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はじめに
現在モバイルの分野で今一番勢いがあるのは、格安SIMを取り扱うMVNO(仮想移動体通信事業者)といっていいだろう。MVNOとは、MVO(移動体通信事業者)であるNTTドコモ、au、ソフトバンクのいわゆる三大キャリアから回線を借りて、通信事業を行う事業者のことを指す。
MVNOは、自前の通信回線を持たないことから「仮想」の移動体通信事業者となるのだ。そこで、自前の通信回線を持たないために、通信回線の設置、維持にかかる費用が必要なく、その分、格安で利用者に通信サービスを提供できる、というメリットがある。
このため、MVNOと接続するためのSIMを格安SIMと呼ぶのが一般的になっている。
MVNOは、近年の需要の増加に伴い、様々な業者がサービスを開始するようになった。しかし、各MVNOそれぞれに特徴があり、自分のライフスタイルや使用目的などに合ったMVNOを選択しないと、MVNOのメリットを享受できない場合もある。
そのため、契約前にMVNOについてよく知ることが肝要となっている。
そこで今回当コラムでは、MVNOの中からエキサイトモバイルに焦点を絞り、評判、通信速度、料金プランやキャンペーン情報について紹介していこうと思う。MVNOを契約したいがどれがいいかわからない場合には、ぜひ参考にしてもらいたい。
エキサイトモバイルとは
エキサイトモバイルとは、IT企業のエキサイトが展開しているMVNOである。エキサイトは、設立が1997年とIT企業としては老舗の企業である。
エキサイトでは、ポータルサイトのほか検索エンジン、ブロードバンド接続サービス、そしてエキサイトモバイルなどを展開している。
エキサイトモバイルは、2016年7月1日からサービスを開始した比較的新しいMVNOである。
しかし、エキサイトはそれ以前にbb.exciteモバイルLTEという格安SIM事業を展開しており、格安SIM事業のノウハウなどを持っているといえる(bb.exciteモバイルLTEは2016年6月16日で新規受付を終了、2017年7月31日でエキサイトモバイルに統合予定)。
引用:http://bb.excite.co.jp/exmb/sim/
エキサイトモバイルの特徴について
エキサイトモバイルは、NTTドコモ系の回線を使用しているMVNOで、下り最大300Mbps、上り最大50Mbpsの通信速度の回線を日本のほぼ全域で使用することができる。
<>pまた、NTTドコモ系の回線を利用しているため、NTTドコモ向けのスマートフォン、タブレットであれば、SIMエキサイトモバイルのSIMに入れ替えるだけで、エキサイトモバイルと接続することができる(au向け、ソフトバンク向け端末はSIMロックを解除する必要がある)。さらに、エキサイトモバイルは、通信したデータ量により利用料金が決まる最適料金プランや、最大五枚までSIMを増やすことできるなど、他のMVNOではあまり実施していないユニークなサービスがある。これもエキサイトモバイルの大きな特徴の一つであろう。
エキサイトモバイルの料金体系について
次に、多くの人が気になっているであろうエキサイトモバイルの料金体系について記載する。どこと契約するかを決めるときに一番と言っていいほど重要な事項になってくるだろう。
「最適料金プラン」
まずは、前述の最適料金プラン。SIM1枚コースと3枚コースがあり、3枚コースは、3枚のSIMのデータ通信量の合計が対象となる。余ったデータ量は、翌月に持ちこすことはできないので注意してほしい。低速通信は、最大通信速度200Kbpsのコースとなる。
このコースは、使用した分だけ支払うコースとなるので、無駄が少ないコースであるが、MVNOによくある一定期間内に大量にデータ通信を行った場合に実施される速度制限がない。
さらに、定額データ通信のようなデータ通信量の上限もないことから、知らない間に大量にデータ通信を行ってしまい、高額の請求となってしまう可能性もある。そのため、データ通信量は、こまめにチェックしたほうがいいだいろう。
データ容量:1枚コース・3枚コース
- 低速通信のみ:500円・--
- 〜100MB:--・1,050円
- 〜500MB :630円・1,100円
- 〜1GB:660円・1,180円
- 〜2GB:770円・1,340円
