AQUAは、世界最大の白物家電メーカーであるハイアールの洗濯機、冷蔵庫のブランドである。当時、2012年1月に当時パナソニックの子会社となっていた三洋電機が、パナソニックと競合する白物家電事業を、合弁会社を設立するなどで繋がりがあったハイアールに売却し、ハイアールが譲渡された白物家電事業をベースにAQUAブランドを設立した。
国内向けには、ハイアールブランドでは小型洗濯機を、AQUAブランドでは、ドラム式洗濯機や大型洗濯機などのラインナップとなっており、大型多機能ながら国内ブランドの同サイズの洗濯機に比べるとリーズナブルな価格設定となっている。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
高く売れる人気機種
ツインパルセーターによるシンクロ洗浄や循環ビックシャワーにより汚れをしっかり落としさらに節水を実現したほか、水流に合わせて左右に動くスイングキャッチフィルターや槽自動お掃除などを搭載した縦型全自動洗濯機AQW-VW800D。
4ヶ所からの水流で洗浄する「立体循環ジェット水流」や、糸くずをキャッチする「W糸くずフィルター」、30分で洗濯が完了するスピード洗濯、槽自動おそうじと搭載した縦型全自動洗濯機AQW-S60D。
AQUAの洗濯機の売却について
洗濯機は、耐久性などの問題から5年を経過すると、買取業者が買取をしなくなるため、売却することが困難となる。2012年より販売を開始したAQUAの場合は、2017年にはその5年となるため、もし売却を検討しているようであれば、早めに売却に動いた方がいいだろう。
また、洗濯機は、屋内で使用することを前提に設計、製造されているため、屋外で使用した場合は、5年経過していなくても売却できないことが多い。屋外で使用すると、風雨や日光、また汚れなどで、劣化が早まるためである。そのため、屋外で使用した洗濯機を売却する場合は、買取業者に事前に確認したほうがよいだろう。
AQUAブランドの需要
AQUAというブランドは、三洋電機のドラム式全自動洗濯機「AQUA」から取ったため、洗濯機としては知名度はあるが、人気では、国内メーカーの日立やパナソニック、東芝、シャープに及ばず、買取価格もそれほど高くないのが現状である。しかし、性能の割にリーズナブルな価格設定のため、一定の需要はあり、今度、伸びてくる可能性もあるので、中古価格の変動を注視し、有利な状況で売却するようにしよう。
査定条件について
洗濯機の査定条件は、製造年式、洗濯機の需要、洗濯機の状態、付属品の有無などが挙げられる。
製造年式については、新しいほど高額となり、年式が古くなる毎に安くなっていき、5年経過すると、売却するのは困難となる。つまり、売却する場合は、早ければ早いほど高額となるのが一般的である。
洗濯機の需要については、人気機種ほど高額の査定となる。AQUAの洗濯機については、前述の通り、人気については国内メーカーに一歩及んでいないのでこの点不利になる可能性があるが、人気の機種もあるので、事前に買取業者に買取価格を確認したほうがいいだろう。
洗濯機の状態については、洗濯機が正常に動作するかどうかや、キズや汚れなど外観がそれに当たる。洗濯機の動作やキズなどは、購入者にはどうにもできないが、汚れについては、清掃することで落ちるので、その点で査定が上がる可能性もある。そのため、買取前に隅々まで丁寧に清掃したほうがいいだろう。
付属品については、購入時に付属していたものが揃っていれば、査定も高くなる。特に、ドラム洗濯機の輸送用ボルトは重要な部品となるので、出来る限り用意したほうがいいだろう。