現代では不要品があればスマホ、タブレット、PCなどでネット上のサービスを上手く利用して、その不要品を売ることができる。今まで捨てるしかないと思っていたものであっても、売れる時代となっている。
ただし、売れる時代だからこそ、それだけ多くのショップやサービスが展開されている。そのため、しっかりと買取における知識や情報を掴んでおかなければ、損をしてしまうこともある。
そこで、ここでは「コンパクトフラッシュの買取」を取り上げる。そのようにミニマムなところから、買取事情や情報を把握することができるだろう。
では、コンパクトフラッシュはどのように売るのがいいのだろうか。その点について触れていこう。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
コンパクトフラッシュとは何かを押さえておこう
では、さっそくコンパクトフラッシュの買取について触れていきたいところではある。だが、まず、コンパクトフラッシュがどういったものなのかを把握しておくべきだろう。
買取を考えたとき、その売る商品がどういったものなのか把握しておくことはとても重要となる。そのような知識が買取金額に影響してくるのである。
コンパクトフラッシュは、アメリカの企業サンディスクが開発したメモリーカード
コンパクトフラッシュとはメモリカードのことである。
PCやデジタルカメラのデジタルデータを保存しておくために開発されたメモリーカード。開発はアメリカに本社を置くサンディスクという企業が製造しており、このサンディスクはメモリーを専門に扱っている企業である。
サンディスクのメモリーは、コンパクトフラッシュだけではなく、SDカード、メモリースティックなど、メモリー分野において様々な特許を取得している企業でもある。
コンパクトフラッシュとは、サンディスクの商標名
また、このコンパクトフラッシュは、サンディスクの商標名である。その一製品名がそのまま市場で使われていることに、サンディスクの製品がいかに凄い製品なのかということがわかるだろう。
商標名ということもあり、他メーカーはよく、このコンパクトフラッシュのことを「CF」と明記して製品化していることが多い。そのためコンパクトフラッシュは、CFと明記された形で目にすることも多いのだ。
コンパクトフラッシュの需要度は?
次に、コンパクトフラッシュの需要度について触れていこう。買取を考えるのでれば、売りたい製品の需要度がどれくらいあるものなのか知っておくべきだ。
はたして、コンパクトフラッシュの需要度はどれくらいなのだろうか。
コンパクトフラッシュの需要度は、今でも高い?
コンパクトフラッシュは安心感があり、今でも需要度は高いと言えるだろう。
市場的に見て、コンパクトフラッシュは少し古いメモリーカードではある。市場ではSDカード、メモリースティックに押され、時代はこれらのSDカードやメモリースティックが主流となっているのは確かだ。
ではなぜ、まだこのコンパクトフラッシュの需要度は高いのか、という点だが、それはコンパクトフラッシュの安定感にある。
どういうことかと言うと、SDカードやメモリースティックなどに比べ、このコンパクトフラッシュは不具合が起きにくく、データが壊れるといった事象も少ないということだ。
それが安心感に繋がり、今でもコンパクトフラッシュが売れている要因となっている。
仕事で使う人に重宝されている
先ほど、コンパクトフラッシュは不具合が起きにくく、データ破損もしにくいということを述べた。そういったコンパクトフラッシュの特性を良いと感じ重宝する人が多く存在する。
そんなコンパクトフラッシュを重宝している人たちというのが、仕事でデジタルデータを扱う人たちだ。
現代のビジネスシーンで、仕事上デジタルデータを扱っている人は沢山いる。そういった人たちはSDカードやメモリースティックの利便性は感じている一方で、データ破損などの不安も抱えているのである。
こういった人たちからすると、コンパクトフラッシュの方が安心して利用できるということで重宝されているのである。
コンパクトフラッシュを売るにはどこがいいのか?
