本コラムでは、豆板銀の相場や査定情報をリサーチして、その相場や査定情報を述べていく。この豆板銀は江戸時代に流通していた貨幣で、今では古銭として価値があるアイテムとなっている。このような古銭は価値が高いものが多いため、ある程度の知識や情報を知っていなければ損をしてしまう可能性は高い。ここで紹介する情報やポイントを掴んでおくといい。
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豆板銀はどこで売れるアイテムなのか?
まず、本コラムで取り上げた豆板銀がどこで売れるアイテムなのかについて述べていこう。現在ではネットの普及により売れる業者やサービスも増えているので、どこで売れるのかは一度確認しておいたほうがいいだろう。
質屋や骨董品屋で売れる
豆板銀をはじめ、この古銭は多くの買取業者で買取を行っている。その多くは質屋や骨董屋が多い。豆板銀を売るのであれば、質屋や骨董品屋で売るほうがいい。また、古銭は高額が予想されるアイテムであるため、質屋や骨董品屋のように、鑑定をしてくれる業者で売ったほうが、安値で売ってしまうケースも少ないだろう。ただし、気をゆけたいのが業者選び。口コミや業者のサービスをリサーチして、自分が信頼できる業者を選ぶようにしよう。
ネットサービスで売れることもある
今では、ヤフオクのようなネットオークションやフリマアプリのサービスが主流になりつつある。そのようなネットサービスへ出品しても売れるかもしれない。ただし、個人間でのやり取りとなるため、信用がなく古銭に関してはあまり高額で落札されることはないだろう。レアなものであれば、コレクターに高値で売れる可能性もあるが難しいと言える。
豆板銀の買取相場
次は豆板銀の相場についてリサーチしたので紹介していこう。何かを売るとき、相場をリサーチして把握しておくことは非常に重要なポイントになる。
メルカリ
- 古銭 享保豆板銀…2,000円
- 元文豆板銀10.39g…3,500円
- 安政豆板銀…1,000円
- 20.6g 大型豆板銀…3,333円
- 古銭 豆板銀 参考銭…2,500円
- 明治二分金 天保一朱金 万延一朱金 安政一分銀 豆板銀…20,000円
ヤフオク
- 「豆板銀19個」(約260㌘)享保,元文,文政,天保…36,000円
- 古代銀貨 豆板銀 ホルダー付き2枚セット…46,500円
- 丁銀 豆板銀 一分銀 詳細不明 古銭 総重量 約350g…16,120円
- 豆板銀 両面大黑…14,270円
- 1円豆板銀5個約31.1g…11,510円
- 豆板銀 元文 両面大黒 量目:約4.04g(詳細不明)…15,500円
業者買取
- 天保豆板銀 両面大黒…25,000円
- 安政豆板銀 両面大黒…30,000円
- 文政豆板銀 両面大黒…25,000円
- 元文豆板銀 両面大黒…20,000円
- 享保豆板銀 両面大黒…50,000円
- 宝永四ツ宝豆板銀 片面大黒…200,000円
豆板銀の査定情報
最後にここで、豆板銀の査定情報について述べていこう。相場からみて、古銭である豆板銀はどのようなポイントが直接、査定ポイントに影響するのか述べていくので、参考にするといいだろう。
作られた年代によっても価値が違う
豆板銀といっても、種類は多い。古銭はその名の通り、古くから発行されているものであるため、作られた年代でデザインなどは少し違ってくる。あまり市場に流通していない、極めて稀な年代の豆板銀場合、需要が高いので、その分高く売れるので覚えておこう。製造された年代も査定材料になっているので、押さえておくべきだろう
付属品の価値は高い
古銭は、鑑定書や木箱などの付属品も査定される。売るときには必ず一緒に付属品を一緒に売ったほうがいい。とくに鑑定書は査定額に大きく影響する。なぜなら、古銭のようなプロでも真贋が難しく、市場でレプリカや偽物の流通が多いアイテムは、鑑定書のような本物を証明するアイテムのニーズは高い。そのため鑑定書があることで査定額は上乗せになるのである。
まとめ
本コラムでは、豆板銀の相場や査定情報を紹介してきた。豆板銀を売る前に、ここで紹介した相場や査定情報は参考にすべきだ。古銭などの相場が掴み難く、場合によって高額で売れるアイテムを売るとき、慎重に売却をしないと大きく損をしてしまうリスクがある。もちろん、高く売るためポイントを押さえておくべきだが、その点と合わせてリスク回避にもなるので、ここだけの情報でなく、自分自身でもリサーチをしておくべきだ。