- 〜3GB:880円・1,550円
- 〜4GB:1,150円・1,780円
- 〜5GB:1,450円・1,890円
- 〜6GB:1,600円・1,950円
- 〜7GB:1,900円・2,100円
- 〜8GB:2,120円・2,190円
- 〜9GB:2,200円・2,380円
- 〜10GB:2,380円・2,540円
- 〜11GB:--・2,830円
- 〜12GB:--・3,100円
- 〜13GB:--・3,450円
- 〜14GB:--・3,790円
- 〜15GB:--・3,980円
- (上記の金額は全て税別価格となっている)
「定額プラン」
次に定額プランについてご紹介していきたいと思う。こちらは、他のMVNOではおなじみのデータ通信量の上限が決まっているプランである。
こちらも最適料金プラン同様SIM1枚コースと3枚コースがあり、3枚コースは、SIM3枚のデータ通信量の合計が対象となる。定額プランの場合は余ったデータ通信量は、翌月に持ち越すことが出来るので、嬉しいポイントだろう。
MNOやMVNOにはあまりない、40GB、50GBプランといった大量の定額データ通信プランがあることが特徴となっている。
定額プランは、最適料金プランと同じく、一定期間内に大量にデータ通信を行った場合に実施される速度制限はない。しかし、データ通信量の上限が設定されており、上限に達すると速度制限がかかり低速のデータ通信となるので、こちらもデータ通信量をこまめにチェックしたほうがいいだいろう。
ただ、エキサイトモバイルは、データ通信量が上限に達してもすぐに速度制限とはならず、一定量のデータ通信は高速で通信できるバースト機能がある。そのため、データ通信量が上限に達しても多少余裕はあることから、その点は少し安心できるだろう。
なお、2017年8月1日より、常時低速の0MBプランと4GBプランが新設される予定となっている。
データ容量:1枚コース・3枚コース
- 1GB:670円・1,260円
- 2GB:770円・1,450円
- 3GB:900円・1,680円
- 9GB:2,250円 ・2,460円
- 20GB:3,980円・4,480円
- 30GB:5,980円・6,580円
- 40GB:7,980円・8,580円
- 50GB:10,180円・10,680円
- (上記の金額は全て税別価格となっている)
大手キャリアよりも圧倒的に安くスマートフォンを利用する
ホームページでも紹介されているのだが、エキサイトモバイルに乗り換えた場合、大手キャリアとの料金よりどれくらい安くスマートフォンを利用することができるのか、紹介していきたい。
なんと、エキサイトモバイルの毎月の料金は大手キャリアの一つであるドコモのおよそ半額となっている。それも、ドコモのデータ通信量だけの価格でエキサイトモバイルではデータ通信から通話かけ放題までの料金となってしまうのだ。
今のご時世中高生の役九割がスマートフォンやiPhoneを持ち歩く時代となっている。そのため、家族世帯で行くと、子どもがいればいるほど月々の固定出費に「携帯料金」というものが大きく影響してきているだろう。
頑張って節約してもあまり変化がみられない、なんて人は少なくないのではないだろうか。そんな時は一度家族全員分の携帯料金の見直しを行ってみてほしい。クレジット払いや口座引き落としにしている場合、なかなか自分が月々どれだけ携帯料金がかかっているのかは把握できないところだろう。
意外にも大きくなってしまっているこの「携帯料金」だが、格安SIMを利用すれば大幅にコストダウンをすることができる。そのためにも、ぜひエキサイトモバイルで契約をし、ドコモの半分の価格でスマートフォンを快適に使ってみてほしい。
基本料金が安くなっているため、追加オプションをいくつかつけたとしても、大手キャリアで契約するよりは安くスマートフォンを利用することができるのではないだろうか。
各プランに付加することのできる追加機能のご紹介
次に、それぞれのプランに付加できる機能について記載する。
SMS機能
SMS機能は、月額140円(税抜)で各プランに付加することが出来る。SIM3枚コースでは、SIM毎に機能を付加でき、一枚あたり月額140円(税抜)が必要となる。
音声通話
音声通話は、月額700円(税別)で各プランに付加することが出来る。SIM3枚コースでは、SIM毎に音声通話機能を付加でき、一枚あたり月額700円(税抜)が必要となる。なお、音声通話機能を付加すると、SMS機能が追加料金なしで付加される。