上記で、コンパクトフラッシュの製品について、需要度など、なんとなくでも理解はできただろう。
さて次は、このコンパクトフラッシュを売るとき、どこで売るのがいいのかについて触れていく。ここも大事なポイントとなるので、この機会にしっかりと押さえておくといいだろう。
専門買取のECサイトのほうがで実店舗より高く売れる
コンパクトフラッシュを売るのであれば、メモリーカードなどを専門で買い取っているショップで売るのが好ましい。
というのも、ショップ毎に売れるものや需要度が高いものが違うからだ。そのため、あるショップでは安価な買取金額だったが、別のショップでは高い金額で売れるなどの差がある。
そういったことを考えると、やはりメモリーカードなどを専門に取り扱っているショップで売るほうがいだろう。
また、実店舗で売るよりも、ECサイトで売るほうが買取金額は高い可能性は高いので、ECサイトで売るほうがいいだろう。
ネットオークションやフリマアプリのほうが高く売れる
コンパクトフラッシュをできるだけ高く売りたいのであれば、ネットオークションやフリマアプリで売るほうが高く売れるだろう。
理由としては、買い手に直接売ることができるからだ。
ショップやサイトで売る場合には、あくまで買い手に売るのではなくショップやサイトで買い取ってもらうため、その後の販売や経営費なども含めた査定となっているのである。
ただ、ネットオークションやフリマアプリは、その間に入る業者などはおらず、個人間での交渉となっているので高い金額で売ることができるのである。
コンパクトフラッシュの買取金額一例
では、ここでコンパクトフラッシュの買取金額はどれくらいになるのか、リサーチをして一例ではあるが記載しておくので、ぜひ参考までにしておくといいだろう。
ただし、買取金額は状態や時期など様々な条件によっても変わってくる。ここで紹介する金額は、あくまで目安として考えておくといい。
SANDISK SDCFXP-064G-J91 (64GB)(新品)買取金額4,100円
サンディスクのコンパクトフラッシュは、今でも高価買取になる可能性はあるだろう。
買取金額の換金率も高いのが買取金額を見ても伺える。それだけ、サンディスクのコンパクトフラッシュの需要度は高いということだ。
SONY NCFD8G (新品) 買取金額700円
ソニーのコンパクトフラッシュは、安価な買取金額となっているがこれはメモリー容量に要因もあるだろう。
当たり前ではあるが、コンパクトフラッシュの買取では容量が大きいほうが高い金額となる。また需要度も大きく違うので注意しておくといいだろう。
ADTEC AD-CFX40T1G(新品)買取金額100円
このコンパクトフラッシュは、先ほどのソニーのものより容量は少ないため、さらに安い買取金額となっている。
基本的に需要のある容量は32GBくらいからである。この32GBの容量を目安にして売る方法を変えるのもいいだろう。
グリーンハウス GH-CFI-16GA(16GB)(新品) 買取金額1,200円
16GBのコンパクトフラッシュも安価な買取金額となっている。カードの容量は如実に買取金額に影響することが理解できただろう。
これだけ容量によって買取金額は変わってくるので、これくらいまでの容量のコンパクトフラッシュであれば、まとめ売りにしたほうがいいかもしれない。
【ヤフオク】Lexar Professional 64GB 510 MB/s 3400X Cfast新品 入札額9250円
最後に、実際にヤフオクで入札のあったコンパクトフラッシュの入札額を紹介しておいた。
もちろん製品の善し悪しはあると思うが、やはりネットオークションのほうが高い金額で売れる可能性は高いだろう。
まとめ
ここまで、コンパクトフラッシュの買取について述べてきたが、買取におけるポイントは掴むことができただろうか。
コンパクトフラッシュはまだまだ、需要度の高いものだと言っていいだろう。また、安心してデータを管理できることから、プロの現場などで重宝されているものとなっている。
現在、SDカードやメモリースティックが主流となっているが、コンパクトフラッシュは需要度が高いので十分に売れると考えていいだろう。
ここで紹介したポイントや注意点を押さえて、できるだけ自分の希望にそった買取が行える方法を考えてみるといいだろう。