カフスのような小さいファッションアイテムもブランドやデザイン、使われている素材によっては買取の対象になる。海外にはディーキン＆フランシスのようにファンが多いカフスのブランドもある。
今回は、ディーキン＆フランシス カフスの買取相場、査定の情報をまとめてみた。カフスを売るのに適したお店や査定を受けるときのコツも合わせて紹介しよう。
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カフスには平均的な買取相場がある
ディーキン＆フランシス（DEAKIN＆FRANCIS）のようなブランド品のカフスには、だいたいの買取相場がある。こちらのブランドのカフスについて具体的な買取価格を公開しているお店は少ないが、他のブランドのカフスの相場から大よその買取価格がイメージできる。
ブランドのカフスは2,000円～10,000円前後で買取されている
ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）やカルティエ（Cartier）、ポール スミス（Paul Smith）などのカフスは、だいたい2,000円～10,000円ほどの価格で買取されている。有名ブランドのカフスの場合、さまざまな素材が使われている。
イエローゴールドや銀、オニキスなどの宝石が用いられているカフスや新品に近い未使用品のカフスは、買取価格がいくぶん高くなるのが一般的だ。ディーキン＆フランシスのカフスも、こういったブランドのカフスとだいたい同じくらいの価格がつくと予想できる。
有名ブランドのカフスはブランドの価値も評価される
ルイ・ヴィトンなどの有名ブランドのカフスは、ブランド品としての価値も少なからず評価の対象になる。ディーキン＆フランシスは、日本国内にもファンがいるイギリスの老舗ブランドだ。こちらのブランドはジュエリーのお店が多く集まるバーミンガムのジュエリークォーター地区に本拠地がある。
ハンドメイドで丁寧に仕上げられたディーキン＆フランシスのカフスは、デザインのバリエーションが豊富だ。このようなアイテムはコレクションしている人も多い。
車や動物などのユニークなモチーフを取り入れているところは、こちらのブランドの大きな特徴だ。ブランドのカフスは、ブランドの価値が評価され、買取価格がノーブランド品よりも高くなる傾向がある。
ブランド品のカフスは貴金属が使われていなくても買取の対象になる
有名ブランドのカフスの場合、素材の種類を問わず買取の対象になるケースが多い。実のところ、ノーブランド品のカフスは貴金属が使用されていないと買取の対象にならない場合がある。
有名ブランドのカフスについては、素材が金や銀などの貴金属でなかったり、使用されている貴金属の割合が少なかったりするときでも買取をしているお店が見られる。一定のファンがいるディーキン＆フランシスのカフスは、ノーブランド品と比べると比較的買取してもらいやすい品と言えるだろう。
カフスは貴金属の相場で買取価格が変わる
カフスの買取価格に大きな影響を与えるのが、使用されている素材の種類だ。貴金属が使用されている場合、重さが買取価格を決める1つの基準になることが多い。市販されているカフスによく使われているのが、次のような貴金属だ。
- ・金
- ・プラチナ
- ・銀
貴金属の買取店が公開している2019年7月17日現在の買取相場は、金が1g当たり約5,300円、プラチナが1g当たり約3,100円だ。ちなみに銀はやや金額が下がっており、1g当たり約57円が買取の相場になっている。金やプラチナの割合が多いカフスは、貴金属の重量が増えるため、買取価格が高くなる可能性がでてくる。
実際、買取店のネットオフ（NET OFF）では、18kが素材になったダンヒル（dunhil）のカフスとタイバーの3点セットを80,000円で買取した実績をサイトで紹介している。貴金属の割合が多いと、ときにこのような高額な価格でファッションアイテムが買取されることもあるわけだ。
ディーキン＆フランシスのカフスの場合は、スターリングシルバーなどの銀が素材になった品が多い傾向がある。ディーキン＆フランシスは、シルバーウエアのブランドとしても知られている。ヤフオクでは、ディーキン＆フランシスのシガレットケースやビクトリア時代の小箱などが、20,000円～40,000円台で取引されている状況だ。
ヤフオクに出品されていたシガレットケースや小箱にはいずれも素材に銀が使用されており、刻印が入っていた。ディーキン＆フランシスのカフスには金が使用されている品もある。イエローゴールドとエナメルが素材になったカフスなどは買取査定でも高い価格がつくかもしれない。
金などの貴金属が使用されていても金メッキや金張りのアイテムについてはやや買取価格が下がることが考えられる。刻印の部分にGPやGFなどの文字があるときは、金メッキや金張りの可能性が高い。有名ブランドのカフスは、こういった素材でも買取してもらえることがあるが買取価格は安くなるケースが多い。
買取店はカフスの特徴に合わせて選ぼう
