遊戯王アジア版シークレットの買取価格表まとめ

近年遊戯王のトレーディングカードへの注目が高まっており、世代や国境を超えて市場でのトレカ取引が盛んに行われるようになってきた。その影響によりトレーディングカードの価値も上がっており、海外版である融合アジア版の人気が高まっているのだ。

今回は遊戯王アジア版シークレットの価格買取表についてまとめたので参考にしてみることをおすすめする。

引用：magi

遊戯王アジア版シークレットとは

日本で発売されている遊戯王カードは、日本市場用として日本人向けに作られている。もちろん説明書きも全て日本語であり、コレクターにとってなじみのある外観である。その一方で遊戯王のアジア版は、日本と中国、韓国以外のアジア圏（香港や台湾、シンガーポールなど）に向けられた日本語表記のカードになるのだ。

製造元はどちらもコナミであるが、日本語版遊戯王のカードとアジア版とでは製品の仕様がやや異なっている。使われている書体が微妙に異なるところや光の反射具合の違いなどがコレクターの目を惹き、興味を持ったコレクターが買い求めているのだ。ちなみにプレイヤーからは亜細亜の文字をとって亜版と呼ばれている。

遊戯王アジア版の種類

遊戯王アジア版と呼ばれるカードは3種類存在し、それぞれ商品形態が異なるのが特徴だ。1つ目はアジア圏で販売するために製造された日本製の英語表記のもの。一般的にアジア版と言った場合はこのタイプを指す。

言語表記は「AE」(Asian English)であり、日本や中国、韓国以外のアジア圏（香港や台湾、シンガポールなど）の方に向けられたカードなのである。

2つ目のアジア版カードは、PRIMIE ORIGIN以降のアジア圏向けの日本語カードである。一般的な日本語版と外見上の違いはほとんどないが、ザ・デュエリスト・アドベントでは言語を表す記号がJA（Japanese for Asia）となっている。

パッケージは表面は日本語と同じだが、裏面の注意書きがそれぞれの国の言葉に訳されたものとなっている点が特徴である。

3つめが、CRIMSON CRISIS、RAGING BATTLE、ストラクチャーデッキロードオブマジシャンの3製品のみで作られたカードである。こちらは韓国製であることから、韓亜版と呼ばれている。

生産期間が極端に短く、さほど数も出回らなかったことから極めて希少性のあるアジア版カードなのだ。したがって実際には日本製の英語表記バージョンと、アジア圏向けの日本語カードの二つの種類が市場に出回っていると言っていいだろう。

遊戯王のシークレットとアジア版の違い

日本版の遊戯王のシークレットとアジア版のシークレットは、一見同じカードのように見えるが細かい部分ではいくつか違いがある。コレクターの中には、この細かな違いを見つけることに喜びを感じている人もいるくらいなのだ。ここでは、遊戯王シークレットにおけるそれぞれの区別の仕方について簡単に紹介する。

シークレットレアに関しては、名前の部分がダイヤモンドカット箔と呼ばれる特殊な箔押し加工になっており、絵柄の部分は格子状のホイル加工になっている。日本版は全体的に箔が細かく繊細である一方で、アジア版は全体的にカットの仕様が粗いのが特徴だ。光に照らすと日本語版の方が輝きの細かい様が見て取れるのだ。

また、文字の太さの違いも一目瞭然だ。遊戯王日本語版は文字が太くくっきりとした印象であるのに対し、アジア版は細くて薄い印象なのだ。それぞれ単体で見ると分かりづらいが、両者を並べて比べて見るとその違いは一目瞭然なのである。

さらにカードの色合いにも両者には明確に違いがある。日本語と比較してアジア版の方が全体的に薄い印象だ。特にカードの外枠の部分では、アジア版の方が白いムラが出ているのだ。

おすすめ買取業者

ここでは、遊戯王アジア版シークレットのおすすめ買取業社を紹介する。それぞれの買取価格表をまとめているのでこの機会に確認してほしい。

フルコンプ

トレーディングカード買取専門店であるフルコンプは、すべての店舗が年中無休で営業している安心できる買取業社だ。取り扱っているトレーディングカードの種類も豊富にあり、遊戯王アジア版のカードの品数も豊富にあるのだ。ここでは、フルコンプで取り扱っているアジア版シークレットレアの買取価格を紹介する。

