格安SIMが普及した昨今、端末のみを安く購入して低価格でインターネットなどを楽しみたいという方も多いだろう。でも実際に端末を購入する時に、どのようにしたら安く購入できるかわからないという方も少なくない。そこで今回は、ショップやECサイトでドコモの端末のみを格安で購入する方法についてまとめてみた。ドコモの端末のみを安く購入したいと考えている方は参考にしてほしい。
NTT Docomo Yoyogi Building / t-miki
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ドコモの端末のみを購入することは可能?
キャリア大手のドコモの端末であっても、端末のみを購入する方法はある。一昔前までは日本では端末はキャリアの回線のおまけのような扱いを受けていた。
しかし、総務省の通達によってSIMロックの解除が原則義務化されたことを受け、ユーザーは自由に通信事業者を選べるようになった。
現在では、端末のみを購入し格安SIMを挿入して比較的リーズナブルな価格で通信を楽しむ人は多い。格安SIMに興味がある人は、端末のみを安く購入して使用すると良いだろう。ただし、どこでも端末のみ購入できるわけではないので注意が必要だ。
端末を買うならドコモがおすすめの理由
格安SIMを提供しているMVNOはたくさんあるが、そのほとんどがdocomo回線を利用している。つまりドコモの端末ならSIMロックを解除しなくても使える格安SIMが多いのだ。新たに端末を購入するならドコモのものがおすすめと言える。
なぜドコモ回線を利用した格安SIMが多いかと言うと、大手キャリアの中でもドコモの回線利用料は安いのである。加えて 電気通信事業法第30条第3項の規定によって、NTTドコモは、MVNOを事業として営みたい企業からの回線貸し出し依頼があった場合、特別な理由がない限り拒否できない。
MVNOにとっては利用しやすい企業なのである。MVNOの種類は増えているがドコモ回線を利用するMVNOの数が少なくなるとは考えにくい。これから端末を購入するなら、ドコモの端末の利便性が特に高いのでおすすめと言える。
ショップやECサイトでドコモの端末のみを格安で購入する方法
ドコモ端末のみを格安で購入する方法をまとめてみた。
ショップを利用する場合
ドコモ端末が欲しいならドコモのショップに行けば良いのではないかと考える方がいるかもしれないが、残念ながら日本ではキャリアショップが販売する端末は原則として、回線の契約と紐付いている。ドコモショップで端末のみを購入することは難しい。
端末が欲しいがためだけに回線契約を行ってしまうと、2年縛りなどの制約が課せられる可能性が高いので注意しよう。
2年契約をしてしまった場合、満了しないで契約を破棄すると高額な違約金が発生する可能性がある。キャリアショップを利用する際は、契約の条件をよく確認して、自分に損がないように気をつけよう。
格安で購入したいなら、中古ショップを利用する方法がおすすめだ。端末のみを安く手に入れる一般的な方法は、中古ショップを利用する方法である。ドコモの端末は人気が高いことから、中古ショップでよく売られている。
中古ショップなら、回線契約をしなくても、端末のみを入手することが可能だ。端末のみを購入したい時には、中古ショップの利用が便利である。
一口に中古ショップといっても様々な形態が存在する。中古端末を専門的に扱っている中古ショップもあれば、量産型の大手リサイクルショップが中古端末も扱っているケースもある。
基本的に中古端末を購入するのであれば中古端末専門店がおすすめだ。中古端末専門であれば端末に関しての知識や取扱実績が豊富なので信頼できる可能性が高い。
中古端末専門は数が多いので最低でも3店舗程度は比較検討してみると良い。値段や対応、保障サービスの有無など各ショップ違いがある。自分の希望にあったお店を探してみよう。
中古端末専門は、相場通りの値段で販売しているところが多い。掘り出し物を見つけたい方からすると不便に感じるかもしれないが、損をすることなく妥当な値段でドコモの端末のみを購入できる。
ただし、価格はお店の在庫状況などによっても変化するので、比較することが大切だ。比較をすることによって、安い価格でドコモの端末を入手できる可能性が高まる。