ディーキン＆フランシスなどのカフスを売る場合、適した買取店はカフスの特徴によって少し変わってくる。カフスを買取しているお店は多いが、査定の基準はどのお店も同じとは限らない。売りたいカフスの特徴に合わせて買取店を選ぶのがよい方法になるだろう。
金や銀を使ったカフスは貴金属の買取店で相談できる
18kなどが素材になったカフスは、貴金属の買取店で相談できる可能性がある。このような買取店を利用するメリットは、貴金属の相場に見合った価格をつけてくれる可能性が高いことだ。貴金属を買取するお店は、金や銀の相場にも常にアンテナを張っている。
貴金属そのものの価値を評価する買取店では、素材にキズがついていたり、一部が壊れているカフスも問題なく売れるケースが多い。ディーキン＆フランシスのカフスも金や銀、プラチナなどが素材になっている品は貴金属の買取店で相談してみるとよいかもしれない。
貴金属を広く扱っているのが、リファスタ（Refasta）などの買取店だ。また、おたからややなんぼやでも、貴金属の買取に力を入れている。
オールマイティに利用できるのがブランド品の買取店
ディーキン＆フランシスのカフスは、ブランド品を買取するお店でも売れることが多い。なんぼややおたからやなどは、貴金属はもちろん、ブランド品の買取にも強い。大手の買取店には、なんぼややおたからやのようにブランド品、貴金属のいずれの買取にも強いところが少なくない。
金や銀を使ったディーキン＆フランシスのカフスなどは、いろいろなお店で売れる可能性がある。いくつかの買取店で査定を受けて価格を見比べておくと高い金額でカフスが売れるお店が見つけられるだろう。
ファッションアイテムの買取店もあたってみる価値がある
ブランド品から携帯電話、楽器まで買取しているネットオフ（NET OFF）では、メガネやカフスなどの装身具も取り扱っている。こちらの買取店では、カフスの買取ブランドの1つにディーキン＆フランシスを挙げている。こういったお店を利用するとそれまでの買取実績などをスムーズに教えてもらえるかもしれない。
ネットオフ（NET OFF）では、ヤフオクへの出品も代行している。買取査定の金額に満足できないときは、このようなサービスを利用して、ディーキン＆フランシスのカフスをオークションに出品してみるのも1つの方法になる。
カフスは箱があると減額されにくい
ディーキン＆フランシスのカフスを売る際に用意しておきたいのが、購入したときにカフスが入っていた箱だ。箱がついているのとついていないのとでは、買取価格が大きく変わることもあり得る。ブランド品の箱は次のような点が評価されることが多い。
- ・ブランドの価値がアピールできる
- ・正規品の可能性が高くなる
- ・カフスを保護してよい状態が維持できる
ディーキン＆フランシスの箱には、オリジナルのデザインが施されている。このような箱があると再販するときにもブランド品としての価値がアピールできる。また、ブランドのデザインが入った箱がある場合、カフスがディーキン＆フランシスの正規品である可能性が高くなる。ブランド品のカフスにはまれに偽物もあるため、箱があるかどうかは査定のチェックポイントの1つだ。
付属の箱は、カフスを衝撃などから守る働きがある。箱があることで持ち運びがしやすくなるだけでなく、カフスにキズや汚れがつくことを避けられる。箱に入った品は、売主が大切に品物を扱っていたことがイメージできるため、減額が少なくなるケースも多い。
ほかのカフスとまとめ売りしよう
ディーキン＆フランシスのカフスを買取するお店では、ほかのブランドのカフスも取り扱っている場合が多い。日本では以下のようなブランドのカフスが人気だ。
- ・パテック フィリップ（PATEK PHILIPPE）
- ・タテオシアン（TATHEOSSIAN）
- ・スワンク（SWANK）
スイスのブランドであるパテック フィリップは、高級時計をリリースしていることで知られている。こちらのブランドでは、金などの貴金属を使ったオリジナルのカフスを数多く販売している。パテック フィリップのカフスは販売価格が高額なだけに中古品にも高い値段がつくことが多い。
タテシオンは、ディーキン＆フランシスと同じイギリスに拠点を置くブランドだ。タテシオンのカフスは、さまざまな買取店が強化買取の対象にしている。ディーキン＆フランシスのカフスのようにデザインに遊び心があるのがタテシオンのカフスだ。
アメリカのスワンクでは、カメラや懐中時計などをモチーフにしたカフスを販売している。スワンクのカフスは比較的価格が手ごろで若い男性からも人気がある。このようなカフスをディーキン＆フランシスのカフスと一緒に売ると買取価格が上がるかもしれない。カフスのコレクションを処分する際には、一度にまとめて売ったほうがお得に取引ができるだろう。
まとめ
ディーキン＆フランシスのカフスは、売り方次第で売買価格が変わる可能性がある。自分にとってベストな売り方を探るときには買取店の相談サービスなどを利用してみるとよいかもしれない。買取店ではメールや電話での相談を随時受け付けている。査定を受ける前に情報を集めておけば、ベストな売り方が選択できるだろう。
