オシャレな男性の場合、いろいろなカフスをコレクションしていることがあるかもしれない。カフスを売りたいときに最初に行っておきたいのが、品物の相場をチェックすることだ。また、どのようなお店で買取してもらえるかも一通り調べておきたいところ。
買取店が自分が売りたいカフスの査定価格を公開していない場合は、ほかのブランドの買取実績やヤフオクの落札価格が参考になることがある。ここでは、幅広い年代の男性から人気があるスワンク(SWANK)のカフスの買取相場や査定情報を紹介しよう。
引用:Amazon
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
カフスの査定を行っているお店
買取サービスを利用したことがないと、査定を受けるに当たってもどこのお店を選んでよいかわからないこともあるだろう。スワンクのカフスを売るときも、できるだけ高く買取してもらえそうなお店を探したい。
カフスはアクセサリーや貴金属買取のお店で売れることが多い
カフスは、買取市場ではアクセサリーや貴金属の1つとして扱われるケースが多い。この手の品を買取しているお店であれば、相談できる可能性が高いだろう。スワンクなどのブランド品のカフスの場合は、ブランドアイテムの買取店でも取り扱っていることがある。
適した買取店は素材やデザインで変わる
カフスを売るのに最適なお店は、品物のデザインや素材によって変わってくる。例えば、スワンクのようにファッション性の高いブランド品のカフスは、ブランド品の買取に強いお店で売るのがよい方法になるかもしれない。
スワンクのカフスは、合金などを素材に使っているものが多いため、貴金属としては評価されない可能性がある。カフスでも、18金や24金が素材になっている品、宝石付きの品などは、貴金属買取のお店に相談したほうが高く売れるケースが多い。
スワンクのカフスの買取相談ができるお店
スワンクのカフスの買取相談ができるのが、バイセル(BUYSELL)やゴールドプラザ(Gold Plaza)などだ。貴金属などのさまざまな品物を買い取りしているこれらのお店では、ブランドアイテムも取扱品目の1つになっている。対象となるブランドとして紹介されていないときでも、電話などで直接問い合わせてみると買取してもらえるケースがあるかもしれない。
また、デザインに特徴があるスワンクのカフスは骨董品の買取店などでも取り扱うことがある。コレクターから人気を集めそうな1品は、ヴィンテージ品としても高く評価されるケースが少なくない。カフスは、リサイクルショップなどでも買取しているため、相談ができるお店の選択肢は多い。
スワンクのカフスの買取相場
スワンクのカフスの買取価格を公開している買取店は少ない。このような品の買取相場を知りたい場合は、一般的なカフス製品の買取価格や販売されたときの価格、ヤフオクでの取引価格などをチェックしてみよう。
スワンクのカフスの販売価格
スワンクのカフスの場合、販売価格はだいたい6,000円から10,000円前後。エルメス(HERMES)やルイ・ヴィトン(LOUIS VITTON)などの品に比べると、販売価格はだいぶ安くなっている。
買取査定では、品物の販売価格も考慮される。販売価格が高い品は、買取価格もその金額に比例して上がるのが一般的だ。したがって、スワンクのカフスはエルメスやルイ・ヴィトンの買取価格よりも安くなる可能性がある。
有名ブランドのカフスの買取価格
エルメスのカフスは、7,000円前後の価格で買取されるケースが多い。また、ルイ・ヴィトンのカフスの場合は、10,000円前後が買取相場の金額になっている。
ちなみに、カルティエ(Cartier)のカフスは6,000円前後、グッチ(GUCCI)やポールスミス(Paul Smith)のカフスは2,000円前後が買取価格の相場だ。カフスの買取価格は品物の状態や人気の有無で変わるため、同じブランドのカフスでもこのような買取相場とかけ離れた金額で取引されるケースもある。
さらに傷がついていたり、パーツが壊れていたりすると、買取査定では減額という対応が行われる。減額されないためには、保管方法などに気を配る必要があるだろう。
スワンクのカフスの落札価格
ヤフオクに出品されているスワンクのカフスは、3,000円前後が落札価格の平均となっている。4,000円台から6,000円台で落札されている品も多く、エルメスなどの有名ブランドの買取価格に近い金額で取引が行われているようだ。
落札価格が高いスワンクのカフスは、出品価格も概して高いことが多い。箱入りの品などは、出品者側でも少し高い金額を付けるケースがある。実際、買取店でもケースがそろっているときには、減額率を少なくしている。スワンクのカフスを買取査定にだすときには、オリジナルのケースもそろえておこう。
スワンクは紳士用装身具の人気ブランド
スワンクのカフスを売りにだすときは、ブランドの価値についても知っておくとお店との交渉がしやすくなるだろう。中古品の買取では、ブランドの人気の有無が査定額に影響する。一定のファンがいると、リーズナブルな商品が多いブランドでもスワンクのように査定士から一目置かれることがある。
スワンクはニューヨーク発祥のブランド
スワンクは、19世紀にアメリカで誕生したブランドだ。このブランドが得意にしているのが、カフスやネクタイピンなどの紳士用のアクセサリー。ほかのブランドの製品にはないユニークなセンスを凝らした商品には、アメリカはもちろん、世界各国にファンが多い。スワンクの製品は、海外の有名デパートでも広く取り扱われている。
遊び心のあるデザインがスワンクの製品の特徴