注意したいのは、データ通信プランだけの場合は、解約する際に解約事務手数料は必要ないが、音声通話機能を付加した場合は、付加してから12ヶ月月以内に解約する際に、解約事務手数料9,500円(税別)が必要となる点である。
回線を解約する場合は、音声通話機能の有無や契約期間などを事前に確認したほうがいいだろう。
SIM3枚コースは、SIMを2枚まで追加することができ、最大SIM5枚で利用することができる。利用料は、1枚あたり月額390円(税抜)となっている。
最適料金プラン、定額プランともに対応している。しかし、定額プランは、9GBコース以降のデータ量が多いコースのみSIMを追加できるので、追加する場合は、契約内容を事前に確認したほうがいいだろう。
端末の購入について
エキサイトモバイルでは、SIMと一緒にスマートフォンやタブレット、モバイルルーターをセットで購入することができる。
端末は、
- ・Leicaのレンズを搭載した高性能カメラなど高機能ながら価格を抑えた高いコストパフォーマンスが特徴のHUAWEIの最新機種であるP10シリーズ
- ・大容量バッテリー搭載で驚異の駆動時間を誇るASUSのZEN FONE3シリーズ
- ・富士通の人気スマートフォンシリーズであるarrows M03
など、様々な種類がある。
こららの端末は、月々1075円(税別、24回支払い)から購入できるなど、格安SIMと共に初めてスマートフォンを持つような人には、エキサイトモバイルのセット購入は、おススメのサービスであると言えよう。
エキサイトモバイルの通信速度について
エキサイトモバイルの通信速度については、ネットなどの評判を見ても、速度に関する不満はあまりなく、満足している書き込みが多い。そのことから、MVNOとして十分な速度が出ている可能性は高い。
ただ、NTTドコモの通信回線を使っているため、ドコモユーザーが多くスマートフォンやiPhoneなどのデータ端末を使用しているような時間帯は少し速度低下が出てしまう。しかし、これはMVNOによくあるので、もちろんエキサイトモバイルにも現れているようだ。時間帯としては昼間が多いのでそこも覚えておこう。
MVNOは、三大キャリアから回線を借りて、通信事業を行っているのであるが、三大キャリアの通信回線が混んできた場合、MVNOに割り当てられる回線が減るため、MVNOの通信速度が低下することがある。
特に、通信量が増大する昼間に速度低下は顕著に表れ、通信をするのに快適とは言い難いほどの低速となる場合もある。
そのため、エキサイトモバイルに限らず、MVNOを使用する場合は、通信速度が低下する時もあることを承知したほうがいいだろう。また、速度低下する場合が多い昼間は、動画視聴やアプリのダウンロードといった通信量が多い作業をしないなど、使い方を工夫したほうがいいだろう。
今だけ!秋のキャッシュバックキャンペーン実施中
もしもMVNOの契約をしたくてどこの会社にしようか迷っている場合はぜひエキサイトモバイルに今乗り換えてみてほしい。実は、今なら秋のキャッシュバックキャンペーンというものを実施しているのだ。
このキャンペーンでは、新規お申し込みのユーザー限定ではあるが、7000円から最大10000円のキャッシュバックを行なってくれる。この秋だけの特別キャンペーンとなっているので、ぜひこの機会をお見逃しなく活用していただきたい。
MVNOの契約を検討しているようであればぜひエキサイトモバイルを利用しよう
老舗のIT企業であるエキサイトが展開するMVNOであるエキサイトモバイルは、NTTドコモの回線を利用した高品質なデータ通信を提供するMVNOある。
使用した分だけ料金が発生する最適料金プランや一つの契約で最大5枚までSIMを追加できるなどユニークな特徴を持つことが特徴となっている。
毎月のデータ通信量にばらつきがあり利用料金の無駄をなくしたい場合や、一つの契約で家族全員分をまかないたい場合、
少しでも気になったと思っていただけたのであれば、ぜひエキサイトのホームページも合わせて閲覧してみてほしい。
ここには書ききれなかったが、他にもエキサイトモバイルならではの特徴もある。ぜひご自分の目で細かいところまで確認してみてほしい。ライフスタイルに合わせて快適に安くスマートフォンを使ってみよう。
エキサイトモバイル