ECサイトを利用する方法
大手キャリアもECサイトを展開しているが、安さにこだわるなら中古のドコモ端末を扱っている中古端末取扱専門店のECサイトを利用しよう。
中古端末と言っても、中には新品同様のものもある。実店舗の中古ショップを利用した場合も同様である。キチンと信頼できるお店を選んで取引をすることが肝心だ。
ECサイトは手軽に利用できる反面、実物を確かめることができないという欠点がある。不良品を掴まされないためにも、保証対応がしっかりしているECサイトを選ぼう。疑問点は事前に質問し、対応方法などもチェックすることが大切だ。
ECサイトは、自宅にいながら画面上で簡単に値段を比較することができる。格安のアイテムも見つけやすいだろう。休日等まとまった時間が取れる日に、じっくりサイトを巡って、格安端末を見つける方法がおすすめだ。ドコモ端末を取り扱っているお店は多いので、事前に機種やこだわりたいポイントを整理しておき、候補を絞り込んで比較検討すると、スムーズに希望のアイテムにたどり着ける可能性が高い。
オークションやフリマサイトを利用する場合
ドコモの中古端末は人気が高いのでオークションやフリマサイトでも販売されていることがある。オークションやフリマサイトの良い点は相場よりも安い価格でドコモの端末をゲットできる可能性があることだ。
お店と違って出品者が自由に値段を決めることができるので、中には掘り出し物が出品されていることもある。格安で手に入れられる可能性もあると言えるだろう。
ただし利用することは注意が必要である。オークションやフリマサイトを利用するのはお店ではなく個人であることがほとんどだ。そのためあやふやな知識でドコモの端末を出品している可能性も存在する。
またもしトラブルになってしまった場合、個人対個人で解決に努めなければならないので気苦労や手間がかかると言える。利用するかどうかは慎重に検討した方が良いだろう。
オークションやフリマサイトを利用して中古端末を手に入れる方法は、あまりおすすめとは言えない。しかしオークションやフリマサイトの利用に慣れていて、中古端末に関する知識が豊富なのであれば、使うことによって掘り出し物をゲットできる場合もある。
赤ロムに注意する
ご紹介したようにドコモの端末のみを安く手に入れたいのであれば、新古品や中古品を入手する方法が一般的だ。中古と聞くと状態が悪いように思うかもしれないが、中には新品同様の品も存在する。
人がスマホを手放す理由は様々だ。買ってすぐに飽きてしまう人もいる。探してみると新品と言っても過言ではない品を見つけられることもある。ドコモ端末のみの安い価格で手に入れたいならば中古品を狙ってみると良いだろう。
中古の端末を手に入れるときに注意したいのが赤ロムである。赤ロムとは機種代金の残債が履行されていなかったり、窃盗など不当な手段で入手した端末の総称である。相場よりも安すぎる価格で販売されているなど違和感があるなら、赤ロムではないかチェックすることが肝心だ。
赤ロムを避けるの3つの方法
赤ロムかどうかは、見た目ですぐにわかるわけではない。赤ロムを避けるためには、自衛をすることが必要だ。主な回避方法は3つある。
1つ目は、赤ロム保証のある店舗を利用する方法だ。赤ロム保障がある店舗なら、購入後に残債の支払いが滞って赤ロムとなってしまった場合などに返金や交換といった対応をしてくれる。
ポイントは、赤ロム保証が永久保証となっている店舗を選ぶことだ。中には期間を限定した保障しか実施していないお店もある。また、オークションやフリマなど、個人が対応しているところは、赤ロム保障がないので注意しよう。
2つ目は、携帯の製造番号で赤ロムでないかどうかチェックする方法である。携帯には個々に製造番号が存在しており、キャリアのサイトで利用制限されていないかどうか確認することが可能だ。事前に製造番号を問い合わせして、利用状況をチェックしておくと良いだろう。
3つ目は、保障のない端末は買わないようにすることである。中古品だからこそ、保障がしっかり付いているものを選ぼう。赤ロムを掴まされてしまうことに限らず、トラブルを回避するために必要な行動である。特に、初めて中古端末を買う人は気をつけよう。事前にしっかり保証内容を確認しておくことが大切だ。
実店舗?ネットショップ?どっちが良い?