中でもスワンクの製品は、遊び心を感じさせるデザインを多く取り入れているのが特徴だ。例えば、カフスの場合、車やロケット、サッカーボールなどのユニークなモチーフが取り入れられている。チェスの駒やギター、ジュークボックスをデザインしたカフスもあり、スワンクはオシャレな男性からとくに人気が高い。このブランドのカフスは価格が比較的安いことから、若い男性が身に付けるケースも増えているようだ。
スワンクではコラボ商品もリリースしている
スワンクでは、ロイヤルコペンハーゲン(Royal Copenhagen)などの有名ブランドとコラボレーションをした製品も発売している。ロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王室からも信頼を得ている陶磁器ブランド。コラボ商品にはブルーやホワイトのロイヤルコペンハーゲンの磁器があしらわれ、いずれも品格を感じさせるデザインに仕上がっている。このようなコラボ商品はヤフオクでも広く取引されており、スワンクのラインアップの1つとして注目を浴びている。
高額査定が受けやすいスワンクのカフス
スワンクのカフスで高く評価されやすいのが、次のような品だ。
- ・白蝶貝や黒蝶貝を使用している
- ・ロイヤルコペンハーゲンとのコラボ商品
- ・ヴィンテージ
白蝶貝や黒蝶貝を使用している
スワンクのカフスには、白蝶貝や黒蝶貝を使った品がある。マザーオブパールとも呼ばれる白蝶貝は、真珠に似た独特の光沢を持つのが特徴で、女性のアクセサリーやボタンなどにもよく使われる素材だ。
ハンドルの部分に白蝶貝があしらわれたカトラリーなどは、アンティーク品でもとくに人気が高い。黒蝶貝はやや黒みを帯びた虹色の光沢があり、白蝶貝と同様にボタンやアクセサリーにしばしば用いられる。このような素材がポイントになっているカフスは、スワンクの製品でも高い金額が付く可能性がある。
ロイヤルコペンハーゲンとのコラボ商品
また、ロイヤルコペンハーゲンとのコラボ商品も高額査定が期待できる1品だ。王冠や紋章などの格調高いモチーフを取り入れたカフスは、ヤフオクでも落札価格が高くなる傾向がある。
ヴィンテージ
さらに、状態がよいヴィンテージ品も高価買取されやすい。年代物のカフスなどは、目立ったキズなどがなければ予想以上の金額がつく可能性もあるだろう。スワンクのカフスの査定では、刻印の有無や金具にダメージがないかなどがチェックされるのでなるべく綺麗な状態を保ちながら保管しておこう。
スワンクのカフスの売却前におこなっておきたいこと
カフスを買取にだす前には、以下のような準備をしておきたい。
- ・パーツがすべてそろっているかを確認する
- ・留め具に緩みや錆が生じていないかチェックする
- ・表面を軽く磨いておく
- ・箱に入れておく
パーツがすべてそろっているかを確認する
スワンクのカフスには細かいデザインがほどこされていることが多く、装着している間にパーツが外れてしまうケースもあるかもしれない。
買取を依頼する際には、パーツが購入したときの状態と変わらないかどうかをよく確認しておこう。ただし、パーツが脱落している場合も、取り付けが可能な状態であれば買取してもらえることもある。細かいパーツは紛失しやすいため、保管するときはカフスと同じ箱に入れておく、または中身が見える小さい袋に入れておく、などの工夫をしよう。
留め具に緩みや錆が生じていないかチェックする
また、留め具の部分もしっかりとチェックしておきたい。金具が緩んでいたり、錆が発生して装着に支障がでたりするときは、買取してもらえるかどうかを事前に確認しておいたほうが安心だ。
実用品であるカフスは、実際に使用ができないと買取の対象にならないこともあり得る。買取の基準は、お店によって違うのが常。修理やクリーニング専門のスタッフがいるお店では、多少の問題がある品も買い取るケースがある。留め具やカフスの表面のクリーニングも、事前に行っておきたい準備の1つだ。
表面を軽く磨いておく
自分で表面を磨くときは柔らかい布などを使い、余り力を入れすぎないのがコツになる。また、シミなどを防ぐうえでも、クリーニング用の液剤などは無暗に使わないほうが無難だろう。白蝶貝のようなデリケートな素材を使ったカフスは、とくに取り扱い方に注意が必要だ。
箱に入れておく
最後に、スワンクの箱があるときは、箱にしまった状態で査定にだすとグンと見栄えがよくなる。箱を開けたときの印象をできるだけよくすることも、カフスの査定価格を上げてもらうための1つの方法になるだろう。
余談ではあるが、さらに査定額をアップしてほしいときはスワンクのネクタイピンとカフスをまとめて売ったり、ほかのブランドのカフスと一緒に買取にだしたりする方法を試してみるといい。ヤフオクの場合も、ウェッジウッド(WEDGWOOD)やピエールカルダン(Pierre Cardin)のカフスとスワンクのカフスがセットで出品されるケースがある。
こういったセットで出品された品は、落札価格が比較的高い。1点だけの買取で高い金額がつかないときは、ほかのアイテムとまとめ売りをすると査定額が上がる可能性がでてくるだろう。
まとめ
本記事では、スワンクのカフスについて買取する際のポイントなどについてご紹介してきた。長年眠っていたヴィンテージ物であると売れるのかどうか不安になることもあるだろう。しかし、クリーニングに出してみたら十分に高値で売れるものだとわかる場合もある。
どんな状態であってもすぐに捨てるのでは無く、まずは売れるのかどうかをチェックし、売却を検討してみてほしい。買取を依頼する業者に悩んでいるのなら、まずはヒカカク!の一括査定を活用していただきたい。