいだろう。
廃車にして処分をする
また、従来の方法ではあるが災害者を処分するならば、廃車にして捨てる処分という方法もある。今ではインターネットの普及に伴なって、ネットサービスも多くなってきており、このような廃車にして捨てる処分を選ぶ人は少なくなってきている。なぜなら、廃車にしにして捨てる場合、面倒な手続きも多く、また費用もかかってしまうためである。もちろん、手数料を払って代行でやってくれる業者もあるだろう。ただ、今では炎上車・水没車が比較的、簡単に売れる時代であるので、廃車にして処分する場合は、よく検討したほうがいいだろう。
まとめ
本コラムでは、炎上車や水没車の買取に関して、情報やポイントなどを紹介してきた。まず、まとめてとして、例え炎上した車や水没した車であっても、売ることはできるので、まず勝手に自分で判断をせずに捨てたり、回収依頼したりして処分をするのは避けたほうがいいだろう。もちろん状態によって変わるが、炎上車や水没車などの災害者は売れる可能性の高いものなので、事故車や災害車を積極的に買い取っている業者に問い合わせて、見積もりだけでも出してもらうといい。その際には一社だけの見積もりではなく、必ず何社かの見積もりを取り、しっかり検討比較した上で決めるべきだ。なぜなら、この中古車買取では、買い叩かれたり、査定額が業車によって大きく違ったりと大きな差があるからである。その差は数十万円になるケースも少ないだろう。これは災害車・事故車に限らず、中古車の買取では、基本的なポイントであるため、業車選びは慎重に行なうべきだ。