• ・アーティファクト・デュランダル・・・1,500円
• ・青き眼の賢士・・・3,200円
• ・呪術竜・・・5,000円
• ・ヴァレンソード・ドラゴン・・・4,000円
• ・ガーディアン・エアトス・・・12,000円
• ・黒の魔導斬・・・3,000円

おたちゅう。秋葉原

ゲームやカード、おもちゃの買取専門店であるおたちゅう。秋葉原では遊戯王のトレーディングカードの取り扱いも多く、積極的に遊戯王アジア版の買い取りを行っている。

現在は最低300円からアジア版の買い取りを実施しているので、気になる方は足を運んでみてはいかがだろうか。ここからは、おたちゅう。秋葉原で取り扱っている遊戯王アジア版シークレットレアの買い取り相場を紹介する。

• ・屋敷わらし・・・6,000円
• ・灰流うらら・・・13,000円
• ・アロマセラフィーローズマリー・・・2,000円
• ・白き霊龍・・・2,700円
• ・神の通告・・・3,000円
• ・浮幽さくら・・・5,000円

カードラボ

カードゲーム専門店であるカードラボでは、頻繁にイベントや大会を開催している。遊戯王のカードもたくさん取り扱っており、アジア版シークレットの買い取りも積極的に行っている。ここでは、カードラボでの遊戯王アジア版シークレットの買取価格を紹介する。

• ・ヴァレルロード・ドラゴン・・・3,000円
• ・竜騎士ブラックマジシャンガール・・・40,000円
• ・エルシャドール・ネフィリム・・・18,000円
• ・エルシャドール・ウェンディンゴ・・・8,000円
• ・エルシャドール・シェキナ・・・5,000円
• ・星騎士デルタテロス・・・2,000円

ファミコンくん

トレーディングカードの通販・買い取り専門店であるファミコンくんでは、遊戯王をはじめポケモンカードやヴァンガードのカードを多数取り扱っている。アジア版シークレットの買取価格を紹介するので参考にして欲しい。

• ・ヂェミナイ・エルフ・・・2,500円
• ・ヴァンパイアロード・・・3,000円
• ・お注射天使リリー・・・5,000円
• ・混沌帝龍-終焉の使者・・・18,000円
• ・溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム・・・2,500円
• ・魔法の筒・・・800円

グッドスター

トレーディングカード総合通販サイトのグッドスターでは、積極的に遊戯王の買い取りを行っている。アジア版シークレットの取り扱いも多いので、ここで紹介しよう。

• ・氷結界の龍トリシューラ・・・30円
• ・白竜の忍者・・・50円
• ・発条装攻ゼンマイオー・・・100円
• ・聖騎士モルドレッド・・・50円
• ・増殖するG・・・3,000円
• ・魔導法士ジュノン・・・800円

チャンプル

トレーディングカードショップのチャンプルは、多くのトレカを高価買取している専門業社である。チャンプルでは、購入後到着までにカードの値段が下がった場合、買取時の価格をキープできる買取保証を行っている。

以下のカードがチャンプルで取り扱っている遊戯王アジア版シークレットの買取価格である。

• ・氷結界の龍トリシューラ・・・30円
• ・白竜の忍者・・・50円
• ・発条装攻ゼンマイオー・・・100円
• ・聖騎士モルドレッド・・・50円
• ・増殖するG・・・3,000円
• ・魔導法士ジュノン・・・800円

高額査定のポイント

遊戯王のアジア版シークレットは市場に出回っていない希少価値の高さが影響し、いずれの買取業社においても比較的高額で買取されている傾向がある。しかしさらに高く買い取ってもらうためには、押さえなければならないポイントがいくつかあるのだ。ここではそのポイントを紹介するのでぜひ参考にして欲しい。

丁寧に取り扱う

トレーディングカードは想像以上に繊細である。取り扱いが乱雑であればすぐに傷がつき、線がついたり折れ曲がってしまうのだ。少しでも傷がついたトレーディングカードの買取価格はきれいなものに比べて低くなるだけでなく、ついた傷の大きさによっては買取してもらえない可能性もあることを認識しよう。

せっかくお金を払って購入したカードなので、一旦入手した遊戯王アジア版のトレカは、普段からできるだけ丁寧に扱い大切に保管することをおすすめする。

複数の業者で見積もりしてもらう

特定の買取業社1社だけの査定ですぐに売却を決めてしまうのは本当にもったいないことだ。一言で買取業社と言っても査定に関するノウハウは異なる。査定金額も異なり、同じトレーディングカードであっても大きく差が開く場合があるので注意が必要だ。

