高い機能性と描写力を誇りながらも、コンパクトで軽量設計となっているペンタックスのデジタルバック。中判カメラのユーザーたちから高い評価を受けているペンタックスのデジタルバックは、買取業者に査定を依頼すると高く買い取ってもらえる可能性がある。自宅に使わなくなったペンタックスのデジタルバックがある場合は一度売却も検討してみよう。
この記事ではペンタックスの645のデジタルバックの売却のために必要な知識や、買取相場、少しでも高く買取ってもらうためのコツ、おすすめの買取業者を紹介する。売却の際の参考にしてほしい。
CONTENTS
このコラムには、合法的な広告・宣伝が含まれている可能性があります。また、当社のサービスである「ヒカカク!」と「magi」の紹介も含まれています。
デジタルバックとは
デジタルバックとはフィルムカメラに装着することによって、本来デジタルカメラではないカメラをデジタルカメラとして使用できるようにするための装置だ。写真の撮影に必要なイメージセンサー、画像処理プロセッサなどが組み込まれている。装置によっては液晶モニターやメモリーカードの差し込み口などがついているものもある。
フィルムカメラだけでなく中判カメラや大判カメラにも装着できるデジタルバックも存在する。カメラ本体に装着するだけでデジタルカメラと同等の機能が利用できるようになるため、フィルムカメラでの撮影を楽しみたい人に人気の装置だ。さらに取り外しが自由にできるため、センサーのみの更新やカメラを再びフィルムカメラとして使用することも可能だ。
メーカーによってイメージセンサーの大きさも異なる。イメージセンサーが大きくなれば大きくなるほど価格も高くなる傾向がある。
ペンタックスデジタルバックの特徴
デジタルバックのペンタックス645は中古としても非常に価値があることで知られている。多くの中判カメラユーザーから高い評価を受けているカメラだ。そのため買取業者に査定に出しても、高い価格で買い取ってもらえることもある。以下ではペンタックスのデジタルバック、ペンタックス645について詳しく説明していく。
コンパクトなボディで使いやすい
多くの中判カメラは、スタジオで使うことを前提として作られている。そのためボディが重たく、大きいことが珍しくない。持ち歩くのに適さない設計になっているのだ。
しかしペンタックス645のデジタルバックは、中判カメラの中でも非常にコンパクトなボディとして知られている。重量は1.3kgとデジタルバックの中でも非常に軽量設計だ。軽量なので、屋外での持ち運びもしやすい。
しかもこの軽量でコンパクトなボディの中に、フィルムの自動巻き上げやAEなどを搭載している。さらにペンタックス645には、他社では採用できない固定式アイレベルファインダーが取り入れられている。固定式アイレベルファインダーによって35mmフィルムカメラを使用する感覚で、デジタルバックが利用できるようになるのだ。
世界初AFを搭載した中判カメラ
基本的に中判カメラにはAF機能はついていない。しかしペンタックス645にはAF機能が搭載されている。AF機能を搭載したデジタルバックとしては、ペンタックス645は世界初のカメラとなる。
現在でもAF機能を搭載したデジタルバックは数少ない。そんな中でペンタックス645は非常に価値のあるカメラなのだ。
対応できるレンズの数が多いのもペンタックス645の特徴の一つだ。ペンタックスの古いレンズを数多く持っている人にとって、ペンタックス645は非常に有用なカメラとなることだろう。
使用者の間でも評判の中判カメラ
非常にコンパクトな設計で、持ち運びがしやすい上に、世界初となるAF機能を搭載したペンタックス645のデジタルバックは、中判カメラの使用者からも高い支持を集めている。
カメラ業界の中で比較しても、非常に大きなセンサーを持っていることから、撮りたい写真が撮れると評判だ。センサーの画素数は約5140万画素もあり、フルサイズのセンサーよりも大きい。
シャッタースピードを1/1000秒まで設定することができ、デジタルバックの中でも非常に描写力に優れていると言える。ローアングル・ハイアングルでの撮影もしやすい。
