クルボアジェエスプリデキャンタは老舗コニャックブランドであるクルボアジェの銘柄のひとつだ。ミレニアム記念として2000本のみ限定販売された。そんなクルボアジェエスプリデキャンタの買取相場や査定情報などについて調べたことを今回は述べようと思う。
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クルボアジェエスプリデキャンタの特徴
クルボアジェエスプリデキャンタとは一体どのようなお酒なのだろうか。老舗のコニャックブランドとして知られるクロボアジェの歴史に触れて述べておこう。
クルボアジェの概要
クルボアジェはサントリーホールディングスの子会社に当たるビームサントリーのコニャックブランドだ。本社はフランスのシェラトン県ジャルナックにある。創業は1809年にさかのぼる。パリのベルシー地区にてクルボアジェはエマニュエル・クルボアと当時のベルシー市長だったルイ・ギャロワによって共同で設立された。
クロボアジェのコニャックは創業当初からその製造方法にとことんこだわりがあった。たとえば原料であるブドウは、フランスのコニャック地方の契約農家が栽培した厳選した高級ブドウをを使用した。蒸溜は自社の蒸溜所でおこない、1年間は新樽の中で熟成させ古酒として熟成させた後にブレンドするという独特の手法をとった。熟成する樽はフランスのトロンセの森から取り寄せた樹齢200年のオーク樽を使用するなどした。
そんなこだわり抜いたコニャックはフランスの上流階級を中心に親しまれた。ナポレオン1世にクルボアジェのコニャックは献上されたことで、その名が大いに話題となった。ナポレオン3世の時代にはクルボアジェのコニャックは皇室御用達ともなり、1889年にのパリ万博のときに催されたエッフェル塔の完成式典においても参列者に振る舞われたと伝わる。
クルボアジェは1983年にはフランスの最高品質である証明ともいわれるPrestige de la Franceを受賞。高品質のブランデーであることを世界に知らしめ現在に至っている。
クルボアジェエスプリデキャンタはミレニアム記念としてつくられた銘柄だ。2000本のみの限定販売ということもあり希少価値が高い。ボトルの美しさは然ることながら、デキャンタケースからも華やかさが伝わってくる。
クルボアジェエスプリデキャンタの味わいや香り
クルボアジェエスプリデキャンタの原料はブドウ。アルコール度数は40度であり、きれいな琥珀色をしている。 香りはドライアプリコットフラワーとシナモンの香りを合わせたような心地よいもの。口をつけると強いオイリーさありつつも、後味はまろやかだ。
お酒の買取業者に査定してもらうケース
飲まないクルボアジェエスプリデキャンタが自宅などに眠っていて売りたいとき、最もポピュラーな手段はお酒の買取業者に買い取ってもらう方法だ。お酒の買取をおこなっている買取業者にはいろいろあるが、お酒の専門知識が豊富な鑑定士が在籍している業者に査定してもらうのが望ましい。
お酒の買取業者では主に店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの買取方法から選択できることが多い。ここではそれぞれの買取方法の簡単な流れと注意しておくべきポイントについて述べておこう。
店頭買取の簡単な流れと注意点
店頭買取は買取業者の実店舗に直接売りたいお酒を持ち込んで買取ってもらう方法のことだ。実店舗にはお酒に詳しいスタッフが在籍していることがほとんどなので、その場でお酒を鑑定して査定額を教えてくれる。 提示された査定額で納得いく場合は売却する対価としてその査定額を受け取ることができる。もちろんキャンセルするのも自由だ。
店頭買取の場合、割れものであるお酒を持ち出して店舗まで運ばなければいけないリスクはある。ただ、早ければその日のうちに現金化できるので最も手っ取り早い買取手段といえよう。
なお店頭買取の場合アポなしで店舗に行っても基本的には査定してくれるが、お酒に詳しいスタッフが不在にしている場合もあるので、あらかじめメールや電話で問い合わせをするのがよいだろう。
出張買取の簡単な流れと注意点
出張買取は買取業者が直接自宅まで足を運んで売りたいお酒を鑑定・買取ってくれる方法のことである。数多くの支店を持つ買取業者なら全国規模で出張買取に対応している業者もあるが、店舗の近郊エリアのみに対応している業者も少なくない。
まずは買取業者にメールや電話で問い合わせをおこない、売りたいお酒についての情報を伝えると仮査定額教えてくれる。その段階で出張買取に来てもらうかどうかをあらかじめ判断することができる。 日時を予約し、身分証や印鑑など必要なものを用意したら、あとは買取業者の訪問を待つだけである。
出張買取にはお酒に詳しいスタッフが来てくれることだろう。売りたいお酒を実物をもとに鑑定してもらい、最終的な査定額を教えてもらう。その査定額で納得いく場合は売却する対価として査定額を受け取ることができる。 一方、納得いかない場合はキャンセルするのも自由だ。