査定方法を複数用意している買取業者もたくさんあることから、わざわざ店舗までカードを持参しなくてもネットで気軽に査定してもらえる方法を選ぶこともできるのだ。できる限り多くの買取業者に査定してもらい少しでも高い金額で買い取ってもらおう。

タイミングを逃さない

トレーディングカードの価格はその時のカードの需要と供給のバランスによりひんぱんに価格が変動する特徴がある。あたかも株や為替と同じように、その価格が景気や市場取引の影響を受けるのだ。買取業者側も、他者の動向を観察しながら買取価格を随時変更している。

手元に遊戯王アジア版シークレットのトレカがあれば、慌ててすぐ売ろうとせずにまずは市場の価格の動向をチェックして最適なタイミングを図るといいだろう。

取り扱い専門店に売る

遊戯王のトレカを売却するのであれば、経験豊富な専門店に査定をお願いするといいだろう。買取実績の多い業者とそうでない業者ではノウハウの蓄積に差があるので、結果として査定金額も大きく変わる傾向にあるのだ。

特に遊戯王アジア版のカードは通常版と比較して流通量が少ない傾向にあるので、ノウハウを持ち合わせていない買取業者も多く存在する。買取査定してもらうのであれば、遊戯王買取を専門にしている買取業者にお願いするといいだろう。

できるだけ早めに売る

古いトレーディングカードをいつまでも保有してると、傷みがひどくなりせっかくきれいだった状態が悪くなる一方である。残念ながら古く傷んだカードは評価されにくく、査定金額も低くなる傾向があるのが正直なとことだ。トレカを買取に出すのであれば、カードを購入してさほど時間が経たないうちに早めに査定に出して売ることをおすすめする。

アジア版の知識を深める

遊戯王のカードを取り扱い出してまだ間もない時期で経験が浅い場合、日本版とアジア版の違いが分からず正確な価値を判断できないケースが業者側にも売却側にも見受けられる。

せっかく自分が価値の高いカードを保有していても、その価値を理解できず高価買取のチャンスを逃してしまう結果になるのだ。遊戯王のカードに関する知識を深めて価値を理解すれば、機会を逃すことなく査定へ出せるのである。

ヤフオク!を利用する

より高く買い取ってもらいたいのであれば、オークションサイトの代表格であるヤフオク!を利用するといいだろう。ヤフオク!は人気のある商品なら入札数が増え価格が上がる人気投票システムである。場合によっては相場よりかなり高額で落札される場合があるのでおすすめなのだ。

しかし、出品しても必ず落札される保証はどこにもなく、ヤフオク!へ商品を出品するためには会員登録や画像撮影、商品説明文の作成など何かと手間がかかるものだ。さらにカードが落札された場合には、落札者のもとへ迅速に発送する必要がある。これらの手続きが面倒だと感じるのであれば、ヤフオク!よりも買取業者を利用する方がいいだろう。

フリマアプリを利用する

フリマアプリを利用するのも有効な手段だ。中でも「magi（マギ）」は、トレカ取引に特化したトレカ専用フリマアプリ。多くのトレカファンが、遊戯王をはじめさまざまなカードの取引をおこなっている。

特徴的なのは、人気トレカごとにジャンル分けがされていること。特に遊戯王ほど人気のトレカは、「初期」「海外版」といったカテゴリもあるので、検索しやすいだろう。実際に出品状況を見てみると、アジア版も多く掲載されている。出品価格を自分で決められるので、うまくいけば相場以上の金額で売ることもできるだろう。

まとめ

遊戯王アジア版シークレットには、通常版のカードと微妙に違う点がいくつかある。この細かな違いが遊戯王カードのコレクターのこころをくすぐり、カードの中ではかなりの高値で売買されているものもあるくらいだ。

しかし保存状態が悪いカードは評価が下がることになり、査定してもらう業者を間違えてしまうと想像以上に低い買取価格を提示されるケースもあるので注意が必要だ。

改めてアジア版のカードと日本版のカードとの違いをきちんと認識し、できるだけ多くの買取業者の査定価格をリサーチすることが大切である。もし手元に遊戯王アジア版シークレットがあるのなら、今一度そのカードの価値を再確認してみることをおすすめする。