ペンタックスデジタルバックの買取相場
高い操作性と描写力を誇るペンタックスのデジタルバックであるペンタックス645は、買取市場でも高値で取引されることも多い。買取業者の中には、ペンタックス645を38,000円で買い取った実績も存在する。
その他の買取業者でも30,000円前後で買取っているものも少なくない。中古であってもペンタックス645のデジタルバックは高い値段で買い取ってもらえる可能性があるので、使わなくなった機材が自宅にある場合は買い取ってもらうようにしよう。
高く買い取ってもらうためのコツ
ペンタックス645のデジタルバックを少しでも高く買取業者に買い取ってもらうためのコツが存在する。コツをおさえた上で買取業者を利用することによって、買取金額が上乗せされることもある。
特に高い価格で買い取ってもらえる可能性のあるペンタックス645のデジタルバックは、売却の際に慎重になることをおすすめする。悪質な買取業者の中には、価値に見合った価格ではなく安く買い叩こうとするものも存在するためだ。以下に紹介する少しでも高く買い取ってもらうためのコツを意識して、ペンタックス645も売却するようにしよう。
付属品を一緒に査定に出す
ペンタックス645のデジタルバックを買取業者に査定してもらう際には、購入時についてきた付属品も一緒に査定に出すようにしよう。箱や説明書などの付属品を一緒に出すことによって、査定額が高くなることがある。
特にバッテリーやバッテリーの充電器は非常に重要だ。欠品している場合は買取を断られることもある。必ずバッテリーおよび充電器も一緒に査定に出すようにしよう。
買取業者は中古のカメラを買い取ったあと、買取ったカメラを商品として販売する。販売する際に付属品が全てそろっていると、印象がよくなり新しい買い手がつきやすくなるのだ。
そのため、買取業者は付属品がすべてそろった商品は高く買取することができる。新しい買い手が見つかりやすいため、多少高く買い取っても損をしないためだ。
査定に出す前にきれいに掃除をする
実際に査定スタッフに見てもらう前に、カメラをきれいに掃除するようにしよう。乾いた布などでほこりや汚れを拭き取る。きれいになったカメラは印象がよくなり、高価買取してもらえるのだ。
むやみに汚れを落とそうとする必要はない。しかし、細部にたまってしまったほこりなどはブロワーなどで吹き飛ばすようにする。全体的に拭くだけでも、印象は全く変わってくる。
買取価格を査定するスタッフも人間だ。いくら落とせるものでも、汚れが目立つものよりもきれいなものの方が高い買取価格をつけたくなる。スタッフのそういった心理も意識した上で、買取業者に査定を依頼するようにしよう。
売りたいと思ったときに売る
カメラは適切な環境で保管しなければ品質が劣化してしまうものでもある。精密機器でもあるため、保管には気を配るようにしたい。放置しておくだけでも内部の機構が劣化し、故障してしまうこともある。使わないまま長い間放っておくことは危険だ。
そのためカメラを売りたいと思ったらなるべく早く行動を起こすようにしよう。品質が維持されており、劣化していない状態で売却することで、少しでも高く買い取ってもらえる。
基本的にカメラは売りたいと思ったときがもっとも高く売れるタイミングだ。市場での相場を気にするのではなく、最近使っていないと感じたら売却するようにしよう。
複数の商品をまとめて査定に出す
買取業者は複数の商品をまとめて買取する際、買取価格を上乗せすることもある。まとめて買い取ってもらうことで、商品一つあたりの買取金額を値上げしてもらえる。自宅にペンタックス645のデジタルバック以外にも売却したいカメラやカメラ用品があれば、一緒に査定をしてもらうようにしよう。
レンズなども歓迎してもらえるだろう。カメラとレンズがセットになっていると、買取業者も高価買取しやすくなる。自宅に不要になったレンズが多くある場合、ペンタックス645のデジタルバックと一緒に査定に出すことをおすすめする。
いくつかの買取業者に査定を依頼する