なお、この出張買取がベストな買取方法といえるだろう。なぜなら、梱包する必要もないし、自宅から一歩も出ずして売却まで済ませることができるため、破損リスクを免れることができるからだ。
宅配買取の簡単な流れと注意点
宅配買取は売りたいお酒をダンボールに入れ梱包して買取業者に送って買取ってもらう方法のことである。宅配買取の場合、日本全国どこにいても査定をしてもらえるというのが最大のメリットだ。出張買取に対応している業者がなかなか見つからない離島在住者や 地方在住者にとって特にありがたい買取方法だといえよう。
宅配買取の簡単な流れとしては、まずは買取業者にメールや電話で買い取ってもらいたいお酒の情報を伝えて仮査定額教えてもらうことからだ。その仮査額をふまえて宅配買取に申し込んだあと、梱包して買取業者宛にお酒の発送を行う。
発送時にくれぐれも割れないよう細心の注意を払いながら梱包しよう。そこでは緩衝素材をうまく使うとよいだろう。 なお買取業者によっては、ダンボールや緩衝材と着払い伝票がセットになった宅配キットをあらかじめ無料で郵送してくれるところもある。
宅配買取の送料についてだが、発送する際の送料は基本的に業者が負担してくれる。しかし、もしキャンセルした場合の返送料については 査定を依頼する側が負担することも少なくないので、その点あらかじめ確認しておくとよいだろう。
お酒の査定額をアップさせるためのポイント
買取業者にお酒を買取ってもらうとき、できるだけ高い査定額を提示してもらうに越したことはないだろう。 ここではそのために押さえておきたいポイントをいくつかにまとめてみた。
ブランデーに適した環境下で保管する
ブランデーはアルコール度数が高く、基本的には腐らない。だから、どのような環境で保管してもよいと考えられがちであるがそうでもない。ボトルの中身は腐らなくても栓はそうとは限らないからだ。
例えば湿気の多い所で保管していたら栓にカビが生えてしまうかもしれないし、匂いのきつい場所で保管しているとその臭いが移ってしまう。 ブランデーは香りを楽しむ飲み物でもあるため、もし栓にカビが生えたり匂いがついてしまったりしたら、査定額は大幅に下がってしまうだろう。あるいは買取ってくれない可能性もある。そういった状況をを避けるためには、普段からブランデーに適した環境で保管しておくことが必要なのだ。
では、どのような環境がブランデーに適しているのかというと、一般的には、風通しの良い冷暗所が適しているとされている。直射日光が当たらず、熱がこもりにくく、かつ匂いが充満していないような場所がよいということだ。
匂いという観点からすると、冷蔵庫の中やキッチン周りなどはあまり保管場所としては適していない。野菜や魚などの匂いがついてしまいかねないからだ。 自宅のなかでいえば、押入れの中、床下、クローゼットの中といった場所がブランデーの保管に適しているといえるのではないだろうか。
掃除をして査定に出す
長年保管していたブランデーは、知らないうちにボトルの表面にホコリがついていたり 汚れが付着していたりしているかもしれない。そういったホコリや汚れについては、きめ細やかな布などを使って簡単に掃除してから査定に出す方がよい。そうすることでお酒の鑑定士の印象もよくなり査定額がアップにつながりやすいからだ。
ただ、掃除をする際にボトル表面やラベルなどを傷つけてしまわないよう注意することも必要だ。 また、間違えても薬品を使って汚れを除去しようとすべきではない。そうすることで逆に色落ちをしたりラベルの文字が滲んでしまったりしたら、査定額が下がってしまうということになりかねないからだ。
付属品や箱などもそろえて査定に出す
買取業者にお酒を査定に出すとき、鑑定書など付属品や箱といったものは、できる限り多くそろえて一緒に査定に出すようにしたい。付属品や箱は、お酒の歴史を証明する大切な資料であるゆえ、査定額に大きく影響を及ぼすからだ。 だから、付属品や箱、ラベルなどが仮に汚れていたり破れていたりしても、それぞれの存在に意味があるので、あまり気にせずに査定に出すのがよいだろう。
さまざまな商品をまとめて査定に出す
買取業者によっては、さまざまな種類のお酒やその他商品を取り扱っていることだろう。そんなときは、在庫整理も兼ねていろいろな商品をまとめて査定に出すことで、査定額がアップする場合がある。
それは買取業者からすると、いろいろなブランド商品を持っている顧客はお得意様に今後なってくれる可能性が高いと判断するからだ。何とかその顧客を手放さないようにと考え、相場よりも若干上乗せして 査定額を提示することがあるのである。
複数の買取業者に査定してもらう
お酒の買取業者に売りたいお酒を査定してもらうとき、業者によってその査定額はまちまちである。ある程度の相場は存在するものの、同じお酒を査定に出しても業者によって査定額は異なってくる。それは業者によって査定基準も違っているし、持っている販売ルートも違っているからだ。