近年は中古端末を取り扱うお店が増えた。秋葉原などを歩くと、たくさんの実店舗を見かけるし、ネット検索をすれば数多くの中古端末専門がヒットする。路面店のショップとECサイトで展開されているネットショップは、どちらの利用がおすすめか比較してみた。
実店舗の場合
メリット
- ・商品の実物を確かめられる
- ・店員から詳しい話が聞ける
- ・万が一の時、相談しやすい
デメリット
- ・住んでいる地域によってお店がないこともある
- ・買わないとプレッシャーを感じることがある
- ・営業時間が限られている
実店舗の場合、商品を直に確かめられる上に店員から直接話を聞けることは大きなメリットである。疑問がある時に、すぐにその場で解決することが可能だ。修理などの保証サービスがついているお店を選べば、万が一の時も相談しやすい。ただし、店舗数は地域差がある上に、営業時間が限られているなどデメリットも存在する。
ネットショップの場合
メリット
- ・24時間365日いつでも利用できる
- ・比較検討しやすい
- ・在庫が潤沢
デメリット
- ・商品を直接確かめられない
- ・もしもの時に修理に時間がかかることがある
- ・ネット情報だけだと不安がある
ネットショップは、住んでいる地域に関係なくいつでも誰でも利用できるメリットがある。在庫数も多く、画面上で気になるアイテムをすぐに比較検討することが可能だ。ただし、商品を直接確かめられないので、注意が必要である。
最近ではチャット形式で質問に答えるサービスなどを展開しているお店もあるので、購入前に疑問を解消したい人は、質疑応答対応がしっかりしているネットショップを選ぶ方法が有効だ。
実店舗とネットショップの併用がおすすめ
実店舗にもネットショップにもそれぞれメリット・デメリットがある。自分の希望に合わせて利用しやすい形態を選ぶと良いだろう。
最近では、実店舗もありネットショップも展開しているお店も増えた。実店舗で店員に詳細を聞きながらある程度候補を絞った上で、購入はネットショップを利用するという方法が特におすすめである。
安く買うためには相場を知ることが重要
ドコモの端末のみを安く購入したいなら、事前に相場を知ることが大切だ。相場を知らないと、安いか高いかの判断ができない。相場と言っても、難しく考える必要はない。自分の気になる機種をネット検索して、だいたいの販売価格を把握しておくだけで十分だ。
相場は為替レートが関わってくるので完璧に読み取ることは素人には難しい。適正な価格かどうか判断するために、おおまかな販売価格を把握しておけば十分である。おおまかな相場価格よりも安い値段ならば、狙いめなアイテムを言えるだろう。
ドコモの端末が安くなる時期
ドコモの端末のみを購入したいなら中古で手に入れる方法が効果的であることをお伝えしているが、販売価格が安くなる時期はあるのか調べてみた。基本的には、多くの人が携帯を欲するようになる時期にお得な価格となることが多い。
年末年始や新生活を始める4月、ゴールデンウィークやお盆などの長期休暇時が安くなる傾向がある。中古の端末を扱っているお店が、販売数を稼ぐために値下げキャンペーンなどを展開することが多いからだ。
また、新作が発表されると、それより前の機種は値段が下がる傾向がある。日本人に人気の高いiPhoneであれば、だいたい9月頃に新作が発表されるので、安く購入したいなら9月以降に新作より前の機種を狙ってみると良いだろう。
気になるお店のメルマガなどに登録しておくと、キャンペーン情報を見逃さずに活かすことができる。少しでも安く購入したいのであれば、積極的に情報収集をする方法が有効である。ドコモの端末は安定して高い人気があるので、キャンペーン対象になりやすい。余力があれば過去の情報を見ておくとキャンペーン時期の予測が立ちやすいと言える。
まとめ
格安SIMが普及し、人気が高まっているドコモの端末。格安で端末のみを購入したいなら中古のドコモ端末に狙いを定めることがおすすめだ。キャリアのショップやサイトではなく、中古端末専門店のショップやECサイトを利用しよう。