査定をしてもらう買取業者を1社に限定するのではなく、なるべく複数の買取業者を利用するようにしよう。少なくとも4〜5社に査定してもらうことによって、損をすることなくお得にペンタックス645のデジタルバックを現金化することができる。
中には悪質な買取業者も存在する。本当は価値あるカメラであるはずなのに、正確な買取価格をつけず、安い値段で買取しようとするのだ。こうした悪質な買取業者に騙されないためにも、複数の買取業者に査定してもらうことをおすすめする。
また、優良な買取業者であっても買取業者によって買取価格が変わってくることも珍しくない。買い取った中古のカメラの販売先によって買取価格も異なる。そしてそれぞれの買取業者で管理している販売ルートも違う。そのため買取価格が各業者によって異なってくるのだ。
もちろんもっとも高い買取価格を提示してきた買取業者を利用した方がより高い現金を手にすることができる。複数の買取業者に査定を依頼し、一番高い価格を出してきた買取業者を利用するようにしよう。
おすすめの買取業者
以下ではペンタックス645のデジタルバックの買取をおこなっている買取業者を3社紹介する。買取業者比較をする際などに参考にしてみてほしい。
カメラ高く売れるドットコム
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラ高く売れるドットコムは、その名の通りカメラの買取を専門におこなっている買取業者だ。他社よりも高く買取することに力を入れているため、他社で出された買取価格を提示することによって買取価格を上乗せしてもらえる可能性もある。
宅配買取であれば全国から利用することが可能だ。商品を店舗まで送るだけで、査定・買取が完了する。全国に店舗を展開しているので、店頭買取も利用しやすい。店舗は全国に10店舗存在する。
マップカメラ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
マップカメラもカメラの買取を専門におこなっている買取業者だ。マップカメラの特徴は買取だけでなく下取りもおこなっている点にある。下取りとはほかのカメラ用品を購入したい際、現在持っている中古のカメラ用品の売却価格分安く購入できるサービスのことで、新しいカメラの購入を検討している人にはおすすめのサービスと言える。
幅広いメーカーのカメラを取り扱っているのもマップカメラの特徴の一つだ。ペンタックスももちろん取り扱いメーカーの一つである。そのためペンタックス645のデジタルバックも相場に見合った正しい価格で買い取ってもらえるだろう。
カメラ買取アローズ
買取価格
スピード
手数料
許可番号
ポリシー
ウイルス
対策
カメラ買取アローズもカメラの買取を専門におこなっている買取業者の一つだ。頻繁にキャンペーンなどを開催している。キャンペーン期間中に査定・買取を依頼すると、買取価格が上乗せされることもあるのでとてもおすすめだ。
キャンペーンの情報はホームページなどから確認できる。少しでも高くペンタックス645のデジタルバックを売却したいのであれば、キャンペーン期間に利用するようにしよう。
買取方法は宅配買取にのみ対応している。申し込みを完了すると、自宅まで無料の梱包セットを送ってもらえる。カメラなどのような精密機器の梱包に慣れていない人でも安心して安全に商品を発送できるだろう。商品がカメラ買取アローズに到着次第、査定・買取をしてもらえる。
まとめ
中判カメラのユーザーから高い評価を受けているペンタックスのデジタルバック。コンパクトで軽量ながらも、機能性に優れているため屋外でも使えると評判だ。さらに高い描写性も評価されている。
買取市場でも人気の商品だ。高い値段で買い取ってもらえる可能性がある。だからこそペンタックスのデジタルバックを売却する際には、慎重になりたいものだ。複数の買取業者を比較した上で売却するようにしよう。
買取業者を利用する際には、ここで紹介したコツをおさえることをおすすめする。買取価格を上乗せしてもらえることもあるので、なるべく意識するようにしよう。