同じお酒を査定に出しても、業者によって数千円から数万円の差が出ることも珍しくない。それならば、お酒を査定に出すとき、1社のみに絞って買取ってもらおうと考えるよりも、いくつかの業者に査定してもらって1番高い査定額を提示した業者に売るというふうに考えたほうが賢明といえるだろう。
なお、買取業者同士はライバル会社と競争しているため、他社よりも少しでも高い査定額を提示しようという心理も働くものだ。そのことを鑑みても、複数の買取業者に査定してもらうほうがよいだろう。
クルボアジェエスプリデキャンタの買取相場
クルボアジェエスプリデキャンタは発売されたときの値段が5,000ドル(日本円で約41万円)であった。世界中のコニャックの中でも指折りの高額銘柄のひとつである。
クルボアジェエスプリデキャンタの買取参考価格
クルボアジェエスプリデキャンタは2000本のみ限定発売された希少価値の高い銘柄だ。市場にあまり出回っていないことからも、買取業者の多くは買取参考価格を設けていないように見受けられた。まずは査定をしてから査定額を決定するというスタンスの業者が多い。
おすすめのお酒の買取業者紹介
今回は、クルボアジェの買取にも力を入れているお酒の買取業者を2社紹介しておこう。
大黒屋
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
全国に200店舗以上展開する大黒屋の店舗のうち、50店ほどはお酒の買取もおこなっている。大黒屋はブランデーの買取実績が豊富であるし、お酒に詳しいスタッフが在籍しているので安心感がある。宅配買取の場合、無料で宅配キットも用意してくれるので何かと便利だ。
クルボアジェエスプリデキャンタについては、箱がそろった状態で買取参考価格は約20万円との回答を得た。
ストックラボ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
ストックラボは年間取扱点数1万点以上の実績がある買取専門店で、お酒専門の鑑定士が在籍。宅配買取、店頭買取、出張買取に対応している。
クルボアジェエスプリデキャンタについては、あまり出回っていない銘柄であるだけに買取参考価格は設定しておらず、査定をした上で査定額をお知らせできればという回答だった。
ネットオークションを活用して売却する場合
クルボアジェエスプリデキャンタのような高級コニャックの場合、お酒の買取業者に買取ってもらうのが確実かつ、手っ取り早い方法である。一方で、パソコン操作など得意な人ならヤフオクのようなネットオークションを活用して売却するという手段を検討してもいいかもしれない。ネットオークションを使って売却する場合、出品から発送までひとりでこなさないといけないが競合が発生したとき意外と高い金額で売れる可能性もある。
ヤフオク出品の簡単な流れ
ここではネットオークションの代表格ともいえるヤフオクでの取引について簡単に説明しておこう。ヤフオクに商品を出品するには、まずはYahooプレミアム会員になりYahooウォレット登録をおこなうことからだ。その手続きが済んだら晴れて商品を出品できるというわけだ。
売りたい商品の写真や説明文を準備して、出品すると入札がおこなわれる。 入札者の中で1番高い金額を提示した人が落札者となる。 落札者が決まれば、出品者は送料や発送先などの確認をしたうえで入金をチェックし、 商品を梱包して落札者に発送する。 細々とした設定についてはここでは割愛するがヤフオクを活用した 売却方法はおおむねこのような流れとなる。
インターネットで酒類を売却する際に注意しておきたいポイント
ヤフオクもそうだが、インターネット上で酒類を売るとき注意しておきたい点もある。そのひとつは、破損の問題だ。お酒のボトルは割れやすいだけに発送するときに破損しないよう注意する必要がある。
インターネットでの販売では稀にトラブルが起きることがある。それは見ず知らずの人と顔を合わせることなく取引をすることがその背景にある。 そういったトラブルを防ぐためにも掲載する写真や文章については何度も推敲して掲載するようにしたい。 また文面や画像などはしばらく保管しておくのがよいだろう。
あとは法的なこととしてはお酒を出品する場合は酒税法に遵守しているかチェックしておいたほうがよいだろう。例えばお酒の販売を仮に継続しておこなう場合、酒類販売業免許の保持が必要となる。酒税法にはそういった決まりがいくつかある。もし曖昧なケースであるならば国税局や税務署といった所定窓口にて事前に確認しておくのがよいだろう。
まとめ
クルボアジェエスプリデキャンタは、ナポレオンにも愛されたクロボアジェの銘柄のひとつ。ミレニアム記念として2000本のみ限定販売された高級コニャックだ。強さとまろやかさを味わえる銘柄で、希少価値も高い。もし売りたいクルボアジェエスプリデキャンタが自宅などに眠っている場合、お酒の買取業者に問い合わせをしてみるとよいだろう。